JPH0643009B2 - 切断制御装置 - Google Patents

切断制御装置

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JPH0643009B2
JPH0643009B2 JP61050828A JP5082886A JPH0643009B2 JP H0643009 B2 JPH0643009 B2 JP H0643009B2 JP 61050828 A JP61050828 A JP 61050828A JP 5082886 A JP5082886 A JP 5082886A JP H0643009 B2 JPH0643009 B2 JP H0643009B2
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JP61050828A
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政和 板敷
昌博 河瀬
武夫 塩澤
鉄男 中山
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Kobe Steel Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Kobe Steel Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、鉄鋼プラント熱鋼圧延設備等の尾端クロッ
プの切断制御装置に関するものである。
〔従来の技術〕 第3図は従来のクロップ切断制御装置を示すプロック構
成図であり、(1)は尾端検出器、(3)はクロップシャー、
(3)はライン速度検出用メジャリングロール(以降測長
ロールと称する)、(4)は測長ロール(3)に取付けられる
パルス発信器、(5)は材料、(6)はクロップシャー(2)に
て切断されるクロップ材料、(7)はクロップ長設定器、
(8)は尾端検出器(1)の位置より材料(5)が進む距離をカ
ウントする距離カウンタ回路、(9)は尾端検出器(1)から
の検出信号によりカウントを開始させるゲート、(10)は
尾端検出器(1)とクロップシャー(2)間の距離を補正する
距離補正回路、(11)はクロップシャー(2)の動作を補正
する動作補正回路、(12)はクロップ長設定器(7)と距離
補正値とクロップシャー(2)の動作補正値とを加減算
し、補正後のクロップ長値を設定するクロップ長補正設
定回路、そして(13)は距離カウンタ回路(8)とクロップ
長補正設定回路(12)の値を比較し、クロップシャー(2)
にスタート命令を出す比較検出器である。
次に制御動作について説明する。
測長ロール(3)を通過した材料(5)は尾端検出器(1)にて
尾端が検出され、検出されると同時に距離カウンタ回路
(8)のゲート(9)が開かれ、パルス発信器(4)よりのパル
ス信号が距離カウンタ回路(8)にて計測開始される。ク
ロップ長設定器(7)によって設定されたクロップ長に
は、尾端検出器(1)とクロップシャー(2)間の距離補正回
路(10)による補正値及びクロップシャー(2)の動作補正
回路(11)による補正値が加減演算されてクロップ長補正
設定値が決められる。そしてカウンタ回路(8)のカウン
ト値がこのクロップ補正設定値の距離に達した時、比較
検出器(13)よりスタート命令が生じ、クロップシャーが
動作し、クロップ切断がなされる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来のクロップ切断制御装置は以上のように構成されて
いるので、材料が測長ロールを抜けると圧延速度+リー
ド率の速度で搬送される為、測長ロールに取付けられた
パルス発信器より出力されるパルス計数による尾端トラ
ッキングと、実材の尾端位置との間に差が生じ、これが
尾端クロップ長の誤差となり、この誤差を調整する為に
今迄はオペレータが実際のクロップ切断長よりクロップ
長設定の調節をおこなうことが必要であり、この為に効
率の良いクロップ切断制御がなしえない問題点があっ
た。
この発明は、上記のような従来のものの問題点を除去す
るためになされたもので、測長ロールを抜けた材料の尾
端位置をトラッキングし、精度よく尾端クロップを切断
する制御装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る切断制御装置は、ライン速度検出用メジ
ャリングロールより材料尾端の通過検出時より尾端検出
器による尾端検出時に至るまで材料の移動距離の変化の
度合いをパルス発信器出力の計数値より測定する距離カ
ウンタ回路と、ライン速度検出用メジャリングロールよ
り材料尾端の通過検出時より尾端検出器による尾端検出
時に至るまでの時間を測定する時間カウンタ回路とを備
え、これらカウント値に基づいて演算された材料の移動
距離測定値と、実際に加速度を持って移動する材料の移
動距離演算値との大小関係を比較して材料移動速度の加
速率パターンを求めて加速率を演算すると共に、該加速
率にて材料の移動距離を補正するようにしたものであ
る。
〔作用〕
この発明における切断制御装置は、演算された加速率に
よって材料の移動距離を補正することで、圧延速度変化
及びリード率の設定変更により生じる尾端クロップ長の
ばらつきが無くなり、操作員による設定クロップ長通り
の尾端クロップを切断することができる。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図において(1)〜(5),(7)〜(13)は第3図と同じであ
る。(6)は距離カウンタ回路(8)によるカウント値より測
定された材料トラッキング位置、(14)は測長ロール(3)
の位置より材料(5)が尾端検出器(1)に達する迄の時間を
カウントする時間カウンタ回路、(15)は測長ロール(3)
の材料抜けと共に時間カウントを開始させ、尾端検出器
(1)の検出信号入力と共に時間カウントを終了させるゲ
ートである。
次に上記構成に基づいて本実施例の動作について説明す
る。
材料(5)が測長ロール(3)を抜けたことを測長ロール(3)
直後に設置された尾端検出器(1a)にて検出されてから尾
端検出器(1)に達する迄のパルス数が距離カウンタ回路
(8)により計測される。一方、その間の時間が時間カウ
ンタ回路(14)にて計測される。その時、材料(5)は圧延
速度にリード率分上積みされた速度(1+α)V1で搬送され
ている為、尾端検出器(1)にて尾端検出時には、距離カ
ウンタ回路(8)の値は所定の距離Lはカウントされてお
らず材料(6)の状態となっている。ここで、次の3つの
ケースを考える。
第2図のの場合、すなわち、 この時は、尾端検出器(1)にて材料尾端検出時に材料速
度が測長ロール出側速度となってる場合である。
第2図のの場合、すなわち、 この時は尾端検出器(1)にて材料尾端検出時以前に材料
速度が測長ロール出側速度となってる場合である。
第2図のの場合、すなわち、 この時は尾端検出器(1)にて材料尾端検出時には未だ材
料速度が測長ロール出側速度となっていない場合であ
る。
上記、、の場合における各加速率αは、の場合 の場合 の場合 以上の様に、それぞれケースで加速率αを求め、この加
速率αによって材料(5)の距離カウンタ回路(8)の値を補
正することにより、正確な材料トラッキングが可能とな
る。また加速率αを求めることで圧延速度変化及び、リ
ード率の設定変更による尾端クロップ長のばらつきが無
くなり、オペレータの設定クロップ長通りの尾端クロッ
プを切断することが出来る。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、圧延速度の変化、及
びリード率の設定変更によって起こる材料の移動速度の
加速率を、材料の移動距離及び移動に要する時間等を求
めて検出する構成を採ると共に、この加速率で材料の移
動距離を補正する構成としたので、速度変化及びリード
率の設定変更に際しても正確な材料トラッキングが可能
になり、更にオペレータによるクロップ長の再調節を必
要とすることなく初期に設定されたクロップ長通り精度
良く尾端クロップを切断することができるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の切断制御装置の構成を示すブロック
図、第2図は各材料速度の加速率の変化を示する説明
図、第3図は従来のクロップ切断制御装置の構成を示す
ブロック図である。 図において、 (1)は尾端検出器、(2)はクロップシャー、 (3)はライン速度検出用メジャリングロール(測長ロー
ル)、 (4)はパルス発信器、 (8)は距離カウンタ回路、 (12)はクロップ長補正設定回路、 (13)は比較検出回路、(14)は時間カウンタ回路。 なお、各図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中山 鉄男 兵庫県神戸市兵庫区和田崎町1丁目1番2 号 三菱電機株式会社制御製作所内 (56)参考文献 特公 昭49−6429(JP,B1)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧延ライン上をライン速度検出用メジャリ
    ングロールを介して搬送される材料の尾端検出用の尾端
    検出器を上記ロールより所定距離離隔し、且つクロップ
    シャーより手前に設置すると共に、上記尾端検出器によ
    る尾端検出時より上記ロールに結合したパルス発信器出
    力を計数し該計数値に基づいて材料尾端より上記クロッ
    プシャーに至る距離を演算する距離カウンタ回路と、切
    断を要する材料尾端のクロップ長を予め設定するクロッ
    プ長設定回路と、上記距離演算値とクロップ長設定値を
    比較し距離演算値がクロップ長設定値に至った時、上記
    クロップシャーへ尾端クロップ切断命令を出力する比較
    検出器を備えた切断制御装置において、上記ロールより
    材料尾端の通過検出時より尾端検出器による尾端検出時
    に至るまで上記距離カウンタ回路にてパルス発信器出力
    を計数し材料尾端の移動距離変化を演算すると共に時間
    カウンタ回路にて上記ロールより材料尾端の通過検出時
    より尾端検出器による尾端検出時に至るまでの時間を測
    定し、上記演算された移動距離変化と、上記移動時間測
    定値及び予め設定された材料速度変化値に基づいて演算
    された材料の移動距離との大小を比較し材料速度の加速
    率パターンを特定し、該パターンに従って材料速度の加
    速率を距離カウンタ回路にて演算する共に、該加速率に
    よって上記距離カウンタ回路にて演算される材料移動距
    離を補正することを特徴とする切断制御装置。
JP61050828A 1986-03-07 1986-03-07 切断制御装置 Expired - Lifetime JPH0643009B2 (ja)

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JP61050828A JPH0643009B2 (ja) 1986-03-07 1986-03-07 切断制御装置

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JPS62208819A JPS62208819A (ja) 1987-09-14
JPH0643009B2 true JPH0643009B2 (ja) 1994-06-08

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS5326296B2 (ja) * 1972-05-10 1978-08-01

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