JPS6180632A - 光読み取りカ−ド及びその製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）発明の目的 ［産業上の利用分野１ この発明は光読み取りカードに関するものである。

近年、ＩＤカードやキャッシュカードやバンクカードと
して７ｒ種の情報を記録したカードが曽及して来ている
ヮ ［従来の技術１ この種のカードには個人データや発行会社のデータ等の
各種の情報を記録する必要があり、初期の段階において
は、そのような情報を可視的な文字や記号で記録し・で
おり、また、後記の段階においては磁気を使用した電気
１２号で記録しているが、改ざんの防出や情報量の増加
に対応する必要がある。

そのために、最近、レーザ技術を応用したレ−リ°カー
ドが開発されて末ている。このレーリ゛カードは光学反
射材層を持つ情報記録媒体を備えるもので、光学反射面
にはデータビットや案内トラックとしＣ機能する凹凸を
形成し、その凹部及び凸部の光学反射の差によってレー
ザによりデータビットや案内トラックを検出し、情報を
読み取るように構成したものである。

しかるに従来、この光学反射面の凹凸を形成するには、
基板上にレジストまたは蒸着金属膜を施したものにレー
ザー光を照射してデータビットや案内トラックのパター
ンを形成し、これにニッケルメッキ等を行ないマスクを
得、このマスクから７１１−、スタンバを経て型を製作
し、ポリカーボネートやアクリル等の透明プラスチック
材料を用いてｑ」出成形などで複製し、記録面にアルミ
ニウム反射膜を施して作成していた。この工程は極めて
煩雑で、型製作まで時間がかかり、加えて高額な費用を
必要とするため、緊急の生産や多品棒受ロフトの注文に
応じるには不適当な方法であった。

［発明が解決しようとする問題点１ この発明は」−記の如さ事情に鑑みてなされたちのＣあ
って、そのようなデータビットや案内トラックとして機
能する光学反射面の凹凸の形成を迅速に行なうことがで
き、従って、量産が可能で、安価な光読み取りｔｌ−ド
及びその製造方法を提供することを目的とするものであ
る。

（ロ）発明の構成 し問題を解決するための手段］ この目的に対応して、この発明の光読み取りカードは、
光学的な反射面の有無によって情報を記録した反甲面を
有し前記光学的な反射面の有無をレジストリフト法によ
り形成した光読み取り媒体を、カード暴体上に貼着して
なることを特徴としでいる。

また、この発明の光読み取りカードの製造方法は、基板
上にレジス１−を塗布し、前記塗布したレジス［・にデ
ータビットや案内トラック等のパターンを形成してある
マスクを露光、現像して前記パターンを転写し、前記パ
ターンを転写した前記レジスト上に読み取り光に対して
高反射率を有する膜を形成し、しかる後に前記レジスト
をリフトオフして前記基板上に前記パターンを有する前
記膜を持つ光読み取り媒体を作成し、前記光読み取り媒
体をカード基体に貼着することを特徴としている。

以下、この発明の詳細を一実施例を示す図面について説
明する。

第１図において１は光読み取りカードである。

光読み取りカード１はカード基体２の片面若しくは両面
に光読み取り媒体３を貼着してなるものである。

カード基体２は光読み取りカード１の強度を保証するも
ので、このようなカード基体２は紙、ＰｖＣ等の合成樹
脂板、或いは金属薄板を使用することができる。

光読み取り媒体３は第２図及び第３図に示すように基板
４の上に光学反射材層５を形成したものである。

幕板４としてはポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂、
ガラス等の）ヒ透過性の良い材料で構成されている。光
学反射１層５は基板４上に蒸着され、かつ穴状のγ−ツ
タピット６溝状の案内トラック７が形成されたものであ
る。従って、データビット６や案内１−ラック７の部分
では基板４の表面がｎ出しているが、す根４の蒸着面は
光学反射材層５で９われている。光学反射材層５は先高
反射性を有する材料からなる薄膜で構成され、そのよう
な材料としてはＡＩ、Ｃｕ、Ａｇ、Ｎｉ、Ｃｒ。

Ｚｎ　、３ｎ等を用いることができる。この光学反射＋
Ａ　Ｒ５は上記の如き材料を基板４上に蒸着して形成さ
れ、また光学反射材層５に形成されるデータビット６や
案内トラック７のパターンはそのようなパターンを持つ
マスクや、写真フィルムから転写されたものである。こ
のような転写はレジストリフトオフ法によってなされた
ものである。

カードＲ体２に光読み取り媒体を貼着している接着剤８
は読み取り光に対して吸収率、透過率が大きいものを使
用する。

次に以上のような光読み取りカードの製造方法を第４図
についＣ説ｉｌｌりる。

まず、基板４」二にレジスト１１をスピンコードする（
第４図（ａ））。このレジスト１１はポジ型のものでも
よく、またネカ型のものでもよい。

次にデータビットや案内トラックのパターンを待つマス
ク１２をレジスト１１上に密着させ露光する（第４図（
ｂ））。

次に露光したレジスト１１を現像する。これによってパ
ターンのレジスト１１への転写が完了し、レジスト１１
にはデータビットや案内トラックに対応した凹凸が形成
され、凹部にはレジストが除去されて存在せず、基板４
の表面が露出し、残余の部分ではレジスト１１が基板４
の表面を覆っている（第４図（Ｃ））。

次にレジスト１１の上から光学ｉＤｊ材５ａを蒸着する
。光学反射材５ａはレジスト１１上に蒸着し、かつ、四
部の基板表面が露出している部分ではその露出している
基板表面に直接蒸着する（第４図（ｄ））。

次にレジスト１１をリフトオフする。これによってレジ
スト１１上の光学反射材もレジスト１１とと乙に除去さ
ｔし、結局、光学反射材５ａのうら基！ＦＡ表面に直接
蒸着された光学反射材だけが残り、これか光学反射材−
５（第１図〜第３図）を構成する。

この光学反射材層５は基板４と協働してマスク１２のデ
ータビット及び案内トラックを転写させて表現している
。こうして光読み取り媒体３が完成する。（第４図（ｅ
））、。

次にこの光読み取り媒体３の光学反射材ＷＩ５の上に接
着剤８を塗布しく第４図（ｆ））、光読み取り媒体３を
カード基体２の片面、若しくは必要に応じて両面に貼着
する（第４図（ｇ））。

最後に規定のカード形状に打ち抜いて光読み取りカード
１を完成させる（第４図（ｈ））。

［作用及び効果］ このように構成された光読み取りカードにおいては、表
面のカード基体１の上面からレーザ光で照射し、光学反
射材層５で反射させて、反射光を読み取る場合に、光学
反射材層５の有無による反射の差によってデータビット
６及び案内トラック７を読み取ることができる。

このような光読み取りカードはレジストリフトオフ法と
いう写真技術ないし転写技術によって作成することがで
きるので、カードの製造及び発行を安価かつ迅速にする
ことができ、大量生産時の出産性にすぐれると共に、多
品極少ロフトの注文にも迅速かつ安価に対応することが
可能である。

しかも、この光読み取りカードはデータビットを数１０
μｍから数μｍ４方のサイズに小さくすることができる
のでデータの１為造が困難であり、カードの改ざんを防
止することができる。

また、この光読み取りカードはカードサイズにおいてＢ
Ｋ　　Ｂｙｔｅ　〜数Ｍ　　Ｂｙｔｅまでの大ｆｆ１（
７）データの記憶ができ、情報量の増大に容易に対応す
ることができる。

さらに、この光読み取りカードは′ｆ４１気カードとは
異なり磁場の影響を受けないので、データの破壊の恐れ
がなく、取扱いが容易である。

【図面の簡単な説明】

第１図は光読み取りカードの断面拡大説明図、第２図は
光読み取り媒体の斜視拡大説明図、第３図は光読み取り
媒体の断面拡大説明図、及び第４図は光読取りカードの
製造過程を示す工程説明図である。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）光学的な反射面の有無によつて情報を記録した反
   射面を有し前記光学的な反射面の有無をレジストリフト
   法により形成した光読み取り媒体を、カード基体上に貼
   着してなることを特徴とする光読み取りカード。
2. （２）基板上にレジストを塗布し、前記塗布したレジス
   トにデータビットや案内トラック等のパターンを形成し
   てあるマスクを露光、現像して前記パターンを転写し、
   前記パターンを転写した前記レジスト上に読み取り光に
   対して高反射率を有する膜を形成し、しかる後に前記レ
   ジストをリフトオフして前記基板上に前記パターンを有
   する前記膜を持つ光読み取り媒体を作成し、前記光読み
   取り媒体をカード基体に粘着することを特徴とする光読
   み取りカードの製造方法。