JPH0644552A - 磁気テープ及びテープカセット - Google Patents

磁気テープ及びテープカセット

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JPH0644552A
JPH0644552A JP2178492A JP2178492A JPH0644552A JP H0644552 A JPH0644552 A JP H0644552A JP 2178492 A JP2178492 A JP 2178492A JP 2178492 A JP2178492 A JP 2178492A JP H0644552 A JPH0644552 A JP H0644552A
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JP
Japan
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magnetic
tape
layer
pattern
support
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JP2178492A
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English (en)
Inventor
Shu Ishiguro
周 石黒
Yasushi Nakano
寧 中野
Noboru Koyama
▲のぼる▼ 小山
Shigeto Goto
成人 後藤
Kazuo Nakamura
一生 中村
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 <構成> 磁気記録層12とは反対側の非磁性支持体10の
面側から所定のパターンが読み取られるように該パター
ンの形成手段20をテープに設けたこと。 <効果> 上記パターンの識別によって、容易に海賊版
か否かを判別することができる。また、海賊版の製造業
者が生テープに加工して類似品を製造しようとしても、
製造は極めて困難である。また、パターン形成手段は非
磁性着色層等でよいため、海賊版防止用の信号を加える
必要がなく、こうした信号を加えるための装置が不要で
あって低コストとなり、かつソフトの映像の画質を損な
うことはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気テープ及びテープ
カセットに関するものである。
【0002】
【従来技術】近年、いわゆるAV(オーディオ・ビジュ
アル)時代の到来に伴い、パッケージ化された視覚メデ
ィアの需要、生産量はつとに高まっており、特に大量の
生ビデオや音楽、映画、アニメ、舞台等を収録したビデ
オ商品が、市販製品として、或いはレンタルビデオとし
て、日々大量に消費されている。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】しかし、ビデオ業界
等においては、ビデオ用機器等の普及に伴い、正当な著
作権者やその承認を受けていない者が、画像の予め記録
されたビデオソフトの内容をダビングし、いわゆる海賊
版を大量に生産、販売していることがある。
【0004】このような海賊版においては、ビデオ業界
等では海賊版が出回るのを防止したいという強い要請が
ある。従って、技術的に海賊版を防止し、業界全体の利
益を保持する手段が要請されている。
【0005】こうした海賊版防止の技術的手段として
は、例えばホログラム(シール)を利用したものや、テ
ープカセット全面にあるリッドと称される前蓋を着色し
たもの等がある。或いは、映像信号に別の信号を加えて
ダビングを不可能にしたものもある。
【0006】しかし、これらの手段では海賊版の製造業
者でも容易に模倣できるため、海賊版防止に必ずしも有
効とは言えない。しかも、コストアップとなり、また元
のソフトの映像の画質を損なうことがある。
【0007】他方、磁性層を上、下2層とし、そのうち
下層に顔料又は染料を含有させ、上層と色別できるよう
にした技術が、特開昭62−231426号公報に示されてい
る。これによれば、下層の色によって上層の塗布ぬけや
塗布むらを判別できるものの、海賊版の防止はできな
い。
【0008】しかも、磁性層の下層に顔料等を含有させ
ているため、同下層中の磁性粉(一般には黒褐色)の色
と混ざって上層とのコントラストが悪く、しかも磁性層
に多量の顔料を含有させるために下層の電磁変換性能等
に悪影響を与えることがある。このことは、単層の磁性
層にカーボンブラック等を含有させて遮光性を出してい
た媒体にも同様に当てはまる。
【0009】
【発明の目的】本発明の目的は、模倣が困難で、購買者
にも正当な市販品であることが容易に識別でき(従って
効果的に海賊版の出現を防止でき)、かつ、低コストに
してテープ性能も良好に維持できる磁気テープ及びテー
プカセットを提供することにある。
【0010】
【発明の構成】即ち、本発明は、非磁性支持体と、この
非磁性支持体上に設けられた磁気記録層とを有し、この
磁気記録層とは反対側の前記非磁性支持体の面側から見
たときに所定のパターンが読み取られるように該パター
ンが設けられている磁気テープに係るものである。
【0011】また、本発明は、画像信号、音声信号等の
所定の信号が磁気記録される磁気テープと、この磁気テ
ープを収納するカセットケースとからなるテープカセッ
トにおいて、前記磁気テープが、非磁性支持体と、この
非磁性支持体に設けられた磁気記録層とを有し、この磁
気記録層とは反対側の前記非磁性支持体の面側から見た
ときに所定のパターンが読み取られるように該パターン
が前記磁気テープに設けられていることを特徴とするテ
ープカセットも提供するものである。
【0012】更に、本発明は、画像信号、音声信号等の
所定の信号が磁気記録されている磁気テープと、この磁
気テープを収納するカセットケースとからなるビデオ用
のテープカセットにおいて、前記磁気テープが、非磁性
支持体と、この非磁性支持体に設けられた磁気記録層と
を有し、この磁気記録層とは反対側の前記非磁性支持体
の面側から見たときに所定のパターンが読み取られるよ
うに該パターンが前記磁気テープ(特に、非磁性支持体
と磁気記録層との間)に設けられており、このパターン
によって該ビデオ用のテープカセットが海賊版か否かの
判別を可能にしたことを特徴とするビデオ用のテープカ
セットも提供するものである。
【0013】なお、上記した非磁性支持体は光学的に透
明であることが好ましいが、この「光学的に透明」と
は、可視光に対して透明であるか、或いは完全に透明で
なくても内層の色やパターンが判別できるように可視光
を透過させることを意味する。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。
【0015】図1〜5は、本発明の第1の発明に基く各
磁気テープを示すものである。
【0016】図1、図2に示すテープ41は、透明基板
(ベースフィルム)10の一方の面上に、所定パターンの
非磁性着色層11と磁気記録層12とを順に積層したもので
ある。
【0017】磁気記録層12に用いられる強磁性粉末とし
ては、γ−Fe2O3 、Co含有γ−Fe2O3 、Co被着γ−Fe2O
3 、Fe3O4 、Co含有Fe3O4 、Co被着Fe3O4 、Co含有磁性
FeOx(3/2>x>4/3)、CrO2等の酸化物磁性体が挙げられ
る。また、バリウムフェライト等の六方晶フェライト、
窒化鉄も使用される。
【0018】強磁性金属粉末も使用可能であり、この例
としてはFe、Ni、Co、をはじめ、Fe−Al系、Fe−Al−Ca
系、Fe−Al−Ni系、Fe−Al−Zn系、Fe−Al−Co系、Fe−
Ni系、Fe−Ni−Co系、Fe−Ni−Si−Al−Mn系、Fe−Ni−
Si−Al−Zn系、Fe−Al−Si系、Fe−Ni−Zn系、Fe−Ni−
Mn系、Fe−Ni−Si系、Fe−Mn−Zn系、Fe−Co−Ni−P
系、Co−Ni系等、Fe、Ni、Co等を主成分とするメタル磁
性粉等が挙げられ、更にこれらの金属磁性体に添加剤と
してCu、Cr等の元素またはこれらの化合物を含ませても
よい。
【0019】磁気記録層12には潤滑剤(例えばシリコー
ンオイル、グラファイト、二硫化モリブデン、二硫化タ
ングステン、炭素原子数12〜20の一塩基性脂肪酸(例え
ばステアリン酸)や、炭素原子総数13〜40個の脂肪酸エ
ステル等)、研磨剤(例えばα−Al2O3)、帯電防止剤
(例えばカーボンブラック、グラファイト)、分散剤
(粉レシチン)等を添加してよい。
【0020】また、磁気記録層に用いるバインダとして
は、非磁性着色層11も同様であってよいが、平均分子量
が約10000 〜200000のものがよく、例えば塩化ビニル−
酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−塩化ビニリデン共重
合体、塩化ビニル−アクリロニトリル共重合体、ポリ塩
化ビニル、ウレタン樹脂、ブタジエン−アクリロニトリ
ル共重合体、ポリアミド樹脂、ポリビニルブチラール、
セルロース誘導体(セルロースアセテートブチレート、
セルロースダイアセテート、セルローストリアセテー
ト、セルロースプロピオネート、ニトロセルロース
等)、スチレン−ブタジエン共重合体、ポリエステル樹
脂、各種の合成ゴム系、フェノール樹脂、エポキシ樹
脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、フェノキシ樹脂、シリコ
ン樹脂、アクリル系反応樹脂、高分子量ポリエステル樹
脂とイソシアネートプレポリマーの混合物、ポリエステ
ルポリオールとポリイソシアネートの混合物、尿素ホル
ムアルデヒド樹脂、低分子量グリコール/高分子量ジオ
ール/イソシアネートの混合物、及びこられの混合物等
が例示される。
【0021】これらのバインダは、−SO3M、−OSO3M 、
−COOM及び−PO(OM')2からなる群より選ばれた少なくと
も1種の極性基(但し、Mは水素原子或いはNa、K、Li
等のアルカリ金属原子を表し、また、M'は水素原子、N
a、K、Li等のアルカリ金属原子或いはアルキル基であ
る。)を含有するのが磁性粉等の分散性の点で好まし
い。
【0022】非磁性着色層11は、上記のバインダの他、
アルミナ、酸化チタン等の白色顔料、酸化クロム等の緑
色顔料、クロムイエロー、酸化チタン等の黄色顔料、ベ
ンガラ等の赤色顔料等が含有される。これらの顔料の粒
径は0.1 〜10μmがよく、0.1 〜2μmであるのが一層
好ましい。
【0023】非磁性着色層11には、上記顔料に代え、或
いは併用して、フタロシアニン染料、アゾ染料、アント
ラキノン染料、インジゴイド染料、ニトロおよびニトロ
ソ染料、キノリン染料、メチン染料、チアゾール染料、
キノンイミン染料、アジン染料、オキサジン染料、チア
ジン染料、アゾイツク染料、ジフェニルメタン染料、ト
リフェニルメタン染料、キサンテン染料、アクリジン染
料、酸化染料、硫化染料、フタレイン染料、アミノケト
ン染料、オキシケトン染料等を含有させることができ
る。
【0024】非磁性着色層11において、顔料又は染料の
含有割合は、バインダ 100重量部当り 100〜10000 重量
部とするのがよく、 300〜3000重量部が更によい。
【0025】また、同層11の膜厚は、 0.1〜10μmがよ
く、 0.5〜6μmが一層好ましい。
【0026】非磁性着色層11は磁気記録層12とは異なる
色に着色されている。そして、非磁性着色層11には、そ
の塗布形成時に、予め文字、図形、模様等のパターンの
非塗布部分20が形成されるようにしておく。即ち、塗布
方式としては、非磁性着色層11をグラビア印刷で上記の
パターンに形成し、磁気記録層12の方は押し出しコータ
ーによる塗布で形成する。この場合、非磁性着色層11の
塗布後、一旦乾燥してから磁気記録層12を塗布する方が
よい。
【0027】そして、非磁性着色層11はパターン20によ
ってその表面に凹凸が生じるが、この凹凸が磁気記録層
12の表面上に悪影響を与えないように磁気記録層12の塗
料粘度やカレンダー条件等をコントロールする必要があ
る。
【0028】非磁性支持体10は、透明であって、ポリエ
チレンテレフタレート、ポリエチレン−2,6−ナフタ
レート等のポリエステル類、ポリプロピレン等のポリオ
レフィン類、セルローストリアセテート、セルロースダ
イアセテート等のセルロース誘導体、ポリアミド、ポリ
カーボネート等のプラスチックが構成材料として挙げら
れる。また、Cu、Al、Zn等の金属、ガラス、窒化硼素、
Siカーバイト等のセラミック等も使用できる。
【0029】支持体10の厚みは約3〜100 μm程度がよ
く、一層好ましくは5〜50μmである。
【0030】なお、支持体10上に非磁性着色層11及び磁
性層12を形成する場合、前者の層の塗布乾燥後に後者の
層を積み重ねる方式(いわゆるウエット・オン・ドライ
塗布方式)と、乾燥されていない湿潤状態にある層の上
に次の層を同時または逐次重ねて塗布する方式(いわゆ
るウエット・オン・ウエット塗布方式=湿潤重層塗布方
式)とがあるが、上記の場合、ウエット・オン・ドライ
方式がよい。膜付きや表面性からはウエット・オン・ウ
エット重層塗布方式による同時重層塗布は有利である。
磁性塗料にはイソシアネート系の硬化剤を添加するのが
よいが、非磁性着色層用塗料にはそうした硬化剤を添加
する方がよい場合がある。
【0031】一例として、テープ41の層構成を説明す
る。 (例1)先ず、支持体である厚さ14.0μmのポリエチレ
ンテレフタレートベースフィルム上に非磁性着色層及び
磁性層を次の要領で形成する。
【0032】 〈非磁性着色層用塗料Iの組成〉 酸化チタン(白) 100部 フタロシアニン系青色顔料 5部 スルホン酸金属塩含有塩化ビニル系樹脂 7部 (日本ゼオン社製のMR−110) ポリエステルポリウレタン樹脂 4部 (武田薬品工業社製のXE−1) シクロヘキサノン 30部 メチルエチルケトン 20部 トルエン 20部 上記塗料成分を混練、分散する。
【0033】 〈磁性塗料の組成〉 強磁性粉末Co−γ−Fe2O3 (1) 100部 (Hc:700 Oe、比表面積=40m2/g) α−Al2O3 5部 スルホン酸金属塩含有塩ビ系樹脂 10部 (日本ゼオン社製のMR−110) ポリエステルポリウレタン樹脂 5部 (武田薬品工業社製のXE−1) カーボンブラック 1部 ミリスチン酸 1部 ステアリン酸 1部 ブチルステアレート 1部 シクロヘキサノン 100部 メチルエチルケトン 100部 トルエン 100部 上記磁性塗料成分を混練分散した後、日本ポリウレタン
工業(株)製のコロネートL5部を添加して磁性塗料と
する。
【0034】上記の各塗料のうち、非磁性着色層用塗料
Iを厚さ14.0μmのポリエチレンテレフタレート支持体
上にグラビア印刷方式(ロールに予め所定パターンに文
字、図形等のパターンが設けられている。)で塗布し、
乾燥厚さ 2.0μmに乾燥する。更に、この上に、磁性塗
料を押し出しコーターで塗布し、乾燥、カレンダリング
を経て厚さ 2.0μmの磁気記録層を形成する。そして、
1/2 インチ又は8mm幅に断裁して磁気テープとする。
【0035】上記の如くに、磁気テープ41を構成するこ
とにより、磁気記録層12の側13からテープを観た場合は
磁気記録層12の色(通常は黒褐色)が見えるが、逆の方
向14からテープを観ると、透明支持体10を通して非磁性
着色層11の色(例えば淡い青色)の間に、上記パターン
の非塗布部分20を通して、磁気記録層12の色で該パター
ンが見えることになる。
【0036】この場合、非磁性着色11が白色顔料及び着
色顔料を含有するように構成しておけば、方向14から観
たときに、磁気記録層12の色(通常は黒褐色)が白色顔
料によって遮断若しくは弱められるから、非磁性着色層
11の色が磁気記録層12とは明確に区別して認識可能とな
る。この場合、非磁性着色層11の色は着色顔料に白色が
混ったパステル調にすることができる。
【0037】上記したようにテープを構成すれば、後記
のようにテープカセットに収納したとき、海賊版防止の
ために図1、図2の如きテープを使用すれば、そうでな
いテープにダビングした場合に、上記の方向14から上記
パターンが認識されるかどうかによって容易に海賊版か
否かを判別することができる。格言すれば、海賊版だと
非磁性着色層11がないため方向14から上記パターンが観
察されないことになる。
【0038】そして、本発明に基く図1のテープは、海
賊版の製造業者が生テープに加工して類似品を製造しよ
うとしても、製造は極めて困難である。従って、模倣は
防止される。しかも、上記した色の選択により、テープ
のメーカー独自の色のパターンが可能である。
【0039】特に、テープカセットのケース本体に加工
するのと異なり、カセット本体内に収容されるテープ自
体に加工を施し、識別力を持たせているので、模倣者は
ビデオテープ自体を加工せねばならない。
【0040】また、上記非磁性着色層11を所定パターン
に設けても、従来のテープに比べてコストはあまり変わ
らず、低コストに製造可能である。
【0041】しかも、従来のようにテープ自体に信号を
加えて海賊版防止を図るのと違って、そうした信号を加
える必要が何らないので、同信号を加えるための装置が
不要であって低コストとなり、かつソフトの映像の画質
を損なうことはない。
【0042】また、図1、図2のテープによれば、非磁
性着色層11を磁気記録層12とは別に設けているので、磁
気記録層12に顔料等を添加する場合に比べて、上記した
色の判別時にコントラストがよく、かつ磁気記録層12の
電磁変換特性にも悪影響を与えることはない。しかも、
非磁性着色層11は外面に露出していないので、走行系と
の摺擦により剥落することがない。また、磁気記録層12
と支持体10との間にあって、下引き的な効果もあり、磁
気記録層12の接着強度が向上する。
【0043】図1、図2のテープは、非磁性着色層11に
図形等のパターンを非塗布部分20として形成したが、こ
れとは逆に、そのパターンにのみ非磁性着色層を形成し
てもよい。この場合は、非磁性着色層の色が図形等のパ
ターン状に見え、このパターンの存在しない領域では磁
気記録層12の色が逆パターンに見えることになる。
【0044】図3は、他のテープの例を示すものであ
る。この例では、図1、図2のテープと比べて、非磁性
着色層11を2層とし、下層11aとして所定の文字、図形
等のパターン状の着色顔料層、上層11bとして他の色の
顔料層(例えば白色顔料層)としている。これによっ
て、顔料層11a−11b間の色合いの差で着色顔料層11a
の色(例えば青色)が顔料層11bによって一層強調され
て所定パターンに見える。この場合、磁気記録層12の色
の影響を十分に遮断でき、テープ表面側からの磁気記録
層12の色とコントラストが一層良好となる。また、顔料
層11aの凹凸は顔料層11bによって十分に緩和されるか
ら、表面には凹凸の影響は生じない。
【0045】なお、上記の層11a、11bにおいては各顔
料の含有割合は層11aではバインダー 100重量部当り 4
00〜3000重量部、層11bでは 400〜3000重量部が好まし
い。各層の厚みは層11aは 0.5〜4.0 μm、層11bでは
0.5〜4.0 μmがよい。また、上記した構成以外に、各
層とも、他の異なる顔料層の組合せとしてよい。
【0046】また、図1、図2、図3の例とは少し異な
るが、非磁性着色層が所定パターンの模様として見える
ように構成することもできる。即ち、非磁性着色層の塗
布形成時に、色の異なる顔料液を完全に混合しないよう
にして混ぜ、この状態で液を支持体上に塗布することに
より、斑点又は小円状の模様を形成したまま非磁性着色
層を設けることができる。この場合、使用可能な顔料
は、例えば酸化チタン(黄)とベンガラ(赤茶)であっ
てよい。
【0047】図4は、非磁性支持体10の上面を例えばエ
ンボス加工し、文字、図形、模様等をパターン状にして
凹凸21を形成し、この凹凸面上に磁気記録層12を形成し
た例を示す。
【0048】この例の場合、上記凹凸面の凹部21aと凸
部21bにとおいて、支持体10の裏面から入射する外光の
磁気記録層12による反射率又は反射光量に差が生じるの
で、上記凹凸を所定パターンに識別することができる。
従って、この識別パターンの有無により、上述したと同
様に海賊版の防止等の効果が得られると同時に、上述の
例のように非磁性着色層を設けることを要せず、支持体
10の加工で済むために識別パターンの形成が容易である
と言える。
【0049】図5に示す例は、支持体10の上面に図1と
同様の非磁性着色層11を均一に(即ち、パターン化せず
に)形成し、この上に磁気記録層12を形成する一方、支
持体10の裏面に、文字、図形、模様等のパターン22をグ
ラビア印刷によって非磁性着色層11と異なる色で形成し
たものである。例えば、非磁性着色層11は淡い青色、パ
ターン22は赤茶色に形成できる。パターン22中の顔料の
量はバインダ 100重量部当たり 200〜2000重量部がよ
く、またその厚みは 0.5〜3.0 μmがよい。
【0050】このように構成すれば、支持体10の裏面か
ら見えたときに、非磁性着色層11によって磁気記録層12
の色の影響を受けずに、その淡い青色を背景色としてパ
ターン22を赤茶色に識別することができる。
【0051】上記において、パターン22の色と非磁性着
色層11の色の組み合わせは種々選択してよい。また、パ
ターン22の色によっては、非磁性着色層11を設けなくて
も差支えなく、この場合は、磁気記録層12の色を背景色
としたパターン22を見ることができる。
【0052】また、パターン22は上記以外にも、真空蒸
着法やスパッタ法等により形成できる。この場合は、パ
ターン材料の製膜後にフォトエッチング等でパターニン
グしてよいし、或いは予めパターン状のマスクを支持体
10の裏面に取付けた状態でパターン材料を堆積させ、マ
スクのない領域に材料22を被着することもできる。
【0053】なお、図5の如き支持体裏面のパターン22
は、その状態によってはいわゆるバックコート層(BC
層)として機能することができる。この場合は、パター
ン22はバックコート層にてテープの走行性向上に寄与で
きる。
【0054】更に、本発明を別の実施例で説明する。な
お、次の塗料IIを調製する。
【0055】 <非磁性着色層用塗料IIの組成> 酸チタン(白) 100部 スルホン酸金属塩含有塩化ビニル系樹脂 6部 (日本ゼオン社製のMR−110) ポリエステルポリウレタン樹脂 3部 (武田薬品工業社製のXE−1) シクロヘキサノン 30部 メチルエチルケトン 20部 トルエン 20部
【0056】(例2)−図9、図11参照− 非磁性着色層用塗料Iを厚さ14.0μmのポリエチレンテ
レフタレート支持体上にグラビア印刷方式(ロールに予
め所定パターンに文字、図形等のパターンが設けられて
いる)で塗布し、乾燥厚さ 1.5μmに乾燥する。更にこ
の上に磁性塗料を押し出しコーターで塗布し、乾燥、カ
レンダリングを経て厚さ 2.5μmの磁気記録層を形成す
る。そして、1/2 インチ又は8mm幅に断裁して磁気テー
プとする。
【0057】(例3)−図9、図11参照− 例2において、グラビア印刷方式に代えてインクジェッ
ト方式(特殊ノズルで非磁性着色層用塗料Iを支持体上
に吹出し、文字、図形等のパターンを設ける)を用いた
以外は例2と同様にして磁気テープを作成する。
【0058】(例4)−図10、図11参照− 例2において、非磁性着色層用塗料Iを塗布し、着色層
が湿潤状態にあるうちに磁性塗料を塗布する以外は例2
と同様にして磁気テープを作成する。
【0059】(例5)−図12参照− 非磁性着色層用塗料IとIIを交互に押し出しノズルより
流出させ、縞状のパターンを塗布した後、着色層が湿潤
状態または着色層を乾燥させた後に、磁性塗料を押し出
しコーターで塗布した以外は例2と同様にして磁気テー
プを作成する。
【0060】(例6)−図13参照− 非磁性支持体の磁性層が設けられる面をエンボス加工
し、文字、図形、模様等をパターン状にして凹凸を形成
し、この上に磁性層を形成する。
【0061】(例7)−図14参照− 非磁性支持体の磁性層が設けられる面に真空蒸着法・ス
パッタ法・メッキ等により文字、図形、模様等のパター
ンを形成してその上に磁性層を形成する。
【0062】(例8)−図15、図17参照− 非磁性着色層用塗料Iを厚さ14.0μmのポリエチレンテ
レフタレート支持体上にグラビア印刷方式で塗布し、更
にこの上に非磁性着色層用塗料IIを押し出しコーターで
塗布し、乾燥、カレンダリングを経て厚さ 2.5μmの磁
気記録層を形成する。そして、1/2 インチ又は8mm幅に
断裁して磁気テープとする。
【0063】(例9)−図15、図17参照− 例8において、グラビア印刷方式に代えて、インクジェ
ット方式(特殊ノズルで非磁性着色層用塗料Iを支持体
上に吹出し、文字、図形、模様等のパターンを設ける)
を用いた以外は例8と同様にして磁気記録テープを作成
する。
【0064】(例10)−図16参照− 例8において、グラビア印刷方式に代えて、押し出しコ
ーターで着色層用塗料Iを用い、支持体上にパターン
(水玉状)を設けた以外は例8と同様にして磁気テープ
を作成する。
【0065】(例11)−図18参照− 例8において、非磁性支持体の磁性層が設けられる面に
真空蒸着法・スパッタ法・メッキ等により文字、図形、
模様等のパターンを形成してその上に非磁性着色層用塗
料IまたはIIを押し出しコーターで塗布した以外は例8
と同様にして磁気テープを作成する。
【0066】(例12)−図19参照− 例8において、非磁性支持体の磁性層が設けられる面
に、染料により文字、図形、模様等のパターンを染着し
た以外は例8と同様にして磁気テープを作成する。
【0067】(例13) −図20参照− 例2において、磁性塗料を所定のパターンとは反対側の
非磁性支持体の面に塗布した以外は例2と同様にして磁
気テープを作成する。
【0068】(例14) −図21参照− 例5において、磁性塗料を縞状のパターンとは反対側の
非磁性支持体の面に塗布した以外は例5と同様にして磁
気テープを作成する。
【0069】(例15) −図22参照− 例6において、非磁性支持体の磁性層が設けられる面と
は反対側の面にエンボス加工した以外は例6と同様にし
て磁気テープを作成する。
【0070】(例16) −図23参照− 例7において、非磁性支持体の磁性層が設けられる面と
は反対側の面に前記パターンを形成した以外は例7と同
様にして磁気テープを作成する。
【0071】(例17) −図24参照− 例8において、非磁性着色層を磁性面とは反対側の面に
設けた以外は例8と同様にして磁気テープを作成する。
【0072】(例18) −図24参照− 例10において、着色層パターンを磁性面とは反対側の面
に設けた以外は例10と同様にして磁気テープを作成す
る。
【0073】(例19) −図25参照− 例11において、非磁性支持体の磁性層が設けられる面と
は反対の面に真空蒸着法・スパッタ法・メッキ等により
文字、図形、模様等のパターンを形成し、反対側の面に
非磁性着色層用塗料IまたはIIを押し出しコーターで塗
布した以外は例11と同様にして磁気テープを作成する。
【0074】(例20) −図26参照− 例12において、非磁性支持体の磁性層が設けられる面と
は反対の面に染料により文字、図形、模様等のパターン
を染着し、反対側の面に非磁性着色層用塗料IIを塗布し
た以外は例12と同様にして磁気テープを作成する。
【0075】尚、支持体の磁性層側と反対の側にパター
ンを設ける場合には、図21の如くパターンによる凹凸が
実質的にない形態が特に好ましい。
【0076】図6〜図8は、本発明の第2の発明に基
き、上記した如きテープ41を収納した海賊版防止用のビ
デオテープカセットの一例71を示すものである。
【0077】即ち、画像信号等を未だ記録していない生
の磁気テープ41を巻回した左右一対の下フランジ45、46
付のリールハブ42及び43(テープリール)を収容した下
ハーフ2と、各リールハブを押圧保持するリーフスプリ
ング55を固定した上ハーフ3とが接合された構造になっ
ている。リーフスプリング55によるリールハブ押圧域に
おいては、透明なリールフランジ47及び48の中心部にピ
ボットと称される小突起52及び53を嵌め込み、これらの
ピボットにリーフスプリング55が係合せしめられる。な
お、図中、49及び50は左右一対の透明窓である。
【0078】このテープカセットにより、海賊版テープ
の横行を防止するには、本発明の第3の発明に基き、こ
のテープカセットに所定の情報(ソフト)を記録した後
に市販すればよい。また、一定の業者に本例のテープカ
セットを生テープとして販売し、その後に業者の側で情
報を記録するようにしてもよい。
【0079】特に、図8に示すように、カセット71の前
蓋(リッド)60を開けた状態では、カセット後方側から
はテープ41の裏面側(即ち、支持体10側)の色パターン
が識別可能であり、磁気記録層12側の色と異なるため
に、海賊版か否かの識別が可能となり、また容易であ
る。
【0080】即ち、テープ41に所定の信号を記録したビ
デオテープカセットとすれば、図2で説明したように、
方向14(支持体裏面)からのパターンの識別によって該
ビデオテープカセットが海賊版か否かの判別が可能とな
る。
【0081】
【発明の作用効果】本発明は上述したように、磁気記録
層とは反対側の非磁性支持体の面側から所定のパターン
が読み取れるように該パターンをテープに設けたので、
このパターンの有無の識別によって容易に海賊版か否か
を判別することができる。また、海賊版の製造業者が生
テープに加工して類似品を製造しようとしても、製造は
極めて困難である。従って、模倣は防止される。また、
パターン形成手段は非磁性着色層等でよいため、従来の
テープに比べてコストはあまり変わらず、低コストに製
造可能である。しかも、従来のようにテープ自体に信号
を加えて海賊版防止を図るのと違って、そうした信号を
加える必要が何らないので、信号を加えるための装置が
不要となって低コストとなり、かつ、ソフトの映像の画
質を損なうことはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基く磁気テープの一例の断面斜視図で
ある。
【図2】同磁気テープの断面図である。
【図3】本発明に基く磁気テープの他の例の断面図であ
る。
【図4】本発明に基く磁気テープの他の例の断面図であ
る。
【図5】本発明に基く磁気テープの更に他の例の断面図
である。
【図6】本発明に基くビデオテープカセットの平面図で
ある。
【図7】図6の VII−VII 線断面図である。
【図8】前蓋を開けたときの同ビデオテープカセットの
後方側からの斜視図である。
【図9】本発明に基く磁気テープの製造工程の概略図で
ある。
【図10】本発明に基く磁気テープの他の製造工程の概略
図である。
【図11】本発明に基く磁気テープの他の例の断面図であ
る。
【図12】本発明に基く磁気テープの他の製造工程及び同
磁気テープの概略図である。
【図13】本発明に基く磁気テープの他の例の断面図であ
る。
【図14】本発明に基く磁気テープの他の例の断面図であ
る。
【図15】本発明に基く磁気テープの他の製造工程の概略
図である。
【図16】本発明に基く磁気テープの他の製造工程の概略
図である。
【図17】本発明に基く磁気テープの他の例の断面図であ
る。
【図18】本発明に基く磁気テープの他の例の断面図であ
る。
【図19】本発明に基く磁気テープの他の例の断面図であ
る。
【図20】本発明に基く磁気テープの他の例の断面図であ
る。
【図21】本発明に基く磁気テープの他の例の断面図であ
る。
【図22】本発明に基く磁気テープの他の例の断面図であ
る。
【図23】本発明に基く磁気テープの他の例の断面図であ
る。
【図24】本発明に基く磁気テープの他の例の断面図であ
る。
【図25】本発明に基く磁気テープの他の例の断面図であ
る。
【図26】本発明に基く磁気テープの更に他の例の断面図
である。
【符号の説明】
2 下ハーフ 3 上ハーフ 10 非磁性支持体 11 非磁性着色層 12 磁気記録層 13 (表側からの)方向 14 (裏側からの)方向 20 非塗布部 21 凹凸 22 パターン 41 磁気テープ 60 前蓋(リッド) 71 ビデオカセット
フロントページの続き (72)発明者 後藤 成人 東京都日野市さくら町1番地 コニカ株式 会社内 (72)発明者 中村 一生 東京都日野市さくら町1番地 コニカ株式 会社内

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非磁性支持体と、この非磁性支持体上に
    設けられた磁気記録層とを有し、この磁気記録層とは反
    対側の前記非磁性支持体の面側から見たときに所定のパ
    ターンが読み取られるように該パターンが設けられてい
    る磁気テープ。
  2. 【請求項2】 所定の信号が磁気記録される磁気テープ
    と、この磁気テープを収納するカセットケースとからな
    るテープカセットにおいて、前記磁気テープが、非磁性
    支持体と、この非磁性支持体に設けられた磁気記録層と
    を有し、この磁気記録層とは反対側の前記非磁性支持体
    の面側から見たときに所定のパターンが読み取られるよ
    うに該パターンの形成手段が前記磁気テープに設けられ
    ていることを特徴とするテープカセット。
  3. 【請求項3】 所定の信号が磁気記録されている磁気テ
    ープと、この磁気テープを収納するカセットケースとか
    らなるビデオ用のテープカセットにおいて、前記磁気テ
    ープが、非磁性支持体と、この非磁性支持体に設けられ
    た磁気記録層とを有し、この磁気記録層とは反対側の前
    記非磁性支持体の面側から見たときに所定のパターンが
    読み取られるように該パターンが前記磁気テープの前記
    非磁性支持体と前記磁気記録層との間に設けられている
    ことを特徴とするテープカセット
  4. 【請求項4】 前記パターンが薄膜により形成されたこ
    とを特徴とする請求項3に記載の磁気テープ。
  5. 【請求項5】 前記パターンが非磁性着色層により構成
    されたことを特徴とする請求項3に記載の磁気テープ。
  6. 【請求項6】 前記非磁性支持体の磁気記録層面の凹凸
    により、前記パターンが設けられていることを特徴とす
    る請求項3に記載の磁気テープ。
  7. 【請求項7】 前記所定のパターンが非磁性支持体上に
    設けられ、更に該パターン上に該所定のパターンとは異
    なる色の着色層が設けられ、更に該着色層上に1層以上
    の前記磁気記録層が設けられていることを特徴とする請
    求項1に記載の磁気テープ。
  8. 【請求項8】 前記所定のパターンが非磁性着色層によ
    り構成されたことを特徴とする請求項7に記載の磁気テ
    ープ。
  9. 【請求項9】 前記非磁性支持体上に薄膜により前記所
    定のパターンが形成されたことを特徴とする請求項7に
    記載の磁気テープ。
  10. 【請求項10】 前記所定パターンが前記磁気記録層とは
    反対側の非磁性支持体上に設けられていることを特徴と
    する請求項1に記載の磁気テープ。
  11. 【請求項11】 前記所定のパターンが非磁性着色層によ
    り構成されたことを特徴とする請求項10に記載の磁気テ
    ープ。
  12. 【請求項12】 前記非磁性支持体の上面を加工し、凹凸
    により前記所定のパターンが設けられていることを特徴
    とする請求項10に記載の磁気テープ。
  13. 【請求項13】 特許請求範囲第12項において、前記非磁
    性支持体上に薄膜により前記所定のパターンが形成され
    たことを特徴とする請求項10に記載の磁気テープ。
  14. 【請求項14】 前記所定のパターンが、前記磁気記録層
    とは反対側の非磁性支持体上に設けられていることを特
    徴とする請求項7に記載の磁気テープ。
  15. 【請求項15】 前記所定のパターンが、非磁性着色層に
    より構成されたことを特徴とする請求項14に記載の磁気
    テープ。
  16. 【請求項16】 前記非磁性支持体の面を加工し、凹凸に
    より前記所定のパターンが設けられていることを特徴と
    する請求項14に記載の磁気テープ。
  17. 【請求項17】 前記非磁性支持体上に薄膜により前記所
    定のパターンが形成されたことを特徴とする請求項14に
    記載の磁気テープ。
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