JPH05338660A - 本体と蓋体とのロック構造 - Google Patents

本体と蓋体とのロック構造

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JPH05338660A
JPH05338660A JP4150272A JP15027292A JPH05338660A JP H05338660 A JPH05338660 A JP H05338660A JP 4150272 A JP4150272 A JP 4150272A JP 15027292 A JP15027292 A JP 15027292A JP H05338660 A JPH05338660 A JP H05338660A
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locking projection
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Hiroaki Yoneyama
博章 米山
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 係止孔への係止突起の不完全嵌合状態を防止
することが出来ると共に、係止孔から係止突起を容易に
抜き出すことが出来る本体と蓋体とのロック構造を提供
する。 【構成】 本発明に係る本体と蓋体とのロック構造は、
本体31への蓋体35の閉止方向及び開放方向に向けて
先端部37aが弾性変形するように係止突起37を可撓
性を有する平板状に形成すると共に、係止枠15に臨界
凸部41を形成し、可撓性の係止突起37の先端部が臨
界凸部41を乗り越えて係止孔13に挿入されると共に
係止孔13から係止突起37が抜き出されることを特徴
としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、本体と蓋体とのロック
構造に関し、特に蓋体の係止孔部への本体の係止突起の
不完全嵌合を防止した本体と蓋体とのロック構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図4は、実開昭64−39679号公報
等に記載の従来のロック構造が適用されたリレーブロッ
ク本体(以下「本体」という)1と、この本体1の上部
開口3を閉止する蓋体5とを示す。図4に示すように、
本体1の側壁7に、先端部から側壁7側に向けて傾斜し
た上り傾斜面9が形成された係止突起21が突設されて
いる。また、側壁7に対向する側壁27には、ロック爪
を有するロック部29が形成されている。
【0003】一方、蓋体5の側壁11には、係止突起2
1が挿入・係止される係止孔13を形成する可撓性の係
止枠15が設けられている。この係止枠15は一対の縦
枠の下部を下部枠17が連結して矩形状に形成され、下
部枠17の下端部は内側(側壁11側)に傾斜面19が
形成されている。また、側壁11に対向する側壁23に
は、本体1のロック部29のロック爪と係合するロック
アーム25が突設されている。
【0004】上記本体1の上部開口3を蓋体5で閉止す
るには、本体1の上部開口3上に蓋体5を合わせた後
に、蓋体5の側壁23側の上部を押圧して、ロックアー
ム25を本体1のロック部29のロック爪に係止する。
この状態では、蓋体5の側壁11側は、本体1の側壁7
に対して傾斜しており、係止枠15の下部枠17は本体
1の側壁7から突設された係止突起21の上り傾斜面9
に当接している。
【0005】そして、蓋体5の側壁11側上部を押圧す
ると、図5(a)に示すように、係止枠15が外側に若
干撓みながら下部枠17が上り傾斜面9上を先端部に向
けて摺動する。さらに、蓋体5の側壁11側上部を押圧
すると、係止枠15がより外側に撓んで下部枠17の傾
斜面19が係止突起21の先端部と摺動し、係止突起2
1が下部枠17が乗り越えると、図5(b)に示すよう
に、係止枠15がその弾性力により形状復帰して下部枠
17が係止突起21の下部に位置する。これにより、係
止孔13に係止突起21が係止されて、ロック状態とな
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、蓋体5
の側壁11側上部への押圧を途中で止めた場合、図5
(a)に示すように、係止突起21の先端部と下部枠1
7の傾斜面19の上部とが当接した不完全嵌合状態のま
まであるにもかかわらず、係止突起21が係止孔13に
完全に嵌合されたと判断をしてしまうおそれがある。
【0007】また、係止突起21が係止孔13に挿入・
係止された状態から、係止突起21を係止孔13から外
す場合、係止枠15のみ強制的に撓ませて、係止突起2
1を係止孔13から抜き出すため、ロック状態の解除性
が非常に悪いという問題がある。
【0008】本発明は、上記事情を考慮し、係止孔への
係止突起の不完全嵌合状態を防止することが出来ると共
に、係止孔から係止突起を容易に抜き出すことが出来る
本体と蓋体とのロック構造を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、本体への蓋体の閉止方向及びこの閉止方向の
反対側に向けて先端部が弾性変形するように係止突起を
可撓性を有する平板状に形成すると共に、係止枠に臨界
凸部を形成し、可撓性の係止突起の先端部が臨界凸部を
乗り越えて係止孔部に挿入されると共に係止孔部から抜
き出されることを特徴としている。
【0010】
【作用】本発明のロック構造では、可撓性の係止枠が係
止突起に当接した後に、蓋体を本体に向けて押圧する
と、係止突起の先端部が本体への蓋体の閉止方向に向け
て弾性変形する。そして、係止突起の先端部が弾性変形
した状態のまま可撓性の係止枠に摺動し、係止突起の先
端部が臨界凸部を乗り越えると、係止突起自身の弾性力
による形状復帰と共に、可撓性の係止枠の弾性力により
係止枠が係止突起の下部に移動して係止突起が係止孔に
挿入・係止される。
【0011】また、係止突起が係止孔に挿入・係止され
た状態から係止突起を係止孔から抜き出してロック状態
を解除する場合には、可撓性の係止枠を外側に向けて撓
ませた状態で、蓋体を本体から離れる方向へ引き上げる
と、係止突起の先端部が本体からの蓋体の開放方向に弾
性変形する。そして、係止突起の先端部が弾性変形した
状態のまま可撓性の係止枠に摺動し、係止突起の先端部
が臨界凸部を乗り越えると、自身の弾性力による形状復
帰と共に、可撓性の係止枠の弾性力により係止枠が係止
突起の上部に移動して係止突起が係止孔から抜き出る。
【0012】
【実施例】以下、本発明に係る本体と蓋体とのロック構
造の実施例について説明する。図1は本発明が適用され
た本体31と、蓋体35とを示す。なお、図4に示す本
体1及び蓋体5と同構成部分については、同符号を用い
て説明する。
【0013】図1に示すように、本体31の側壁7から
突設された係止突起37は、本体31への蓋体35の閉
止方向(以下「閉止方向」という)及びこの閉止方向の
反対側(以下「開放方向」という)に向けて先端部37
aが弾性変形するように可撓性の平板状に形成され、先
端が略円弧状になっている。
【0014】一方、可撓性の係止枠15の下部枠17に
は、傾斜面19の上部に、外側(側壁11から離れる方
向)に向けて上り傾斜の傾斜面39が形成されている。
そして、傾斜面19と傾斜面39の連続部分は側壁11
側に突設されて、臨界凸部41となっている。これによ
り、係止突起37の下部に下部枠17が位置して、係止
突起37が係止孔13に係止されて、ロック状態とな
る。
【0015】本体31の上部開口3を蓋体35で閉止す
る場合には、先ず、ロックアーム25をロック部29に
係止する。この状態では、蓋体35の側壁11は本体3
1の側壁7に対して若干傾斜し、係止枠15の下部枠1
7の下面が係止突起37の先端部37a上に当接する。
この状態から、図1(b)に示すように、蓋体35の側
壁11側上部を押圧すると、下部枠17に押圧されて係
止突起37の先端部37aが閉止方向に弾性変形し、傾
斜面19と摺動する。そして、臨界凸部41を係止突起
37の先端部37aが乗り越えると、係止突起37の先
端部37aは、自身の弾性力で開放方向に形状復帰し、
また、係止枠15の弾性力による側壁7側への移動よっ
て傾斜面39上を摺動して、図2(a)に示すように係
止突起37が係止孔13に自ら挿入する。
【0016】次に、図2(a)に示すように、係止突起
37が係止孔13に挿入・係止されたロック状態を解除
する場合には、係止枠15を外側に若干撓ませた状態
で、蓋体35を本体31から離れる方向に引き上げる
と、下部枠17の上面上の係止突起37の先端部37a
が、開放方向へ向けて弾性変形し、傾斜面39上を摺動
する。そして、臨界凸部41を係止突起37の先端部3
7aが乗り越えると、係止突起37の先端部37aは、
自身の弾性力で開放方向に向けて形状復帰し、係止枠1
5の弾性力による側壁7側への移動により、下部枠17
の傾斜面19上を摺動し、下部枠17の下部に係止突起
37の先端部37aが自ら移動する。
【0017】このように、本実施例のロック構造では、
係止突起37の先端部37aが弾性変形可能に可撓性を
有しているので、係止突起37の先端部37aが臨界凸
部41を乗り越える程度に下部枠17を下方に移動させ
るだけで、係止突起37が係止孔13に挿入・係止され
る。従って、係止孔13への係止突起37の不完全嵌合
を防止することが出来る。
【0018】また、臨界凸部41を係止突起37の先端
部37aが弾性変形したまま乗り越えるので、係止枠1
5の撓み量を少なくすることが出来る。よって、係止突
起37を係止孔13に容易に挿入することが出来ると共
に、係止孔13から係止突起37を容易に抜き出すこと
が出来る。また、係止突起37が係止孔13に挿入・係
止されている状態では、従来と変わらない係止力を有す
る。
【0019】なお、本実施例では、蓋体35の側壁23
にロックアームを形成し、本体31の側壁27にロック
部29を設けた例を示したが、側壁23と側壁27をヒ
ンジによって連結した構造にも、本発明のロック構造を
用いることが出来る。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る本体と
蓋体とのロック構造によれば、閉止方向及び開放方向に
向けて先端部が弾性変形するように係止突起を可撓性の
平板状に形成すると共に、係止枠に臨界凸部を形成した
ので、係止枠を上方あるいは下方に若干移動させるだけ
で、係止突起の先端部が臨界凸部を容易に乗り越えるこ
とが出来る。よって、係止孔への係止突起の不完全嵌合
状態を防止することが出来ると共に、係止孔から係止突
起を容易に抜き出すことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る本体と蓋体とのロック構造が適用
された本体と蓋体とを示し、(a)は斜視図であり、
(b)は本体と蓋体の側壁の一部を拡大した断面図であ
る。
【図2】本体と蓋体の側壁の一部を拡大して示し、
(a)は係止突起が係止孔に挿入・係止された状態を示
す断面図であり、(b)は係止突起を係止孔から抜き出
している途中を示す断面図である。
【図3】係止突起が係止枠の下部枠の傾斜面上を摺動し
ている状態を示す断面図である。
【図4】従来の本体と蓋体とのロック構造が適用された
本体と蓋体とを示す斜視図である。
【図5】従来の本体と蓋体の側壁の一部を拡大して示
し、(a)は係止枠が係止突起の先端部に当接した状態
を示す断面図であり、(b)は係止突起が係止孔に挿入
・係止された状態を示す断面図である。
【符号の説明】
3 上部開口 13 係止孔 15 (可撓性の)係止枠 17 下部枠 19 傾斜面 21 係止突起 31 本体 35 蓋体 37 係止突起 39 傾斜面 41 臨界凸部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体から突設された係止突起を、蓋体に
    形成した可撓性の係止枠で構成される係止孔部に挿入・
    係止して、本体と蓋体とをロックするロック構造におい
    て、本体への蓋体の閉止方向及びこの閉止方向の反対側
    に向けて先端部が弾性変形するように前記係止突起を可
    撓性を有する平板状に形成すると共に、前記係止枠に臨
    界凸部を形成し、前記可撓性の係止突起の先端部が臨界
    凸部を乗り越えて係止孔部に挿入されると共に係止孔部
    から抜き出されることを特徴とする本体と蓋体とのロッ
    ク構造。
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