JPH0644635A - 光・磁気カ−ドの製造方法 - Google Patents

光・磁気カ−ドの製造方法

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Publication number
JPH0644635A
JPH0644635A JP4158974A JP15897492A JPH0644635A JP H0644635 A JPH0644635 A JP H0644635A JP 4158974 A JP4158974 A JP 4158974A JP 15897492 A JP15897492 A JP 15897492A JP H0644635 A JPH0644635 A JP H0644635A
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JP
Japan
Prior art keywords
optical
recording layer
magnetic
optical recording
layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP4158974A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Oki
裕 大木
Masato Yamamura
真人 山村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0644635A publication Critical patent/JPH0644635A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光、及び磁気的にデータを読み出すことがで
きるカードの製造方法の提供。 【構成】 ベース2の上にバット11に収容されている
光記録媒体となる有機材料が供給され、光記録層3が形
成され、次にカレンダ、乾燥を行うフィルム処理部13
に供給される。光記録層3が形成されたベース2は、次
に蒸着装置14に供給され、ここでコバルト系の金属が
蒸着され、磁気記録層が形成される。この磁気記録層は
光記録層3に対しては、反射層となり、光データの読み
出しが行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、磁気、および光によ
って記録されている情報が読み出される光・磁気カード
の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、銀行のキャッシュカード、クレジ
ットカード、その他多くの分野で登録した顧客を識別す
るIDカードが普及してるが、これらのカードの大部分
は磁気ストライプを記録媒体としたものである。そのた
め、顧客に対する情報量が多くなると1枚のカードに各
種のデータを記録することができない。そこで、多量の
データが記録できる光記録領域が形成されている光・磁
気カードが開発されている(特開昭58−500462
号公報)。
【0003】第1図(a)、(b)はかかる光・磁気カ
ードの一例を示すもので、Cはプラスチック材料で形成
されている基板、Pはバーコード等が記録されている光
ストライプ、Mは磁性体からなる磁気ストライプであ
る。この光・磁気カードは光ストライプPの部分に多量
の情報が書き込めるので、カードの識別能力がアップす
るが、基板Cの一側面に光ストライプP、および磁気ス
トライプMが形成されているためカードの発行者や、持
主を記入する領域や、サイン欄が狭くなるという問題が
ある。
【0004】第2図(a)、(b)は基板Cの表、裏面
にそれぞれ光ストライプP、および磁気ストライプMを
設けたものである。この場合は、カードの記載が従来の
磁気カードと殆ど変わらないが、カードの製造工程が複
雑になりカードコストが増加する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、第3図にス
トライプに部分の断面を拡大して示しているように、光
ストライプPは光記録材料層P1 、反射層P2 ベース層
3 からなるテープを基板Cの一面に接着固定し、磁気
ストライプMも磁気材料層M1 、ベース層M2 からなる
テープを他面に接着固定するため、両テープの位置合わ
せが2回にわたって行われること、ストライプを製造す
る機械設備が2組必要になること等によって歩留りが悪
くなり、コストアップになる。特に、コーティング工程
は反射層P2 を含めて3回必要になり、製造効率も悪く
なるという欠点がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明はかかる実状に
かんがみてなされたもので、製造方法が簡易化されるこ
とによって製造コストが低下する光・磁気カードを提供
するものである。この発明は、有機材からなる光記録層
の一側面に反射層を形成するとともに磁気記録層となる
蒸着テープ層を形成したものをストライプ状に切断し、
これを基板の一側面に貼布または融着して光・磁気カー
ドを形成したものである。したがって、反射層を特別に
設ける必要がないので、記録部分が一枚のストライプで
構成でき、カードの製造コストが低下するという利点が
ある。
【0007】
【実施例】第4図はこの発明の光・磁気カードの断面を
拡大図として示したもので、透明なプラスチックからな
る基板1の一側面にはベース2、光記録層3、磁気記録
層4からなるストライプが接着されている。5は保護膜
の部分である。前記光記録層3は後述するようにフタロ
シアミン、スピロピラン、アゾ染料等の有機材料をバイ
ンダとともに溶剤で溶かしたものであり、磁気記録層4
はコバルト系金属を真空蒸着または無電解メッキによっ
て形成したものである。
【0008】以上の構成からなるこの発明の光・磁気カ
ードは、点線で示した磁気ヘッドHを保護膜5に当接し
て移動すると磁気記録層4に記録されているデータを読
み出すことができる。また、コバルト系金属を蒸着した
磁気記録層4はきわめて光の反射率が高いので、基板1
側面から光をレンズLを介して照射すると、透明となっ
ている基板1、ベース2を透過した光が磁気記録層4に
よって反射されるので、反射光のパターンを検出する
と、光記録層3に記録されているデータを読み取ること
ができる。
【0009】第5図は、上記した光・磁気カードを製造
するために、前記光記録層3、および磁気記録層4をベ
ース2の上に形成する工程の概要を示したもので、10
a、10bはポリエステル等からなるベース2を移動し
ているローラ、11は有機材料からなる光記録媒体をバ
インダとともに溶剤で溶かした材料を収容しているバッ
ト(VAT)、12a、12bは移送ローラ、13はカ
レンダ、乾燥等を行うフィルム処理部、14は蒸着装置
である。
【0010】透明なベース2はバット11を通過する
時、光記録材料で表面がグラビアコート、もしくはドク
タコートにより被覆される。そして、そのあとフィルム
処理部13において各種の処理をした後、コーティング
された光記録層3の表面に蒸着装置14によって、さら
にコバルト系金属が蒸着される。そして、再びカレンダ
をかけた後スライサによって所定幅に切断され、記録ス
トライプが形成される。
【0011】なお、蒸着にかえて無電解メッキ法で磁気
記録層4を形成してもよく、光記録層3の上にSio2
やTiのバッファ層を形成し、その上に蒸着するように
してもよい。このようにして製造された記録ストライプ
は、別工程で接着剤によって基板1の所定位置に固定さ
れるが、接着剤を使用しないで保護膜5によって固着し
てもよい。
【0012】第6図はこの発明の光・磁気カードの他の
構造を示したもので、1´はプラスチックからなる基
板、2´はベース、3´は光記録層、4´は蒸着テープ
層、5´は保護膜である。この構造は記録ストライプの
部分が市販されている蒸着テープの上に光記録層3´を
塗布することによって製造できるようにしたものであ
る。したがって、蒸着テープ層4´に記録されているデ
ータと、光記録層3´に記録されているデータは、基板
1´の表面から読み出すことになるので基板1を透明体
で構成する必要がない。
【0013】光記録層3´のデータの読み出しは、第4
図の場合と同様に蒸着テープ層4´が反射層を形成する
ので、光を照射した時の反射光から読み出すことができ
る。しかし、磁気データを読み出す時は磁気ヘッド
(H)が光記録層3´の表面から接触することになるの
で、 スぺーシングロスを少なくするため光記録層3´
を数μm以下にすることが好ましい。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の光・磁
気カードの製造方法は、記録ストライプ部分が光記録層
と、反射率の高い蒸着テープを直接積層することによっ
て構成されているので、光記録層に対する反射層を省略
することができる。また、記録ストライプが基板の一側
面に設けられているので、カードの製造方法が簡単にな
りコストダウンとなるという効果がある。また、基板の
ストライプが配置されている側に保護膜が形成されてい
るので、記録ストライプを保護し、該ストライプが基板
から剥離しないようすることができるという利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の光・磁気カードの平面図と側面である。
【図2】従来の他の構造を示す光・磁気カードの平面図
と側面図である。
【図3】ストライプの部分を拡大した断面図である。
【図4】本発明の一実施例を示す光・磁気カードの一部
断面図である。
【図5】記録ストライプの製造方法を説明するための概
要図である。
【図6】本発明の他の実施例を示す光・磁気カードの一
部断面図である。
【符号の説明】
1、1´ 基板 2、2´ ベース 3、3´ 光記録層 4 磁気記録層 4´ 蒸着テープ層 5、5´ 保護膜

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光透過性を有するベースに有機材料から
    なる光記録層を形成し、上記光記録層の一側面に磁性材
    料を被着形成することによって磁気記録層を形成した後
    に所定の幅で切断して記録ストライプを形成し、上記記
    録ストライプを基板に固着するようにしたことを特徴と
    する光・磁気カードの製造方法。
JP4158974A 1992-05-27 1992-05-27 光・磁気カ−ドの製造方法 Pending JPH0644635A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4158974A JPH0644635A (ja) 1992-05-27 1992-05-27 光・磁気カ−ドの製造方法

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JP4158974A JPH0644635A (ja) 1992-05-27 1992-05-27 光・磁気カ−ドの製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0644635A true JPH0644635A (ja) 1994-02-18

Family

ID=15683446

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4158974A Pending JPH0644635A (ja) 1992-05-27 1992-05-27 光・磁気カ−ドの製造方法

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JP (1) JPH0644635A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4948978A (ja) * 1972-09-13 1974-05-11
JPS58500462A (ja) * 1981-02-27 1983-03-24 ドレクスラ−・テクノロジイ・コ−ポレ−ション 自動テラ−マシン等のバンキングカ−ド

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4948978A (ja) * 1972-09-13 1974-05-11
JPS58500462A (ja) * 1981-02-27 1983-03-24 ドレクスラ−・テクノロジイ・コ−ポレ−ション 自動テラ−マシン等のバンキングカ−ド

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