JPH0643591B2 - 加圧噴流床型石炭ガス化装置 - Google Patents
加圧噴流床型石炭ガス化装置Info
- Publication number
- JPH0643591B2 JPH0643591B2 JP60073461A JP7346185A JPH0643591B2 JP H0643591 B2 JPH0643591 B2 JP H0643591B2 JP 60073461 A JP60073461 A JP 60073461A JP 7346185 A JP7346185 A JP 7346185A JP H0643591 B2 JPH0643591 B2 JP H0643591B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pulverized coal
- coal
- hopper
- pulverized
- bottle
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は加圧噴流床型石炭ガス化装置に関し、特に微粉
石炭の石炭ガス化炉への合目的な供給手段を備えた上記
装置に関する。
石炭の石炭ガス化炉への合目的な供給手段を備えた上記
装置に関する。
(従来の技術) 従来より各種石炭ガス化装置が提案されているが、加圧
噴流床型石炭ガス化装置に合目的な微粉炭の供給方法を
提案したものはなく、従つて微粉炭供給システムに信頼
性がなく、メンテナンスに多くの未解決の問題を有して
いた。
噴流床型石炭ガス化装置に合目的な微粉炭の供給方法を
提案したものはなく、従つて微粉炭供給システムに信頼
性がなく、メンテナンスに多くの未解決の問題を有して
いた。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、加圧噴流床型石炭ガス化装置における微粉炭
供給システムの信頼性向上とメインテナンス性の向上の
計れる加圧噴流床型石炭ガス化装置を提供しようとする
ものである。
供給システムの信頼性向上とメインテナンス性の向上の
計れる加圧噴流床型石炭ガス化装置を提供しようとする
ものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、石炭バンカ,微粉炭機,サイクロン,バグフ
イルタが直列に配置された複数の系列にて構成される微
粉炭供給システムであって、前記サイクロンおよびバグ
フイルタからの微粉炭を集める1基の一次捕集ビン、前
記一次捕集ビンの下方に接続し下部に複数のホッパを有
し、各ホッパの微粉炭レベルに応じて微粉炭を各ホッパ
に分配する可動式ガイドを備えた微粉炭ビン及び前記微
粉炭ビンの複数のホッパ下部よりそれぞれロックホッパ
と計量供給ホッパを備え、それぞれ独立に制御可能な石
炭ガス化炉のコンバスタおよびリダクタに微粉炭を供給
する手段を設けてなることを特徴とする加圧噴流床型石
炭ガス化装置である。
イルタが直列に配置された複数の系列にて構成される微
粉炭供給システムであって、前記サイクロンおよびバグ
フイルタからの微粉炭を集める1基の一次捕集ビン、前
記一次捕集ビンの下方に接続し下部に複数のホッパを有
し、各ホッパの微粉炭レベルに応じて微粉炭を各ホッパ
に分配する可動式ガイドを備えた微粉炭ビン及び前記微
粉炭ビンの複数のホッパ下部よりそれぞれロックホッパ
と計量供給ホッパを備え、それぞれ独立に制御可能な石
炭ガス化炉のコンバスタおよびリダクタに微粉炭を供給
する手段を設けてなることを特徴とする加圧噴流床型石
炭ガス化装置である。
すなわち、本発明は、複数のサイクロンおよびバグフイ
ルタの系統から供給される微粉炭を1ケ所の1次捕集ビ
ンに集め、その真下の複数のホツパを有する微粉炭ビン
に流量を調整しながら微粉を分配するようにした点を主
要な特徴とするものである。そして更に、微粉炭ビンに
可動式ガイドを設け、微粉炭ビンの複数のホツパ部の微
粉炭のレベル差によりガイドを調整するようにするこ
と、及び各系統の微粉炭を1次捕集ビンに集める配管
を、なるべく水平にてスクリュウフイーダを設けガス化
装置の高さを低減させることを好ましい実施態様とする
ものである。
ルタの系統から供給される微粉炭を1ケ所の1次捕集ビ
ンに集め、その真下の複数のホツパを有する微粉炭ビン
に流量を調整しながら微粉を分配するようにした点を主
要な特徴とするものである。そして更に、微粉炭ビンに
可動式ガイドを設け、微粉炭ビンの複数のホツパ部の微
粉炭のレベル差によりガイドを調整するようにするこ
と、及び各系統の微粉炭を1次捕集ビンに集める配管
を、なるべく水平にてスクリュウフイーダを設けガス化
装置の高さを低減させることを好ましい実施態様とする
ものである。
以下、本発明は石炭ガス化装置の一実式態様を第1図,
第2図に従つて詳述する。第1図は石炭供給系統図であ
り、第2図は第1図の微粉炭ビンの詳細図である。
第2図に従つて詳述する。第1図は石炭供給系統図であ
り、第2図は第1図の微粉炭ビンの詳細図である。
第1図において、各符号は以下のものを指す。
1;石炭バンカ、2;石炭フイーダ、3;微粉炭機、
4;サイクロン、5;バグフイルタ、6;弁、7;スク
リュウ式フイーダ、8;1次捕集ビン、9;微粉炭ビ
ン、10;ロツク弁、11;ロツクホツパ、12;ロツ
ク弁、13;計量供給ホツパ、14;ミキサ、15;コ
ンバスタ、16;デイフユーザ、17;リダクタ、1
8;ガス化炉、22;ベント弁、23;N2注入弁、2
4;ベント弁、25;N2注入弁、26;ロータリ弁、2
7;ロータリ弁、28;分配器、29;分配器又第2図
において各符号は以下のものを指す。
4;サイクロン、5;バグフイルタ、6;弁、7;スク
リュウ式フイーダ、8;1次捕集ビン、9;微粉炭ビ
ン、10;ロツク弁、11;ロツクホツパ、12;ロツ
ク弁、13;計量供給ホツパ、14;ミキサ、15;コ
ンバスタ、16;デイフユーザ、17;リダクタ、1
8;ガス化炉、22;ベント弁、23;N2注入弁、2
4;ベント弁、25;N2注入弁、26;ロータリ弁、2
7;ロータリ弁、28;分配器、29;分配器又第2図
において各符号は以下のものを指す。
19;ガイド(可動式)、20;レベル検出器、21;
レベル変位調整器、8,9;第1図と同じ。
レベル変位調整器、8,9;第1図と同じ。
石炭バンカ1に貯えられた石炭は、フイーダ2を通つて
微粉炭機3に入り粉砕され、熱ガスにより乾燥されると
ともにサイクロン4およびバグフイルタ5に搬送され
る。
微粉炭機3に入り粉砕され、熱ガスにより乾燥されると
ともにサイクロン4およびバグフイルタ5に搬送され
る。
微粉炭と水分を含む熱ガスは、サイクロン4にて1次分
離され、更にバグフイルタ5にて高精度の分離が行われ
る。
離され、更にバグフイルタ5にて高精度の分離が行われ
る。
サイクロン4およびバグフイルタ5にて捕集された乾燥
微粉炭は弁6およびスクリュウ式フイーダ7をとおつて
1次捕集ビン8に送られる。1次捕集ビン8には他のミ
ル系統からの微粉炭も供給される。
微粉炭は弁6およびスクリュウ式フイーダ7をとおつて
1次捕集ビン8に送られる。1次捕集ビン8には他のミ
ル系統からの微粉炭も供給される。
1次捕集ビン8の下方に複数のホツパ(図では2個)を
有する微粉炭ビン9が設けられており、第2図に示す可
動式ガイド19にてそれぞれのホツパへ微粉炭の配分が
調整される。微粉炭ビン9の二つのホツパ部にはレベル
検出機器20がそれぞれ設けられており、二つのホツパ
のレベル変化調整器21によりガイド19を作動させ
る。
有する微粉炭ビン9が設けられており、第2図に示す可
動式ガイド19にてそれぞれのホツパへ微粉炭の配分が
調整される。微粉炭ビン9の二つのホツパ部にはレベル
検出機器20がそれぞれ設けられており、二つのホツパ
のレベル変化調整器21によりガイド19を作動させ
る。
微粉炭ビン9の2つのホツパに貯えられた乾燥微粉炭
は、それぞれ独立にロータリ弁26続いてロツク弁10
をとおり、ロツクホツパ11に至り、N2ガスまたは他の
気体にてガス化炉炉内圧より高目に加圧された後、ロー
タリ弁27を通りロツク弁12から計量供給ホツパ13
に送られ、ここからミキサ14を経て気流搬送によりガ
ス化炉18のコンバスタ15およびデイフユーザ16部
へ送られる。
は、それぞれ独立にロータリ弁26続いてロツク弁10
をとおり、ロツクホツパ11に至り、N2ガスまたは他の
気体にてガス化炉炉内圧より高目に加圧された後、ロー
タリ弁27を通りロツク弁12から計量供給ホツパ13
に送られ、ここからミキサ14を経て気流搬送によりガ
ス化炉18のコンバスタ15およびデイフユーザ16部
へ送られる。
ロツクホツパ11および計量供給ホツパ13への微粉炭
供給はロツク弁10,12の開閉により間欠的に行われ
る。計量供給ホツパ13にて微粉炭量を計量しロツク弁
10,12の開閉時間を調整する。
供給はロツク弁10,12の開閉により間欠的に行われ
る。計量供給ホツパ13にて微粉炭量を計量しロツク弁
10,12の開閉時間を調整する。
ロツクホツパ11および計量供給ホツパ13への微粉炭
の受け入れおよび払出し手順は下記のとおりである。
の受け入れおよび払出し手順は下記のとおりである。
ロツク弁12を閉、N223を閉、ベント弁22を開
としてホツパ内を減圧させた後、弁10を開とし、上部
の微粉炭ビン9のホツパから微粉炭をロータリ弁26に
よりロツクホツパ11に供給する。
としてホツパ内を減圧させた後、弁10を開とし、上部
の微粉炭ビン9のホツパから微粉炭をロータリ弁26に
よりロツクホツパ11に供給する。
ロツクホツパ11の微粉炭貯留量所定のレベル(レ
ベル検出による)に達したら弁10、弁22を閉じ、N2
注入弁23を開としてガス化炉18の内圧以上に加圧す
る。
ベル検出による)に達したら弁10、弁22を閉じ、N2
注入弁23を開としてガス化炉18の内圧以上に加圧す
る。
加圧が完了した後、ロツク弁12を開、計量供給ホ
ツパ13のベント弁24閉、N2注入弁25閉の状態でロ
ツクホツパ11よりやゝ低圧に保たれた計量供給ホツパ
13に微粉炭をロータリ弁27により移動させる。
ツパ13のベント弁24閉、N2注入弁25閉の状態でロ
ツクホツパ11よりやゝ低圧に保たれた計量供給ホツパ
13に微粉炭をロータリ弁27により移動させる。
計量供給ホツパ13から所定量の微粉炭が、ミキサ
14にて搬送用気体(空気または酸素または酸素富化空
気など)と混合しガス化炉18のコンバスタ15あるい
はデイフユーザ16に送られる。
14にて搬送用気体(空気または酸素または酸素富化空
気など)と混合しガス化炉18のコンバスタ15あるい
はデイフユーザ16に送られる。
この際、分配器28,29により複数のノズルに分岐さ
れ炉内に投入される。
れ炉内に投入される。
(本発明の効果) (1) 複数のミル系統にもかかわらず、単一の微粉炭ビ
ンによる運用が可能となり、ブラント運転を停止するこ
となく、必要な場合、一系列のミルシステムを停止させ
て、メインテナンスを行うことができる。
ンによる運用が可能となり、ブラント運転を停止するこ
となく、必要な場合、一系列のミルシステムを停止させ
て、メインテナンスを行うことができる。
(2) 好ましい態様として、サイクロンおよびバグフイ
ルタからの微粉炭ラインに機械式フイーダを設けること
により、配管を水平に配置できるので、全体の高さを低
減せしめることが可能となり、耐震、騒音対策上有利と
なる。
ルタからの微粉炭ラインに機械式フイーダを設けること
により、配管を水平に配置できるので、全体の高さを低
減せしめることが可能となり、耐震、騒音対策上有利と
なる。
(3) また、微粉炭からコンバスタおよびディフューザ
への微粉炭供給経路をそれぞれ独立に制御できるので、
ロータリ弁,ロツク弁,ベント弁,加圧弁のシーケンシ
ヤルな運用により微粉炭の供給を確実に行うことが可能
となる。
への微粉炭供給経路をそれぞれ独立に制御できるので、
ロータリ弁,ロツク弁,ベント弁,加圧弁のシーケンシ
ヤルな運用により微粉炭の供給を確実に行うことが可能
となる。
第1図は本発明の石炭ガス化装置の一実施態様を示す
図、第2図は第1図の微粉炭ビンの詳細図である。
図、第2図は第1図の微粉炭ビンの詳細図である。
Claims (1)
- 【請求項1】石炭バンカ,微粉炭機,サイクロン,バグ
フィルタが直列に配された複数の系列にて構成される微
粉炭供給システムであって、前記サイクロンおよびバグ
フィルタからの微粉炭を集める1基の一次捕集ビン、前
記一次捕集ビンの下方に接続し下部に複数のホッパを有
し、各ホッパの微粉炭レベルに応じて微粉炭を各ホッパ
に分配する可動式ガイドを備えた微粉炭ビン及び前記微
粉炭ビンの複数のホッパ下部よりそれぞれロックホッパ
と計量供給ホッパを備え、それぞれ独立に制御可能な石
炭ガス化炉のコンバスタおよびリダクタに微粉炭を供給
する手段を設けてなることを特徴とする加圧噴流床型石
炭ガス化装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60073461A JPH0643591B2 (ja) | 1985-04-09 | 1985-04-09 | 加圧噴流床型石炭ガス化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60073461A JPH0643591B2 (ja) | 1985-04-09 | 1985-04-09 | 加圧噴流床型石炭ガス化装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61233081A JPS61233081A (ja) | 1986-10-17 |
JPH0643591B2 true JPH0643591B2 (ja) | 1994-06-08 |
Family
ID=13518915
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60073461A Expired - Lifetime JPH0643591B2 (ja) | 1985-04-09 | 1985-04-09 | 加圧噴流床型石炭ガス化装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0643591B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102012108701A1 (de) | 2012-04-05 | 2013-10-10 | Yukio Onishi | Thermoelement und Thermostat |
DE102012108693A1 (de) | 2012-04-05 | 2013-10-10 | Yukio Onishi | Thermoelement und Thermostat |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100394105C (zh) * | 2006-06-29 | 2008-06-11 | 王树洲 | 单旋流燃煤装置 |
AU2011241630B2 (en) * | 2010-04-16 | 2013-10-24 | Nippon Steel & Sumikin Engineering Co., Ltd. | Coal gasification system and coal gasification method |
CN107934567A (zh) * | 2017-12-08 | 2018-04-20 | 北京神雾电力科技有限公司 | 低阶粉煤气力输送提升系统及方法 |
CN114148776A (zh) * | 2021-12-07 | 2022-03-08 | 国家能源集团谏壁发电厂 | 一种分仓式原煤斗及其加仓配煤方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59176391A (ja) * | 1983-03-28 | 1984-10-05 | Hitachi Ltd | 石炭ガス化炉 |
JPS61228093A (ja) * | 1985-04-01 | 1986-10-11 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 燃料ガス化装置 |
-
1985
- 1985-04-09 JP JP60073461A patent/JPH0643591B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102012108701A1 (de) | 2012-04-05 | 2013-10-10 | Yukio Onishi | Thermoelement und Thermostat |
DE102012108693A1 (de) | 2012-04-05 | 2013-10-10 | Yukio Onishi | Thermoelement und Thermostat |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61233081A (ja) | 1986-10-17 |
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