JP2650318B2 - 棒材端末検出装置 - Google Patents

棒材端末検出装置

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JP2650318B2 JP13059888A JP13059888A JP2650318B2 JP 2650318 B2 JP2650318 B2 JP 2650318B2 JP 13059888 A JP13059888 A JP 13059888A JP 13059888 A JP13059888 A JP 13059888A JP 2650318 B2 JP2650318 B2 JP 2650318B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は棒材をその長手方向に移動して切断装置に導
びき該棒材を先端から次々と定寸に切断してゆく装置に
おいてその棒材の後端の移動を確実,正確に検出しよう
とする装置に関するものである。
[従来の技術] 一般に数メートルないし拾数メートルの棒鋼(以下棒
材という)を一直線状に複数本並べて例えば誘導加熱炉
に通し所定温度に加熱した後、これを定寸切断装置に導
びき一定長に切断してこれを次々と鍛造機に供給する過
程では棒材の継目が必ずしも定期的に切断位置に来ると
は限らない。このため従来から継目が鍛造製品に入るの
を防ぐため棒材の後端をビームセンサにより検出し棒材
の後端部分および先端部分を除外することにより継目が
製品化されるのを防ぐようにしている。そこでビームセ
ンサが棒材の後端の通過を検知してから該棒材の後端が
切断個所に位置するまでのフイードローラの必要な回転
数を演算することによつてその後端の移動を知り得るよ
うにすることが考えられるが、フイードローラが例えば
摩耗してフイードローラの回転数と棒材の実移動量との
関係が変わつて来たようなとき或いは材質によりフイー
ドローラと棒材との間で作用する摩擦力が変わつたよう
なときに正確にはその位置が把握できなくなるおそれが
あった。
また、従来のような単一のビームセンサにより棒材の
後端の通過を検出するものでは、その後端すなわち継目
がカツタとストツパ間にてそのどちら寄りにあるのか知
ることができない。ところが棒材の先端部や後端部は或
る範囲変形していることがあり、従つて継目に近いもの
も継目の影響を受けることがあつたが、従来ではその継
目の位置を正確に把握することができなかつたため上記
選定を適格にすることが出来なかつた。
さらには単一のビームセンサによる棒材後端の検出で
はそのビーム中にちようど棒材後端が停止することがあ
ると該センサのオン・オフ作動が不定になり検出ミスを
おこすおそれがあつた。
[発明の目的] 本発明は上記欠点を解消し棒材の継目の移動を確実,
正確に検出し得るようにしようとするものである。
[目的を達成するための手段] 本発明の棒材端末検出装置は上記目的を達成するた
め、一直線状に並べられた複数本の棒材をフイードロー
ラにより移送し、該棒材の先端をストツパに突き当てる
べく該フイードローラを過回転させた後、カツタを作動
させて該棒材の先端から一定長を次々と切断して定寸切
断品を製作する棒材切断装置において、フイードローラ
により移送される棒材の移動径路中に該棒材の後端の通
過をビームセンサにより検出する第1検出地点と第2検
出地点とをその間に少なくとも該棒材の許容最大切断長
よりも長い距離d1を離して配設しフイードローラにはそ
の回転に従いパルスを出すパルスゼネレータを設けると
共にそのパルスを計数するカウンタを設け、棒材を1切
断長分移送させるためフイードローラが回転を始めてか
ら停止するまでの間にパルスゼネレータが出すパルス数
γと、棒材の後端が第1検出地点を通過してから切断の
ためにフイードローラが最初に停止するまでにパルスゼ
ネレータが出すパルス数α′と、棒材の後端が両検出地
点を通過する間に停止する該棒材の停止回数nと、棒材
の後端が両検出地点間で最後に停止してから第2検出地
点を通過するまでの間にパルスゼネレータが出すパルス
数βとを夫々検出し、これらのパルス数および停止回数
を基として、棒材の後端が第2検出地点を通過してから
該棒材の後端がストツパとカツタ間に至るまでの切断回
数を次式の演算結果の整数mより求め、ストツパとカツ
タ間における棒材の後端の偏位を次式の演算結果の端数
Qより求めることにより、各切断品の継目の有無および
その継目の偏位を判別し得るようにしたことを特徴とす
る棒材切断装置における棒材端末検出装置。
ただし上式のd2は第2検出地点とカツタとの間の距離
である。またcは棒材の切断長に対するフイードローラ
の過回転の割合で、切断長の設定時にその切断長に対し
一定の割合を所要過回転量として見込んで上式に算入す
る。
[作用] 2つの検出地点を棒材の後端が実際に移動するときに
カウントされるパルス数を基に該棒材の後端がカツタ,
ストツパ間に至るときを演算により求めるので、その演
算された結果は常に正確に該棒材の後端の位置を把握で
きるものとなる。従つて作動不良のおそれは殆んどなく
なり、検出結果に対する信頼性が格段に向上する。
[実施例] 第1図に示した実施例は請求項1に記載の発明に対応
するもので以下この実施例を説明する。
第1図において、1は棒材、2は該棒材の後端に一直
線状に並べられた次の棒材、3は先行する棒材1の先端
が当たつているストツパ、4はフイードローラ、5は該
フイードローラ4とストツパ3間に設けられたカツタで
ある。フイードローラ4はモータ駆動により矢印の方向
に回転動し、その回転に従いパルスを出すパルスゼネレ
ータPGがこれに設けられ、6はこのパルスゼネレータPG
で発生したパルスを計数するカウンタである。フイード
ローラ4が回転すると棒材1は矢印の方向に移送され、
その先端がストツパ3に当たつて衝止する。なお、棒材
2はこの棒材1の後端を追うように送りローラ(図示せ
ず)の回転動により進行する。しかして棒材1,2の移動
径路中にはビームセンサよりなる第1検出地点S1と第2
検出地点S2が距離d1を離して設けられている。なおこの
距離d1はこの切断装置の許容最大切断長よりも長く、し
かもこの実施例の場合第2検出地点S2とカツタ5との距
離d2に等しくしてある。カツタ5とストツパ3との距離
eがこの切断装置にていまセツトされている切断長で、
その切断長eはストツパ3を前後動させることで調節で
きるようになつている。
演算装置7には棒材1の後端が通過するときに検出さ
れる両検出地点S1,S2からの信号と、カウンタ6の計数
値と、カツタ5のカツト作動信号が入力される。
しかして、第1図上方に併記した段階状の線図は横軸
に棒材1の後端の移動(破断線で示す)量を採り縦軸に
パルスゼネレータPGから出るパルス数を採りその関係を
表わしたものである。このように階段状をなすのは棒材
1の先端がストツパ3に当たつてからなおもフイードロ
ーラ4は過回転(オーバーフイード)して棒材1の先端
が隙間なくストツパ3に当たり停止し得るよにしている
からである。なおその過回転量は切断長eの10%程度が
見込まれるがその割合はコントローラにて適宜調節でき
る。
さてこの棒材切断装置において、棒材1の後端1′が
第2検出地点S2を通過してからストツパとカツタ5の間
に至るまでの切断回数は演算装置7にて演算される次の
(1)式の整数mとして求められる。また、ストツパ3
とカツタ5の間における後端1′の停止位置は(1)式
の演算結果の端数Qとして求められる。
ただし(1)式中 nは、棒材1の後端1′が両検出地点S1,S2間を通過
する間に該棒材1が停止した回数。
γは、棒材1を1切断長分移送させるためフイードロ
ーラ4が回転を始めてから停止するまでの間にパルスゼ
ネレータPGが出すパルス数(第1図に示す)。
α′は、棒材1の後端1′が第1検出地点S1を通過し
てから切断のためフイードローラ4が最初に停止するま
でにパルスゼレネータPGが出すパルス数(第1図に示
す)。
βは、棒材1の後端1′が両検出地点S1,S2間で最後
に停止してから第2検出地点S2を通過するまでの間にパ
ルスゼネレータPGが出すパルス数(第1図に示す)。
d1は、両検出地点S1,S2間の距離。
d2は、第2検出地点S2とカツタ5の間の距離。
cは、棒材の切断長eに対するフイードローラ4の過
回転の割合で切断長eの設定の時にその切断長eに対し
一定の割合を所要過回転量として見込んでおく。
次に上記(1)式が導き出された経緯を説明する。
まず、第1検出地点S1と第2検出地点S2間(距離d1
で出来る切断品の個数n′を求めると、その数n′は
S1,S2間を通過するときのパルス数を材料個数に換算す
ることで次の(2)式で表わされる。
ここでzは第1図に示したように棒材1の後端1′が
第1検出地点S1を通過した後最初に停止したときの該後
端1′と第1検出地点S1との間の距離を切断回数に換算
した値で(α′−b)/aである。また、xは棒材1の後
端1′が第1検出地点S1と第2検出地点S2間にて最後に
停止してから第2検出地点S2を通過する間の距離を切断
回数に換算した値でβ/aである。また、aは棒材1が1
切断長移動するのにパルスゼレネータPGが発生するパル
ス数であるがこれはオーバーフイードの開始時点が不明
のため実測できない。またbはフイードローラのオーバ
ーフイードに対応するパルス数でこれも実測不能であ
る。ところがa,bはγ,cを用いて次式(3)(4)にて
表われる。
これを上記(2)式に代入し、 となる。これがS1,S2間(距離d1)で出来る切断品の個
数である。
一方、第2検出地点S2とカツタ5間距離(d2)で出来
る材料個数n″は比例計算すればよいから次式で表わさ
れる。
こうして距離d2にて出来る材料個数n″を求めること
ができたが、棒材1の後端1′(継目に同じ)の位置を
把握するためには、この距離d2で出来る切断品の個数に
上記xの値をプラスすればよい。
即ち、棒材1の後端1′が第2検出地点S2を通過する
前の停止状態で考えるとストッパ3からその後端1′ま
での切断個数yは、 y=n″+x+1 (7) で表わされる。(ただし上記の+1はカツタ5からスト
ツパ3の間の1個分を加算した結果である) ところがxは、 であるから、(7)式に上記(6)式および(8)式を
代入すると となる。これが上記(1)式である。
しかしてこの算出結果を整数mと端数Qにわけると、
整数mは棒材の後端が第2検出地点S2を通過してから該
棒材の後端がストツパ3とカツタ5間に至るまでの切断
回数になる。一方端数Qは、継目のストツパ3からの距
離を切断個性相当分で表わすものとなる。
次に第1図の実施例にて棒状1の場合を例にして一例
を(1)式を用いて算出してみると、この例では、d1
d2,c=0.1、n=3、α′=29、β=16、γ=40であっ
たとすれば、 となり、m=4、Q=0.58となる。
つまり、棒材1の後端が第2図検出地点S2を通過して
から4回切断が行われた時に出来たものが継目である切
断品であることが判り、しかもその継目の位置はストツ
パ3から0.58の位置、即ち切断品の全長を1とした場合
にストツパ3から0.58の比率の位置にあることが判明す
る。即ちこの場合の継目位置は切断品の真中より少しカ
ッタ側寄り(0.08個分相当)位置にあることが判明す
る。このように継目が略々真中にあるときはこのm(=
4)回目の切断部中に棒材1の後端の変形部分と棒材2
の前端の変形部分とが略々含まれていると考えてよいの
でこのm回目の切断品のみを排棄する。これに対して継
目がストッパ3の近くにあるときはそのm回目の切断品
と(m−1)回目の切断品とを排棄することで変形部分
が製品化されるのを防ぐ。また継目がカッタ5の近くに
あるときはm回目の切断品と(m+1)回目の切断品を
同様の理由で排棄する。即ち、この装置の検出誤差を個
数換算でδとすると、この誤差δと端数Qとの大小を次
の(イ)〜(ハ)に従い判別して排棄すべき切断品を決
める。
(イ)δ<Q<1−δの場合m回目を排棄する。
(ロ)Q≧1−δの場合(m+1)回目とm回目を排棄
する。
(ハ)Q≦δの場合m回目と(m−1)回目を排棄す
る。
このようにして端数Qの大きさに応じて排棄すべき切
断品を選定することにより継目とその近傍が製品化され
ることを防ぐと同時に歩留りを向上することができる。
第1図の実施例は2つの検出地点S1,S2に夫々1つず
つビームセンサを設けたものについて説明したが、各検
出地点S1,S2に第2図に示したようにビームセンサを2
つずつ棒材の許容最小切断長よりも短い間隔を置いて配
設し、そのいずれか一方のビームセンサが作動すること
で該各検出地点を棒材の後端が通過したことを検出する
ようにすることで検出ミスを防止できる。第2図はこの
ように各検出地点S1,S2に夫々2つのビームセンサPH1,P
H1′,PH2,PH2′を配設したものである。こうして各検出
地点ごとに2つのビームセンサを設けることで棒材後端
の通過をより確実に検出し得る。即ち単一のビームセン
サでは移動径路を横断するビーム中に頂度棒材後端が停
止しビームを部分的に遮断しているような場合に該セン
サが作動しない場合があり、そのために検出ミスを起こ
すおそれがあるのに対し、ダブルビームを用い許容最小
切断長よりも短間隔の2点にて棒材後端を検出するよう
にすればいずれか一方のビームセンサは必ず作動するの
で検出ミスが防止できる。
さらにこのようなダブルビームを用いることで次に説
明する効果的な利用ができる。即ち第1図の実施例では
フィードローラの過回転の割合cについて切断長の設定
時に一定値を見込んでその値(例えば前例では0.1)を
(1)式に代入するほかなかったので正確を欠くきらい
があったが、この割合cはダブルビームを用いた場合次
のように演算により正確に求めることが可能となる。即
ちこれは棒材を1切断長分移送させる間にその両ビーム
センサのいずれもが作動した場合の両ビームセンサが作
動する間にパルスゼネレータが出したパルス数を基とし
て演算により求めるもので、いま第2図に示したよう
に、棒材1が1切断長分移送される間にビームセンサPH
1,PH1′のいずれもが作動したときそのビームセンサPH
1,PH1′が作動する間にパルスゼネレータPGが出すパル
ス数ΔP1をカウントする。また同様に棒材1が1切断長
分移送される間にビームセンサPH2,PH2′のいずれもが
作動したときそのビームセンサPH2,PH2′が作動する間
にパルスゼネレータPGが出すパルス数ΔP2をカウントす
る。PH1,PH1′間の距離Δd1およびPH2,PH2′間の距離Δ
d2は定数であるから、1パルス当たりの距離X1,X2は、 X1=Δd1/ΔP1 X2=Δd2/ΔP2 にて計算される。ここでX1,X2は常に最新の値を採って
もよいが、最新の値が何らかの一時的外乱により異常値
になるのをさけるため例えば過去5回の平均を採る。
ここで第2図に示す距離d1′を用いて1カット分の有効
長LAは次式より算出できる。
ただし(10)式中nは検出地点S1,S2間での棒材1の
停止回数である。
このd1′は、検出地点S1,S2間の各ビームセンサ間距
離d1と、上記平均と、棒材1が移動開始してからその
後端1′がビームセンサPH1を通過するまでにパルスゼ
ネレータPGが出すパルス数uと、棒材1の後端1′が両
検出地点S1,S2間で最後に停止してからその後端1′が
ビームセンサPH2を通過するまでの間にパルスゼネレー
タPGが出すパルス数vを使えば次式のように表わされ
る。
d1′=d1+u−v (11) このため(10)式の有効長さLAはさらに次式で表わさ
れる。
そうすると過回転の割合cは次式にて求められる。
ただし上式中γは前記(1)式に用いたγと同じく棒
材1が切断長分移送させるためフィードローラが回転を
始めてから停止するまで間にパルスゼネレータPGが出す
パルス数である。
こうして(13)式より演算した過回転の割合cを
(1)式に代入することで(1)式の演算結果に対する
信頼性はさらに向上する。なお上記は運転中毎回更新
してゆき常に新しいデータを使用することによりフィー
ドローラの摩耗等の影響もそのデータ中に加味されるの
で、常に正確に過回転量を把握できる。
以上の実施例は2つの検出地点S1,S2を備えたものに
ついて説明したが、両検出地点S1,S2の誤検出に基づく
誤作動を防ぐためにはさらに第3検出地点S3を設備し、
この第3検出地点S3から得られたデータと前記第1検出
地点S1,第2検出地点S2から得られたデータとを照合
し、その整合性を判定することにより演算結果に対する
信頼性をさらに高いものとすることができる。即ち、第
3図に示したように、第1検出地点S1と第2検出S2と第
3検出地点S3と夫々その間に棒材の許容最大切断長より
も長い距離を離して配設し、棒材の後端が各検出を通過
するときのカウンタのパルス計算値どうしの整合性を判
定するようにすることによりさらに検出精度が向上す
る、なおこの場合も各検出地点S1,S2,S3にはビームセン
サを2つずつ併設して前記ダブルビーム方式を採ること
により、検出ミスをなくすと同時に過回転割合の正確な
把握を可能にする。
[発明の効果] 以下実施例について説明したように本発明の棒材端末
検出装置は、棒材の後端の移動を正確に検出することが
できるので、継目が製品化されるのを防ぐと共に歩留を
向上させる有益な効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示した棒材端末検出装置の
作動説明用図、第2図は同上装置のダブルビーム方式の
場合の作動説明用図、第3図は3つの検出地点を設けた
場合の同上のビームセンサの配置図である。 1,2……棒材、1′……棒材の復端、3……ストッパ、
4……フィードローラ、5……カッタ、6……カウン
タ、7……演算装置、PG……パルスゼネレータ。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一直線状に並べられた複数本の棒材をフイ
    ードローラにより移送し、該棒材の先端をストツパに突
    き当てるべく該フイードローラを過回転させた後、カツ
    タを作動させて該棒材の先端から一定長を次々と切断し
    て定寸切断品を製作する棒材切断装置において、フイー
    ドローラにより移送される棒材の移動径路中に該棒材の
    後端の通過をビームセンサにより検出する第1検出地点
    と第2検出地点とをその間に少なくとも該棒材の許容最
    大切断長よりも長い距離d1を離して配設し、フイードロ
    ーラにはその回転に従いパルスを出すパルスゼネレータ
    を設けると共にそのパルスを計数するカウンタを設け、
    棒材を1切断長分移送させるためフイードローラが回転
    を始めてから停止するまでの間にパルスゼネレータが出
    すパルス数γと、棒材の後端が第1検出地点を通過して
    から切断のためにフイードローラが最初に停止するまで
    にパルスゼネレータが出すパルス数α′と、棒材の後端
    が両検出地点を通過する間に停止する該棒材の停止回数
    nと、棒材の後端が両検出地点間で最後に停止してから
    第2検出地点を通過するまでの間にパルスゼネレータが
    出すパルス数βとを夫々検出し、これらのパルス数およ
    び停止回数を基として、棒材の後端が第2検出地点を通
    過してから該棒材の後端がストツパとカツタ間に至るま
    での切断回数を次式の演算結果の整数mより求め、スト
    ツパとカツタ間における棒材の後端の偏位を次式の演算
    結果の端数Qより求めることにより、各切断品の継目の
    有無およびその継目の偏位を判別し得るようにしたこと
    を特徴とする棒材切断装置における棒材端末検出装置。 ただし上式のd2は第2検出地点とカツタとの間の距離で
    ある。またcは棒材の切断長に対するフイードローラの
    過回転の割合で、切断長の設定時にその切断長に対し一
    定の割合を所要過回転量として見込んで上式に算入す
    る。
  2. 【請求項2】各検出地点にビームセンサを2つずつ棒材
    の許容最小切断長よりも短い間隔を置いて配設し、その
    いずれか一方のビームセンサが作動することで該各検出
    地点を棒材の後端が通過したことを検出するようにした
    請求項1に記載の棒材切断装置における棒材端末検出装
    置。
  3. 【請求項3】各検出地点にビームセンサを2つずつ棒材
    の許容最小切断長よりも短い間隔を置いて配設し、請求
    項1に記載の過回転の割合cを棒材を1切断長分移送さ
    せる間にその両ビームセンサのいずれもが作動した場合
    の両ビームセンサが作動する間にパルスゼネレータが出
    すパルス数を基として演算により求め、さらにこの割合
    cを運転中に最新の上記パルス数を繰り入れることで更
    新することを特徴とした棒材切断装置における棒材端末
    検出装置。
  4. 【請求項4】ビームセンサによる第1検出地点と第2検
    出地点と第3検出地点とを夫々その間に棒材の許容最大
    切断長よりも長い距離を離して配設し、棒材の後端が各
    検出地点を通過するときのカウンタのパルス計数値どう
    しの整合性を判定するようにした請求項1または2また
    は3に記載の棒材切断装置における棒材端末検出装置。
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