JP2645349B2 - 間ピッチ制御装置 - Google Patents
間ピッチ制御装置Info
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B37/00—Control devices or methods specially adapted for metal-rolling mills or the work produced thereby
- B21B37/005—Control of time interval or spacing between workpieces
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B1/00—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations
- B21B1/02—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling heavy work, e.g. ingots, slabs, blooms, or billets, in which the cross-sectional form is unimportant ; Rolling combined with forging or pressing
- B21B2001/022—Blooms or billets
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B39/00—Arrangements for moving, supporting, or positioning work, or controlling its movement, combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills
- B21B39/006—Pinch roll sets
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
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- B21B45/00—Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、圧延工場における圧延ピッチの制御、す
なわち、前圧延材の尾端部と次圧延材の頭部との移送時
間間隔(間ピッチ又はアイドルタイムとよばれる)を制
御する間ピッチ制御装置に関するものである。
なわち、前圧延材の尾端部と次圧延材の頭部との移送時
間間隔(間ピッチ又はアイドルタイムとよばれる)を制
御する間ピッチ制御装置に関するものである。
従来、この種の間ピッチ制御装置としては、第3図に
示すものがあった。図において、1は被搬送物である先
行鋼片、2は後行鋼片、3は前記先行及び後行鋼片1,2
を加熱する加熱炉、4は鋼片を加熱炉3より抽出するた
めの抽出ローラテーブル、5は抽出ローラテーブル4を
駆動する抽出ローラテーブル駆動モータ、6は先行及び
後行鋼片1,2を搬送するピンチロール、7は前記ピンチ
ロール6を駆動するピンチロール駆動モータ、8は先行
及び後行鋼片1,2を圧延し製品とする圧延スタンド、9
は圧延スタンド8を駆動する圧延スタンド駆動モータ、
10は先行及び後行鋼片1,2のピンチロール出側通過を検
出するピンチロール出側鋼片検出装置、11は先行鋼片1
の尾端をピンチロール出側鋼片検出装置10にて検出後所
定時間を経て抽出ローラテーブル駆動モータ5に駆動指
令を与える抽出ローラテーブル駆動指令装置、12は先行
及び後行鋼片1,2がピンチロール6を通過時に該鋼片1,2
をピンチするためのピンチロール開閉装置、13は前記先
行及び後行鋼片1,2のピンチロールの入側通過を検出す
るピンチロール入側鋼片検出装置である。
示すものがあった。図において、1は被搬送物である先
行鋼片、2は後行鋼片、3は前記先行及び後行鋼片1,2
を加熱する加熱炉、4は鋼片を加熱炉3より抽出するた
めの抽出ローラテーブル、5は抽出ローラテーブル4を
駆動する抽出ローラテーブル駆動モータ、6は先行及び
後行鋼片1,2を搬送するピンチロール、7は前記ピンチ
ロール6を駆動するピンチロール駆動モータ、8は先行
及び後行鋼片1,2を圧延し製品とする圧延スタンド、9
は圧延スタンド8を駆動する圧延スタンド駆動モータ、
10は先行及び後行鋼片1,2のピンチロール出側通過を検
出するピンチロール出側鋼片検出装置、11は先行鋼片1
の尾端をピンチロール出側鋼片検出装置10にて検出後所
定時間を経て抽出ローラテーブル駆動モータ5に駆動指
令を与える抽出ローラテーブル駆動指令装置、12は先行
及び後行鋼片1,2がピンチロール6を通過時に該鋼片1,2
をピンチするためのピンチロール開閉装置、13は前記先
行及び後行鋼片1,2のピンチロールの入側通過を検出す
るピンチロール入側鋼片検出装置である。
次に動作について説明する。まず、先行鋼片1の尾端
をピンチロール出側鋼片検出装置10が検出後、抽出ロー
ラテーブル駆動指令装置11にてピッチ間隔をタイマ監視
し所定の設定時間後、抽出ローラテーブル4を駆動する
ことにより後行鋼片2を加熱炉3より抽出する。抽出さ
れた後行鋼片2は抽出ローラテーブル4と同期速度で駆
動されているピンチロール6を通過し、ピンチロール出
側鋼片検出装置10によって該後行鋼片2の先端が検出さ
れる。すると前記ピンチロール6はピンチロール開閉装
置12を閉じ後行鋼片をピンチして圧延スタンド8へ搬送
する。ここで後行鋼片2が圧延スタンド8に到達するま
でにピンチロール6と抽出ローラテーブル4の速度とを
圧延スタンド8の速度に同期させるように制御する。そ
こで、圧延スタンド8、ピンチロール6、及び抽出ロー
ラテーブル4により搬送された後行鋼片2は、鋼片の尾
端がピンチロール入側鋼片検出装置13通過でピンチロー
ル6を開くように制御し、ピンチロール出側鋼片検出装
置10通過で抽出ローラテーブル4を停止させ、次材が他
ラインから搬送されてくるのを待つ。圧延スタンド8は
この状態で一定速度を保ち駆動される。
をピンチロール出側鋼片検出装置10が検出後、抽出ロー
ラテーブル駆動指令装置11にてピッチ間隔をタイマ監視
し所定の設定時間後、抽出ローラテーブル4を駆動する
ことにより後行鋼片2を加熱炉3より抽出する。抽出さ
れた後行鋼片2は抽出ローラテーブル4と同期速度で駆
動されているピンチロール6を通過し、ピンチロール出
側鋼片検出装置10によって該後行鋼片2の先端が検出さ
れる。すると前記ピンチロール6はピンチロール開閉装
置12を閉じ後行鋼片をピンチして圧延スタンド8へ搬送
する。ここで後行鋼片2が圧延スタンド8に到達するま
でにピンチロール6と抽出ローラテーブル4の速度とを
圧延スタンド8の速度に同期させるように制御する。そ
こで、圧延スタンド8、ピンチロール6、及び抽出ロー
ラテーブル4により搬送された後行鋼片2は、鋼片の尾
端がピンチロール入側鋼片検出装置13通過でピンチロー
ル6を開くように制御し、ピンチロール出側鋼片検出装
置10通過で抽出ローラテーブル4を停止させ、次材が他
ラインから搬送されてくるのを待つ。圧延スタンド8は
この状態で一定速度を保ち駆動される。
従来の間ピッチ制御装置は以上のように構成されてい
るので、加熱炉内を通過してくる後行鋼片の先端のバラ
ツキや、ピンチロールの速度の変更等により先行鋼片と
後行鋼片との間ピッチ時間にバラツキが生じ、最悪時に
は後行鋼片と先行鋼片が衝突したり、又は衝突を防ぐた
めに間ピッチの設定時間を大きくとりすぎると、間ピッ
チ時間(圧延されていない時間)が大きくなる為当然単
位時間当りの生産量が減少するという問題点があった。
るので、加熱炉内を通過してくる後行鋼片の先端のバラ
ツキや、ピンチロールの速度の変更等により先行鋼片と
後行鋼片との間ピッチ時間にバラツキが生じ、最悪時に
は後行鋼片と先行鋼片が衝突したり、又は衝突を防ぐた
めに間ピッチの設定時間を大きくとりすぎると、間ピッ
チ時間(圧延されていない時間)が大きくなる為当然単
位時間当りの生産量が減少するという問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、圧延速度が変更された場合にも、また後行
鋼片の加熱炉での先端停止位置のバラツキを生じた場合
にも搬出される製品のピッチ間隔を一定にできる間ピッ
チ制御装置を得ることを目的とする。
れたもので、圧延速度が変更された場合にも、また後行
鋼片の加熱炉での先端停止位置のバラツキを生じた場合
にも搬出される製品のピッチ間隔を一定にできる間ピッ
チ制御装置を得ることを目的とする。
この発明に係る間ピッチ制御装置は、圧延スタンドの
速度、ピンチロールの速度及び加熱炉抽出位置での鋼片
の先端バラツキ位置等のデータをとりこんで抽出ローラ
テーブルの駆動タイミングを演算するとともに、ピンチ
ロールの駆動速度の修正を行うことにより間ピッチの誤
差を修正するようにしたものである。
速度、ピンチロールの速度及び加熱炉抽出位置での鋼片
の先端バラツキ位置等のデータをとりこんで抽出ローラ
テーブルの駆動タイミングを演算するとともに、ピンチ
ロールの駆動速度の修正を行うことにより間ピッチの誤
差を修正するようにしたものである。
この発明においては、圧延速度とピンチロールの駆動
速度とにより先行鋼片の尾端が加熱炉を抜けてから圧延
スタンドを抜けるまでの所要時間及び、次鋼片の先端が
加熱炉を通過してから圧延スタンドに到着するまでの所
要時間を演算装置によって演算することにより抽出ロー
ラテーブルとピンチロールの駆動のタイミングを演算
し、更に、駆動後先行鋼片尾端がピンチロール出側検出
装置通過から後行鋼片先端が到達するまでの時間を実測
でピンチロールの変速タイミングを変更するようにし次
鋼片の先端が加熱炉を通過してから圧延スタンドに到着
するまでの時間を修正して、間ピッチを一定とするよう
に制御する。
速度とにより先行鋼片の尾端が加熱炉を抜けてから圧延
スタンドを抜けるまでの所要時間及び、次鋼片の先端が
加熱炉を通過してから圧延スタンドに到着するまでの所
要時間を演算装置によって演算することにより抽出ロー
ラテーブルとピンチロールの駆動のタイミングを演算
し、更に、駆動後先行鋼片尾端がピンチロール出側検出
装置通過から後行鋼片先端が到達するまでの時間を実測
でピンチロールの変速タイミングを変更するようにし次
鋼片の先端が加熱炉を通過してから圧延スタンドに到着
するまでの時間を修正して、間ピッチを一定とするよう
に制御する。
以下、この発明の一実施例を図について説明する。本
実施例はピンチロールの速度V1が圧延スタンドの速度V2
より早い場合であり、図中、第3図と同一の部分は同一
の符号をもって図示した第1図において、14はピンチロ
ール出側鋼片検出装置10から後行鋼片2の先端の移動し
た距離、つまりピンチロール6の速度V1を圧延スタンド
8の速度V2に変速する後述する減速タイミング位置aを
測定する距離測定装置、15はピンチロール6の駆動速度
を測定するピンチロール速度計測器、16は圧延スタンド
8の速度を測定する圧延スタンド速度計測器、17は先行
鋼片1の尾端がピンチロール出側鋼片検出装置10位置の
通過から後行鋼片2の先端がピンチロール出側検出装置
10位置の到達までに要する時間を計測する時間計測器、
18は抽出ローラテーブルの駆動タイミングを演算する駆
動指令演算装置、19はピンチロール6の減速タイミング
を演算する減速指令演算装置、20は先行及び後行鋼片1,
2の加熱炉抽出を検出する加熱炉出側鋼片検出装置、21
は前記加熱炉出側鋼片検出装置20から加熱炉内で駆動待
機している後行鋼片2の先端位置までのバラツキ位置を
検出する材先端バラツキ検出装置、22は間ピッチ制御装
置である。
実施例はピンチロールの速度V1が圧延スタンドの速度V2
より早い場合であり、図中、第3図と同一の部分は同一
の符号をもって図示した第1図において、14はピンチロ
ール出側鋼片検出装置10から後行鋼片2の先端の移動し
た距離、つまりピンチロール6の速度V1を圧延スタンド
8の速度V2に変速する後述する減速タイミング位置aを
測定する距離測定装置、15はピンチロール6の駆動速度
を測定するピンチロール速度計測器、16は圧延スタンド
8の速度を測定する圧延スタンド速度計測器、17は先行
鋼片1の尾端がピンチロール出側鋼片検出装置10位置の
通過から後行鋼片2の先端がピンチロール出側検出装置
10位置の到達までに要する時間を計測する時間計測器、
18は抽出ローラテーブルの駆動タイミングを演算する駆
動指令演算装置、19はピンチロール6の減速タイミング
を演算する減速指令演算装置、20は先行及び後行鋼片1,
2の加熱炉抽出を検出する加熱炉出側鋼片検出装置、21
は前記加熱炉出側鋼片検出装置20から加熱炉内で駆動待
機している後行鋼片2の先端位置までのバラツキ位置を
検出する材先端バラツキ検出装置、22は間ピッチ制御装
置である。
最初に動作を説明するまえに本発明が従来技術と異な
る点、すなわち抽出ローラテーブル4の駆動タイミング
を演算する駆動指令演算装置18、及び後行鋼片2を搬送
中に間ピッチに誤差が生じた時、後行鋼片2を搬送のピ
ンチロール6の減速タイミング位置aを変更して間ピッ
チの修正を行う減速指令演算装置19の機能について詳細
に説明する。
る点、すなわち抽出ローラテーブル4の駆動タイミング
を演算する駆動指令演算装置18、及び後行鋼片2を搬送
中に間ピッチに誤差が生じた時、後行鋼片2を搬送のピ
ンチロール6の減速タイミング位置aを変更して間ピッ
チの修正を行う減速指令演算装置19の機能について詳細
に説明する。
(1)駆動指令演算装置(18) 先行鋼片1の尾端が加熱炉出側検出装置20を通過する
時に、圧延スタンド8の速度を、圧延スタンド速度計測
器16にて計測する。このときの圧延スタンド8の速度を
v2とする。そして、間ピッチ設定時間をtp,加熱炉出側
鋼片検出装置20から圧延スタンド8までの距離をL,加熱
炉出側鋼片検出装置20から,加熱炉内で駆動待機してい
る後行鋼片2の先端位置までの距離をl1,加熱炉内から
搬送された後行鋼片2の先端が圧延スタンド8に到着す
るまでの時間をBrとすると、先行鋼片1の尾端が加熱炉
出側検出装置20を通過してから後行鋼片2を駆動させる
までの時間tSは(1)式で示される。なお、上記距離l1
は常に一定ではない。
時に、圧延スタンド8の速度を、圧延スタンド速度計測
器16にて計測する。このときの圧延スタンド8の速度を
v2とする。そして、間ピッチ設定時間をtp,加熱炉出側
鋼片検出装置20から圧延スタンド8までの距離をL,加熱
炉出側鋼片検出装置20から,加熱炉内で駆動待機してい
る後行鋼片2の先端位置までの距離をl1,加熱炉内から
搬送された後行鋼片2の先端が圧延スタンド8に到着す
るまでの時間をBrとすると、先行鋼片1の尾端が加熱炉
出側検出装置20を通過してから後行鋼片2を駆動させる
までの時間tSは(1)式で示される。なお、上記距離l1
は常に一定ではない。
ここで、後述のBr=t+tmを代入すると、 となる。
上記Brは、後行鋼片2を搬送するピンチロール4の速
度をv1,ローラテーブル4、ピンチロール6,圧延スタン
ド8の加速度をα,加熱炉出側検出装置20からピンチロ
ール出側検出装置10までの距離をL1,ピンチロール出側
鋼片検出装置10から圧延スタンド8までの距離をL2とす
ると、 第2図のタイムチャートより Br=t+tm ……(2) tm=tm1+tm2 ……(3) tは下記に示すようにtmin〜tmaxの制限があり、その間
でtSを変化させることがある。
度をv1,ローラテーブル4、ピンチロール6,圧延スタン
ド8の加速度をα,加熱炉出側検出装置20からピンチロ
ール出側検出装置10までの距離をL1,ピンチロール出側
鋼片検出装置10から圧延スタンド8までの距離をL2とす
ると、 第2図のタイムチャートより Br=t+tm ……(2) tm=tm1+tm2 ……(3) tは下記に示すようにtmin〜tmaxの制限があり、その間
でtSを変化させることがある。
但し、 lmin:鋼片先端が圧延スタンドに到達する以前に圧延ス
タンド速度に減速完了する必要があり、その最小の値を
lminとし、このときのtは最小値となる。
タンド速度に減速完了する必要があり、その最小の値を
lminとし、このときのtは最小値となる。
amin:鋼片先端がピンチロールを通過後閉しピンチ後で
なければ減速できないため確実にピンチできる位置をa
minとする。このときのtは最大値となる。
なければ減速できないため確実にピンチできる位置をa
minとする。このときのtは最大値となる。
(2)減速指令演算装置(19) ピンチロール6の減速タイミング位置aを変化させる
ことにより、材先端がピンチロール出側鋼片検出装置10
を抜け圧延スタンド8にかみこみまでの時間tはtmin〜
tmaxに変化させることができる。
ことにより、材先端がピンチロール出側鋼片検出装置10
を抜け圧延スタンド8にかみこみまでの時間tはtmin〜
tmaxに変化させることができる。
抽出ローラテーブル4への駆動タイミングは駆動指令
演算装置18が指示した実際のタイミングtSと異なること
もあり、また抽出ローラテーブル4駆動時の材先端のば
らつきを検出する材先端バラツキ検出装置21の作動が現
状では精密でなく、駆動後ピンチロール出側検出装置10
への到着所要時間が指令されたタイミングTmと異なる。
この場合にはピンチロール6の減速タイミング位置aを
変化させることにより修正を行う。修正方法は、ピンチ
ロール出側鋼片検出装置10を材料先端が通過後に距離計
測器16により該材料先端が減速タイミング位置aに到達
したときピンチロール6の速度V1に加速度αを係数とし
て掛け、圧延スタンド8の速度V2と同期するように減速
する。
演算装置18が指示した実際のタイミングtSと異なること
もあり、また抽出ローラテーブル4駆動時の材先端のば
らつきを検出する材先端バラツキ検出装置21の作動が現
状では精密でなく、駆動後ピンチロール出側検出装置10
への到着所要時間が指令されたタイミングTmと異なる。
この場合にはピンチロール6の減速タイミング位置aを
変化させることにより修正を行う。修正方法は、ピンチ
ロール出側鋼片検出装置10を材料先端が通過後に距離計
測器16により該材料先端が減速タイミング位置aに到達
したときピンチロール6の速度V1に加速度αを係数とし
て掛け、圧延スタンド8の速度V2と同期するように減速
する。
ここで、 tP=Tw+t−t1 ……(A) より、 t=(t1+tP)−Tw ……(B) となり、この(B)式に を代入すると、 ここで、 但し、 Tw:先行材尾端がピンチロール出側鋼片検出装置通過よ
り次行材先端がピンチロール出側鋼片検出装置に到着す
るまでの時間(時間計測器での実測値) t1:先行材尾端がピンチロール出側鋼片検出装置通過よ
り圧延スタンドに到達するまでの時間 tP:間ピッチ設定時間 次に動作について説明する。まず、先行鋼片1の尾端
が加熱炉出側鋼片検出装置20を通過した時のタイミング
で駆動指令演算装置18により、駆動タイミング時間tSを
演算してタイマ監視をする。次に先行鋼片1の尾端がピ
ンチロール出側鋼片検出装置10を通過後に抽出ローラテ
ーブル4を停止し、該抽出ローラテーブル4の停止後他
ラインから搬送された後行鋼片2をtS時間経過後に再駆
動して搬送する。更に搬送後、減速指令演算装置19にて
ピンチロール6の速度を圧延ラインの速度に減速させる
減速タイミング位置aを演算し、後行鋼片2の先端がピ
ンチロール出側検出装置10を通過すると直ちに距離計測
器14により該後行鋼片2先端の距離を監視する。そし
て、減速タイミング位置aを通過後にピンチロール6の
速度を減速させ、圧延スタンド8に搬送して製品をを出
力する。
り次行材先端がピンチロール出側鋼片検出装置に到着す
るまでの時間(時間計測器での実測値) t1:先行材尾端がピンチロール出側鋼片検出装置通過よ
り圧延スタンドに到達するまでの時間 tP:間ピッチ設定時間 次に動作について説明する。まず、先行鋼片1の尾端
が加熱炉出側鋼片検出装置20を通過した時のタイミング
で駆動指令演算装置18により、駆動タイミング時間tSを
演算してタイマ監視をする。次に先行鋼片1の尾端がピ
ンチロール出側鋼片検出装置10を通過後に抽出ローラテ
ーブル4を停止し、該抽出ローラテーブル4の停止後他
ラインから搬送された後行鋼片2をtS時間経過後に再駆
動して搬送する。更に搬送後、減速指令演算装置19にて
ピンチロール6の速度を圧延ラインの速度に減速させる
減速タイミング位置aを演算し、後行鋼片2の先端がピ
ンチロール出側検出装置10を通過すると直ちに距離計測
器14により該後行鋼片2先端の距離を監視する。そし
て、減速タイミング位置aを通過後にピンチロール6の
速度を減速させ、圧延スタンド8に搬送して製品をを出
力する。
また、上記実施例では、鉄鋼プラントの加熱炉での抽
出タイミングについて説明したが、全ての搬送ラインに
採用してもよく上記実施例と同様の効果を奏する。
出タイミングについて説明したが、全ての搬送ラインに
採用してもよく上記実施例と同様の効果を奏する。
以上のように、この発明によれば間ピッチ制御装置を
圧延スタンドの速度,ピンチロールの速度,及び加熱炉
抽出位置での鋼片の先端バラツキ位置等を計測してデー
タとして取込演算装置で抽出ローラテーブルの駆動タイ
ミングを演算してピンチロールの速度修正を行うように
したので、ライン搬送中の製品同志の衝突をふせぎ、か
つ、単位時間内に搬送できる製品の量を最大限に調整で
き、装置も安価に構成できる等の効果がある。
圧延スタンドの速度,ピンチロールの速度,及び加熱炉
抽出位置での鋼片の先端バラツキ位置等を計測してデー
タとして取込演算装置で抽出ローラテーブルの駆動タイ
ミングを演算してピンチロールの速度修正を行うように
したので、ライン搬送中の製品同志の衝突をふせぎ、か
つ、単位時間内に搬送できる製品の量を最大限に調整で
き、装置も安価に構成できる等の効果がある。
第1図はこの発明の一実施例による間ピッチ制御装置ブ
ロック構成図、第2図はこの発明の制御例を示すタイム
チャート、第3図は従来の間ピッチ制御装置の構成図で
ある。 図において、1は先行鋼片、2は後行鋼片、4は抽出ロ
ーラテーブル、5は抽出ローラテーブル駆動モータ、6
はピンチロール、7はピンチロール駆動モータ、8は圧
延スタンド、9は圧延スタンド駆動モータ、10はピンチ
ロール出側鋼片検出装置、14は距離測定装置、15はピン
チロール速度計測器、16は圧延スタンド速度計測器、17
は時間計測器、18は駆動指令演算装置、19は減速指令演
算装置、20は加熱出側鋼片検出装置、21は材先端バラツ
キ検出装置、22は間ピッチ制御装置である。 なお、図中、同一符号は同一、または相当部分を示す。
ロック構成図、第2図はこの発明の制御例を示すタイム
チャート、第3図は従来の間ピッチ制御装置の構成図で
ある。 図において、1は先行鋼片、2は後行鋼片、4は抽出ロ
ーラテーブル、5は抽出ローラテーブル駆動モータ、6
はピンチロール、7はピンチロール駆動モータ、8は圧
延スタンド、9は圧延スタンド駆動モータ、10はピンチ
ロール出側鋼片検出装置、14は距離測定装置、15はピン
チロール速度計測器、16は圧延スタンド速度計測器、17
は時間計測器、18は駆動指令演算装置、19は減速指令演
算装置、20は加熱出側鋼片検出装置、21は材先端バラツ
キ検出装置、22は間ピッチ制御装置である。 なお、図中、同一符号は同一、または相当部分を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】所定の圧延ピッチを保って加熱炉から搬送
され、先行鋼片及び後行鋼片を抽出ローラテーブルとピ
ンチロールとで該ピンチロールの速度と異なる速度の圧
延スタンドに供給し圧延をする間ピッチ制御装置におい
て、前記抽出ローラテーブルを駆動する抽出ローラテー
ブル駆動モータと、上記ピンチロールを駆動するピンチ
ロール駆動モータと、上記圧延スタンドを駆動する圧延
スタンド駆動モータと、前記先行鋼片及び後行鋼片の加
熱炉抽出を検出する加熱炉出側鋼片検出装置と、前記先
行鋼片及び前記後行鋼片の前記ピンチロール出側通過を
検出するピンチロール出側鋼片検出装置と、前記圧延ス
タンドの速度を測定する圧延スタンド速度計測器と、前
記ピンチロールの駆動速度を計測するピンチロール速度
計測器と、前記加熱炉内で待機している前記後行鋼片の
先端位置のバラツキ検出装置と、前記加熱炉出側鋼片検
出装置の検出信号と前記バラツキ検出装置の検出信号及
び前記圧延スタンド速度計測器の計測信号と前記ピンチ
ロール速度計測器の計測信号を取り込んで前記抽出ロー
ラテーブルの駆動タイミングを演算する駆動指令演算装
置と、前記ピンチロール出側鋼片検出装置から前記後行
鋼片の先端の移動距離を測定する距離測定装置と、前記
先行鋼片の尾端が前記ピンチロール出側鋼片検出装置位
置の通過から前記後行鋼片の先端が該ピンチロール出側
鋼片検出装置位置に到達するまでに要する時間を計測す
る時間計測器と、前記時間計測器の計測信号と前記ピン
チロール速度計測器の計測信号及び前記圧延スタンド速
度計測器の計測信号を取り込んで前記ピンチロールの速
度を前記圧延スタンドの速度となるように減速する減速
タイミング位置を演算するとともに、前記距離測定装置
の測定信号により前記後行鋼片が前記減速タイミング位
置に達したことを検知したとき、前記ピンチロール駆動
モータに減速指令を出力する減速指令演算装置とを備え
た間ピッチ制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61283771A JP2645349B2 (ja) | 1986-11-28 | 1986-11-28 | 間ピッチ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61283771A JP2645349B2 (ja) | 1986-11-28 | 1986-11-28 | 間ピッチ制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63137509A JPS63137509A (ja) | 1988-06-09 |
JP2645349B2 true JP2645349B2 (ja) | 1997-08-25 |
Family
ID=17669905
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61283771A Expired - Lifetime JP2645349B2 (ja) | 1986-11-28 | 1986-11-28 | 間ピッチ制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2645349B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102671958A (zh) * | 2012-05-04 | 2012-09-19 | 本钢板材股份有限公司 | 利用夹送辊控制带钢尾部的方法 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3308926B2 (ja) * | 1999-03-19 | 2002-07-29 | 川崎製鉄株式会社 | 圧延方法 |
CN109396195B (zh) * | 2018-11-13 | 2020-08-14 | 四川德胜集团钒钛有限公司 | 抗震钢筋头尾识别速降控制系统和控制方法 |
CN110814022B (zh) * | 2019-10-28 | 2021-03-23 | 北京科技大学设计研究院有限公司 | 一种5平3立粗轧机组的机前辊道的自动控制方法 |
CN111906150A (zh) * | 2020-07-29 | 2020-11-10 | 盐城市联鑫钢铁有限公司 | 一种轧钢防追尾预警方法及系统 |
-
1986
- 1986-11-28 JP JP61283771A patent/JP2645349B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102671958A (zh) * | 2012-05-04 | 2012-09-19 | 本钢板材股份有限公司 | 利用夹送辊控制带钢尾部的方法 |
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Publication number | Publication date |
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JPS63137509A (ja) | 1988-06-09 |
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