JPH0644633B2 - 浮遊ゲート型不揮発性メモリの製造方法 - Google Patents

浮遊ゲート型不揮発性メモリの製造方法

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JPH0644633B2
JPH0644633B2 JP62287931A JP28793187A JPH0644633B2 JP H0644633 B2 JPH0644633 B2 JP H0644633B2 JP 62287931 A JP62287931 A JP 62287931A JP 28793187 A JP28793187 A JP 28793187A JP H0644633 B2 JPH0644633 B2 JP H0644633B2
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floating gate
film
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silicon film
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泰信 斎藤
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B41/00Electrically erasable-and-programmable ROM [EEPROM] devices comprising floating gates

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  • Non-Volatile Memory (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、導電性浮遊ゲート電極にシリコンを使用した
Flotox(Floating−gate tunn
el oxide)型不揮発性メモリの製造方法に関す
る。
[従来の技術] Flotox型不揮発性メモリ集積回路装置は、浮遊ゲ
ート電極に対する電荷の注入及び放出により書込み及び
消去を行う。従来の不揮発性メモリの製造方法において
は、半導体基板上にゲート絶縁膜を形成した後、CVD
法により原料ガスSiHを熱分解してシリコン膜を堆
積させ、このシリコン膜をパターニングすることにより
浮遊ゲート電極を形成している。このシリコン膜は比較
的高い温度で熱分解することにより形成されたものであ
り、多結晶シリコンの構造を有している。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、上述した従来の導電性浮遊ゲート電極の
形成方法においては、この浮遊ゲート電極が多結晶シリ
コン膜により構成されるため、導電性浮遊ゲート電極と
の間の電荷の注入及び放出の際に、導電性浮遊ゲート電
極の多結晶シリコン膜の表面のアスペリティ(突起)に
電界が集中し、上層の薄いゲート絶縁膜であるシリコン
酸化膜に電界ストレスが印加される。このため、書込み
及び消去を繰り返した場合の特性(以下、疲労特性とい
う)が劣化するという問題点がある。
なお、導電性浮遊ゲート電極を形成する際に、CVDの
原料ガスであるSiHガスの熱分解温度を低下させて
ゲート絶縁膜上にアモルファスシリコン膜を成長させ、
浮遊ゲート電極表面のアスペリティを改善するという方
法が考えられるが、この場合はアモルファスシリコンの
成長速度が遅いため、スループットが低下してしまうと
いう相反する問題点がある。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、
書込み及び消去を繰り返した場合の疲労特性が劣化しな
い浮遊ゲート電極を迅速に形成することができ、スルー
プットが高い浮遊ゲート型不揮発性メモリの製造方法を
提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明に係る浮遊ゲート型不揮発性メモリの製造方法
は、半導体基板上にゲート絶縁膜を形成する工程と、C
VD法により原料ガスを熱分解してシリコン膜を前記ゲ
ート絶縁膜上に堆積させる工程と、このシリコン膜をパ
ターニングして浮遊ゲート電極を形成する工程と、を有
し、前記シリコン膜の堆積工程においては、原料ガスの
熱分解温度を変化させて下部が多結晶シリコン構造であ
り上部がアモルファスシリコン構造であるシリコン膜を
形成することを特徴とする。
[作用] 本発明においては、半導体基板上にゲート絶縁膜を形成
した後、SiHガス等の原料ガスを熱分解してCVD
法によりシリコン膜を前記ゲート絶縁膜上に堆積させ
る。この場合に、原料ガスの熱分解温度を変化させて、
例えば、その熱分解温度を徐々に低下させる。そうする
と、初期に堆積した部分(下部)は多結晶構造を有し、
後期に堆積する部分(上部)はアモルファス構造を有す
る。このため、このシリコン膜をパターニングして形成
された浮遊ゲート電極は、上部がアモルファスシリコン
により占められているので、アスペリティが改善され、
その上の薄い上層ゲート縁膜(シリコン酸化膜)には大
きな電界ストレスが印加されることはない。従って、書
込み及び消去を繰り返した場合の疲労特性が劣化するこ
とはない。また、CVD成膜の初期は熱分解温度が高い
ので、このシリコン膜は比較的迅速に形成され、スルー
プットが低下することはない。
[実施例] 次に、本発明の実施例について添付の図面を参照して説
明する。
第1図(a)乃至(c)は、本発明の実施例方法を工程順に示
す断面図である。第1図(a)に示すように、先ず、シリ
コン基板5の主表面上に厚さが数1000Å以上と比較
的厚いフィールド酸化膜3をLOCOS法により形成し
て素子分離領域2を区画する。
次いで、Flotox型不揮発性メモリセルを形成する
能動領域1の基板表面を熱酸化してゲート絶縁膜である
シリコン酸化膜4を約100Åの厚さで形成する。
次いで、第1図(b)に示すように、SiHガスを原料
ガスとする減圧気相成長(LPCVD法)により、導電
性浮遊ゲート電極となるシリコン膜6を約1000Åの
厚さで形成する。この場合に、SiHの熱分解温度の
成膜の過程で変化させる。つまり、シリコン膜6の形成
初期においては、熱分解温度を約600乃至650℃の
比較的高温に設定し、形成しようとするシリコン膜6の
所要最終膜厚の少なくとも1/2以上の部分をこの条件で
形成する。これにより、この部分は多結晶シリコンの構
造を有する。次いで、熱分解温度を徐々に低下させ、最
終的に600℃以下の温度にまで低下させて成膜し、こ
の条件で数100Åの厚さのアモルファスシリコンを形
成する。このようにして、上部がアモルファスシリコン
の構造を有し、下部が多結晶シリコンの構造を有するシ
リコン膜6が形成される。
次いで、第1図(c)に示すように、シリコン膜6に熱拡
散によりリンをドープし、アニールした後、フォトリソ
グラフィ技術によりシリコン膜6をドライエッチングし
てFlotox型不揮発性メモリの導電性浮遊ゲート電
極7を形成する。そして、この導電性浮遊ゲート電極7
を熱酸化して上層のゲート絶縁膜である薄いシリコン酸
化膜8を形成する。
これにより、シリコン膜6及び浮遊ゲート電極7の表面
のアスペリティが改善され、シリコン酸化膜8に大きな
電界ストレスが印加されることはない。このため、浮遊
ゲート電極7の疲労特性が向上する。更に、シリコン膜
6の所要膜厚の少なくとも1/2以上の部分は、高い熱分
解温度で成膜した多結晶シリコンが占めているから、ア
モルファスシリコンのみを成長させた場合に起こるスル
ープットの低下が回避され、迅速にFlotox型不揮
発性メモリ集積回路を製造することができる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明に係る浮遊ゲート型不揮発
性メモリの製造方法によれば、導電性浮遊ゲート電極形
成のスループットを低下させることなく、繰り返して書
込み及び消去をした場合の疲労特性が向上した浮遊ゲー
ト型不揮発性メモリを製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)乃至(c)は本発明の実施例方法を工程順に示す
断面図である。 1;能動領域、2;素子分離領域、3;フィールド酸化
膜、4,8;シリコン酸化膜、5;シリコン基板、7;
導電性浮遊ゲート電極

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板上にゲート絶縁膜を形成する工
    程と、CVD法により原料ガスを熱分解してシリコン膜
    を前記ゲート絶縁膜上に堆積させる工程と、このシリコ
    ン膜をパターニングして浮遊ゲート電極を形成する工程
    と、を有し、前記シリコン膜の堆積工程においては、原
    料ガスの熱分解温度を変化させて下部が多結晶シリコン
    構造であり上部がアモルファスシリコン構造であるシリ
    コン膜を形成することを特徴とする浮遊ゲート型不揮発
    性メモリの製造方法。
JP62287931A 1987-11-14 1987-11-14 浮遊ゲート型不揮発性メモリの製造方法 Expired - Fee Related JPH0644633B2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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US5599727A (en) * 1994-12-15 1997-02-04 Sharp Kabushiki Kaisha Method for producing a floating gate memory device including implanting ions through an oxidized portion of the silicon film from which the floating gate is formed

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JPS6257224A (ja) * 1985-09-06 1987-03-12 Toshiba Corp 半導体装置の製造方法

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