JPH064351A - ビジュアル・シミュレーション装置 - Google Patents

ビジュアル・シミュレーション装置

Info

Publication number
JPH064351A
JPH064351A JP4165592A JP16559292A JPH064351A JP H064351 A JPH064351 A JP H064351A JP 4165592 A JP4165592 A JP 4165592A JP 16559292 A JP16559292 A JP 16559292A JP H064351 A JPH064351 A JP H064351A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
processor
simulating
simulation
window
display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4165592A
Other languages
English (en)
Inventor
Koshi Seto
公四 瀬頭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba Electronic Device Solutions Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Microelectronics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Microelectronics Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP4165592A priority Critical patent/JPH064351A/ja
Priority to CN93107606A priority patent/CN1058578C/zh
Priority to US08/080,528 priority patent/US5490096A/en
Publication of JPH064351A publication Critical patent/JPH064351A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
    • G06F11/30Monitoring
    • G06F11/32Monitoring with visual or acoustical indication of the functioning of the machine
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
    • G06F11/22Detection or location of defective computer hardware by testing during standby operation or during idle time, e.g. start-up testing
    • G06F11/26Functional testing
    • G06F11/261Functional testing by simulating additional hardware, e.g. fault simulation

Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明の目的は、周辺機器を含むターゲット
機器の動作をリアルタイムでシミュレートでき、しか
も、シミュレート結果をリアルタイムで表示可能なビジ
ュアル・シミュレーション装置を提供する。 【構成】表示装置13の第3のウィンドウ13a に表示され
ているターゲット機器に設けられたキーマトリクスをマ
ウス14によって指示すると、CPU11 によってメモリ16に
記憶されたマトリクス入出力シュミレート部17g,プロセ
ッサ入出力シュミレート部17f,プロセッサ・シミュレー
ト部17e,表示媒体シュミレート部17h が順次実行され
る。このシミュレート結果は表示装置13のウィンドウ13
a 〜13g に表示される。特に、ウィンドウ13c にはター
ゲット機器に設けられた表示器と同様の形式でシミュレ
ート結果が表示される。したがって、ターゲット機器の
動作及びプログラムをリアルタイムで表示でき、且つ確
認できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばラジオ等の電
子機器に組込まれるプロセッサのプログラム開発に適用
されるものであるビジュアル・シミュレーション装置に
関する。
【0002】
【従来技術】電子機器に組込まれるプロセッサのプログ
ラムは、ホスト・コンピュータ上で、ソースファイルの
編集とアッセンブルを行い、ラジオ等のターゲット機器
に接続されたエミュレータにダウンロードしてデバッグ
するのが一般的である。しかし、この場合、エミュレー
タにダウンロードするために時間がかかるものであっ
た。
【0003】そこで、ホスト・コンピュータ上にターゲ
ット機器のシミュレーション・プログラムを設けること
により、ダウンロードに要する時間を短縮でき、しか
も、ソフト開発の一連の作業をホスト・コンピュータ上
で行うことができるため、開発時間を短縮できる。
【0004】シミュレーション・プログラムを備えたシ
ミュレーション装置は、一般に、パーソナル・コンピュ
ータやエンジニアリング・ワーク・ステーション(EW
S)を主体として構成され、例えばEWSに記憶したシ
ミュレーション・プログラムに従って、ラジオ等のター
ゲット機器のシミュレーションを行うようになってい
る。このシミュレーション装置は、シミュレーション結
果をそれに設けられた表示装置、例えばCRTディスプ
レイ装置に表示するようになっている。
【0005】図5は、従来のシミュレーション装置に設
けられた表示装置の表示内容を示すものである。この表
示装置には、ターゲット機器に組込まれるプロセッサの
ソースリストの内容1、プログラ・カウンタを含む基本
レジスタの内容2、メモリダンプ表示3、および入力さ
れたコマンド4が表示されるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
シミュレーション装置は、プロセッサチップを対象とし
たシミュレーションであり、このシミュレーションも例
えばある出力端子から出力された信号に遅延を加えてあ
る入力端子へ供給するという程度のものである。したが
って、プロセッサチップ以外の周辺機器、例えばラジオ
であれば、それに設けられた操作スイッチ等のキーマト
リクスや液晶表示器等の周辺機器をリアルタイムでシミ
ュレートできる装置はなかった。このため、従来のシミ
ュレーション装置は、ソフト開発の初期の段階のみにし
か使用できないものであり、ターゲット機器の動作を実
機レベルでシミュレートすることが困難なものであっ
た。
【0007】この発明は、上記課題を解決するためにな
されたものであり、その目的とするところは、周辺機器
を含むターゲット機器の動作をリアルタイムでシミュレ
ートでき、しかも、シミュレート結果をリアルタイムで
表示可能なビジュアル・シミュレーション装置を提供し
ようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明のビジュアル・
シミュレーション装置は、上記課題を解決するため、タ
ーゲット機器のプロセッサの動作を、前記プロセッサに
組込まれるプログラムに従ってシミュレートするプロセ
ッサ・シミュレート手段と、前記プロセッサの入出力端
子の状態をシミュレートするプロセッサ入出力シミュレ
ート手段と、前記プロセッサの入力端子に接続されるキ
ーマトリクスの状態をシミュレートするマトリクス入出
力シミュレート手段と、前記プロセッサから出力される
情報を表示する表示媒体の動作をシミュレートする表示
媒体シミュレート手段と、前記各シミュレート手段の実
行に必要な情報を入力する入力手段と、前記プロセッサ
入出力シミュレート手段、マトリクス入出力シミュレー
ト手段のシミュレート結果を表示する第1のウィンド
ウ、前記ターゲット機器に設けられ、表示媒体シミュレ
ート手段のシミュレート結果を前記ターゲット機器に設
けられた表示器と同様の形式で表示する第2のウィンド
ウが設定される表示装置とを具備している。
【0009】また、このビジュアル・シミュレーション
装置は、前記プロセッサの動作をデバッグするためのプ
ロセッサデバッグ手段をさらに具備し、前記表示装置は
前記プログラムのリスト及び前記デバッグ手段のデバッ
グ結果を表示する第3のウィンドウをさらに有してい
る。
【0010】また、このビジュアル・シミュレーション
装置は、前記ターゲット機器に設けられた回路ブロック
の動作をシミュレートする回路ブロックシュミレート手
段と、前記ターゲット機器に設けられた機構ブロックの
動作をシミュレートする機構ブロックシュミレート手段
をさらに具備している。
【0011】また、このビジュアル・シミュレーション
装置は、前記ターゲット機器の環境条件をシミュレート
する環境ブロックシュミレート手段と、前記ターゲット
機器の動作を評価し解析する解析手段とをさらに具備し
ている。
【0012】また、前記表示装置は前記プロセッサ・シ
ミュレート手段のシミュレート結果として少なくともレ
ジスタの内容を表示する第4のウィンドウをさらに有し
ている。
【0013】
【作用】すなわち、この発明において、表示装置の第1
のウィンドウに表示されているターゲット機器に設けら
れたキーマトリクスを入力手段によって指示すると、マ
トリクス入出力シュミレート手段、プロセッサ入出力シ
ュミレート手段、プロセッサ・シミュレート手段、表示
媒体シュミレート手段が順次実行される。このシミュレ
ート結果は表示装置の第1乃至第4のウィンドウに表示
される。第3のウィンドウにはプログラムが表示され、
このプログラムは、プロセッサデバッグ手段を使用して
デバッグできる。第4のウィンドウにはプロセッサ・シ
ミュレート手段のシミュレート結果が表示される。第1
のウィンドウにはプロセッサ入出力シュミレート手段、
マトリクス入出力シュミレート手段のシミュレート結果
がターゲット機器に設けられたキーマトリクスに対応し
て表示される。第2のウィンドウにはターゲット機器に
設けられ、表示媒体シュミレート手段のシミュレート結
果が前記ターゲット機器に設けられた表示器と同様の形
式で表示される。したがって、ターゲット機器の動作を
リアルタイムでシミュレートでき、しかも、シミュレー
ト結果をリアルタイムで表示できるため、実機レベル
で、プログラムの動作を確認できる。
【0014】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。
【0015】図1は、シミュレーション装置を示すもの
である。CPU(中央処理装置)11には、シミュレー
タやデバッグ部の実行に必要なコマンド等、各種の情報
を入力するためのキーボード12が接続されるととも
に、入力された情報やCPU11によって処理されたシ
ミュレーション結果を表示するためのCRTディスプレ
ー装置からなる表示装置13が接続されている。また、
前記CPU11には表示装置13に表示された情報を指
示するポインティング装置としてのマウス14、および
ラジオ付きカセットテープレコーダ等のターゲット機器
のプロセッサ(例えば4ビット・マイクロ・コンピュー
タ)に記憶されるシミュレーション対象としてのプログ
ラム等が記憶された磁気ディスク装置15が接続されて
いる。
【0016】さらに、前記CPU11には、例えばRAM
(Random Access Memory) からなるメモリ16が接続さ
れている。このメモリ16には、システム全体の制御を
行うオペレーティング・システム17a、前記表示装置
13に表示される各種ウィンドウの設定、ウィンドウ内
への情報の表示、ウィンドウ内に表示された情報がマウ
ス14等によって指示された場合、その指示された位置
情報の出力等を行うウィンドウ・システム17b、ター
ゲット機器をシミュレートするシミュレータ17cが記
憶されている。これらオペレーティング・システム17
a、ウィンドウ・システム17b、およびシミュレータ
17cは通常前記磁気ディスク装置15に記憶されてお
り、例えばシステムの立ち上げ時に磁気ディスク装置1
5からメモリ16にロードされる。図2は、前記表示装
置13に表示される各種ウィンドウの内容を示すもので
あり、ターゲット機器がラジオ付きカセットテープレコ
ーダの場合を示している。
【0017】ウィンドウ13aは、キーマトリクス・シ
ュミレート部であり、このウィンドウ13aにはラジオ
の操作部に設けられた各種スイッチが表示される。すな
わち、このウィンドウ13aには、例えば電源スイッチ
(POWER) 、選曲用のプリセットスイッチ(M1 〜M7) 、こ
れらプリセットスイッチ(M1 〜M7) に対応して周波数を
記憶させるためのスイッチ(MEMO)、FM放送や中波放送
を切換えるためのバンド切換えスイッチ(BAND)、受信周
波数を順次高くしたり、低くするUP、DOWNスイッチ(UP
、DOWN) が表示される。
【0018】ウィンドウ13bは、プロセッサに設けら
れた入出力(I/O) 端子のシュミレート部であり、このウ
ィンドウ13bには、ステレオ状態を示す(STREO in)、
FM信号の出力状態を示す(FM out)、中波信号の出力状
態を示す(MW out)、選局時の音消し状態を示す(MUTE ou
t)等が表示されている。
【0019】ウィンドウ13cは、ラジオに設けられた
液晶表示器のシュミレート部であり、後述するプロセッ
サシミュレート部17eに含まれる入出力制御部から供
給される表示情報を表示する。このウィンドウ13bに
は、例えばラジオの動作をシュミレートしている場合、
選択されている局の周波数が表示され、テープレコーダ
の動作をシュミレートしている場合、テープの走行方向
等が表示される。図2は、FM放送の周波数を7セグメ
ントで表示した状態を示している。
【0020】ウィンドウ13dはプログラムリストの表
示部であり、このウィンドウ13dには、後述するプロ
セッサシミュレート部17eに含まれるROM(Read Only
Memory) 部に記憶されたソースプログラムや、アッセン
ブルリスト等が表示される。この表示されているソース
プログラムはスクロール可能とされ、さらに、表示され
ているプログラムはデバッグ可能とされている。ウィン
ドウ13eはコマンドの表示部であり、このウィンドウ
13eにはキーボード12から入力されたコマンドが順
次表示される。
【0021】ウィンドウ13fはプロセッサの動作状態
を示すものであり、このウィンドウ13fには、プロセ
ッサシミュレート部17eによってシミュレートされた
プログラム・カウンタ(PC)および各種レジスタ(R1,R2…
)の状態が表示される。
【0022】ウィンドウ13gは、後述するプロセッサ
シミュレート部17eに含まれるRAM に記憶された内容
を表示するダンプ表示部であり、RAM の記憶内容が16
進によって表示される。
【0023】図1に示す前記シミュレータ17cは、複
数のプログラムによって構成されている。シミュレータ
・メイン部17dは、シミュレーション・プログラム全
体を制御するものであり、ウィンドウ・システム17b
からキーボード12やマウス14によって入力された情
報を、以下に述べる各種シミュレート部に供給する。さ
らに、シミュレータ・メイン部17dは、各種シミュレ
ート部から出力されるシミュレート結果をウィンドウ・
システム17bに供給し、前記ウィンドウ・システム1
7bを介して表示装置13の表示内容を変更する。尚、
各種シミュレート部から出力されるシミュレート結果
は、シミュレータ・メイン部17dを介さずウィンドウ
・システム17bから直接表示してもよい。
【0024】プロセッサ・シミュレート部17eは、タ
ーゲット機器のプロセッサをシミュレートするものであ
り、図3に示すように、プロセッサに含まれるALU(Arit
hmatic Logical Unit)21、ROM(Read Only Memory) 2
2、RAM 23、入出力制御部24等を前記シミュレータ
・メイン部17dから供給される情報、およびターゲッ
ト機器のプログラムに従って、シミュレートする。
【0025】プロセッサ入出力シュミレート部17f
は、ターゲット機器のプロセッサに設けられた入出力端
子の状態をシミュレートするものであり、後述するマト
リクス入出力シュミレート部17gの結果に応じて、入
出力端子が現在、ハイレベルとなっているか、ローレベ
ルとなっているかを設定し表示する。
【0026】マトリクス入出力シュミレート部17g
は、ターゲット機器のプロセッサに接続されたキーマト
リクスの選択動作をシュミレートするものである。すな
わち、図2のウィンドウ13aに示すキーマトリクス、
例えば電源スイッチ(POWER) や、プリセットスイッチ(M
1 〜M7) の選択状態を、マウス14の操作に応じて、ウ
ィンドウ・システム17b、及びシミュレータ・メイン
部17dを介して入力される情報に応じて、シミュレー
トするものである。
【0027】表示媒体シュミレート部17hは、ターゲ
ット機器、例えばラジオに設けられた液晶表示器の表示
状態を、シュミレートするものである。この表示媒体シ
ュミレート部17hは、前記RAM 23内に設けられた液
晶表示器の記憶領域がアクセスされると、この記憶領域
に記憶された情報を前記ターゲット機器の表示デザイン
に応じて、ウィンドウ・システム17b用のグラフィッ
ク・データに変換する。このデータは、ウィンドウ・シ
ステム17bを介して前記表示装置13に供給され、こ
の表示装置13のウィンドウ13cに表示されている液
晶表示器の表示内容が切換えられる。
【0028】プロセッサ・デバッグ部17iは、プロセ
ッサの動作をデバッグするものであり、例えばソース・
プログラムの任意の位置をマウスによって指示し、この
後プログラムを実行させると、この指示した部分でプロ
グラムの実行が停止される。そして、この時点でのプロ
グラムカウンタや各種レジスタの内容をウィンドウ13
fに表示し、これらの内容を確認することができる。
【0029】回路ブロックシュミレート部17jは、ラ
ジオの回路動作をシュミレートするものである。この回
路ブロックシュミレート部17jは、例えば受信した高
周波信号に局部発振信号を混合して中間周波信号を生成
したり、前記局部発振信号を生成するPLL回路等の回
路動作をシュミレートする。
【0030】機構ブロックシュミレート部17kは、機
構部品をシュミレートするものであり、例えばテープレ
コーダに使用されるモータや電磁プランジャ等、時間的
に遅れを有する機構をシュミレートする。
【0031】環境ブロックシュミレート部17lは、例
えばラジオの使用環境をシュミレートするものであり、
例えば放送局との距離に応じた電波状況等をシュミレー
トする。解析ブロック部17mは、所謂ロジック・アナ
ライザであり、例えばある回路の出力波形をモニタした
り、信号処理に要する時間等をシュミレートする。
【0032】検証ブロック部17nは、プログラムや回
路ブロックが設計通りに動作するか否かをシュミレート
するものであり、例えば前記ウィンドウ13cに表示さ
れている周波数がウィンドウ13aに表示されているU
Pキーを操作した場合、操作通りに周波数が上昇するか
否かを確認する場合に使用される。検証を実行する場
合、例えばキーボード12から所要のコマンドをプログ
ラム形式に入力し、これを実行させる。上記構成におい
て、図4を参照してターゲット機器ラジオのシミュレー
ションについて説明する。
【0033】システムを立ち上げた状態において、表示
装置13のウィンドウ13a、13b、13d〜13g
は、通常、図2に示すような表示状態となっており、ウ
ィンドウ13cは、ターゲット機器の機能によって相違
するが、例えば時計が表示されている。この状態におい
て、マウス14のカーソルにより、ウィンドウ13aに
表示されている例えばパワーキー(POWER) を指示し、マ
ウス14に設けられているスイッチをクリックすると、
ウィンドウ・システム17bによって指示位置が判別さ
れる(ST1)。この判別された指示位置はシミュレー
タ・メイン17dに供給されるとともにプロセッサ・シ
ミュレート部17e、およびマトリクス入出力シミュレ
ート部17gに供給される。前記シミュレータ・メイン
17dは、マウス14のスイッチが押されている間、パ
ワーキー(POWER) の表示を白黒反転するための信号をウ
ィンドウ・システム17bに供給する。したがって、パ
ワーキー(POWER) の表示はウィンドウ・システム17b
によって白黒反転される(ST2)。
【0034】前記マトリクス入出力シミュレート部17
gは、供給されたウィンドウ13a上の指示位置に応じ
て、キーマトリクス上での位置情報をプロセッサ入出力
シミュレート部17fに供給する(ST3)。プロセッ
サ入出力シミュレート部17fは、供給された位置情報
に対応して、選択されているキーマトリクスが接続され
るプロセッサの入出力端子をハイレベルに設定する。プ
ロセッサ・シミュレート部17eは、この設定された入
出力端子の関係より、選択されたキーの種別を読取る
(ST4)。この後、プロセッサ・シミュレート部17
eは、読取ったキーの種別に応じた信号をシミュレータ
・メイン部17dを介して回路ブロックシミュレート部
17j等のシミュレート部に送出する(ST5)。各シ
ミュレート部は供給された信号に応じてシミュレーショ
ンを実行する(ST6)。
【0035】すなわち、この場合、パワーキー(POWER)
が操作された電源投入状態であるため、プロセッサ・シ
ミュレート部17eは回路ブロックシミュレート部17
jに対して電源投入指令を送出する。回路ブロックシミ
ュレート部17jは、電源投入に伴い、前記プロセッサ
・シミュレート部17eから供給される前回電源が切ら
れた時点において設定されていた周波数に基づいて受信
処理を実行する。これとともに、表示媒体シミュレート
部17hは、シミュレータ・メイン部17dを介して前
記プロセッサ・シミュレート部17eから供給される前
回電源が切られた時点において設定されていた周波数に
応じて、ウィンドウ13cの表示を切換える。つまり、
表示媒体シミュレート部17hは、前記RAM 23に設け
られた液晶表示器の記憶領域が、時計データから電源が
切られた時点での周波数表示データに書換えられた場
合、この書換えられた周波数表示データを7セグメント
のグラフィック・データに変換する。表示媒体シミュレ
ート部17hは、この変換されたグラフィック・データ
および「MHz」マークをウィンドウ・システム17b
に供給する。ウィンドウ・システム17bはグラフィッ
ク・データおよび「MHz」マークに応じて表示装置1
3のウィンドウ13cに、図2に示すように周波数を表
示する。
【0036】上記表示状態において、例えばマウス14
により、例えばウィンドウ13aのUPキーが指示され
ると、上記ステップST1〜ST4を介して、プロセッ
サ・シミュレート部17eは回路ブロックシミュレート
部17jに含まれるPLL回路に現在のPLLデータ、
例えば「1007」より「1」アップした「1008」
をセットする。回路ブロックシミュレート部17jは、
このセットされたPLLデータに応じて自動チューニン
グを行う。これとともに、プロセッサ・シミュレート部
17eにより、RAM 23に記憶されている現在の周波数
表示データが「90.0」から「90.1」に書換えら
れると、表示媒体シミュレート部17hは、RAM 23の
記憶内容を7セグメントのグラフィック・データに変更
する。このグラフィック・データはウィンドウ・システ
ム17bを介してウィンドウ13cに表示される。した
がって、ウィンドウ13cの表示は現在の「90.0M
Hz」から「90.1MHz」に切換えられる。前記U
Pキーが指示され続けると、上記動作が繰り返せれ、ウ
ィンドウ13cの周波数表示が0.1MHzずつアップ
される。
【0037】このようにマウス14によってウィンドウ
13aに表示されているスイッチを指示することによ
り、その指示に応じて各種シミュレータ部が動作し、そ
のシミュレートの結果が表示装置13の各ウィンドウに
表示される。
【0038】また、図2に示す表示状態において、マウ
ス14により、例えばウィンドウ13dに表示されてい
るソースプログラムの「CALL XXX」を指示し、プログラ
ムを実行させると、プロセッサ・デバッグ部17iは、
この指示したステップでプログラムの実行を停止させ
る。ウィンドウ13fには、この時点でのプログラム・
カウンタや各種レジスタの内容が表示されている。
【0039】上記実施例によれば、プロセッサシミュレ
ート部17e、プロセッサ入出力部17f、マトリクス
入出力部17g、表示媒体シミュレート部17h、回路
ブロックシミュレート部17j、機構ブロックシミュレ
ート部等のシミュレート部を設け、プロセッサのシミュ
レートに限らず、液晶表示器等の周辺機器をリアルタイ
ムでシミュレート可能としている。したがって、ソフト
開発の初期の段階のみならず、あらゆる段階において、
ターゲット機器の動作をシミュレートすることができ、
ソフト開発に好適なものである。
【0040】しかも、表示装置13には、ソースプログ
ラム、メモリダンプ表示、コマンド入力、レジスタ表示
ばかりではなく、ターゲット機器の操作部や液晶表示器
等が表示されている。したがって、実機レベルでシミュ
レート結果をリアルタイムで目視することができため、
プログラムの動作確認等において、実用上非常に便利な
ものである。
【0041】尚、上記実施例では、ターゲット機器に組
み込まれるプロセッサの数は1個であったが、これに限
定されるものではなく、複数のプロセッサが組込まれる
場合においても、シミュレート可能である。また、表示
装置13に表示されるウィンドウの内容及び数は、図2
に示すものに限定されるものではなく、操作者の必要に
応じて変更可能である。その他、この発明の要旨を変え
ない範囲において、種々変形実施可能なことは勿論であ
る。
【0042】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
周辺機器を含むターゲット機器の動作をリアルタイムで
シミュレートでき、しかも、シミュレート結果をリアル
タイムで表示可能なビジュアル・シミュレーション装置
を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す構成図。
【図2】図1に示す表示装置に表示される各種ウィンド
ウの内容を説明するために示す平面図。
【図3】図1に示すプロセッサ・シミュレート部でシミ
ュレートするプロセッサの構成を示す平面図。
【図4】図1に示す装置の動作を説明するために示すフ
ローチャート。
【図5】従来のシミュレーション装置に設けられた表示
装置の表示内容を示す平面図。
【符号の説明】
11…CPU、12…キーボード、13…表示装置、1
3a…キーマトリクス・シュミレート部、13c…液晶
表示器のシュミレート部、13d…リスト表示部、14
…マウス、16…メモリ、15…磁気ディスク装置、1
7…cシミュレータ、17d…シミュレータ・メイン
部、17e…プロセッサ・シミュレート部、17f…プ
ロセッサ入出力シュミレート部、17g…マトリクス入
出力シュミレート部、17h…表示媒体シュミレート
部、17j…回路ブロックシュミレート部、17k…機
構ブロックシュミレート部。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ターゲット機器のプロセッサの動作を、
    前記プロセッサに組込まれるプログラムに従ってシミュ
    レートするプロセッサ・シミュレート手段と、 前記プロセッサの入出力端子の状態をシミュレートする
    プロセッサ入出力シミュレート手段と、 前記プロセッサの入力端子に接続されるキーマトリクス
    の状態をシミュレートするマトリクス入出力シミュレー
    ト手段と、 前記プロセッサから出力される情報を表示する表示媒体
    の動作をシミュレートする表示媒体シミュレート手段
    と、 前記各シミュレート手段の実行に必要な情報を入力する
    入力手段と、 前記プロセッサ入出力シミュレート手段、マトリクス入
    出力シミュレート手段のシミュレート結果を表示する第
    1のウィンドウ、前記ターゲット機器に設けられ、表示
    媒体シミュレート手段のシミュレート結果を前記ターゲ
    ット機器に設けられた表示器と同様の形式で表示する第
    2のウィンドウが設定される表示装置と、 を具備したことを特徴とするビジュアル・シミュレーシ
    ョン装置。
  2. 【請求項2】 前記プロセッサの動作をデバッグするた
    めのプロセッサデバッグ手段をさらに具備し、前記表示
    装置は前記プログラムのリスト及び前記デバッグ手段の
    デバッグ結果を表示する第3のウィンドウをさらに有す
    ることを特徴とする請求項1記載のビジュアル・シミュ
    レーション装置。
  3. 【請求項3】 前記ターゲット機器に設けられた回路ブ
    ロックの動作をシミュレートする回路ブロックシミュレ
    ート手段と、前記ターゲット機器に設けられた機構ブロ
    ックの動作をシミュレートする機構ブロックシミュレー
    ト手段とをさらに具備したことを特徴とする請求項1記
    載のビジュアル・シミュレーション装置。
  4. 【請求項4】 前記ターゲット機器の環境条件をシミュ
    レートする環境ブロックシミュレート手段と、前記ター
    ゲット機器の動作を評価し解析する解析手段とをさらに
    具備したことを特徴とする請求項1記載のビジュアル・
    シミュレーション装置。
  5. 【請求項5】 前記表示装置は前記プロセッサ・シミュ
    レート手段のシミュレート結果として少なくともレジス
    タの内容を表示する第4のウィンドウをさらに有するこ
    とを特徴とする請求項1記載のビジュアル・シミュレー
    ション装置。
JP4165592A 1992-06-24 1992-06-24 ビジュアル・シミュレーション装置 Pending JPH064351A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4165592A JPH064351A (ja) 1992-06-24 1992-06-24 ビジュアル・シミュレーション装置
CN93107606A CN1058578C (zh) 1992-06-24 1993-06-24 目视模拟装置
US08/080,528 US5490096A (en) 1992-06-24 1993-06-24 Visual simulation apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4165592A JPH064351A (ja) 1992-06-24 1992-06-24 ビジュアル・シミュレーション装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH064351A true JPH064351A (ja) 1994-01-14

Family

ID=15815286

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4165592A Pending JPH064351A (ja) 1992-06-24 1992-06-24 ビジュアル・シミュレーション装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5490096A (ja)
JP (1) JPH064351A (ja)
CN (1) CN1058578C (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003529141A (ja) * 2000-02-22 2003-09-30 オラクル・インターナショナル・コーポレイション 1つの機器の使用による、別の機器に表示するべきウェブサイトのコンテンツの構成およびエミュレート
JP2013210882A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Nec Soft Ltd エミュレーション装置、エミュレーション方法、プログラム、および組み込み機器の開発支援システム
JP2014048974A (ja) * 2012-08-31 2014-03-17 Lapis Semiconductor Co Ltd 試験装置、試験システム、及び試験方法

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5917730A (en) * 1995-08-17 1999-06-29 Gse Process Solutions, Inc. Computer implemented object oriented visualization system and method
US6360195B1 (en) * 1997-04-25 2002-03-19 Hongtao Liao Television or radio control system development
AU4713901A (en) * 1999-12-07 2001-06-25 Parthus Technologies Plc Model for charge pump phase-locked loop
WO2001061692A1 (en) * 2000-02-21 2001-08-23 Trek 2000 International Ltd A portable data storage device
US20020114417A1 (en) * 2000-10-10 2002-08-22 Mcdonagh Stephen J. Model for charge pump phase-locked loop
EP1340138A1 (en) * 2000-12-04 2003-09-03 Trek 2000 International Ltd A computer pointing device
WO2003003295A1 (en) * 2001-06-28 2003-01-09 Trek 2000 International Ltd. A portable device having biometrics-based authentication capabilities
WO2003003278A1 (en) * 2001-06-28 2003-01-09 Trek 2000 International Ltd. A portable device having biometrics-based authentication capabilities
AU2001298005B2 (en) * 2001-06-28 2008-01-03 Trek 2000 International Ltd Method and devices for data transfer
CA2475487C (en) * 2002-02-07 2009-04-14 Trek 2000 International Ltd. A portable data storage and image recording device capable of direct connection to a computer usb port
WO2003102788A1 (en) * 2002-05-13 2003-12-11 Trek 2000 International Ltd. System and apparatus for compressing and decompressing data stored to a portable data storage device
TW588243B (en) * 2002-07-31 2004-05-21 Trek 2000 Int Ltd System and method for authentication
JP2005128692A (ja) * 2003-10-22 2005-05-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd シミュレータ及びシミュレーション方法
US8959452B2 (en) * 2011-10-11 2015-02-17 Texas Instruments Incorporated Method, system and computer program product for receiving information from a user

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0261173A1 (en) * 1986-03-31 1988-03-30 Hughes Aircraft Company Data-flow multiprocessor architecture for efficient signal and data processing
CN1005234B (zh) * 1986-12-08 1989-09-20 华南理工大学 多功能多值逻辑集成电路
US4970664A (en) * 1988-06-10 1990-11-13 Kaiser Richard R Critical path analyzer with path context window
US5251159A (en) * 1991-03-20 1993-10-05 Vlsi Technology, Inc. Circuit simulation interface methods

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003529141A (ja) * 2000-02-22 2003-09-30 オラクル・インターナショナル・コーポレイション 1つの機器の使用による、別の機器に表示するべきウェブサイトのコンテンツの構成およびエミュレート
JP4864268B2 (ja) * 2000-02-22 2012-02-01 オラクル・インターナショナル・コーポレイション 1つの機器の使用による、別の機器に表示するべきウェブサイトのコンテンツの構成およびエミュレート
JP2012027930A (ja) * 2000-02-22 2012-02-09 Oracle Internatl Corp 1つの機器の使用による、別の機器に表示するべきウェブサイトのコンテンツの構成およびエミュレート
JP2013210882A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Nec Soft Ltd エミュレーション装置、エミュレーション方法、プログラム、および組み込み機器の開発支援システム
JP2014048974A (ja) * 2012-08-31 2014-03-17 Lapis Semiconductor Co Ltd 試験装置、試験システム、及び試験方法

Also Published As

Publication number Publication date
CN1081008A (zh) 1994-01-19
CN1058578C (zh) 2000-11-15
US5490096A (en) 1996-02-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH064351A (ja) ビジュアル・シミュレーション装置
US6668339B1 (en) Microprocessor having a debug interruption function
US5581491A (en) High-throughput testing apparatus
KR970004517B1 (ko) 시각시뮬레이션장치
KR100233188B1 (ko) 프로그램 실행을 인터럽트하지 않고 스테이터스 데이터를 얻는 컴퓨터 시스템 및 방법
US5892938A (en) Interactive interface system
EP0362392A1 (en) Pc simulation system
KR920001103B1 (ko) 전자교환기용 소프트웨어 시뮬레이션방법
KR20020029918A (ko) 자동 평가 방법 및 자동 평가 시스템 및 자동 평가프로그램을 기억한 기억 매체
JP2803090B2 (ja) Mpuシミュレーション方法及びmpuシミュレータ
JP5979709B2 (ja) エミュレーション装置、エミュレーション方法、プログラム、および組み込み機器の開発支援システム
JPS56145441A (en) Microcomputer development device
Wilson Microcomputer controller for test equipment
KR100200712B1 (ko) 노-타겟 시스템의 프로그램 디버깅 장치
JPH10240504A (ja) 通信プログラムの作成方法
KR0158019B1 (ko) 프로그램 가능한 로직 디바이스의 로직 에뮬레이션 시스템
JPH0552961B2 (ja)
CN116994470A (zh) 电梯的模拟教学方法及装置、介质、系统
JPH06274567A (ja) 論理シミュレーション装置
JP2953932B2 (ja) 保守パネル操作訓練装置
JPH0233178B2 (ja)
JPS5949609A (ja) 模擬実行機能を備えたプログラマブル・コントロ−ラ
JPH03252771A (ja) 論理回路シミュレーションシステム
CN115562986A (zh) 设备调试方法、装置、电子设备及存储介质
JPS62154042A (ja) 入出力命令シミユレ−シヨン制御方式

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010605