JPH064432U - ころ軸受 - Google Patents

ころ軸受

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JPH064432U
JPH064432U JP400095U JP40009590U JPH064432U JP H064432 U JPH064432 U JP H064432U JP 400095 U JP400095 U JP 400095U JP 40009590 U JP40009590 U JP 40009590U JP H064432 U JPH064432 U JP H064432U
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roller bearing
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正昭 松本
仁 岩本
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Koyo Seiko Co Ltd
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C33/00Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
    • F16C33/30Parts of ball or roller bearings
    • F16C33/58Raceways; Race rings
    • F16C33/583Details of specific parts of races
    • F16C33/585Details of specific parts of races of raceways, e.g. ribs to guide the rollers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C2240/00Specified values or numerical ranges of parameters; Relations between them
    • F16C2240/40Linear dimensions, e.g. length, radius, thickness, gap
    • F16C2240/50Crowning, e.g. crowning height or crowning radius

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 容易にかつ低コストで負荷容量の減少および
エッジロードの発生を防止する。 【構成】 軌道輪(内輪)(1) の軌道(3) の一端部に、
ころ(2) の転動面から漸次遠ざかるように復数段のテー
パ面(3b)(3c)が形成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ころ軸受に関する。
【0002】
【従来の技術】
円筒ころ軸受、円錐ころ軸受などのころ軸受においては、一般に、エッジロー ド(端荷重)の発生を防止するために、ころの転動面または軌道輪の軌道にクラ ウニングが施される。
【0003】 このようなクラウニングとして、転動面または軌道の母線を一定曲率の円弧に するフルクラウニング、転動面(または軌道)の両端部に軌道(転動面)から遠 ざかるテーパ面が形成された台形クラウニング、転動面または軌道の母線を対数 曲線にする対数クラウニングが知られている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、フルクラウニングや台形クラウニングの場合には、軸受に作用する モーメントが大きくて軌道輪ところが傾いたときにエッジロードが発生し、これ を防止するためにクラウニングを大きくすると負荷容量が減少するという問題が ある。また、対数クラウニングの場合には、形状が複雑であるため、加工が困難 で、コストが高くなるという問題がある。
【0005】 この考案の目的は、上記の問題を解決し、容易にかつ低コストで負荷容量の減 少およびエッジロードの発生を防止できるころ軸受を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案によるころ軸受は、軌道輪の軌道の少なくとも一端部に、ころの転動 面から漸次遠ざかるように複数段のテーパ面が形成されているものである。
【0007】 また、この考案によるころ軸受は、ころの少なくとも一端部に、軌道輪の軌道 から漸次遠ざかるように複数段のテーパ面が形成されているものである。
【0008】
【作用】
軌道輪の軌道またはころの転動面の一端部に複数段のテーパ面が形成されてい るので、モーメントが大きくて軌道輪ところが傾いたような場合でも、エッジロ ードの発生が防止され、負荷容量の減少も少ない。また、テーパ面を形成するだ けであるから、加工が容易である。
【0009】
【実施例】
以下、図面を参照して、この考案の実施例について説明する。なお、以下の説 明において、図面の左右を左右とする。
【0010】 図1は、この考案を円錐ころ軸受の内輪に適用した1実施例を示している。
【0011】 内輪(1) は円錐ころ(2) が転動する円錐面状の軌道(3) を有し、その左端部に 2段のテーパ面(3b)(3c)が、右端部に1段のテーパ面(3d)がそれぞれ形成され、 これらの間の軌道(3) の円錐面が主軌道面(3a)となっている。
【0012】 主軌道面(3a)のすぐ左側の第1テーパ面(3b)は、主軌道面(3a)よりころ(2) の 転動面から遠ざかるように形成されている。第1テーパ面(3b)のさらに左側の第 2テーパ面(3c)は、第1テーパ面(3b)よりさらにころ(2) の転動面から遠ざかる ように形成されている。主軌道面(3a)の右側の第3テーパ面(3d)も、主軌道面(3 a)よりころ(2) の転動面から遠ざかるように形成されている。
【0013】 図1にはテーパ面(3b)(3c)(3d)のなす角度などを誇張して示しているが、各部 の寸法の1例を挙げると、次のとおりである。
【0014】 主軌道面(3a)の幅Aは約3mm、第1テーパ面(3b)の幅Bは約3.47mm、第2 テーパ面(3c)の幅Cは約0.9mm、第3テーパ面(3d)の幅Dは約1.5mm、主軌 道面(3a)と第1テーパ面(3b)のなす角度αは約10分、主軌道面(3a)と第2テー パ面(3c)のなす角度βは約50分、主軌道面(3a)と第3テーパ面(3d)のなす角度 γは約27.5分である。
【0015】 モーメントが大きくて内輪(1) ところ(2) が傾いたような場合でも、主軌道面 (3a)、第1テーパ面(3b)および第2テーパ面(3c)が台形クラウニングのような形 になり、エッジロードの発生が防止され、負荷容量の減少も少ない。
【0016】 図2は、この考案を円筒ころ軸受の内輪に適用した1実施例を示している。
【0017】 内輪(4) は円筒ころ(5) が転動する円筒面状の軌道(6) を有し、その左端部に 第1テーパ面(6b)と第2テーパ面(6c)が漸次ころ(5) の転動面から遠ざかるよう に形成され、右端部に第3テーパ面(6d)がころ(5) の転動面から遠ざかるように 形成され、これらの間の軌道(6) の円筒面が主軌道面(6a)となっている。
【0018】 他は、図1の実施例の場合と同様である。
【0019】 図3は、この考案を円筒ころ軸受の内輪に適用した他の実施例を示している。
【0020】 この場合、軌道(6) の右端部にも、2段のテーパ面、すなわち第3テーパ面(6 d)と第4テーパ面(6e)が形成されている。
【0021】 他は図2の実施例の場合と同様であり、同じ部分には同一の符号を付している 。
【0022】 円錐ころ軸受または円筒ころ軸受の外輪についても、同様に、軌道の少なくと も一端部に複数段のテーパ面が形成される。
【0023】 複数段のテーパ面が設けられる位置およびそれらの寸法関係などは、軸受の使 用条件などを考慮して決定される。たとえば、軌道輪ところが一定の方向にしか 傾かないような場合は、図1または図2のように、ころが傾く方の軌道の端部に のみ複数段のテーパ面が形成されればよい。軌道輪ところが両方向に傾くような 場合は、図3のように、軌道の両端部に複数段のテーパ面が形成されるのが好ま しい。
【0024】 上記実施例には軌道輪の軌道の少なくとも一端部に複数段のテーパ面を形成す る場合だけを示したが、図4および図5に示すように、円筒ころ(9) または円錐 ころ(10)の転動面(7)(8)の主軌道面(7a)(8a)の少なくとも一端部にそれらが組み 込まれる軌道輪の軌道から漸次遠ざかるように複数段のテーパ面(7b)(7c)(7d)(7 e)(8b)(8c)(8d)(8e)が形成されてもよい。なお、図4および図5においても、テ ーパ面のなす角度などを誇張して示している。
【0025】 また、上記各実施例において、各テーパ面の端部のエッジ部は滑らかになるよ うに後加工されている。
【0026】
【考案の効果】
この考案のころ軸受によれば、上述のように、負荷容量の減少およびエッジロ ードの発生を防止することができ、しかもテーパ面の加工が容易で、低コスト化 が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の1実施例を示す円錐ころ軸受の内輪
の一部省略縦断面図である。
【図2】この考案の他の実施例を示す円筒ころ軸受の内
輪の一部省略縦断面図である。
【図3】この考案のさらに他の実施例を示す円筒ころ軸
受の内輪の一部省略縦断面図である。
【図4】この考案のさらに他の実施例を示す円筒ころ軸
受の円筒ころの一部省略側面図である。
【図5】この考案のさらに他の実施例を示す円錐ころ軸
受の円錐ころの一部省略縦断面図である。
【符号の説明】
(1) 内輪 (2) 円錐ころ (3) 軌道 (3b)(3c) テーパ面 (4) 内輪 (5) 円筒ころ (6) 軌道 (6b)(6c)(6d)(6e) テーパ面 (7b)(7c)(7d)(7e) テーパ面 (8b)(8c)(8d)(8e) テーパ面 (9) 円筒ころ (10) 円錐ころ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軌道輪の軌道の少なくとも一端部に、こ
    ろの転動面から漸次遠ざかるように複数段のテーパ面が
    形成されているころ軸受。
  2. 【請求項2】 ころの少なくとも一端部に、軌道輪の軌
    道から漸次遠ざかるように複数段のテーパ面が形成され
    ているころ軸受。
JP1990400095U 1990-12-05 1990-12-05 ころ軸受 Expired - Fee Related JP2561402Y2 (ja)

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