JPH0643421Y2 - 貨物自動車に於ける観音扉のスライド装置 - Google Patents
貨物自動車に於ける観音扉のスライド装置Info
- Publication number
- JPH0643421Y2 JPH0643421Y2 JP1987093743U JP9374387U JPH0643421Y2 JP H0643421 Y2 JPH0643421 Y2 JP H0643421Y2 JP 1987093743 U JP1987093743 U JP 1987093743U JP 9374387 U JP9374387 U JP 9374387U JP H0643421 Y2 JPH0643421 Y2 JP H0643421Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rear door
- attached
- car
- rail
- hinge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Hinges (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は貨物自動車の荷箱の後方扉の開放に関するもの
である。
である。
《従来の技術》 従来、後方扉が開放時、90度回転した後、荷箱の側壁に
沿い前方へスライドする場合は、後方扉の下部のスライ
ド装置は荷箱下に設けた断面が略 形のレール内に、後方扉の下方に設けた蝶番に取り付け
た車を嵌入しスライドさせていた。
沿い前方へスライドする場合は、後方扉の下部のスライ
ド装置は荷箱下に設けた断面が略 形のレール内に、後方扉の下方に設けた蝶番に取り付け
た車を嵌入しスライドさせていた。
《考案が解決しようとする問題点》 従来の後方扉の下部のスライド装置では 形レール内に僅かにゴミが詰まると車が走行不可能にな
った。又、後方扉の傾き加減により走行がスムーズにい
かなかった。
った。又、後方扉の傾き加減により走行がスムーズにい
かなかった。
上記点に鑑み、本考案は後方扉が傾かずに、又レール上
にゴミが溜まらず、且つゴミの付着の有無に不拘スムー
ズにスライドする様にしたものである。
にゴミが溜まらず、且つゴミの付着の有無に不拘スムー
ズにスライドする様にしたものである。
《問題点を解決するための手段》 上記問題点を解決するため本考案は、シャーシ上に架装
させる荷箱の後方扉が開放時90度回転した後、荷箱の側
壁に沿い前方へスライド自在に格納される後方扉に於い
て、後方扉(2)の下方に取り付け蝶番(3)に、荷箱
(1)の下方に、ブラケット(11)より間隔を於いて側
縁が上下面となるよう取り付けた平板状のレール(6)
を、上下より移動可能に挾着するよう溝(4)付きの車
(5)を上下に取り付けて成るものである。
させる荷箱の後方扉が開放時90度回転した後、荷箱の側
壁に沿い前方へスライド自在に格納される後方扉に於い
て、後方扉(2)の下方に取り付け蝶番(3)に、荷箱
(1)の下方に、ブラケット(11)より間隔を於いて側
縁が上下面となるよう取り付けた平板状のレール(6)
を、上下より移動可能に挾着するよう溝(4)付きの車
(5)を上下に取り付けて成るものである。
《作用》 次に本考案の作用を図面に基づき説明すれば、観音扉方
式の後方扉(2)を90度回転し、荷箱(1)の側壁と平
行にすれば、後方扉(2)は上部の蝶番(8)及び下部
の蝶番(3)により支持される。
式の後方扉(2)を90度回転し、荷箱(1)の側壁と平
行にすれば、後方扉(2)は上部の蝶番(8)及び下部
の蝶番(3)により支持される。
而して、後方扉(2)を前方へ押し、荷箱(1)の外側
壁に沿いスライドさせれば、後方扉(2)の上方は上部
蝶番(8)に取り付けた車(9)が溝(10)内を移動
し、後方扉(2)の下方は下部蝶番(3)に取り付けた
車(5)がレール(6)を移動する。
壁に沿いスライドさせれば、後方扉(2)の上方は上部
蝶番(8)に取り付けた車(9)が溝(10)内を移動
し、後方扉(2)の下方は下部蝶番(3)に取り付けた
車(5)がレール(6)を移動する。
そして、後方扉(2)の下部の車(5)は、下部の蝶番
(3)に上下二段に取り付けられ、レール(6)を上下
より挾んでいるため、直進性がよく横振れすることがな
い。
(3)に上下二段に取り付けられ、レール(6)を上下
より挾んでいるため、直進性がよく横振れすることがな
い。
又、後方扉(2)の自重による前後方向への傾きは、上
下二段の車(5)でレール(6)を挾んでいるため防止
される。
下二段の車(5)でレール(6)を挾んでいるため防止
される。
又、本考案のレール(6)はブラケット(11)より間隔
を於いて取り付けられると共に、平板状で側縁が上下面
となるよう取り付けられているため、ゴミが溜まるよう
な水平なスペースを有しないものである。
を於いて取り付けられると共に、平板状で側縁が上下面
となるよう取り付けられているため、ゴミが溜まるよう
な水平なスペースを有しないものである。
《実施例》 以下本考案の実施例を図面に基づき説明すれば、図中
(1)は貨物自動車の荷箱、(2)は荷箱(1)の後方
扉であり、左右観音開き方式となっている。
(1)は貨物自動車の荷箱、(2)は荷箱(1)の後方
扉であり、左右観音開き方式となっている。
(3)は後方扉(2)の下部で後方扉(2)の進行方向
側に取り付けた蝶番であり、内側に溝(4)付きの車
(5)が上下二段に取り付けられている。
側に取り付けた蝶番であり、内側に溝(4)付きの車
(5)が上下二段に取り付けられている。
(6)は荷箱(1)の下方に荷箱(1)の下部で、荷箱
の前後方向に取り付けたブラケット(11)より間隔を於
いてステー(7)により荷箱(1)の前後方向に設けた
平板状のレールであり、側縁が上下面となるよう取り付
けられ、該レール(6)に前記溝(4)付きの車(5)
が上下より挾着し回転する。
の前後方向に取り付けたブラケット(11)より間隔を於
いてステー(7)により荷箱(1)の前後方向に設けた
平板状のレールであり、側縁が上下面となるよう取り付
けられ、該レール(6)に前記溝(4)付きの車(5)
が上下より挾着し回転する。
尚、車(5)には、当然偏心ボルトが付いているため、
後方扉(2)の傾きやレール(6)と車(5)の間隔の
調節が可能である。
後方扉(2)の傾きやレール(6)と車(5)の間隔の
調節が可能である。
(8)は後方扉(2)の上部で後方扉(2)の進行方向
側に取り付けた蝶番であり、内側に車(9)が設けら
れ、該車(9)は荷箱(1)の側壁上方に荷箱(1)の
前方に向け形成した溝(10)内に嵌入し移動する。
側に取り付けた蝶番であり、内側に車(9)が設けら
れ、該車(9)は荷箱(1)の側壁上方に荷箱(1)の
前方に向け形成した溝(10)内に嵌入し移動する。
《考案の効果》 本考案によれば、レール(6)を走行する車(5)がレ
ール(6)を上下より挾んでいるため、後方扉(2)が
自重により前後方向に傾くことがないと共に、横振れが
せずスムーズに直進する。
ール(6)を上下より挾んでいるため、後方扉(2)が
自重により前後方向に傾くことがないと共に、横振れが
せずスムーズに直進する。
又、ブラケット(11)より間隔を於いて取り付けられる
と共に、側縁が上下面となるよう取り付けられた平板状
のレール(6)にはゴミの溜まるスペースはなく、ゴミ
詰まりの清掃も必要がない。
と共に、側縁が上下面となるよう取り付けられた平板状
のレール(6)にはゴミの溜まるスペースはなく、ゴミ
詰まりの清掃も必要がない。
又、レール(6)にゴミが付着しても進行に影響を受け
ることがない等、効果の多い有用な考案である。
ることがない等、効果の多い有用な考案である。
第1図は本考案装置の実施例を示した斜視図、第2図は
同上の部分背面図、第3図は同上の部分内側面図であ
る。 符号 (1)は荷箱 (2)は後方扉 (3)は蝶番 (4)は溝 (5)は車 (6)はレール (11)はブラケット
同上の部分背面図、第3図は同上の部分内側面図であ
る。 符号 (1)は荷箱 (2)は後方扉 (3)は蝶番 (4)は溝 (5)は車 (6)はレール (11)はブラケット
Claims (1)
- 【請求項1】シャーシ上に架装される荷箱の後方扉が開
放時90度回転した後、荷箱の側壁に沿い前方へスライド
自在に格納される後方扉に於いて、後方扉(2)の下方
に取り付けた蝶番(3)に、荷箱(1)の下方に、ブラ
ケット(11)より間隔を於いて側縁が上下面となるよう
取り付けた平板状のレール(6)を、上下より移動可能
に挾着するよう溝(4)付きの車(5)を上下に取り付
けて成る貨物自動車に於ける観音扉のスライド装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987093743U JPH0643421Y2 (ja) | 1987-06-18 | 1987-06-18 | 貨物自動車に於ける観音扉のスライド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987093743U JPH0643421Y2 (ja) | 1987-06-18 | 1987-06-18 | 貨物自動車に於ける観音扉のスライド装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6373470U JPS6373470U (ja) | 1988-05-16 |
JPH0643421Y2 true JPH0643421Y2 (ja) | 1994-11-14 |
Family
ID=30956576
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987093743U Expired - Lifetime JPH0643421Y2 (ja) | 1987-06-18 | 1987-06-18 | 貨物自動車に於ける観音扉のスライド装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0643421Y2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54177206U (ja) * | 1978-05-31 | 1979-12-14 | ||
JPS5815579Y2 (ja) * | 1978-07-05 | 1983-03-29 | 愛知株式会社 | 扉の格納装置 |
JPS55119873A (en) * | 1979-03-05 | 1980-09-13 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Slide device |
JPS6083177U (ja) * | 1983-11-16 | 1985-06-08 | 蚊爪 喜与治 | 箱形トラックの扉装置 |
-
1987
- 1987-06-18 JP JP1987093743U patent/JPH0643421Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6373470U (ja) | 1988-05-16 |
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