JPS6232649Y2 - - Google Patents

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JPS6232649Y2
JPS6232649Y2 JP12114978U JP12114978U JPS6232649Y2 JP S6232649 Y2 JPS6232649 Y2 JP S6232649Y2 JP 12114978 U JP12114978 U JP 12114978U JP 12114978 U JP12114978 U JP 12114978U JP S6232649 Y2 JPS6232649 Y2 JP S6232649Y2
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speed
rolling mill
rolled material
stand
detector
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JP12114978U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は圧延設備に於いて、圧延材の到達位置
を検出する圧延材到達検出装置に関する。
一般に線材圧延機のように各圧延機のロールに
固定カリバーを有した圧延機群(以下ブロツクス
タンドと称す)、をもつた圧延設備において、ブ
ロツクスタンド出側直後には例えば水冷バルブ等
の機械を動作させる為のタイミングを材料検出器
にて検出する場合、ブロツクスタンド出側の圧延
材速度が早く、しかも前記機械の動作遅れ時間等
により機械の動作遅れ時間分だけ早めに前記機械
の動作指令を与えなければならない。
この為ブロツクスタンド出側直後に前記材料検
出器を設置しても時間的に間に合わないという不
具合が生ずる事がある。又、この材料検出器をブ
ロツクスタンド入側に設置すると、ブロツクスタ
ンド入側の速度が一定であつても、ブロツクスタ
ンドの最終スタンド、即ち使用スタンド数を決め
るスタンド選択に依りブロツクスタンド駆動電動
機の速度が変化しなくても、ブロツクスタンド出
側速度が変化する。この為圧延材がブロツクスタ
ンド入側の材料検出器からブロツクスタンド出側
の機械の動作タイミング位置に到達するまでの時
間が変化する。
本考案は、上記問題点を解消する為になされた
もので、固定カリバー径をもつた圧延機群の使用
スタンド数選択の如何に拘らず、圧延材先端が圧
延機群の出側にある水冷バルブ等の機械に到達し
たとき、この機械を操作開始することのできる圧
延材到達位置検出装置を提供することを目的とす
る。
以下本考案について説明する。
材料検出器をブロツクスタンドの前方に設置
し、材料検出器からブロツクスタンド後方のある
定められた位置にある例えば冷却水噴射装置等の
機械(以下、水冷バルブ位置と称す)までの距離
をブロツクスタンドのスタンド選択を加味して圧
延材先端がブロツクスタンドの噛込み開始し、最
終スタンドを通過するまでの距離を各圧延機のカ
リバー径にて補正する。以下この補正された距離
を等価距離と称する。材料検出器からブロツクス
タンドの圧延機中の上流側第1番目圧延機までの
距離をl0、ブロツクスタンド内の各圧延機の間隔
をl、ブロツクスタンド内の圧延機台数をn、n
番目の圧延機から水冷バルブ位置までの距離を
l3、各圧延機のカリバー部の断面積をA1…Ao
入側圧延材の断面積をA0とすれば、仮にスタン
ド選択がn番目になされている時の材料検出器か
ら水冷バルブまでの等価距離loは(1)式のように
なる。
o=l0+(l・A/A+l・A/A+ …+l・Ao−1/A+l3・A/A)……
(1) 又、スタンド選択が、n−1番目の時は等価距
離Lo-1は(2)式のようになる。
o-1=l0+(l・A/A+l・A/A+ …+l・Ao−1/A+l3・Ao−1/A
……(2) 以下同様にしてスタンド選択がn−2番目、n
−3番目,……1番目の等価距離Lo-2,Lo-3
L1が求まることになる。以下このLo,Lo-1,L
o-2…L1の距離を総称して等価距離Lと称す。こ
のようにあらかじめスタンド選択に対応した等価
距離Lを定めておき、スタンド選択スイツチによ
り、等価距離Lを選択すれば、スタンド選択に依
るブロツクスタンド出側速度の変化に関係なく、
圧延材が水冷バルブ位置に到達したことを検出で
きる。
次に本考案の一実施例について述べる。第1図
において圧延機群駆動装置5から、駆動エネルギ
ーが減速機4を介して固定カリバー径を有した各
圧延機ロールに伝達されるブロツクスタンド3に
おいて、圧延材1がこのブロツクスタンド3を通
過した時の圧延材1の径は、ブロツクスタンド3
内のどの圧延機を最終圧延機として使用している
かによつて決定される。又、減速機4の減速比も
同様に各圧延機のカリバー径に依り各々決定され
る。即ち、単位時間における圧延材の体積は一定
であり、圧延中の圧延前の材料断面積と圧延後の
材料断面積に逆比例した速度となり、圧延前の材
料断面積をAi、速度をVi、圧延後の材料断面積
をA0、速度をV0とすれば Vi×Ai=V0×A0 ……(3) (3)式となる。材料断面積AiとA0の比は、カリ
バー径に依り決まる為、速度ViとV0の比を算出
することができ、この事に依り減速比が決定され
る。更に圧延材の単位時間の通過長さ、即ち圧延
速度はカリバー径に逆比例する。この点に鑑み材
料検出器から水冷バルブ位置までの距離を前記(1)
式、(2)式より求められた等価距離に設定する。
次に第1図を参照して説明する。
圧延機11にて圧延された圧延材1はブロツク
スタンド3にて圧延され、冷却水噴射装置7を通
過する。圧延機11の速度検出器13からの速度
信号が材料検出器の接点2aに伝えられている。
圧延材1の先端が材料検出器2に依り検出され、
材料検出器2の出力は、材料検出器2の接点2a
に与えられ速度検出器13からの速度信号を速度
比例積分増幅器15(以下積分アンプと称す)に
与える。積分アンプ15の出力は、水冷バルブ動
作指令検出回路16に与えられ、スタンド選択ス
イツチ18からのスタンド選択信号は前記(1)式及
び(2)式で求められる等価距離設定回路19に与え
られ、スタンド選択スイツチ18の信号に従つた
等価距離設定値が動作指令検出回路16に与えら
れる。動作指令検出回路16にて積分アンプ15
からの速度積分値と等価距離設定回路19からの
設定値が比較され、等価距離設定値よりも速度積
分値が大きくなると動作指令検出回路6の出力が
冷却水噴射装置7に与えられ出側圧延材1に冷却
水が噴射される。
本考案に於いてスタンド選択スイツチに従つた
等価距離設定値を選択しこの等価距離設定値とブ
ロツクスタンド入側圧延材速度の積分値を比較し
速度積分値が等価距離設定値よりも大きくなつた
時に冷却水噴射装置に指令を出力する。
なお、この場合速度比例積分増幅器の代りに積
算カウンターを使用してもよい。
このように材料検出器から水冷バルブ位置の距
離のような一定間の距離をカリバー径に関係づけ
て補正した等価距離設定回路を用いることによ
り、ブロツクスタンド入側圧延材の速度を積分す
るだけでブロツクスタンド、後方の水冷バルブの
噴射開始タイミングを確実に検出することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る一実施例を示すブロツク
図である。 1……圧延材、2……材料検出器、3……固定
カリバー径を持つた圧延機、4……減速機、5…
…圧延機群の駆動装置、6,11……圧延機、7
……冷却水噴射装置(機械)、12……圧延機駆
動装置、13……圧延機速度検出器、15……速
度比例積分増幅器、16……動作指令検出回路、
18……スタンド選択スイツチ、19……等価距
離設定回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧延機群の入側の圧延材速度を検出する速度検
    出器と、この速度検出器出力を入力して積分する
    速度比例積分増幅器と、前記圧延機群の入側に設
    けられ前記圧延材の先端が到達したとき前記速度
    比例積分増幅器の積分を開始させる材料検出器
    と、前記圧延機群中の圧延機使用台数を選択する
    スタンド選択装置と、このスタンド選択装置の選
    択と前記圧延機群の各圧延機のカリバー径によつ
    て定まる等価距離設定回路と、この等価距離設定
    回路出力より前記速度比例積分増幅器出力が大き
    くなつたとき前記圧延機群の出側の機械を動作さ
    せる動作指令検出回路とを具備し、前記圧延材の
    先端が前記機械に到達したとき前記機械を動作開
    始させることを特徴とする圧延材到達検出装置。
JP12114978U 1978-09-05 1978-09-05 Expired JPS6232649Y2 (ja)

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JPS5538567U JPS5538567U (ja) 1980-03-12
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JPS5921421A (ja) * 1982-07-29 1984-02-03 Nippon Steel Corp 被圧延材の到達時期の予測方法

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JPS5538567U (ja) 1980-03-12

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