JPH064292U - 枠付き扉 - Google Patents

枠付き扉

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JPH064292U
JPH064292U JP3450492U JP3450492U JPH064292U JP H064292 U JPH064292 U JP H064292U JP 3450492 U JP3450492 U JP 3450492U JP 3450492 U JP3450492 U JP 3450492U JP H064292 U JPH064292 U JP H064292U
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JP
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door
door frame
hinge
flag portion
flag
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JP3450492U
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Inventor
尚輝 山口
比 雨宮
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近畿工業株式会社
近畿車輌株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 本考案は、蝶番全体が扉枠の一方の縦枠内に
収納されて外側から見えないようにし、扉に固定される
蝶番の第2旗部を扉枠に固定れる第1旗部に吊り込みに
より連結することができるようにした枠付き扉を提供し
ようとするものである。 【構成】 扉枠1は、一方の縦枠内に蝶番軸3aを収納
する凹部を備えた空間部4が設けられるとともに、扉枠
の表面側に扉2の外表面とほぼ面一となる突出部1aが
扉側に向けて形成され、蝶番の第1旗部3bは、扉枠内
の空間部に位置して扉枠に固定され、U字形に形成され
た蝶番の第2旗部3cは、一端が蝶番軸に固定されると
ともに、他端部で扉の端面に固定され、第2旗部のU字
形は、扉が開かれたときに、扉枠の突出部がU字形内に
入り込むように間隔が決められた構成としたことを特徴
としている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、扉枠に対して扉を開閉可能に取り付ける蝶番が外側から見えないよ うにした枠付き扉に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の扉では、扉を開閉可能に連結する蝶番は、蝶番を構成する第1旗部と第 2旗部とがいずれも平板状に形成されており、第1旗部で扉枠の開口部の一側端 面の上下に固定されるとともに、第1旗部と対をなす第2旗部で扉の端面に固定 され、これらの旗部が枢着される蝶番軸の部分は、扉枠と扉との間からそれらの 外表面側に突出された状態で取り付けられていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、扉の取り付けが従来のように行われる場合には、扉枠と扉から 突出された蝶番軸が外側から見えるため、枠付き扉としての見場が悪くなるとと もに、扉枠と扉とに対して面一感を与えることが困難であった。 また、扉枠と扉から外側に突出する蝶番軸が外部からのいたずらにより損傷さ れるのを防止するために、蝶番の第1旗部と第2旗部とがそれぞれ蝶番軸に枢着 される部分の構造や強度を必要以上に強固にしておく必要があった。また、従来 の隠し蝶番タイプでは蝶番を吊り込みにより連結させる構成とすることができな いので、現場での施工を容易にすることができなかった。
【0004】 本考案はこれらの事情に鑑みてなされたもので、蝶番軸が扉枠や扉の外側に出 ないようにして見場を良くし、扉枠と扉とに面一感を与えるとともに、蝶番軸の 部分の構造や強度を必要以上に強固にしなくてもよくし、蝶番を吊り込みにより 連結可能にして現場での施工を著しく容易にすることができるようにした枠付き 扉の提供を目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、前記目的を達成すべくなされたもので、第1旗部と第2旗部とがそ れぞれ扉枠と扉とに固定され、これらの旗部が蝶番軸を中心に回動することによ り扉が開閉される枠付き扉であって、扉枠は、蝶番が取り付けられる縦枠の一側 に扉の外表面とほぼ面一となる突出部が扉側に向かって形成され、前記突出部の 扉の厚さ方向の内側には、蝶番軸を収納する凹部を備えた空間部が扉の端面側に 開口して設けられ、蝶番の第1旗部は、蝶番軸と係合する部分が扉枠の突出部内 側の空間部に位置するように扉枠に固定され、蝶番の第2旗部はU字形に形成さ れ、その一端が蝶番軸に嵌合されるとともに、第1旗部と平行をなす他端部で扉 の端面に固定され、第2旗部のU字形は、扉が開かれたときに、扉枠の前記突出 部が第2旗部のU字形内に入り込むように間隔が決められ、扉は蝶番の第1旗部 と第2旗部との吊り込みにより扉枠に連結可能とされたことを特徴とする枠付き 扉を考案したものである。
【0006】
【作用】
扉枠の一側に、扉の端面側に向けて開口する空間部が形成され、蝶番は、蝶番 軸が前記空間部に収納され、第1旗部で扉枠に固定されるとともに、U字形をな す第2旗部は第1旗部と平行な他端部で扉に固定されているため、扉を閉めた状 態では、蝶番全体は扉枠の縦枠の一側から扉面とほぼ面一になるよう形成された 突出部により外部から見えないように隠され、扉枠と扉との面一感は向上される 。
【0007】 また、U字形の第2旗部は、一端が蝶番軸に嵌合されるとともに、他端部が扉 に固定され、第2旗部のU字形は、扉が開けられたときに扉枠の前記突出部がU 字形内に入り込むように形成されているため、扉を開けた状態では、扉は扉枠の 表面より外側に位置するので、扉枠に固定された第1旗部に対し扉に固定された 第2旗部を吊り込みにより連結させることが可能になり、現場での作業を容易に する。
【0008】
【実施例】
以下、本考案に係る実施例を図面に基づいて説明する。 図1ないし図4は本考案の一実施例を示したもので、枠付き扉は扉枠1、扉2 、および扉枠1と扉2とを連結する蝶番3とから主として構成されている。
【0009】 扉枠1は、蝶番3が取り付けられる左右縦枠のいずれか一方の端面側に、扉2 の外側表面板2aとほぼ面一になる突出部1aが扉2側に向けて形成されている 。この突出部1aの扉2の厚さ方向の内側には、扉2の端面側に向けて開口する 空間部4が形成されている。空間部4は、扉枠1の突出部1aに近い側に、蝶番 3の蝶番軸3aを収容し得る凹部4aが縦枠に沿って設けられている。扉枠1は 、扉2の内側表面板2bの周辺部と対向する位置に、パッキン溝1b,1bが形 成されており、これらのパッキン溝1b,1bには、扉2の内側表面板2bと接 触して扉2の気密を保つ気密パッキン5,5が嵌合されている。
【0010】 扉2を扉枠1に連結する蝶番3は、蝶番軸3aと、平板状の第1旗部3bと、 U字形に形成された第2旗部3cとから構成されている。第1旗部3bは、扉枠 1に形成された空間部4の底壁部に固定されており、凹部4a側に突出する先端 部に蝶番軸3aと係合し得る係合穴3dが形成されている。
【0011】 第2旗部3cは、U字形に形成された一端に下側に向けて突出するように蝶番 軸3aが固着されており、第1旗部3bと平行をなすU字形の他端部により、扉 2の端面側に固定されている。第2旗部3cのU字形は、扉2が開かれたときに 、扉枠1に形成された突出部1aが、第2旗部3cのU字形内に入り込んで設定 された角度だけ扉2を開き得るように、U字形の間隔を決められている(図2参 照)。
【0012】 この実施例の構成では、扉2を開いたとき、扉2の本体は扉枠1の開口部から 完全に外側に出て、蝶番3の部分だけが扉枠1の開口部と係合した状態となる。 それ故、扉枠1と扉2とに2個以上の蝶番3が取り付けられる場合にも、扉2を 開いた状態では、扉枠1に対して扉2を上下方向に移動することができる。この ため、扉枠1の開口部に扉2を取り付ける現場施工においては、扉2を扉枠1の 外側に位置するように保持して扉2に固定された各蝶番軸3aを、扉枠1に固定 された第1旗部3bの係合穴3dにその上側から挿入するだけの簡単な吊り込み 作業により、扉2の組み付け作業を工具を用いないできわめて能率良く行うこと ができる(図4参照)。
【0013】 また、扉2を閉めた状態では、扉枠1内の空間部4内に収納された蝶番3は、 扉2の外側表面板2aとほぼ面一になるよう形成された扉枠1の突出部1aによ り、外部から見えないように隠されるため、蝶番軸3aが扉枠1や扉2の外側に 出ている従来の場合に比べて、蝶番3が外部からいたずらにより損傷されるのを 防止して枠付き扉の防犯性を良くする。このため、蝶番3を構成する蝶番軸3a 、第1旗部3b、および第2旗部3cは、それらが係合される部分の構成や強度 を必要以上に強固にしなくてもよくなる。
【0014】 さらに、扉枠1内に収納された蝶番3が外側から見えないために、枠付き扉と しての見場が良くなるとともに、扉枠1と扉2とに対する面一感を良くすること ができる。また、扉枠1と扉2とを連結した状態では、蝶番軸3aが外側に突出 していないため、運搬時やストック時において、扉枠1と扉2との組み立て体の 梱包を傷付けることなく重ね合わせることができる。その上、蝶番軸3aが外側 に突出せず、枠付き扉の外観が左右対称となるため、枠付き扉のデザインにも変 化を持たせ易くなる。 なお、前記実施例における蝶番軸3aは、扉枠1に固定される第1旗部3bか ら上側に突出させて扉2側の第2旗部3cと連結させてもよい。
【0015】
【考案の効果】
本考案は、扉枠の一方の縦枠内に蝶番が収納され、蝶番は第1旗部で扉枠に固 定されるとともに、U字形をなす第2旗部の一方の辺で扉に固定され、第2旗部 のU字形は、扉が開かれたときに、扉枠から扉の外表面とほぼ面一になるように 形成された突出部が、第2旗部のU字形内に入り込むように間隔が決められてい るため、扉が閉められた状態では、扉枠の前記突出部は、扉枠内に収納された蝶 番全体を外部から見えないように隠し、枠付き扉の見場を良くしてデザインに変 化を持たせ易くなり、扉枠と扉との面一感を良くする。
【0016】 また、扉が開かれた状態では、扉枠の突出部は蝶番の第2旗部のU字形内に入 り込み、扉は扉枠の開口部の外側に位置するので、第2旗部から突出する蝶番軸 により、扉に固定された第2旗部を扉枠に固定された第1旗部に吊り込むことに より連結させることができる。このため、現場施工においては、工具を用いない できわめて能率良く扉を扉枠に連結させることができる。
【0017】 さらに、蝶番軸が扉枠や扉の外側に突出しなくなっているため、枠付き扉の組 み立て体の梱包が容易になるだけでなく、運搬時やストック時において、前記組 み立て体の梱包を重ね合わせた場合にも、枠付き扉が蝶番軸によって損傷される のを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す横断面図である。
【図2】図1において扉の開いた状態を示す横断面図で
ある。
【図3】図2のIII −III 断面図である。
【図4】扉を吊り込みにより扉枠に連結する状態を示し
た正面図である。
【符号の説明】
1 扉枠 1a 突出部 2 扉 2a 外側表面板 3 蝶番 3a 蝶番軸 3b 第1旗部 3c 第2旗部 4 空間部 4a 凹部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1旗部と第2旗部とがそれぞれ扉枠と
    扉とに固定され、これらの旗部が蝶番軸を中心に回動す
    ることにより扉が開閉される枠付き扉であって、 扉枠は、蝶番が取り付けられる縦枠の一側に扉の外表面
    とほぼ面一となる突出部が扉側に向かって形成され、 前記突出部の扉の厚さ方向の内側には、蝶番軸を収納す
    る凹部を備えた空間部が扉の端面側に開口して設けら
    れ、 蝶番の第1旗部は、蝶番軸と係合する部分が扉枠の突出
    部内側の空間部に位置するように扉枠に固定され、 蝶番の第2旗部はU字形に形成され、その一端が蝶番軸
    に嵌合されるとともに、第1旗部と平行をなす他端部で
    扉の端面に固定され、 第2旗部のU字形は、扉が開かれたときに、扉枠の前記
    突出部が第2旗部のU字形内に入り込むように間隔が決
    められ、 扉は蝶番の第1旗部と第2旗部との吊り込みにより扉枠
    に連結可能とされたことを特徴とする枠付き扉。
JP1992034504U 1992-04-23 1992-04-23 枠付き扉 Expired - Lifetime JP2591581Y2 (ja)

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JPH064292U true JPH064292U (ja) 1994-01-21
JP2591581Y2 JP2591581Y2 (ja) 1999-03-03

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014040745A (ja) * 2012-08-23 2014-03-06 Taisei Kogyo Kk 丁番
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WO2021240954A1 (ja) * 2020-05-29 2021-12-02 スガツネ工業株式会社 蝶番の取付け構造
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JPS60130986U (ja) * 1984-02-10 1985-09-02 松下電工株式会社 縦枠の構造

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JP2591581Y2 (ja) 1999-03-03

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