JPH0643324Y2 - カーテンウォールにおける竪樋の取付構造 - Google Patents
カーテンウォールにおける竪樋の取付構造Info
- Publication number
- JPH0643324Y2 JPH0643324Y2 JP1391589U JP1391589U JPH0643324Y2 JP H0643324 Y2 JPH0643324 Y2 JP H0643324Y2 JP 1391589 U JP1391589 U JP 1391589U JP 1391589 U JP1391589 U JP 1391589U JP H0643324 Y2 JPH0643324 Y2 JP H0643324Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall
- curtain wall
- vertical gutter
- vertical
- projecting piece
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は外壁面側に竪樋を設置した、カーテンウォー
ルにおける竪樋の取付構造に関するものである。
ルにおける竪樋の取付構造に関するものである。
プレキャストコンクリート版（以下PC版）より構成され
るカーテンウォールではその壁厚の関係から竪樋は屋外
に配置されることが多いが、その設置は従来PC版内に埋
め込まれたアンカー等に金物を接合し、これに竪樋を保
持させる、または竪樋の壁側に設けた突起をPC版に形成
した溝に嵌め込む等により行われているが、いずれもPC
版側に取り付けのための加工を施す必要がある、という
難点がある。
るカーテンウォールではその壁厚の関係から竪樋は屋外
に配置されることが多いが、その設置は従来PC版内に埋
め込まれたアンカー等に金物を接合し、これに竪樋を保
持させる、または竪樋の壁側に設けた突起をPC版に形成
した溝に嵌め込む等により行われているが、いずれもPC
版側に取り付けのための加工を施す必要がある、という
難点がある。
この考案はこうした従来の取付構造の実情を踏まえてな
されたもので、PC版を加工せずに取り付け得る構造を新
たに提案しようとするものである。
されたもので、PC版を加工せずに取り付け得る構造を新
たに提案しようとするものである。
本考案では弾性体よりなる竪樋の外壁面側に板状の突片
を形成し、この突片をPC版間の縦目地内に落とし込んで
竪樋を取り付けることによりその構造を簡素化する。
を形成し、この突片をPC版間の縦目地内に落とし込んで
竪樋を取り付けることによりその構造を簡素化する。
突片は閉鎖断面形状の本体のカーテンウォール側へ鉛直
方向に連続して突設され、この突片はその両側に形成さ
れ、本体の側面に連続して外壁面に当接する遮閉板によ
り外部から閉塞され、風雨に対して保護される。
方向に連続して突設され、この突片はその両側に形成さ
れ、本体の側面に連続して外壁面に当接する遮閉板によ
り外部から閉塞され、風雨に対して保護される。
（実施例） 以下本考案を一実施例を示す図面に基づいて説明する。
この考案は第１図に示すようにプレキャストコンクリー
ト版（PC版）１より構成されるカーテンウォールの外壁
に、竪樋２を単に落とし込むことによって取り付けるも
のである。
ト版（PC版）１より構成されるカーテンウォールの外壁
に、竪樋２を単に落とし込むことによって取り付けるも
のである。
竪樋２は第１図，第２図に示すようにゴム等の弾性体か
ら形成される閉鎖断面形状の本体20と、この本体20より
外壁側に突出する突片2aと、突片2aを囲むようにその両
側に本体20に連続して突設される遮閉板2b,2bとから形
成さている。突片2aと遮閉板2b,2bはいずれも鉛直方向
に連続している。
ら形成される閉鎖断面形状の本体20と、この本体20より
外壁側に突出する突片2aと、突片2aを囲むようにその両
側に本体20に連続して突設される遮閉板2b,2bとから形
成さている。突片2aと遮閉板2b,2bはいずれも鉛直方向
に連続している。
この竪樋２は第２図，第３図に示すように突片2aを隣接
するPC版1,1間の縦目地内に差し込むことによって外壁
に取り付けられる。
するPC版1,1間の縦目地内に差し込むことによって外壁
に取り付けられる。
このとき突片2aの両側の遮閉板2b,2bは図示するように
外壁面に当接し、PC版１の縦目地を外部から閉塞する。
外壁面に当接し、PC版１の縦目地を外部から閉塞する。
図示した実施例は外壁にバルコニーＢが設けられる場合
の設置例であるが、この場合第３図，第４図に示すよう
にバルコニーＢの床位置には雨水集水用の受け枡２′が
配置され、上方の竪樋２はこの受け枡２′で切り離さ
れ、この受け枡２′は下方の竪樋２に連続する。
の設置例であるが、この場合第３図，第４図に示すよう
にバルコニーＢの床位置には雨水集水用の受け枡２′が
配置され、上方の竪樋２はこの受け枡２′で切り離さ
れ、この受け枡２′は下方の竪樋２に連続する。
受け枡２′外周のバルコニーＢとの接続部分にはコーキ
ングが施される。
ングが施される。
この考案は以上の通りであり、竪樋をその外壁面側に突
設した突片を目地内に落とし込んで取り付けるものであ
るためPC版に特別の処理を施す必要がなく、構造が極め
て簡素化されることになり、また縦目地は遮閉板によっ
て保護されるため目地の劣化及び目地からの雨水等の浸
入を防止することができる。
設した突片を目地内に落とし込んで取り付けるものであ
るためPC版に特別の処理を施す必要がなく、構造が極め
て簡素化されることになり、また縦目地は遮閉板によっ
て保護されるため目地の劣化及び目地からの雨水等の浸
入を防止することができる。
第１図は本考案の実施例を示した斜視図、第２図，第３
図，第４図はそのそれぞれ平面図，外壁面内方向断面
図，外壁面外方向断面図である。 １……プレキャストコンクリート版、２……竪樋、20…
…本体、2a……突片、2b……遮閉板、２′……受け枡、
Ｂ……バルコニー。
図，第４図はそのそれぞれ平面図，外壁面内方向断面
図，外壁面外方向断面図である。 １……プレキャストコンクリート版、２……竪樋、20…
…本体、2a……突片、2b……遮閉板、２′……受け枡、
Ｂ……バルコニー。
Claims (1)
- 【請求項１】プレキャストコンクリート版より構成され
るカーテンウォールの外壁面において、弾性体よりな
る、閉鎖断面形状の本体の外壁面側に板状の突片が鉛直
方向に連続して突設され、本体の両側面に連続して外壁
面に当接し、突片を外壁から閉塞する遮閉板が形成され
た竪樋を、その突片をプレキャストコンクリート版間の
縦目地内に落とし込んで取り付けてあることを特徴とす
るカーテンウォールにおける竪樋の取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1391589U JPH0643324Y2 (ja) | 1989-02-08 | 1989-02-08 | カーテンウォールにおける竪樋の取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1391589U JPH0643324Y2 (ja) | 1989-02-08 | 1989-02-08 | カーテンウォールにおける竪樋の取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02105429U JPH02105429U (ja) | 1990-08-22 |
| JPH0643324Y2 true JPH0643324Y2 (ja) | 1994-11-09 |
Family
ID=31224636
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1391589U Expired - Fee Related JPH0643324Y2 (ja) | 1989-02-08 | 1989-02-08 | カーテンウォールにおける竪樋の取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0643324Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-02-08 JP JP1391589U patent/JPH0643324Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02105429U (ja) | 1990-08-22 |
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| JPH0524726Y2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |