JPH0644754Y2 - 回転式扉構造 - Google Patents

回転式扉構造

Info

Publication number
JPH0644754Y2
JPH0644754Y2 JP358291U JP358291U JPH0644754Y2 JP H0644754 Y2 JPH0644754 Y2 JP H0644754Y2 JP 358291 U JP358291 U JP 358291U JP 358291 U JP358291 U JP 358291U JP H0644754 Y2 JPH0644754 Y2 JP H0644754Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
main body
rotary
auxiliary
door structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP358291U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0498647U (ja
Inventor
龍一 藤江
敏夫 前川
光博 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Ten Ltd filed Critical Denso Ten Ltd
Priority to JP358291U priority Critical patent/JPH0644754Y2/ja
Publication of JPH0498647U publication Critical patent/JPH0498647U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0644754Y2 publication Critical patent/JPH0644754Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、回転式扉の開閉構造に
関し、特に自動車のトランクルーム内等に設置される、
狭い場所で使用される機器の扉を、所定位置で止まるよ
うにした上で、更に力が加わると扉が逃げて破損を防止
するようにした回転式扉構造に関する。
【0002】
【従来の技術】CDオートチェンジャ等の音響機器にお
いて、扉を開閉して中の物を交換する必要のあるもので
は、扉を横にずらすスライド方式と扉を回転する回転方
式の二種類の扉構造が一般的である。スライド方式の場
合、スライド部分が必要であるため扉の倍以上の幅が必
要になり、大きくなるという問題がある。車載用のCD
オートチェンジャはかなりの大きさになるため、運転席
に設置することはできずトランクルーム内に設けられる
のが普通である。CDオートチェンジャは、CDの入っ
たマガジンを交換する必要があり、交換用の扉を有して
いるが、トランクルーム内の空間は限られており、扉の
開閉構造はスライド方式でなく、図3に示すような本体
1に設けられた回転軸5を中心として回転する回転式の
扉構造が使用される。
【0003】図3に示すような回転式扉構造では、扉2
aを開けた時に扉2aが下に垂れ下がるか又は下の床に
当るのは美観上好ましくないため、図3に示すように略
90°開いた回転位置で停止するようにしている。このよ
うに所定の回転位置で停止させるため、図4に示すよう
に所定の回転位置で扉2aの一部が本体1に当ることで
止まるようにしている。このような回転式扉機構は非常
に簡単であり、CDオートチェンジャに限らず広く使用
されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】図4に示すような構造
の扉の場合、コストや扉の重量の点からプラスチックが
使用されるのが一般的である。そのため扉自体の強度は
それほど大きくないため、扉2aを開けた状態で力を加
えると、てこの原理により回転軸5aを支点として本体
1aとの接触部分に大きな力が加わり、この接触部分が
破損するという事故が頻繁に起きている。特にトランク
ルーム内に設置されたCDオートチェンジャでは、トラ
ンクルーム内の空間が限られているため誤って開いてい
る扉に力を加えたり、他の荷物が当るといったことが起
き易く、扉を壊してしまうことがある。扉が壊われると
扉自体が取り付けられなくなり、ほこり等がCDオート
チェンジャの内部に悪影響を与える。
【0005】本考案は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、より破損しにくい回転式扉構造を実現すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案の回転式扉構造で
は、上記問題点を解決するため、扉を所定回転位置で一
旦止まるようにした上で、更に回転可能にして加えられ
た力を逃がすようにする。図1は本考案の回転式扉構造
の基本構造を示す図である。なお従来例の構造を示す図
3及び図4と共通の機能部分は同一番号とし、従来例に
はaを付して表わしてある。
【0007】すなわち本考案の回転式扉構造は、本体1
に設けられた回転軸5を中心として回転する扉2の回転
式扉構造であって、回転軸5を中心として回転する扉2
に、回転軸5を中心として回転可能で且つ本体1に当る
ことにより回転範囲が定められる補助回転部材3を、ば
ね手段4により一体になるように係合することで、扉2
は補助回転部材3が本体1に当る回転位置で止まり且つ
この回転位置で更に力が加われば扉2のみが回転するこ
とを特徴とする回転式扉構造である。
【0008】
【作用】扉2と補助回転部材3は、ばね手段4により一
体になるように係合されているため、扉を閉めた状態か
ら所定角度、すなわち図1では90°回転した開いた位置
までは、一体となって回転する。そして90°開いた状態
で、補助回転部材3は本体1に当って止まるため、ばね
手段4により係合されている扉2も止まる。
【0009】開いた状態で扉2に力が加えられると、補
助回転部材3は本体1に当っているためこれ以上は回転
しないが、扉2はばね手段4に抗して更に回転する。そ
のため従来の回転式扉構造のように本体1に当る部分に
無理な力が加わって破損することがなくなる。また90°
以上に回転した扉1は、図1に示すように本体1が設置
される床6に当って停止する。この状態では扉2と床6
との接触部分と回転軸5の部分に力が加わるため、局部
的に大きな力が加わることはなく、破損することも少な
い。
【0010】
【実施例】図1に示すような補助回転部材3と扉2の回
転軸5の部分の実施例を詳細に示したのが図2である。
この実施例では巻線ばね4を用いて扉2と補助回転部材
3を係合している。扉2は回転しても本体1に当ること
はなく、自由に回転できるようになっている。補助回転
部材3は、図2の回転位置で本体1に当って止まるよう
になっている。逆方向に回転する場合は、もちろん扉が
閉るまで回転可能である。
【0011】図2に示すような状態で扉2が停止するた
め美観上も良い印象を与える。そしてこの状態で扉2に
力が加えられると扉は更に回転して破損しにくくなって
いるが、更に図2の状態にあるものとして操作者は注意
を払うので、扉が途中で停止すること無しにそのまま床
に当って止まる時に比べて大きな破損するような力が加
えられることが少なくなり、この点からも破損が防止さ
れる。
【0012】
【考案の効果】本考案により、所定回転位置で停止する
ため美観上も良好で、且つ破損しにくい回転式扉構造が
実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の回転式扉構造の基本形態を示す図であ
る。
【図2】巻線ばねを用いた実施例の回転軸部分を示す図
である。
【図3】回転式扉を示す図である。
【図4】回転式扉を所定の回転位置で止めるように扉の
一部が本体に当るようにした従来の構造を示す図であ
る。
【符号の説明】
1…本体 2…扉 3…補助回転部材 4…ばね手段 5…回転軸 6…床

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体(1)に設けられた回転軸(5)を
    中心として回転する扉(2)の回転式扉構造であって、
    該回転軸(5)を中心として回転する扉(2)に、該回
    転軸(5)を中心として回転可能で且つ該本体(1)に
    当ることにより回転範囲が定められる補助回転部材
    (3)を、ばね手段(4)により一体になるように係合
    することで、該扉(2)は該補助回転部材(3)が該本
    体(1)に当る回転位置で止まり、且つ該回転位置で更
    に力が加われば該扉(2)のみが回転することを特徴と
    する回転式扉構造。
JP358291U 1991-02-04 1991-02-04 回転式扉構造 Expired - Lifetime JPH0644754Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP358291U JPH0644754Y2 (ja) 1991-02-04 1991-02-04 回転式扉構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP358291U JPH0644754Y2 (ja) 1991-02-04 1991-02-04 回転式扉構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0498647U JPH0498647U (ja) 1992-08-26
JPH0644754Y2 true JPH0644754Y2 (ja) 1994-11-16

Family

ID=31732621

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP358291U Expired - Lifetime JPH0644754Y2 (ja) 1991-02-04 1991-02-04 回転式扉構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0644754Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0498647U (ja) 1992-08-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09228714A (ja) 車両用スライド扉全開保持装置
JPH0585265A (ja) 車両用格納式ミラー装置
JPH0644754Y2 (ja) 回転式扉構造
JPH10278656A (ja) ドア及びカップホルダの開閉機構
JP2868065B2 (ja) 開閉カバーの損傷防止機構
JPH0119740Y2 (ja)
JP2557056Y2 (ja) 安全機能付き自動車用収納装置
JP2618061B2 (ja) ヒンジ装置
JPH0356605Y2 (ja)
JPH0124293Y2 (ja)
JPH0726528Y2 (ja) 開閉機構のロック装置
JP2535581Y2 (ja) エンジンカバーのロック機構
JP3190310B2 (ja) 扉開閉用ハンドル装置
JP2000272428A (ja) 車両用物入れの蓋体開閉機構
JP2550197Y2 (ja) 操作ノブの取付構造
JPS6272874A (ja) 自動車の床蓋用ロック・シリンダつきロック
JP2575371Y2 (ja) 回転軸の支持装置
JPH02117238U (ja)
JPS6093768U (ja) バレルの扉開閉装置
JPS6013970Y2 (ja) シリンダ錠の回転蓋
JPH082357Y2 (ja) 車両用ドアロック装置
JP2567903Y2 (ja) 開閉ドアのロック装置
JPS584299Y2 (ja) 扉装置
JP2000073629A (ja) アウトサイドハンドル
JPH0725891Y2 (ja) カセットデッキ蓋開閉保護装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19950502