JPH064463A - バスの制御装置 - Google Patents

バスの制御装置

Info

Publication number
JPH064463A
JPH064463A JP16297392A JP16297392A JPH064463A JP H064463 A JPH064463 A JP H064463A JP 16297392 A JP16297392 A JP 16297392A JP 16297392 A JP16297392 A JP 16297392A JP H064463 A JPH064463 A JP H064463A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bus
address
bit
cpu
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16297392A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Ebihara
均 蛯原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP16297392A priority Critical patent/JPH064463A/ja
Publication of JPH064463A publication Critical patent/JPH064463A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bus Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンピュータのレジスタのアドレス空間にデ
バイスデータをマッピングする際にデバイスのバス幅が
コンピュータのバス幅より小さくしても無駄なアドレス
空間を発生させない様なバスの制御装置を得る。 【構成】 コンピュータ1のバス幅より小さいデバイス
6をバスに接続する際にバス切換器2を設けてアクセス
アドレス情報によりデータバスを切換制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンピュータ(CPU)
のアドレス空間にデバイスデータをマッピングする際の
バスの制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えば32ビットのCPUに
16ビットのデバイス及び32ビットのデバイス等を接
続させる様に、CPUのバス幅よりデバイスである資源
のバス幅が小さいか等しい様なデバイスのマッピング方
法としては図12に示す様な資源割当てが行なわれてい
た。図12は通常の例えば、32ビットのCPUにデバ
イス情報R1,R2,R3,R4を持つ16ビットのデ
バイスと同じくデバイス情報R5,R6を持つ32ビッ
トのデバイスを混在させた場合のレジスタのマッピング
状態を示している。
【0003】即ち、アドレス0×00,0×04,0×
08,0×0Cに対し、32ビットの下位の16ビット
のデータD0〜D15側(以下、下位ワードと記す)の
みに16ビットのデバイスのデバイス情報R1,R2,
R3,R4を格納し、32ビットのうち残りの16ビッ
トの上位データD16〜D31側(以下、上位ワードと
記す)は空状態と成される。
【0004】更に、アドレス0×10,0×14に対
し、32ビットのデバイスの1ワードのデバイス情報R
5,R6を格納している。
【0005】この様なレジスタへの格納状態をソフトウ
エアモデルの(データ構造体:C言語)で表現すると図
13の如く表すことになる。ここで、shortは16
ビットのデバイスをintは32ビットのデバイスを示
し、Pad0, Pad1, Pad2,Pad3の様にア
ドレス空間を空けるための穴埋め用変数であり、上位ワ
ードを埋める穴埋め用変数Pad1〜Pad3を必要と
する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来構成で説明
した様に、32ビットのCPUに16ビットのデバイス
を接続する様な場合、32ビットの上位16ビットのレ
ジスタのアドレス空間は空と成されるために、このアド
レス空間は2倍の領域を消費することになる。
【0007】更に、CPUが有するエンディアン(ENDI
AN)方式の問題がある。即ち、CPUのバス幅に比べ
て、小さいバス幅を有するデバイスを接続する場合に上
述では32ビットの下位ワード側にデバイス情報(以下
資源と記す)R1,R2,R3,R4を格納し、上位側
を空としたリトル、エンディアン方式について説明した
が、32ビットの上位ワード側に資源R1,R2,R
3,R4を格納し、下位ワードを空とする様なビック、
エンディアン方式があり、この様な割り当て方法は製造
メーカの設計によって異なるために、例えば複数のCP
Uが共通の資源をアクセスする場合には、資源位置が混
合されて多くの問題が生ずる。
【0008】即ち、異なるバス幅を有する複数のCPU
が、同一のデバイスを共有制御する様な場合には、バス
幅の小さいCPUに合せて配置されているデバイスをバ
ス幅の大きいCPUが制御しようとしてアドレスを参照
すると、アドレスのピットがシフトしてしまうためにデ
ータ構造体(C言語)のレジスタモデルが図13に示す
様に複雑に成るだけでなく、バス幅の小さいCPUとバ
ス幅の大きいCPUで共通化出来なくなり、ソフトウエ
ア作成時の効率を著しく低下させる等の問題があった。
【0009】本発明は叙上の問題点を解消するために成
されたもので、その目的とするところはCPUのレジス
タのアドレス空間を有効に使用し、データの構造体を共
通化出来るバス制御装置を得る様にしたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明は、
その例が図1に示されている様に、2n ビットのバス幅
を有するコンピュータ1と、このコンピュータ1のデー
タバスに接続され、複数の入出力ポートを有し、任意ポ
ートの選択が可能なバス切換器2と、このバス切換器2
に接続された2m (2m ≦2n )ビットのバス幅を有す
る複数のデバイス5及び6と、コンピュータ1からアド
レスが供給されアドレスデコードデータを出力するアド
レスデコーダ4と、このアドレスデコーダ4からのアド
レスデコードデータが供給される制御回路3とを具備
し、この制御回路3からの制御信号に基づいてバス切換
器2を切換制御して成ることを特徴とするバス制御装置
である。
【0011】本発明の第2の発明は、その例が図8に示
されている様に、2n ビットのバス幅を有するデバイス
を制御する第1のコンピュータ1Aと、2m (2m <2
n )ビットのバス幅を有するデバイスを制御する第2の
コンピュータ1Bと、第1及び第2のコンピュータ1A
及び1B間のデータバスに接続され、入出力ポートを有
し、任意ポートの選択が可能なバス切換器2と、第1及
び第2のコンピュータ1A及び1Bからアドレスが供給
され、アドレスデコードデータを出力する第1及び第2
のアドレスデコーダ4A及び4Bと、この第1及び第2
のアドレスデコーダ4A及び4Bからの第1及び第2の
アドレスデコードデータが供給される制御回路と、第1
及び第2のコンピュータ1A及び1Bからのアドレス間
に介在され、制御回路で制御されるバス方向切換器7と
を具備し、制御回路3からの制御信号に基づいてバス切
換器2を切換制御して成ることを特徴とするバス制御装
置である。
【0012】
【作用】本発明の第1のバス制御装置によれば、CPU
よりバス幅の小さい資源をレジスタのアドレスにマッピ
ングする際に、1ワード中に見掛け上つめて資源を格納
し、データ領域の圧縮を行なう様にしたので、CPUの
アドレス空間を有効に利用することの出来るものが得ら
れる。
【0013】本発明の第2のバス制御装置によれば、異
なるバス幅を持つ複数のCPUが同一のデバイスを共有
し、夫々のCPUで制御する場合にデータ構造体のレジ
ストモデルを共通化することが可能となるため、CPU
のバス幅を意識することなく、ソフトウエアを完成させ
ることが出来る。
【0014】
【実施例】以下、本発明のバス制御装置の一実施例を図
1乃至図7で詳記する。
【0015】図1は本発明のバス制御装置で、1つのC
PUに異なるバス幅を有するデバイスを接続して制御さ
せる場合の一実施例を示す系統図である。
【0016】図1で1は例えば32ビットのCPUであ
り、このCPU1のプロセッサ側のデータバスを下位側
の16ビットPD0〜PD15と上位側PD16〜PD
31(上下ワード)とし、このバスの一端をバス切換器
(BU5.E×changer:BEX)2の入力ポートA,Bに
接続する。
【0017】このBEX2の出力ポートX,YはI/O
空間の下位ワードの16ビットのデータバスLD0〜L
D15と、上位ワードの16ビットのデータバスLD1
6〜LD31に接続されている。
【0018】上位及び下位ワード用のデータバスLD0
〜LD15及びLD16〜LD31の他端は32ビット
のデバイス5に接続され、下位又は上位ワード用の16
ビットデータバスLD0〜LD15又はLD15〜LD
31のいずれかには16ビットのデバイス6が接続され
ている。
【0019】又、32ビットのCPU1のアドレスバス
PAがアドレスデコーダ4に接続されている。
【0020】このアドレスバスPAで32ビットのワー
ド中の16ビットの位置を以後、本明細書ではPA2で
表すものとする。
【0021】アドレスデコーダ4はCPU1からのアド
レスをデコードしてアドレスデコードデータを制御回路
3に出力する。
【0022】制御回路3はCPU1によってコントロー
ルされると共にアドレスデコーダ4からのアドレスデコ
ードデータに基づいて、各デバイス5又は6を選択する
信号を出力すると共に,各デバイス5又は6のバス幅を
調べる、例えば16ビットデバイス6並に32ビットデ
バイス5の資源を夫々R1 ,R2 ,R3 ,R4 並に
5 ,R6 とすると、この資源によりバス幅の判断を行
ってBEX2を切り換える制御信号をBEX2に供給す
る。
【0023】このBEX2は、上述の例では2ポートの
入力A,Bと2ポート出力X,Yを設けた場合を説明し
たが、64ビットを1ワードとする場合に入出力ポート
を8ビット単位に切換える様に入出力ポートを4個ずつ
にする様に接続してもよく、要は複数の入出力ポートが
あって、夫々のポートが反対側の任意のポートをn:1
で選択出来ればよい。
【0024】例えば、8ビットの入力ポートが3つあっ
た場合、これらの3入力ポートの各ビット毎の3ビット
を1ビット分の出力として8ビット分の出力ポートを構
成させる様にすればよい。
【0025】上述の構成に於ける動作のフローチャート
を図2に、夫々の動作時の資源の流れを図3乃至図5
に、更にレジスタのマッピング時の資源構成とレジスタ
の構造体のソフトウエアを図6及び図7に示し、以下こ
れらを説明する。
【0026】図2は本例の流れ図を示すもので、CPU
1がアクセスを開始するスタート状態から第1ステップ
ST1に進められると、制御回路3はCPU1が32ビ
ットのデバイス6をアクセスするのかをみる。ここでN
Oであれば更に、第2ステップST2に進んで、CPU
1が16ビットのデバイス5をアクセスするものかをみ
る。ここでもNOであれば第3ステップST3に進んで
別処理に入り、第3ステップST3の別処理後はエンド
に至る。
【0027】第2ステップST2で32ビットデバイス
5がアクセスされているYESの場合には第4ステップ
ST4に示す様にBEX2のA及びBの入力ポートとX
及びYの出力ポートを直結することで図5に示す様に3
2ビットのデバイス5に資源のアクセスを行なうことが
可能と成り、32ビットデバイス5へのリード及びライ
トが可能となる。第4ステップ終了後はエンドに至る。
【0028】第4ステップST4の表示で32ビットの
デバイス5へのライトの場合はBEX2の入出力ポート
はA−>X,B−>Yとなり、32ビットのデバイス6
からのリードの場合はA<−X,B<−YとなるのでA
<−>X,B<−>Yで示してある。
【0029】第2ステップST2が16ビットのデバイ
ス6を選択したYESの場合は第5ステップST5に進
む、第5ステップST5では16ビットのデバイスか否
かを制御回路3がみることになる。この16ビットのデ
バイスか否かの情報はアドレスデコーダ4に持っていて
32ビットのCPUのアクセスアドレスが16ビットで
あることをアドレスレコーダ4が検出すると、アドレス
デコードデータとして、制御回路3に供給する。制御回
路3はアクセスされたデバイスが16ビットデバイスで
あることを確認し、YESであれば、制御信号をBEX
2に供給することになり、NOであれば第4ステップS
T4に戻って、BEX2は直結され32ビットのデバイ
ス5をアクセスすることになる。
【0030】第5ステップST5がYESの状態では更
にアドレスPA2=0か否かをみる。このPA2は先に
説明した様に例えば、32ビットのCPU1でのバス幅
の16ビットの位置を表しているからPA2=0は下位
ワードを、PA2=1では上位ワードを示すことにな
る。
【0031】第6ステップST6でPA2=0の場合、
及びPA2=1の場合、共に第7及び第8ステップST
7及びST8に進み、ビックエンディアン方式か否かを
判断する。
【0032】第7ステップST7でビックエンディアン
方式であるYESの場合は第9ステップST9でBEX
2は図4に示す様に入力ポートAと出力ポートが直結さ
れる動作を行って資源R2,R4がアクセスされてエン
ドに至る。
【0033】第8ステップST8で同じくビッグエンデ
ィアン方式であるYESの場合は第10ステップST1
0に進んでBEX2は図3に示す様に入力ポートBと出
力ポートXとが直径される動作を行って、資源R1,R
3がアクセスされる。
【0034】更に第7及び第8ステップST7及びST
8が共にNOであれば互に反対側の第10及び第9ステ
ップST10及びST9を選択する。すなわに、CPU
1がビッグエンディアン方式でないリトルエンディアン
方式であれば上位ワードと下位ワードが反転する様なB
EX2の切換制御が成されビッグエンディアン方式及び
リトルエンディアン方式のCPU1に対応可能なバスの
制御装置が得られる。
【0035】上述の実施例ではBEX2の入出力ポート
をA,B並にX,Yの2ポートの入出力としたが、前記
した様に2ポート以上のnポートとすることが出来る。
この場合、BEX2をn:1のセレクトし、例えば3ポ
ート入出力を有するものであれば図2に示す第3ステッ
プST3の別処理を8ビットがアクセスしたか否かをみ
て、第5ステップST5と同様に8ビットデバイスか否
かをみて、BEX2を切換制御すればよいことは明白で
ある。
【0036】この様に本例によって改善されたアドレス
マッピングの例を図6に示す。図6は従来の図12と同
様に、32ビットCPU1に16ビットのデバイス6と
32ビットのデバイス5を付けた場合のアドレスマッピ
ングを示す。従来資源R1〜R6のレジスタを通常の方
法でマッピングした場合にアドレスは0×00〜0×1
7まで空間を消費するが、本例の場合は0×00〜0×
0Fに圧縮される。尚、カッコ内はリトルエンディアン
の場合を示している。
【0037】又、C言語で表されるソフトウエアモデル
(データ構造体)も図7に示すようにStruct r
eq setの宣言後は16ビットを表すshortで
アドレス0×00,0×04に資源R1,R2,R3,
R4を上位ワード側からつめて格納して行き、32ビッ
トのワードはintとしてアドレス0×08,0×0C
に資源R5,R6を格納して行けばよいことになる。依
って図13に示したPad0〜Pad3の穴埋め用変数
も不要となって簡単なソフトウエアの構築が可能とな
る。
【0038】上述の実施例では1つのCPU1にバス幅
が異なる複数のデバイスを接続してアクセスする場合を
説明したが、図8以下に32ビットCPU1Aと16ビ
ット1Bが各資源を共有している場合を説明する。
【0039】図8で図1との対応部分には同一符号を付
して重複説明を省略するも、本例では32ビット用CP
U1AのデータバスPD0〜PD15及びPD15〜P
D31はBEX2の入力ポートA,Bに接続され、且つ
32ビットのデバイス5をアクセスする様に成されてい
る。
【0040】16ビット用CPU1BのデータバスPD
0〜PD15はBEX2の出力ボ.トX又はYに接続さ
れ、且つ16ビットデバイス6をアクセスする様に構成
されている。又、32ビット及び16ビットCPU1A
及び1Bは夫々第1のアドレスデコーダ4A及び第2の
アドレスデコーダ4BにアドレスバスPAを介してアド
レスが与えられると共に、これら第1及び第2のアドレ
スデコーダ4A及び4Bに供給されるアドレスはバス方
向切換器7を介して第1のアドレスデコーダ4A側から
第2のアドレスデコーダ4B側に或は第2のアドレスデ
コーダ4B側から第1のアドレスレコーダ4A側にアド
レス交換が可能に出来ると共に遮断も出来る様に成され
ている。
【0041】第1及び第2のアドレスデコーダ4A及び
4Bからは第1及び第2のアドレスデコードデータを制
御回路3に出力すると共に制御回路3は32ビットCP
U1A及び16ビットCPU1Bと相互に接続され、コ
ントロールが成される。
【0042】制御回路3からはバス切換器7及びBEX
2に制御信号を供給して切換制御が行なわれる。
【0043】上述の構成で通常は32ビットCPU1A
が32ビットデバイス5をアクセスする場合、並に16
ビットCPU1Bが16ビットデバイス6をアクセスす
る場合は各々が独立に閉バスを介してローカルアクセス
動作をしている。
【0044】然し、複数のCPU1A及び1Bが共通の
資源をアクセスする例えば16ビットCPU1Bが32
ビットのデバイス5をアクセスする場合は特に問題はな
いが32ビットCPU1Aが16ビットデバイス6をア
クセスする場合にはアドレスのシフトが発生する問題が
あった。
【0045】本例では、特にバス幅の大きい方からバス
幅の小さいデバイスをアクセスする時に有効となる。
【0046】図9は図8の流れ図を示すものであり、C
PUはアクセス開始のスタートから第1ステップSTE
1で32ビットCPU1Aから16ビットCPU1Bの
資源(16ビットデバイス6)へのアクセスか否かをみ
る。この第1ステップSET1でNOであれば第2ステ
ップSET2で逆に16ビットCPU1Bから32ビッ
トCPU1Aの資源(32ビットデバイス5)へのアク
セスかをみる。この第2ステップSTE2がNOであれ
ば第3ステップSET3に進む。
【0047】第3ステップSTE3では夫々のCPU1
A及び1Bのブロック内でのローカルアクセスであるの
でBEX2は分離されていて、結合されることはない。
即ちBEX2の入力ポートA及びBと出力ポートX及び
Yは切り離されていて、第3ステップSTE3終了後は
エンドに至る。
【0048】第1ステップSET1で32ビットCPU
1AからのアドレスPAを第1のアドレスデコーダ4A
がみて、第1のアドレスデコードデータを制御回路3に
伝送する。制御回路3は制御信号を16ビットCPU1
Bに送って16ビットCPU1Bを停止させる。
【0049】更に制御回路3はバス方向切換器7を接続
して32ビットCPU1Aのアドレスバスを結合する。
【0050】同様に第2ステップSET2の場合は第5
ステップSET5に進められ、第4ステップSTE4と
は逆に32ビットCPU1Aを停止させて、バス方向切
換器7をオンさせてアドレスバスを開放し、16ビット
CPU1Bのアドレスバスを結合する。
【0051】この第4及び第5ステップSET4及びS
TE5終了後は図2で説明したと同様の第6乃至第10
ステップST6乃至ST10によってBEX2の入力ポ
ートAと出力ポートX或は入力ポートBとXとを結合さ
せる様な切換操作が成されてデータの送受信を行なう。
【0052】この様に動作した時のアドレスマッピング
を図10に示す。即ち32ビットデバイス5に対し、1
6ビットアクセスを2回に分けて行なうことでローカル
デバイスのアドレスは両CPUで一致するのでソフトウ
エアの共通化も可能となる。
【0053】即ち、図10はビックエンディアン方式
(カッコ内はリトルエンディアン方式)の場合で16ビ
ットCPUの資源は下位ワードからアドレス0×00に
R1,R2とつめて格納され、同様にアドレス0×04
にR3,R4と格納されるため図12の様なアドレス空
間に空を生じないのでアドレス空間の有効利用が可能と
なる。
【0054】更にこの図10で示すアドレスマッピング
の32ビットCPU1Aを用いたレジスタ構造体(C言
語)は図7と全く同一とすることが出来る。
【0055】又、16ビットCPUのアドレスマップを
図11に示す。ここでは16ビットCPU1Bの資源は
アドレス0×00,0×02,0×04,0×06に格
納され32ビットCPU1Aの資源はアドレス0×0
8,0×0A,0×0C,0×OEにR5UP,R5L
W,R6UP,R6LWと格納される。ここでUPは上
位ワード、LWは下位ワードを示す。この場合のレジス
タ構造体も図7と全く同一でよいためにデータ構造体の
レジスタモデルを16ビットCPU1B及び32ビット
CPU1Aで共通化出来て、CPUのバス幅を意識せず
にソフトウエアを書くことが出来るようになった。又、
BEX2を使って、CPUのエンディアン方式を反転さ
せることが可能であり、このため、異なるエンディアン
を持つCPUを結合して、同一デバイスを共有する場合
にも構造体を共通化できるなどの効果を有する。
【0056】
【発明の効果】この発明によれば、CPUのバス幅より
小さいデバイスでも効率の良いアドレスマッピングがで
きるため、CPUのアドレス空間をより有効に使うこと
ができる。また、異なるバス幅のCPUが同一のデバイ
スを共有した場合にも、レジスタモデルなどのデータの
構造体を共通化することが可能となるため、CPUのバ
ス幅を意識せずにソフトウエアを書くことができる。更
に、データバスの切換機構を使って、CPUのエンディ
アン方式の切換を外部でさせることも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のバスの制御装置の一実施例を示す系統
図である。
【図2】本発明のバスの制御装置の一実施例を示す流れ
図である。
【図3】本発明のバスの制御装置の資源R1及びR3ア
クセス時のデータの流れ図を示す図である。
【図4】本発明のバスの制御装置の資源R2及びR4ア
クセス時のデータの流れを示す図である。
【図5】本発明のバスの制御装置の資源R5及びR6ア
クセス時のデータの流れを示す図である。
【図6】本発明のバスの制御装置のレジスタのマッピン
グを示す図である。
【図7】本発明のバスの制御装置のレジスタの構造体を
示す図である。
【図8】本発明のバスの制御装置の他の実施例を示す系
統図である。
【図9】本発明のバスの制御装置の他の実施例を示す流
れ図である。
【図10】本発明のバスの制御装置の32ビットCPU
のレジスタのマッピングを示す図である。
【図11】本発明のバスの制御装置の16ビットCPU
のレジスタのマッピングを示す図である。
【図12】従来のCPUのレジスタのマッピングを示す
図である。
【図13】従来のCPUのレジスタ構造体を示す図であ
る。
【符号の説明】
1,1A, 32ビットCPU 1B 16ビットCPU 2 BEX 3 制御回路 4,4A,4B アドレスデコーダ 5 32 ビットデバイス 6 16 ビットデバイス 7 バス方向切換器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2n ビットのバス幅を有するコンピュー
    タと、 上記コンピュータのデータバスに接続され、複数の入出
    力ポートを有し、任意ポートの選択が可能なバス切換器
    と、 上記バス切換器に接続された2m (2m ≦2n )ビット
    のバス幅を有する複数のデバイスと、 上記コンピュータからアドレスが供給されアドレスデコ
    ードデータを出力するアドレスデコーダと、 上記アドレスデコーダからのアドレスデコードデータが
    供給される制御回路とを具備し、 上記制御回路からの制御信号に基づいて上記バス切換器
    を切換制御して成ることを特徴とするバス制御装置。
  2. 【請求項2】 2n ビットのバス幅を有するデバイスを
    制御する第1のコンピュータと、 2m (2m <2n )ビットのバス幅を有するデバイスを
    制御する第2のコンピュータと、 上記第1及び第2のコンピュータ間のデータバスに接続
    され、入出力ポートを有し、任意ポートの選択が可能な
    バス切換器と、 上記第1及び第2のコンピュータからアドレスが供給さ
    れ、アドレスデコードデータを出力する第1及び第2の
    アドレスデコーダと、 上記第1及び第2のアドレスデコーダからの第1及び第
    2のアドレスデコードデータが供給される制御回路と、 上記第1及び第2のコンピュータからのアドレス間に介
    在され、上記制御回路で制御されるバス方向切換器とを
    具備し、 上記制御回路からの制御信号に基づいて上記バス切換器
    を切換制御して成ることを特徴とするバス制御装置。
JP16297392A 1992-06-22 1992-06-22 バスの制御装置 Pending JPH064463A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16297392A JPH064463A (ja) 1992-06-22 1992-06-22 バスの制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16297392A JPH064463A (ja) 1992-06-22 1992-06-22 バスの制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH064463A true JPH064463A (ja) 1994-01-14

Family

ID=15764803

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16297392A Pending JPH064463A (ja) 1992-06-22 1992-06-22 バスの制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH064463A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0863425A (ja) * 1994-08-02 1996-03-08 Motorola Inc インタバス・バッファ
JP2018143633A (ja) * 2017-03-08 2018-09-20 Necエンベデッドプロダクツ株式会社 回路装置、回路装置の制御方法及びプログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0863425A (ja) * 1994-08-02 1996-03-08 Motorola Inc インタバス・バッファ
JP2018143633A (ja) * 2017-03-08 2018-09-20 Necエンベデッドプロダクツ株式会社 回路装置、回路装置の制御方法及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5987581A (en) Configurable address line inverter for remapping memory
US5127096A (en) Information processor operative both in direct mapping and in bank mapping, and the method of switching the mapping schemes
JPS629456A (ja) デ−タ転送装置
JPH064463A (ja) バスの制御装置
CN100343839C (zh) 一种用于把外部存储器访问转换成处理核心中局部存储器访问的方法和设备
JPS58168149A (ja) マイクロプログラム制御装置
JPH1083367A (ja) 周辺装置制御
JPH0997211A (ja) バス制御装置、及びバス制御装置を含む情報処理装置
JP2860655B2 (ja) 並列命令実行型プロセッサ
TW426848B (en) Redundant form address decoder for memory system storing aligned data
JP2733753B2 (ja) コンピューター用データの入出力制御回路及び入出力制御方法
JP2000020397A (ja) キャッシュメモリ制御装置
KR100279715B1 (ko) 타 유니트내의 메모리 구동 제어장치
JPH06309270A (ja) Dpramに内蔵のインタラプト制御回路
JPH0514293B2 (ja)
JPH05189304A (ja) 半導体記憶装置
JPH03126143A (ja) 中央処理装置の周辺回路
JPH0934776A (ja) 情報処理装置および方法
JP2003015866A (ja) プロセッサ
JPS61253550A (ja) デ−タ処理システム
JP2000067026A (ja) 半導体装置
JPH03219344A (ja) マイクロプロセッサ
JPH01269128A (ja) マイクロコンピュータ
JPH04177439A (ja) シングルチップ・マイクロコンピュータ
JPH01248258A (ja) 入出力ポート多重化方式