JPH0644394A - 通帳処理装置 - Google Patents
通帳処理装置Info
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- JPH0644394A JPH0644394A JP41140590A JP41140590A JPH0644394A JP H0644394 A JPH0644394 A JP H0644394A JP 41140590 A JP41140590 A JP 41140590A JP 41140590 A JP41140590 A JP 41140590A JP H0644394 A JPH0644394 A JP H0644394A
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- 238000012545 processing Methods 0.000 title claims abstract description 36
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 11
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 2
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 2
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
Abstract
(57)【要約】
[目的] 磁気ヘッドの走査により通帳の磁気情報部の
読み書きを行う通帳処理装置において、磁気ヘッドで搬
送ガイドを兼用することにより、搬送ガイド蓋を不要と
し、かつ処理速度を上げる。 [構成] 搬送路に形成され、通帳21の磁気情報部の
読み書きを行う磁気ヘッド32が移動するための開口部
37a上を通帳が搬送される時、ヘッド支持制御手段2
4は磁気ヘッドを搬送方向に移動させる。そして搬送さ
れる通帳を少なくとも開口部の搬送方向終端部で磁気ヘ
ッドにより支持させる。従って、磁気ヘッドは通帳搬送
時において、搬送ガイドの役目を持つ。
読み書きを行う通帳処理装置において、磁気ヘッドで搬
送ガイドを兼用することにより、搬送ガイド蓋を不要と
し、かつ処理速度を上げる。 [構成] 搬送路に形成され、通帳21の磁気情報部の
読み書きを行う磁気ヘッド32が移動するための開口部
37a上を通帳が搬送される時、ヘッド支持制御手段2
4は磁気ヘッドを搬送方向に移動させる。そして搬送さ
れる通帳を少なくとも開口部の搬送方向終端部で磁気ヘ
ッドにより支持させる。従って、磁気ヘッドは通帳搬送
時において、搬送ガイドの役目を持つ。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば金融機関で使用
される磁気ストライプ付き通帳を取り扱う通帳処理装置
における通帳の搬送制御に関するものである。
される磁気ストライプ付き通帳を取り扱う通帳処理装置
における通帳の搬送制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】金融機関等では、自動取引装置を初め各
種の通帳処理装置が使用されている。このような通帳処
理装置は、顧客の挿入した通帳を吸入し、種々の処理を
行う。即ち、通帳には磁気情報部(磁気ストライプ)が
設けられており、この磁気情報部に記録された顧客の口
座番号等の記録情報を読取り、該情報を上位装置に送信
する。また、搬送手段により通帳を印字部まで搬送し、
所定のデータの印字処理を行う。
種の通帳処理装置が使用されている。このような通帳処
理装置は、顧客の挿入した通帳を吸入し、種々の処理を
行う。即ち、通帳には磁気情報部(磁気ストライプ)が
設けられており、この磁気情報部に記録された顧客の口
座番号等の記録情報を読取り、該情報を上位装置に送信
する。また、搬送手段により通帳を印字部まで搬送し、
所定のデータの印字処理を行う。
【0003】図2にこのような従来の通帳処理装置にお
ける要部を示す。図の装置は、通帳1と、ガイドプレー
ト2と、開口部3と、磁気ヘッド4とからなる。通帳1
は、表紙と綴じ込まれた中紙とからなり、表紙側の端部
には搬送方向(矢印A方向)と平行に口座番号等のデー
タを記録した磁気ストライプ(磁気情報部)1aが設け
られている。ガイドプレート2は平板状に形成され、そ
の端部には、搬送される通帳1の搬送方向を規制するサ
イドフレーム2aが設けられている。また、ガイドプレ
ート2のサイドフレーム2a内側には搬送方向に沿って
所定の長さの開口部3が形成されている。開口部3内に
は、磁気ストライプ1aのデータの読み書きを行う磁気
ヘッド4が、磁気ストライプ1aに沿って開口部3内を
移動可能なように設置されている。このように構成され
た通帳処理装置では、開口部3を通って通帳1が搬送さ
れる時、通帳1の先端が開口部3に引っ掛かる場合があ
る。このため、従来では、例えば実開昭63−1354
77号公報に記載されるように、通帳1の搬送時には開
口部3を塞ぐ搬送ガイド蓋を有する装置が考えられてい
る。
ける要部を示す。図の装置は、通帳1と、ガイドプレー
ト2と、開口部3と、磁気ヘッド4とからなる。通帳1
は、表紙と綴じ込まれた中紙とからなり、表紙側の端部
には搬送方向(矢印A方向)と平行に口座番号等のデー
タを記録した磁気ストライプ(磁気情報部)1aが設け
られている。ガイドプレート2は平板状に形成され、そ
の端部には、搬送される通帳1の搬送方向を規制するサ
イドフレーム2aが設けられている。また、ガイドプレ
ート2のサイドフレーム2a内側には搬送方向に沿って
所定の長さの開口部3が形成されている。開口部3内に
は、磁気ストライプ1aのデータの読み書きを行う磁気
ヘッド4が、磁気ストライプ1aに沿って開口部3内を
移動可能なように設置されている。このように構成され
た通帳処理装置では、開口部3を通って通帳1が搬送さ
れる時、通帳1の先端が開口部3に引っ掛かる場合があ
る。このため、従来では、例えば実開昭63−1354
77号公報に記載されるように、通帳1の搬送時には開
口部3を塞ぐ搬送ガイド蓋を有する装置が考えられてい
る。
【0004】図3、4は搬送ガイド蓋を有する通帳処理
装置の要部を示す構成図であり、図3は搬送ガイド蓋に
よる開口部の閉状態、図4は開状態を示している。図の
装置は、ガイドプレート5と、搬送ガイド蓋6と、固定
フレーム7と、リンク機構8と、板カム9等からなる。
ガイドプレート5は、搬送路を構成する板状部材で、開
口部5aを有し、その開口部5aが搬送ガイド蓋6で覆
われ、ガイドプレート5と面一状態になるよう構成され
ている。ガイドプレート5の下側には固定板10が設け
られ、この固定板10にはリンク機構8の上側アーム1
1a、11bの一端側が回動自在に取り付けられてい
る。上側アーム11a、11bは平行リンクを構成し、
その中間部には搬送ガイド蓋6を固定したリンク12が
回動自在に取り付けられている。また、上側アーム11
aの他端には連結リンク13の一端が連結され、この連
結リンク13の他端は平行リンクを構成する下側アーム
14a、14bにおける下側アーム14bの一端側に接
続されている。下側アーム14a、14bの他端側は、
固定フレーム7に取り付けられた固定板15に回動自在
に取り付けられ、また下側アーム14aの一端と下側ア
ーム14bの中間部にはカムレバー16が回動自在に取
り付けられている。カムレバー16の端部にはカムロー
ラ17が設けられ、このカムローラ17に板カム9が当
接するよう、該板カム9が固定板15に回転自在に取り
付けられている。また、固定板15と上側アーム11b
の他端にはコイルスプリング18が張着され、カムロー
ラ17が常時板カム9に当接するよう付勢している。
尚、図面には示していないが、板カム9や各リンク等の
動作位置を確認するための検出器を有している。
装置の要部を示す構成図であり、図3は搬送ガイド蓋に
よる開口部の閉状態、図4は開状態を示している。図の
装置は、ガイドプレート5と、搬送ガイド蓋6と、固定
フレーム7と、リンク機構8と、板カム9等からなる。
ガイドプレート5は、搬送路を構成する板状部材で、開
口部5aを有し、その開口部5aが搬送ガイド蓋6で覆
われ、ガイドプレート5と面一状態になるよう構成され
ている。ガイドプレート5の下側には固定板10が設け
られ、この固定板10にはリンク機構8の上側アーム1
1a、11bの一端側が回動自在に取り付けられてい
る。上側アーム11a、11bは平行リンクを構成し、
その中間部には搬送ガイド蓋6を固定したリンク12が
回動自在に取り付けられている。また、上側アーム11
aの他端には連結リンク13の一端が連結され、この連
結リンク13の他端は平行リンクを構成する下側アーム
14a、14bにおける下側アーム14bの一端側に接
続されている。下側アーム14a、14bの他端側は、
固定フレーム7に取り付けられた固定板15に回動自在
に取り付けられ、また下側アーム14aの一端と下側ア
ーム14bの中間部にはカムレバー16が回動自在に取
り付けられている。カムレバー16の端部にはカムロー
ラ17が設けられ、このカムローラ17に板カム9が当
接するよう、該板カム9が固定板15に回転自在に取り
付けられている。また、固定板15と上側アーム11b
の他端にはコイルスプリング18が張着され、カムロー
ラ17が常時板カム9に当接するよう付勢している。
尚、図面には示していないが、板カム9や各リンク等の
動作位置を確認するための検出器を有している。
【0005】次に動作について説明する。先ず、通帳搬
送時には図3に示すように、板カム9を回転させ、リン
ク機構8を介して搬送ガイド蓋6をガイドプレート5と
面一状態とする。即ち、板カム9の回転によりカムレバ
ー16を図面右方向に駆動し、これにより下側アーム1
4a、14b、連結リンク13、上側アーム11a、1
1b、リンク12を介して搬送ガイド蓋6を持ち上げる
ことになる。搬送が磁気ストライプの読取り、または書
込み位置まで行われると、図示しないモータに回転命令
を与えて板カム9を回転(この例では180度)させ、
コイルスプリング18の張力により、上側アーム11b
が回動し、搬送ガイド蓋6をガイドプレート5の下側に
退避させる。このようにしてから、開口部5a上に位置
する通帳に図示しない通帳プレスを降下させ、磁気スト
ライプと磁気ヘッドを密着させてから磁気ヘッドを開口
部5aに沿って移動させることにより、情報の読取りや
書込み処理を実行することになる。また、処理終了後、
磁気ヘッドを原点位置に戻してから、板カム9を再び回
転することにより、搬送ガイド蓋6で開口部5aを塞ぐ
ことが可能になる。
送時には図3に示すように、板カム9を回転させ、リン
ク機構8を介して搬送ガイド蓋6をガイドプレート5と
面一状態とする。即ち、板カム9の回転によりカムレバ
ー16を図面右方向に駆動し、これにより下側アーム1
4a、14b、連結リンク13、上側アーム11a、1
1b、リンク12を介して搬送ガイド蓋6を持ち上げる
ことになる。搬送が磁気ストライプの読取り、または書
込み位置まで行われると、図示しないモータに回転命令
を与えて板カム9を回転(この例では180度)させ、
コイルスプリング18の張力により、上側アーム11b
が回動し、搬送ガイド蓋6をガイドプレート5の下側に
退避させる。このようにしてから、開口部5a上に位置
する通帳に図示しない通帳プレスを降下させ、磁気スト
ライプと磁気ヘッドを密着させてから磁気ヘッドを開口
部5aに沿って移動させることにより、情報の読取りや
書込み処理を実行することになる。また、処理終了後、
磁気ヘッドを原点位置に戻してから、板カム9を再び回
転することにより、搬送ガイド蓋6で開口部5aを塞ぐ
ことが可能になる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の通帳処理装置では、搬送ガイド蓋6で開口部5aを
塞ぐように構成していたため、次に述べるような問題が
あった。 (1) 搬送ガイド蓋6の開閉機構が必要なため、複雑なリ
ンク機構8等による部材増から、コストアップや装置が
大型化せざるを得なかった。 (2) 搬送ガイド蓋6は、磁気ヘッドとの衝突防止のた
め、該磁気ヘッドによる通帳の磁気ストライプ走査時に
は必ず開とする必要がある。従って、この開状態を検出
するための回路部材の増加と、その制御のための構成の
複雑化につながる問題があった。 (3) 搬送ガイド蓋6の開閉動作中は、本来の通帳の読取
り、書込み動作を行うことができないため、処理速度の
低下につながる問題があった。
来の通帳処理装置では、搬送ガイド蓋6で開口部5aを
塞ぐように構成していたため、次に述べるような問題が
あった。 (1) 搬送ガイド蓋6の開閉機構が必要なため、複雑なリ
ンク機構8等による部材増から、コストアップや装置が
大型化せざるを得なかった。 (2) 搬送ガイド蓋6は、磁気ヘッドとの衝突防止のた
め、該磁気ヘッドによる通帳の磁気ストライプ走査時に
は必ず開とする必要がある。従って、この開状態を検出
するための回路部材の増加と、その制御のための構成の
複雑化につながる問題があった。 (3) 搬送ガイド蓋6の開閉動作中は、本来の通帳の読取
り、書込み動作を行うことができないため、処理速度の
低下につながる問題があった。
【0007】本発明は上記従来の問題点を解決するため
になされたもので、コストアップや装置の大型化を防止
すると共に、処理速度の向上を図ることのできる通帳処
理装置を提供することを目的とする。
になされたもので、コストアップや装置の大型化を防止
すると共に、処理速度の向上を図ることのできる通帳処
理装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の通帳処理装置
は、磁気情報部を有する通帳と、前記通帳を、その磁気
情報部を下側にした状態で搬送する搬送手段と、搬送路
に設けられた開口部を移動し、搬送される通帳の磁気情
報部を走査してその読み書きを行う磁気ヘッドと、前記
磁気ヘッドを搬送方向に移動させ、搬送される前記通帳
を、少なくとも前記開口部の搬送方向終端部で該磁気ヘ
ッドにより支持させるヘッド支持制御手段とを設けたも
のである。
は、磁気情報部を有する通帳と、前記通帳を、その磁気
情報部を下側にした状態で搬送する搬送手段と、搬送路
に設けられた開口部を移動し、搬送される通帳の磁気情
報部を走査してその読み書きを行う磁気ヘッドと、前記
磁気ヘッドを搬送方向に移動させ、搬送される前記通帳
を、少なくとも前記開口部の搬送方向終端部で該磁気ヘ
ッドにより支持させるヘッド支持制御手段とを設けたも
のである。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。図1は本発明の通帳処理装置の実施例を示す
構成図であり、図1(A)は全体構成図、図1(B)は
その部分説明図である。
説明する。図1は本発明の通帳処理装置の実施例を示す
構成図であり、図1(A)は全体構成図、図1(B)は
その部分説明図である。
【0010】《構成》図の装置は、通帳21と、搬送手
段22と、磁気情報読み書き部23と、ヘッド支持制御
手段24と、光学センサ25と、印字部26と、改頁機
構部27とからなる。通帳21は、従来と同様に、その
表紙側に顧客の口座番号情報等が記載された磁気情報部
(磁気ストライプ)が設けられ、かつ通帳処理装置には
開いた状態で挿入されるよう構成されている。搬送手段
22は、フィードローラ28、プレッシャローラ29、
ステッピングモータ30等から構成されている。フィー
ドローラ28は、搬送路31の下側に回転可能に設けら
れ、図示しない連結手段でステッピングモータ30と回
転結合されている。プレッシャローラ29は搬送路31
の上側にフィードローラ28と対向して設けられ、図示
しない手段により、フィードローラ28に対して圧接可
能に構成されている。磁気情報読み書き部23は、磁気
ヘッド32、通帳プレス33等で構成されている。
段22と、磁気情報読み書き部23と、ヘッド支持制御
手段24と、光学センサ25と、印字部26と、改頁機
構部27とからなる。通帳21は、従来と同様に、その
表紙側に顧客の口座番号情報等が記載された磁気情報部
(磁気ストライプ)が設けられ、かつ通帳処理装置には
開いた状態で挿入されるよう構成されている。搬送手段
22は、フィードローラ28、プレッシャローラ29、
ステッピングモータ30等から構成されている。フィー
ドローラ28は、搬送路31の下側に回転可能に設けら
れ、図示しない連結手段でステッピングモータ30と回
転結合されている。プレッシャローラ29は搬送路31
の上側にフィードローラ28と対向して設けられ、図示
しない手段により、フィードローラ28に対して圧接可
能に構成されている。磁気情報読み書き部23は、磁気
ヘッド32、通帳プレス33等で構成されている。
【0011】図1(B)は、この磁気情報読み書き部2
3と、ヘッド支持制御手段24との詳細を示している。
ヘッド支持制御手段24は、磁気ヘッドキャリア34、
スクリューシャフト35、ステッピングモータ36等か
ら構成されている。磁気ヘッドキャリア34は、磁気ヘ
ッド32を搭載すると共に、スクリューシャフト35に
螺合し、スクリューシャフト35の回転によってスクリ
ューシャフト35の軸方向(図中、B方向)に移動する
よう構成されている。スクリューシャフト35は図示し
ない連結機構によりステッピングモータ36と回転結合
されており、後述する制御回路、ドライバ回路等によっ
て、通帳21を磁気ヘッド32によって支持させるよう
構成されている。また、磁気ヘッド32はガイドプレー
ト37に形成された開口部37a内に位置するよう設置
され、かつ磁気ヘッド32の上部が搬送路37上にやや
突出した状態で開口部37a内を往復するよう構成され
ている。通帳プレス33は、その上面に設置された2つ
の支持部33aに、それぞれく字形のアーム38の一端
が回転可能に係合し、これらアーム38の他端はリンク
39に対し、回転可能に接続されている。また、アーム
38の中心はアーム38の回転中心として図示しないフ
レーム支持部に回転可能に固定されている。更に、アー
ム38の他端側にはリセットスプリング40が吸引状態
で係合しており、このリセットスプリング40の吸引力
によって通帳プレス33が上方向に付勢されている。リ
ンク39の端部にはプランジャマグネット41が接続さ
れ、そのプランジャロッド41aの移動によって通帳プ
レス33を下方向に移動させるよう構成されている。
3と、ヘッド支持制御手段24との詳細を示している。
ヘッド支持制御手段24は、磁気ヘッドキャリア34、
スクリューシャフト35、ステッピングモータ36等か
ら構成されている。磁気ヘッドキャリア34は、磁気ヘ
ッド32を搭載すると共に、スクリューシャフト35に
螺合し、スクリューシャフト35の回転によってスクリ
ューシャフト35の軸方向(図中、B方向)に移動する
よう構成されている。スクリューシャフト35は図示し
ない連結機構によりステッピングモータ36と回転結合
されており、後述する制御回路、ドライバ回路等によっ
て、通帳21を磁気ヘッド32によって支持させるよう
構成されている。また、磁気ヘッド32はガイドプレー
ト37に形成された開口部37a内に位置するよう設置
され、かつ磁気ヘッド32の上部が搬送路37上にやや
突出した状態で開口部37a内を往復するよう構成され
ている。通帳プレス33は、その上面に設置された2つ
の支持部33aに、それぞれく字形のアーム38の一端
が回転可能に係合し、これらアーム38の他端はリンク
39に対し、回転可能に接続されている。また、アーム
38の中心はアーム38の回転中心として図示しないフ
レーム支持部に回転可能に固定されている。更に、アー
ム38の他端側にはリセットスプリング40が吸引状態
で係合しており、このリセットスプリング40の吸引力
によって通帳プレス33が上方向に付勢されている。リ
ンク39の端部にはプランジャマグネット41が接続さ
れ、そのプランジャロッド41aの移動によって通帳プ
レス33を下方向に移動させるよう構成されている。
【0012】光学センサ25は、搬送路31のフィード
ローラ28後側に位置し、搬送される通帳21の通帳処
理装置への挿入を検知するセンサである。印字部26
は、印字ヘッド42とプラテン43とからなる。印字ヘ
ッド42は搬送路31を挟んでプラテン43と対向して
その上側に設けられ、かつ既知の機構によりプラテン4
3への接近、離脱が可能な他、印字桁方向へのスペーシ
ング動作が可能なよう構成されている。改頁機構部27
は、ページ捲りローラ44等からなり、搬送される通帳
21のページ捲りを行う機構部である。また、磁気情報
読み書き部23と印字部26との間にはページ行センサ
部45が設けられ、通帳21に付与されているページコ
ートや印字済み行を光学的に読取るよう構成されてい
る。更に、光学センサ25と磁気情報読み書き部23、
磁気情報読み書き部23とページ行センサ部45、ペー
ジ行センサ部45と印字部26、および印字部26と改
頁機構部44の間には、それぞれ搬送用ローラ46a、
46bが搬送路31を挟んで設置されている。
ローラ28後側に位置し、搬送される通帳21の通帳処
理装置への挿入を検知するセンサである。印字部26
は、印字ヘッド42とプラテン43とからなる。印字ヘ
ッド42は搬送路31を挟んでプラテン43と対向して
その上側に設けられ、かつ既知の機構によりプラテン4
3への接近、離脱が可能な他、印字桁方向へのスペーシ
ング動作が可能なよう構成されている。改頁機構部27
は、ページ捲りローラ44等からなり、搬送される通帳
21のページ捲りを行う機構部である。また、磁気情報
読み書き部23と印字部26との間にはページ行センサ
部45が設けられ、通帳21に付与されているページコ
ートや印字済み行を光学的に読取るよう構成されてい
る。更に、光学センサ25と磁気情報読み書き部23、
磁気情報読み書き部23とページ行センサ部45、ペー
ジ行センサ部45と印字部26、および印字部26と改
頁機構部44の間には、それぞれ搬送用ローラ46a、
46bが搬送路31を挟んで設置されている。
【0013】図5に、通帳処理装置の制御装置を示す。
通帳処理装置の制御装置100は通信回線を介してセン
タコンピュータ200と接続されている。制御装置10
0は、回線制御部101と、制御回路102と、センサ
アンプ回路103と、ドライバ回路104と、アンプ回
路105とから構成されている。センサアンプ回路10
3は、光学センサ25を接続し、この光学センサ25の
駆動制御を行うアンプ回路である。ドライバ回路104
は、ステッピングモータ30、36と印字ヘッド42と
プランジャマグネット41とを接続し、これらの駆動制
御を行う回路である。また、アンプ回路105は磁気ヘ
ッド32の信号制御を行う回路である。制御回路102
は、各センサアンプ回路103、ドライバ回路104、
アンプ回路105の制御を行うと共に、磁気ヘッド32
から得た通帳21の情報等を回線制御部101を介して
センタコンピュータ200に送信し、またセンタコンピ
ュータ200からの情報を処理する回路である。
通帳処理装置の制御装置100は通信回線を介してセン
タコンピュータ200と接続されている。制御装置10
0は、回線制御部101と、制御回路102と、センサ
アンプ回路103と、ドライバ回路104と、アンプ回
路105とから構成されている。センサアンプ回路10
3は、光学センサ25を接続し、この光学センサ25の
駆動制御を行うアンプ回路である。ドライバ回路104
は、ステッピングモータ30、36と印字ヘッド42と
プランジャマグネット41とを接続し、これらの駆動制
御を行う回路である。また、アンプ回路105は磁気ヘ
ッド32の信号制御を行う回路である。制御回路102
は、各センサアンプ回路103、ドライバ回路104、
アンプ回路105の制御を行うと共に、磁気ヘッド32
から得た通帳21の情報等を回線制御部101を介して
センタコンピュータ200に送信し、またセンタコンピ
ュータ200からの情報を処理する回路である。
【0014】《動作》先ず、オペレータや顧客が取引通
帳21の処理すべきページを開いて挿入すると、光学セ
ンサ25がこれを検出する。これにより、制御回路10
2が処理動作命令を送出する。この処理動作命令によ
り、プレッシャローラ29を降下させ、通帳21をフィ
ードローラ28とで挟持、圧接する。更にステッピング
モータ30の動作開始により搬送路31に沿って吸入を
開始する。更に、吸入が開始され、一定量の搬送を光学
センサ25により検知したら、その搬送を停止する。
帳21の処理すべきページを開いて挿入すると、光学セ
ンサ25がこれを検出する。これにより、制御回路10
2が処理動作命令を送出する。この処理動作命令によ
り、プレッシャローラ29を降下させ、通帳21をフィ
ードローラ28とで挟持、圧接する。更にステッピング
モータ30の動作開始により搬送路31に沿って吸入を
開始する。更に、吸入が開始され、一定量の搬送を光学
センサ25により検知したら、その搬送を停止する。
【0015】図6に通帳21の搬送説明を示す。この図
6において通帳21の実線位置が上述した搬送停止位置
である。次に、制御回路102は磁気ヘッド32用のス
テッピングモータ36と、搬送用のステッピングモータ
30とに駆動命令を与える。これにより、磁気ヘッド3
2は通帳21の移動に伴って矢印方向に移動する(図
中、一点鎖線で示す)。そして、通帳21および磁気ヘ
ッド32が、開口部37aの搬送方向終端部付近まで移
動したら(図中、2点鎖線で示す)、ステッピングモー
タ36のみ停止させ、磁気ヘッド32の移動を停止させ
る。このようにして、通帳21の先端部が開口部37a
を通過した後、予め定められたステップ数でステッピン
グモータ30も停止させる。この位置が通帳21におけ
る磁気情報部の読取り、書込み位置であり、図1(B)
に示す位置である。
6において通帳21の実線位置が上述した搬送停止位置
である。次に、制御回路102は磁気ヘッド32用のス
テッピングモータ36と、搬送用のステッピングモータ
30とに駆動命令を与える。これにより、磁気ヘッド3
2は通帳21の移動に伴って矢印方向に移動する(図
中、一点鎖線で示す)。そして、通帳21および磁気ヘ
ッド32が、開口部37aの搬送方向終端部付近まで移
動したら(図中、2点鎖線で示す)、ステッピングモー
タ36のみ停止させ、磁気ヘッド32の移動を停止させ
る。このようにして、通帳21の先端部が開口部37a
を通過した後、予め定められたステップ数でステッピン
グモータ30も停止させる。この位置が通帳21におけ
る磁気情報部の読取り、書込み位置であり、図1(B)
に示す位置である。
【0016】その後、プランジャマグネット41を励磁
し、通帳プレス33を降下させて通帳21の磁気情報部
と磁気ヘッド32を密着させ、ステッピングモータ36
に上記の搬送支持時と逆方向に回転命令を与えつつ、読
取り処理を実行する。この読取り処理により得たデータ
は、制御回路102よりセンタコンピュータ200に送
信されると共に、ページ行センサ部45で、開かれた通
帳21の処理ページであるか否かや印字済み行の確認が
行われ、これが良好であれば印字部26で印字処理を行
う。印字終了後は、ステッピングモータ30に逆転命令
を与え、吸入時と同様、通帳21の開口部37aの通過
時には磁気ヘッド32の移動を実行する。また磁気情報
部の読み書き位置で停止させ、上記の読取り動作と同様
に制御し、磁気情報部のデータの更新を行った後、挿入
口より排出し、取引を終了する。尚、印字処理におい
て、印字すべきデータが残っているのに通帳21の印字
行が満了してしまった場合には、改頁動作が必要とな
り、改頁機構部27が動作するが、この動作は本実施例
とは直接関係が無いため、ここでの詳細な説明は省略す
る。
し、通帳プレス33を降下させて通帳21の磁気情報部
と磁気ヘッド32を密着させ、ステッピングモータ36
に上記の搬送支持時と逆方向に回転命令を与えつつ、読
取り処理を実行する。この読取り処理により得たデータ
は、制御回路102よりセンタコンピュータ200に送
信されると共に、ページ行センサ部45で、開かれた通
帳21の処理ページであるか否かや印字済み行の確認が
行われ、これが良好であれば印字部26で印字処理を行
う。印字終了後は、ステッピングモータ30に逆転命令
を与え、吸入時と同様、通帳21の開口部37aの通過
時には磁気ヘッド32の移動を実行する。また磁気情報
部の読み書き位置で停止させ、上記の読取り動作と同様
に制御し、磁気情報部のデータの更新を行った後、挿入
口より排出し、取引を終了する。尚、印字処理におい
て、印字すべきデータが残っているのに通帳21の印字
行が満了してしまった場合には、改頁動作が必要とな
り、改頁機構部27が動作するが、この動作は本実施例
とは直接関係が無いため、ここでの詳細な説明は省略す
る。
【0017】《他の実施例》また、上記実施例では通帳
21の開口部37a通過時に、磁気ヘッド32を通帳2
1とほぼ同速度で移動させるよう構成したが、通帳21
を開口部37aの搬送方向終端部直前まで搬送した後、
磁気ヘッド32を移動させて通帳21を支持するよう構
成することも可能である。図7にこのような場合の説明
を示す。即ち、先ず通帳21を搬送し、その先端部が開
口部37aの終端部直前まで移動したらステッピングモ
ータ30を停止させる(図中、実線で示す)。次にステ
ッピングモータ36を回転駆動し、磁気ヘッド32を開
口部37aの終端部直前まで移動させ(図中、一点鎖線
で示す)、通帳21の先端部を支持する。その後は上記
実施例と同様に通帳21のデータ読取り、更新、印字等
の動作を行う。
21の開口部37a通過時に、磁気ヘッド32を通帳2
1とほぼ同速度で移動させるよう構成したが、通帳21
を開口部37aの搬送方向終端部直前まで搬送した後、
磁気ヘッド32を移動させて通帳21を支持するよう構
成することも可能である。図7にこのような場合の説明
を示す。即ち、先ず通帳21を搬送し、その先端部が開
口部37aの終端部直前まで移動したらステッピングモ
ータ30を停止させる(図中、実線で示す)。次にステ
ッピングモータ36を回転駆動し、磁気ヘッド32を開
口部37aの終端部直前まで移動させ(図中、一点鎖線
で示す)、通帳21の先端部を支持する。その後は上記
実施例と同様に通帳21のデータ読取り、更新、印字等
の動作を行う。
【0018】尚、上記各実施例では、通帳21の印字、
改頁等を行う通帳処理装置として説明したが、これらの
構成を特に必要とするものではなく、通帳21の搬送を
行うと共にその磁気情報部のデータを磁気ヘッド32で
読み書きするものであれば、上記各実施例と同様な効果
を奏するものである。
改頁等を行う通帳処理装置として説明したが、これらの
構成を特に必要とするものではなく、通帳21の搬送を
行うと共にその磁気情報部のデータを磁気ヘッド32で
読み書きするものであれば、上記各実施例と同様な効果
を奏するものである。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の通帳処理
装置は、通帳の先端を磁気ヘッドで支持して開口部上を
搬送するように構成したので、通帳搬送時にその先端部
が開口部に引っ掛かることがなく、従来のように専用の
搬送ガイド蓋も不要になるため、部材増によるコストア
ップや装置の大型化を防止することができる。また、搬
送ガイド蓋の開閉動作等も無いため、処理速度の向上を
図ることができる。
装置は、通帳の先端を磁気ヘッドで支持して開口部上を
搬送するように構成したので、通帳搬送時にその先端部
が開口部に引っ掛かることがなく、従来のように専用の
搬送ガイド蓋も不要になるため、部材増によるコストア
ップや装置の大型化を防止することができる。また、搬
送ガイド蓋の開閉動作等も無いため、処理速度の向上を
図ることができる。
【図1】本発明の通帳処理装置の構成図である。
【図2】従来の通帳処理装置の要部構成図である。
【図3】従来の通帳処理装置の開閉機構の閉状態の説明
図である。
図である。
【図4】従来の通帳処理装置の開閉機構の開状態の説明
図である。
図である。
【図5】本発明の通帳処理装置の制御装置のブロック図
である。
である。
【図6】本発明の通帳処理装置の原理説明図である。
【図7】本発明の通帳処理装置の他の実施例の原理説明
図である。
図である。
21 通帳 22 搬送手段 24 ヘッド支持制御手段 32 磁気ヘッド 37a 開口部
Claims (1)
- 【請求項1】 磁気情報部を有する通帳と、 前記通帳を、その磁気情報部を下側にした状態で搬送す
る搬送手段と、搬送路に設けられた開口部を移動し、搬
送される通帳の磁気情報部を走査してその読み書きを行
う磁気ヘッドと、 前記磁気ヘッドを搬送方向に移動させ、搬送される前記
通帳を、少なくとも前記開口部の搬送方向終端部で該磁
気ヘッドにより支持させるヘッド支持制御手段とを設け
たことを特徴とする通帳処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP41140590A JP2736703B2 (ja) | 1990-12-18 | 1990-12-18 | 通帳処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP41140590A JP2736703B2 (ja) | 1990-12-18 | 1990-12-18 | 通帳処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0644394A true JPH0644394A (ja) | 1994-02-18 |
JP2736703B2 JP2736703B2 (ja) | 1998-04-02 |
Family
ID=18520417
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP41140590A Expired - Fee Related JP2736703B2 (ja) | 1990-12-18 | 1990-12-18 | 通帳処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2736703B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4860652A (en) * | 1986-05-24 | 1989-08-29 | Kabushikigaisha Tokyo Kikai Seisakusho | Mesh roller for planography |
KR20000030739A (ko) * | 2000-03-14 | 2000-06-05 | 김재홍 | 통장용 마그네틱테이프 판독기 |
-
1990
- 1990-12-18 JP JP41140590A patent/JP2736703B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4860652A (en) * | 1986-05-24 | 1989-08-29 | Kabushikigaisha Tokyo Kikai Seisakusho | Mesh roller for planography |
KR20000030739A (ko) * | 2000-03-14 | 2000-06-05 | 김재홍 | 통장용 마그네틱테이프 판독기 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2736703B2 (ja) | 1998-04-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |