JPH0644412U - バックル装置 - Google Patents

バックル装置

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JPH0644412U
JPH0644412U JP9098592U JP9098592U JPH0644412U JP H0644412 U JPH0644412 U JP H0644412U JP 9098592 U JP9098592 U JP 9098592U JP 9098592 U JP9098592 U JP 9098592U JP H0644412 U JPH0644412 U JP H0644412U
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真吾 岩本
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株式会社バンガード
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Abstract

(57)【要約】 〔目的〕開閉可能な上枠体を開放すると同時に雄本体と
雌本体との係止状態が解除されるようにすると共に、全
体の厚みを薄くし、他の障害物との接触を回避できるよ
うにし、かつ構造を簡素にして組付けを容易にすること
にある。 〔構成〕トランケースに締付け可能な長さを有するベル
トVと、一端側aにベルトVを連結し、他端a’に係合
部10を形成する雄本体Aと、この雄本体Aの係合部1
0を受容し、かつ前記ベルトVの他端a’を連結した下
枠体20と、この下枠体20に開閉可能に回動し、前記
雄本体Aの係合部10と係脱可能な突出部30を形成す
る上枠体40とを組付けた雌本体Cとから成る。

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
【0001】 本考案はベルトを有するバックル装置であって、詳しくは例えば旅行時におい て、衣類やその他の旅行用品等が入られる大型のトランクケースをベルトで締付 けた後、このベルトの両側を連結するバックル装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
【0002】 従来この種バックル装置においては、例えば実開昭61−16010号、同6 1−29604号、同62−73708号、同63−41206号、実開平3− 87410号等が刊行物として既に存在する。前記の刊行物においては弾性的に 付勢する係合部を有し、この係合部が干す本体となって雌本体に挿入されるよう になっている。またこの雌本体内には挿入された前記係合部と係止状態を可能に する突出部を設けている。雌本体と雌本体との係止を解除するときは、外部から 弾力に抗して内側方向に係合部を移動させるようにしている。このとき係合部を 係止している突出部との関係が離脱するように操作をおこなっている。
【0003】 また殆どの解除操作方法においては、雄雌本体の両側方向から操作するように なっているが、実開平3−87410号においては雄雌本体の上方向から、下方 に向けて押圧する押圧解除片を押圧するように操作する構造もある。また雄本体 の係合部においては弾性的に付勢する可撓性のアームの先端側に係止爪を形成し ているのが殆どであるが、実開昭62−73708号のようにループ状に形成し 、かつ湾曲部を形成し、この部分に一方の突出壁に係止するようにした構造も存 在する。また解除操作においては、雄雌本体の両側方向から操作するようにした 構造の場合、両側の操作部を同時に内側に操作するか、あるいは何れか一方を先 に
【0004】 押圧操作したままの状態で、他方の操作部を内側に操作するするようにしなけれ ば、一方の突出部に係止する他方の係合部を容易に離脱させることができないよ うになっている。更に実開平3−87410号においては、雌雄本体の連結を解 除するときは、雌雄本体の上方向から押圧解除片を押し込むような構造にしてい るので、雌雄本体が全体的に縦幅が厚くなっている。また雌雄本体の一側端には 、開昭61−16010号、同62−73708号、同63−41206号、実 開平3−87410号等に図示するようにベルトが図示されているが、このベル トは可成り長目のベルトであって、大型トランクケースを締付けできるよう長く している。
【考案が解決しようとする課題】
【0005】 従来のバックル装置においては、前記するように解除操作において、雄雌本体 の両側方向から操作するようにした構造の場合、両側の操作部を同時に内側に操 作するか、あるいは何れか一方を先に押圧操作したままの状態で、他方の操作部 を内側に操作するするようにしなければ、一方の突出部に係止する他方の係合部 を容易に離脱させることができないようになっている。したがって一方の解除操 作がおこなわれないか、あるいは解除操作の途中においてベルトが引っ張ると、
【0006】 係合部の係止爪、またはこの係止爪が係止している突出部に無理な不可が掛か り破損するという欠点があった。また後者のように上方から押圧解除片を押圧し て解除するようにすると、押圧解除片が移動する許容範囲の深さが必要となるの で、全体的に厚くなり、そのために他の障害物との接触が多くなり衝突時に破損 するという欠点がある。更に雄本体と雌本体との連結を解除するとき、内部の係 合手段を解除する解除操作と、この解除操作の後に雄本体と雌本体の合体をぶり するための引抜き行為をしなければならないという煩わしい欠点があった。
【0007】 本考案の目的は斯かる欠点を除去するために、開閉可能な上枠体を開放すると 同時に雄本体と雌本体との係止状態が解除されるようにすると共に、全体の厚み を薄くし、他の障害物との接触を回避できるようにし、かつ構造を簡素にして組 付けを容易にすることにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】 本考案は斯かる目的を達成するために、締付け可能な長さを有するベルトと、 一端側にベルトを連結し、他端に係合部を形成する雄本体と、この雄本体の係合 部を受容し、かつ前記ベルトの他端を連結した下枠体と、この下枠体に開閉可能 に回動し、前記雄本体の係合部と係脱可能な突出部を形成する上枠体とを組付け た雌本体とから構成され、前記雄本体の係合部が雌本体に挿入されるとき、撓み ながら上枠体の突出部に係止し雄本体と雌本体を連結可能とし、かつ雌本体の上 枠体を外方向に開放したとき、雄本体の係合部が上枠体の突出部から離脱し雄本 体と雌本体との連結を解除することにある。
【作用】
【0009】 本考案は雄本体の係合部が雌本体に挿入されるとき、撓みながら上枠体の突出 部に係止し雄本体と雌本体を連結可能とし、かつ雌本体の上枠体を外方向に開放 したとき、雄本体の係合部が上枠体の突出部から離脱し雄本体と雌本体の連結を 解除するので、迅速かつ円滑な操作を可能にするものである。
【実施例】
【0010】 図は本考案におけるベルトの一部を切欠し、かつバツクル装置全体の一実施例 を図示するものである。図1は本考案においてベルトを有し、かつ上枠体の一部 を切欠し傾斜状に開放した雌本体側と、ベルトを有し、かつ雌本体側に挿脱され る雄本体側とを分離した側面図を図示し、図2はベルトを有し、かつ上枠体を下 枠体に被せた雌本体側と、ベルトを有し、かつ雌本体側に挿脱される雄本体側と を分離した平面図を表わすものである。
【0011】 以下、本考案のバックル装置Bの一実施例について、図面と共に詳細を説明す る。本考案のバックル装置Bは、例えばトランケースに締付け可能な長さを有す るベルトVと、一端側aにベルトVを連結し、他端a’に係合部10を形成する 雄本体Aと、この雄本体Aの係合部10を受容し、かつ前記ベルトVの他端a’ を連結した下枠体20と、この下枠体20に開閉可能に回動し、前記雄本体Aの 係合部10と係脱可能な突出部30を形成する上枠体40とを組付けた雌本体C とから構成されている。
【0012】 また前記雄本体Aの係合部10が雌本体Cに挿入されるとき、撓みながら上枠 体40の突出部30に係止し雄本体Aと雌本体Cを連結可能とし、かつ雌本体C の上枠体40を外方向に開放したとき、雄本体Aの係合部10が上枠体40の突 出部30から離脱し雄本体Aと雌本体Cとの連結を解除するようにしている。更 に雄本体Aの詳しくは、全体が扁平状のプラスチック材であり、この雄本体Aの 一端側aにベルトVを連結する支持杆11を設け、また雄本体Aの側面より弾力 を有する一対のアーム10aを形成し、かつこのアーム10aの一端に係合部1 0を形成し、この係合部10を係止爪状にして外側に突設している。またアーム 10aの間に舌片12を形成し、雄本体Aを雌本体C側に挿入したときこの舌片 12によりアーム10aの補強をしている。
【0013】 また雌本体Cの詳しくは、雌本体Cの下側になる下枠体20は一側にベルトV の他端a’を連結するための支持杆13を設けている。また内壁20aに間隔を 有してガイド片21を形成し、このガイド片21が前記雄本体Aの舌片12を案 内する。また下枠体20の両壁に小孔22を穿設している。この小孔22には上 枠体40の両壁に突設する係合子41が係入され、この上枠体40は下枠体20 に対し着脱可能に開閉でるように組付けしている。また上枠体40の内壁の両側 に一対の雄本体Aの係合部10と係脱可能な一対の突出部30を形成している。
【0014】 したがって、雄本体Aを雌本体Cに挿入するときは、下枠体20に対し上枠体 40が閉めるようにするので、雄本体Aを雌本体Cに挿入すると同時に、雄本体 Aのアーム10aに形成した係合部10が上枠体40の突出部30に当接するこ ととなり、係合部10はアーム10aの弾力に抗して撓みながら滑動し、上枠体 40の突出部30に係止する。このような係止状態においては、、雄本体Aと雌 本体Cが連結した関係にあるので、トランクケースにベルトを締付けた後におい ては、離脱しないように固定することができる。
【0015】 また、トランクケースに締付けたベルトを取り除くのに係止状態を解除すると きは、上枠体40の外壁に形成する突出片42に指先(不図示)を掛け上枠体4 0を外方向に引上げる、つまり下枠体20と反対方向に上枠体40を開くように 回動操作させれば、上枠体40の移動と共に突出部30と係合部10との係止状 態を同時に離脱させることができる。本考案の一実施例において雄本体Aが有す る係合部10を係止爪状にしているが、実開昭62−73708号のようにルー プ状に湾曲部を形成し、これを前記係合部10と同様の作用として実施できる。
【考案の効果】
以上の如く本考案は、締付け可能な長さを有するベルトと、一端側にベルトを 連結し、他端に係合部を形成する雄本体と、この雄本体の係合部を受容し、かつ 前記ベルトの他端を連結した下枠体と、この下枠体に開閉可能に回動し、前記雄 本体の係合部と係脱可能な突出部を形成する上枠体とを組付けた雌本体を有し、 また前記雄本体の係合部が雌本体に挿入されるとき、撓みながら上枠体の突出部 に係止し雄本体と雌本体を連結可能とし、かつ雌本体の上枠体を外方向に開放し たとき、雄本体の係合部が上枠体の突出部から離脱し雄本体と雌本体との連結を 解除するようにしたので、解除時において係合部を同時に無理なく解除でき、ま た解除操作も容易であり、しかも上枠体を外方向に開くようにして構造を簡素化 にすると共に、組付けも容易となリコストを廉価にでき、、さらに薄く小型化に できるので他の障害物との接触が避けられ、破損を未然に防止できる等、実用的 に優れ、有用な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案のバックル装置の一実施例を図示するもので
ある。
【図1】本考案のベルトの一部を切欠し、かつバックル
装置の側面図
【図2】本考案のベルトの一部を切欠し、かつバックル
装置の平面図
【符号の説明】 A…雄本体 B…バックル装置 C…雌本体 V…ベルト a…一端 a’…他端 10…係合部 10a…アーム 11…支持杆 12…舌片 13…支持杆 20…下枠体 20a…内壁 21…ガイド片 22…小孔 30…突出部 40…上枠体 41…係合子 42…突出片

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】締付け可能な長さを有するベルトと、一端
    側にベルトを連結し、他端に係合部を形成する雄本体
    と、この雄本体の係合部を受容し、かつ前記ベルトの他
    端を連結した下枠体と、この下枠体に開閉可能に回動
    し、前記雄本体の係合部と係脱可能な突出部を形成する
    上枠体とを組付けた雌本体とから構成され、前記雄本体
    の係合部が雌本体に挿入されるとき、撓みながら上枠体
    の突出部に係止し雄本体と雌本体を連結可能とし、かつ
    雌本体の上枠体を外方向に開放したとき、雄本体の係合
    部が上枠体の突出部から離脱し雄本体と雌本体との連結
    を解除することを特徴とするバックル装置。
JP1992090985U 1992-11-25 1992-11-25 バックル装置 Expired - Lifetime JP2596885Y2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0437443U (ja) * 1990-07-25 1992-03-30
JPH0437446U (ja) * 1990-07-27 1992-03-30

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0437443U (ja) * 1990-07-25 1992-03-30
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JP2596885Y2 (ja) 1999-06-21

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