JPH0644668Y2 - プレッシャーロールの清掃装置 - Google Patents

プレッシャーロールの清掃装置

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Publication number
JPH0644668Y2
JPH0644668Y2 JP24292U JP24292U JPH0644668Y2 JP H0644668 Y2 JPH0644668 Y2 JP H0644668Y2 JP 24292 U JP24292 U JP 24292U JP 24292 U JP24292 U JP 24292U JP H0644668 Y2 JPH0644668 Y2 JP H0644668Y2
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JP
Japan
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roll
cleaning
pressure roll
pressure
water
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Expired - Lifetime
Application number
JP24292U
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English (en)
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JPH0556427U (ja
Inventor
弘信 榮嶋
Original Assignee
株式会社ムサシノキカイ
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Filing date
Publication date
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  • Cleaning In General (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はエクストルジョンラミネ
ーターに関し、特にそのプレッシャーロールの清掃装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】紙等の基材1に樹脂フィルム2をラミネ
ートする場合、基材供給装置から供給された基材1はク
ーリングロール4とプレッシャーロール5の接触点でT
ダイ3から押出された高温の樹脂フィルム2とラミネー
トされる。
【0003】この場合、クーリングロール4側は高温の
樹脂フィルム2で、プレッシャーロール5側は基材1と
なるように配置され、又プレッシャーロール5は耐熱ゴ
ム製で、所定圧力でクーリングロール4に押付けられて
おり、押圧力をドクターロール6で付与されている。
【0004】一般にラミネートする場合、基材1の幅よ
り樹脂フィルム2の幅の方が多少広くとっており、この
部分が直接プレッシャーロール5に接触してプレッシャ
ーロール5側に付着してしまうことがある。このような
状態を放置しておくと、やがては基材1の裏側に付着す
る等の不良の原因となってしまう。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】この不良原因を除去す
るためにはプレッシャーロール5を随時清掃することが
必要であるが、一定条件のもとでTダイ3から樹脂フィ
ルム2を押出しているので、装置の運転を停止すること
は大きな無駄が発生してしまうことになる。このため、
装置を運転中にプレッシャーロール5をブラシで清掃し
ていたが、極めて危険な作業である。
【0006】本考案は上述の問題を解決して、安全、か
つ効果的で自動的に動作可能なプレッシャーロールの清
掃装置を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、エクストルジョンラミネーターのクーリングロー
ル4とプレッシャーロール5間で基材1を樹脂フィルム
2とラミネートする装置において、前記プレッシャーロ
ール5の下側に設けられた洗浄ロール8と、この洗浄ロ
ール8と前記プレッシャーロール5間に設けられたクリ
ーニングロール7とよりなり、前記洗浄ロール8にはそ
の下側に洗浄水11を前記洗浄ロール8に供給するため
に貯留する水槽10と、洗浄ロール8の表面を清掃する
スクレーパー9を具備し、前記クリーニングロール7は
表面が水洗可能で、乾燥後は粘着性が回復する粘着性ゴ
ムでコーティングされ、前記プレッシャーロール5又は
前記洗浄ロール8の何れかに交互に接触せしめる上下動
装置を具備しているものである。
【0008】なお、前記クリーニングロール7には前記
洗浄ロール8で水洗後、その表面を乾燥させる温風装置
を具備したものである。
【0009】
【実施例】図1は本考案のプレッシャーロールの清掃装
置を設けたラミネーターの要部の構成図である。樹脂フ
ィルム2を押出すTダイ3の真下に接触点Pが来るよう
にクーリングロール4とプレッシャーロール5が水平に
配置され、プレッシャーロール5は更にクーリングロー
ル4と反対側に配置されたドクターロール6でクーリン
グロール4に押圧されている。なお、プレッシャーロー
ル5は耐熱ゴム製で前記接触点Pでクーリングロール4
の全幅にわたって一定圧で押圧しているものである。
【0010】上述のプレッシャーロール5の真下にはこ
のプレッシャーロール5と平行になるように洗浄ロール
8が配置されている。この洗浄ロール8は金属製で、下
側が水槽10に貯留してある洗浄水11に浸漬してお
り、横には表面の汚れを掻き落とすスクレーパー9が設
けられている。
【0011】又、プレッシャーロール5と洗浄ロール8
の間にはこれらと平行にクリーニングロール7が配置さ
れている。このクリーニングロール7は図示しない上下
動装置で上下させてプレッシャーロール5又は洗浄ロー
ル8の何れかに接触するように構成されている。
【0012】上述の説明はプレッシャーロール5に対す
る清掃装置であるが、同様な清掃装置をクーリングロー
ル4の下側に設けても良いことは勿論である。
【0013】更に、クリーニングロール7の大きな特徴
は、粘着性を有し、かつ水洗可能なゴムでコーティング
されている。このゴムは乾燥時は粘着性を有し、ごみ等
を付着するが、付着したごみ等は水洗で簡単に除去する
ことが可能である。この付着したごみ等を水洗で除去し
た後、温風乾燥器等で乾燥させることが必要である。こ
のため、クリーニングロール7には図示しない温風乾燥
器が設けられている。
【0014】なお、前記洗浄ロール8は円筒状のブラシ
で構成しても良いことは勿論である。
【0015】次に上述の清掃装置の動作について説明す
る。プレッシャーロール5の清掃の場合には、図示しな
い上下動装置でクリーニングロール7を上昇させて回転
中のプレッシャーロール5に接触させる。接触時間は最
低でもプレッシャーロール5が1回転する時間が必要で
ある。このようにすると、プレッシャーロール5の表面
の汚れはクリーニングロール7の粘着力によりプレッシ
ャーロール5からクリーニングロール7に移行し、プレ
ッシャーロール5の表面は清掃された状態となる。
【0016】次にクリーニングロール7を下げて洗浄ロ
ール8に接触させると、洗浄ロール8の表面に付着して
いる洗浄水11によりクリーニングロール7の表面のゴ
ムの粘着力はなくなり、付着していたプレッシャーロー
ル5からの汚れは洗浄ロール8に移行し、水槽10内の
洗浄水11で洗い落とされ、なお残った汚れはスクレー
パー9で掻落とされる。
【0017】洗浄完了後、クリーニングロール7は一旦
洗浄ロール8から離れ、図示しない温風装置からの温風
で乾燥され、粘着力を回復してから更に上昇してプレッ
シャーロール5に接触して再びプレッシャーロール5の
クリーニングを行う。
【0018】なお、クーリングロール4の清掃の場合に
は、上述のラミネート作業終了後、上述のプレッシャー
ロール5の清掃と同じ作業を実施すれば良い。
【0019】これらの動作は図示しない制御装置で自動
化することも可能である。
【0020】
【考案の効果】上述のように、装置が動作中にクリーニ
ングを行うもので、しかも自動的に行うので、従来の人
手による清掃のような危険はない。
【0021】ブラシ清掃と異なり、付着したごみが周囲
に飛び散ることがなく、作業場の環境の改善効果が大き
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のプレッシャーロールの清掃装置を設け
たラミネーターの要部の構成図である。
【符号の説明】
1 基材 2 樹脂フィルム 3 Tダイ 4 クーリングロール 5 プレッシャーロール 6 ドクターロール 7 クリーニングロール 8 洗浄ロール 9 スクレーパー 10 水槽 11 洗浄水 P 接触点

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エクストルジョンラミネーターのクーリ
    ングロールとプレッシャーロール間で基材を樹脂フィル
    ムとラミネートする装置において、前記プレッシャーロ
    ールの下側に設けられた洗浄ロールと、この洗浄ロール
    と前記プレッシャーロール間に設けられたクリーニング
    ロールとよりなり、前記洗浄ロールにはその下側に洗浄
    水を前記洗浄ロールに供給するために貯留する水槽と、
    洗浄ロール表面を清掃するスクレーパーを具備し、前記
    クリーニングロールは表面が水洗可能で、乾燥後は粘着
    性が回復する粘着性ゴムでコーティングされ、前記プレ
    ッシャーロール又は前記洗浄ロールの何れかに交互に接
    触せしめる上下動装置を具備していることを特徴とする
    プレッシャーロールの清掃装置。
  2. 【請求項2】 前記クリーニングロールには前記洗浄ロ
    ールで水洗後、その表面を乾燥させる温風装置を具備し
    たことを特徴とする請求項1のプレッシャーロールの清
    掃装置。
JP24292U 1992-01-08 1992-01-08 プレッシャーロールの清掃装置 Expired - Lifetime JPH0644668Y2 (ja)

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JP24292U JPH0644668Y2 (ja) 1992-01-08 1992-01-08 プレッシャーロールの清掃装置

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JP24292U JPH0644668Y2 (ja) 1992-01-08 1992-01-08 プレッシャーロールの清掃装置

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Publication Number Publication Date
JPH0556427U JPH0556427U (ja) 1993-07-27
JPH0644668Y2 true JPH0644668Y2 (ja) 1994-11-16

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JP24292U Expired - Lifetime JPH0644668Y2 (ja) 1992-01-08 1992-01-08 プレッシャーロールの清掃装置

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EP2979841B1 (en) * 2013-03-27 2018-07-04 Toray Industries, Inc. Sweeper and flattening roller, plastic film manufacturing device that uses same, and manufacturing method
WO2016063920A1 (ja) * 2014-10-21 2016-04-28 リケンテクノス株式会社 化粧シートの製造方法

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Publication number Publication date
JPH0556427U (ja) 1993-07-27

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