JPH0642829A - 低温用冷凍装置 - Google Patents
低温用冷凍装置Info
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- JPH0642829A JPH0642829A JP20081792A JP20081792A JPH0642829A JP H0642829 A JPH0642829 A JP H0642829A JP 20081792 A JP20081792 A JP 20081792A JP 20081792 A JP20081792 A JP 20081792A JP H0642829 A JPH0642829 A JP H0642829A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数の非共沸冷媒を循環させるようにしたカ
スケード形低温用冷凍装置において、凝縮器における最
高沸点冷媒の未凝縮を解消する。 【構成】 圧縮機1,凝縮器3,膨張機構4及び蒸発器
5を冷媒回路9に配設し、凝縮器3−膨張機構4間及び
吸入ラインに跨って、カスケード熱交換回路10,20
を介設する。凝縮器3の下流に補助気液分離器31を設
け、分離した最高沸点液冷媒を補助液戻し通路34に流
通させ、補助減圧機構33で減圧する。気液分離器31
で分離されたガス冷媒と補助減圧機構33で減圧された
最高沸点冷媒との熱交換を行う補助熱交換器32を設け
る。補助液戻し通路34に開閉弁SVを介設し、熱源温
度或いは高圧側圧力が設定値以下のときに、開閉弁SV
を開く。これにより、未凝縮の最高沸点冷媒を補助熱交
換器32で凝縮させる。熱源温度等の低下に応じて、凝
縮器3の能力を低減してもよい。
スケード形低温用冷凍装置において、凝縮器における最
高沸点冷媒の未凝縮を解消する。 【構成】 圧縮機1,凝縮器3,膨張機構4及び蒸発器
5を冷媒回路9に配設し、凝縮器3−膨張機構4間及び
吸入ラインに跨って、カスケード熱交換回路10,20
を介設する。凝縮器3の下流に補助気液分離器31を設
け、分離した最高沸点液冷媒を補助液戻し通路34に流
通させ、補助減圧機構33で減圧する。気液分離器31
で分離されたガス冷媒と補助減圧機構33で減圧された
最高沸点冷媒との熱交換を行う補助熱交換器32を設け
る。補助液戻し通路34に開閉弁SVを介設し、熱源温
度或いは高圧側圧力が設定値以下のときに、開閉弁SV
を開く。これにより、未凝縮の最高沸点冷媒を補助熱交
換器32で凝縮させる。熱源温度等の低下に応じて、凝
縮器3の能力を低減してもよい。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷媒回路にカスケード
熱交換回路を備え、複数の非共沸冷媒を循環させて低温
を生じさせるようにした低温用冷凍装置の改良に関す
る。
熱交換回路を備え、複数の非共沸冷媒を循環させて低温
を生じさせるようにした低温用冷凍装置の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば特開平2−10064
号公報に開示されるごとく、圧縮機、凝縮器、減圧機構
及び蒸発器を順次接続してなる冷媒回路に、1又は2組
以上の気液分離器,熱交換器等からなる冷媒サイクルを
カスケード的に組み合わせ、複数の非共沸冷媒を冷媒回
路に循環させて、凝縮器及び各カスケード熱交換器で、
沸点の高い冷媒から順に凝縮し、凝縮された高沸点側冷
媒を順次気液分離器で吸入ラインに戻す一方、低沸点側
冷媒からなるガス冷媒を順次冷却していくことにより、
最終的に最低沸点冷媒を蒸発器で蒸発させ、庫内を所定
の低温状態まで冷却するようにした低温用冷凍装置は公
知の技術である。
号公報に開示されるごとく、圧縮機、凝縮器、減圧機構
及び蒸発器を順次接続してなる冷媒回路に、1又は2組
以上の気液分離器,熱交換器等からなる冷媒サイクルを
カスケード的に組み合わせ、複数の非共沸冷媒を冷媒回
路に循環させて、凝縮器及び各カスケード熱交換器で、
沸点の高い冷媒から順に凝縮し、凝縮された高沸点側冷
媒を順次気液分離器で吸入ラインに戻す一方、低沸点側
冷媒からなるガス冷媒を順次冷却していくことにより、
最終的に最低沸点冷媒を蒸発器で蒸発させ、庫内を所定
の低温状態まで冷却するようにした低温用冷凍装置は公
知の技術である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の公報のよう
な混合冷凍サイクルを有する冷凍装置の構成は、例えば
図6に示すようなものとなる。例えば3種類の冷媒R2
2,R23,R14(沸点は、R22>R23>R1
4)を使用する場合、概略のサイクルを説明すると、圧
縮機(a)からの吐出冷媒を凝縮器(b)で熱源との熱
交換によって、最も沸点の高い冷媒R22をまず凝縮
し、その気液混合冷媒を第1気液分離器(e1)で気液
分離し、液化した冷媒R22を第1液戻し通路(h1)
に流通させて第1キャピラリチュ―ブ(g1)で蒸発さ
せた後吸入ラインに戻す一方、ガス状態の冷媒R23及
びR14を第1カスケード熱交換器(f1)で吸入ライ
ンの冷媒との熱交換により冷却して、次に沸点の高い冷
媒R23を液化する。そして、同様の作用によって、第
2カスケード熱交換器(f2)で最低沸点の冷媒R14
を液化して、メインキャピラリチュ―ブ(c)で蒸発さ
せ、蒸発器(d)で、庫内空気との熱交換を行って、庫
内を低温状態まで冷却することになる。
な混合冷凍サイクルを有する冷凍装置の構成は、例えば
図6に示すようなものとなる。例えば3種類の冷媒R2
2,R23,R14(沸点は、R22>R23>R1
4)を使用する場合、概略のサイクルを説明すると、圧
縮機(a)からの吐出冷媒を凝縮器(b)で熱源との熱
交換によって、最も沸点の高い冷媒R22をまず凝縮
し、その気液混合冷媒を第1気液分離器(e1)で気液
分離し、液化した冷媒R22を第1液戻し通路(h1)
に流通させて第1キャピラリチュ―ブ(g1)で蒸発さ
せた後吸入ラインに戻す一方、ガス状態の冷媒R23及
びR14を第1カスケード熱交換器(f1)で吸入ライ
ンの冷媒との熱交換により冷却して、次に沸点の高い冷
媒R23を液化する。そして、同様の作用によって、第
2カスケード熱交換器(f2)で最低沸点の冷媒R14
を液化して、メインキャピラリチュ―ブ(c)で蒸発さ
せ、蒸発器(d)で、庫内空気との熱交換を行って、庫
内を低温状態まで冷却することになる。
【0004】ところで、上記のように複数種の非共沸冷
媒を順次凝縮させる場合、第1段目の凝縮器(b)にお
いて、下記のような問題があった。
媒を順次凝縮させる場合、第1段目の凝縮器(b)にお
いて、下記のような問題があった。
【0005】すなわち、熱源温度(例えば空冷凝縮器の
場合外気温度)の低下等があると、当初は凝縮器(b)
の凝縮能力が増大するので、冷媒の凝縮は十分なされる
が、そのうち熱源温度の低下によって高圧側圧力が低下
する。そして、高圧側圧力の低下に伴い冷媒R22の分
圧が低下するので、その分圧下における冷媒R22の凝
縮温度と熱源温度との温度差が小さくなったり、甚だし
いときには逆転したりすることがある。そして、冷媒R
22の未凝縮部分が生じたり、ほとんど凝縮されなくな
るようなことがあった。例えば高圧側圧力18(kg/cm
2 )で、冷媒R22,R23,R14の混合比を1.
5:0.8:0.5とした場合、凝縮器(b)における
冷媒R22の分圧は9kg/cm2 )程度になり、これに相
当する飽和温度つまり凝縮温度は19℃となるので、空
冷の場合外気温度によってはほとんど凝縮されなくな
る。
場合外気温度)の低下等があると、当初は凝縮器(b)
の凝縮能力が増大するので、冷媒の凝縮は十分なされる
が、そのうち熱源温度の低下によって高圧側圧力が低下
する。そして、高圧側圧力の低下に伴い冷媒R22の分
圧が低下するので、その分圧下における冷媒R22の凝
縮温度と熱源温度との温度差が小さくなったり、甚だし
いときには逆転したりすることがある。そして、冷媒R
22の未凝縮部分が生じたり、ほとんど凝縮されなくな
るようなことがあった。例えば高圧側圧力18(kg/cm
2 )で、冷媒R22,R23,R14の混合比を1.
5:0.8:0.5とした場合、凝縮器(b)における
冷媒R22の分圧は9kg/cm2 )程度になり、これに相
当する飽和温度つまり凝縮温度は19℃となるので、空
冷の場合外気温度によってはほとんど凝縮されなくな
る。
【0006】本発明は斯かる点に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、熱源温度や高圧側圧力が凝縮器にお
ける最高沸点冷媒の未凝縮を生じさせるまでに低下した
ときには、未凝縮冷媒をなくす手段を講ずることによ
り、冷凍装置の低温維持機能を良好に維持することにあ
る。
あり、その目的は、熱源温度や高圧側圧力が凝縮器にお
ける最高沸点冷媒の未凝縮を生じさせるまでに低下した
ときには、未凝縮冷媒をなくす手段を講ずることによ
り、冷凍装置の低温維持機能を良好に維持することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明の講じた手段は、図1に示すよう
に、圧縮機(1)、凝縮器(3)、膨張機構(4)及び
蒸発器(5)を順次接続し、複数種の非共沸冷媒が循環
する冷媒回路(9)を備えるとともに、該冷媒回路
(9)の凝縮器(3)−膨張機構(4)間と吸入ライン
とに跨って、複数種の非共沸冷媒のうち最低沸点の冷媒
を除く冷媒を順次凝縮,気液分離させるためのカスケー
ド熱交換回路(10),(20)を配置して混合冷媒サ
イクルを形成してなる低温用冷凍装置を前提とする。
め、請求項1の発明の講じた手段は、図1に示すよう
に、圧縮機(1)、凝縮器(3)、膨張機構(4)及び
蒸発器(5)を順次接続し、複数種の非共沸冷媒が循環
する冷媒回路(9)を備えるとともに、該冷媒回路
(9)の凝縮器(3)−膨張機構(4)間と吸入ライン
とに跨って、複数種の非共沸冷媒のうち最低沸点の冷媒
を除く冷媒を順次凝縮,気液分離させるためのカスケー
ド熱交換回路(10),(20)を配置して混合冷媒サ
イクルを形成してなる低温用冷凍装置を前提とする。
【0008】そして、低温用冷凍装置に、上記凝縮器
(3)の直下流に配置され、凝縮器(3)で凝縮された
冷媒を気液分離させる補助気液分離器(31)と、該補
助気液分離器(31)で分離された液冷媒を補助減圧機
構(33)を介して吸入ラインに戻すための補助液戻し
通路(34)と、該補助液戻し通路(3)の補助減圧機
構(33)で減圧された冷媒と上記補助気液分離器(3
1)で分離されたガス冷媒との熱交換を行うための補助
熱交換器(32)と、上記補助液戻し通路(34)を開
閉する開閉弁(SV)と、熱源温度を検出する熱源温度
検出手段(Tha)と、該熱源温度検出手段(Tha)の出
力を受け、熱源温度が設定値以下のとき、上記補助液戻
し通路(34)の開閉弁(SV)を開くよう制御する開
閉制御手段(50)とを設ける構成としたものである。
(3)の直下流に配置され、凝縮器(3)で凝縮された
冷媒を気液分離させる補助気液分離器(31)と、該補
助気液分離器(31)で分離された液冷媒を補助減圧機
構(33)を介して吸入ラインに戻すための補助液戻し
通路(34)と、該補助液戻し通路(3)の補助減圧機
構(33)で減圧された冷媒と上記補助気液分離器(3
1)で分離されたガス冷媒との熱交換を行うための補助
熱交換器(32)と、上記補助液戻し通路(34)を開
閉する開閉弁(SV)と、熱源温度を検出する熱源温度
検出手段(Tha)と、該熱源温度検出手段(Tha)の出
力を受け、熱源温度が設定値以下のとき、上記補助液戻
し通路(34)の開閉弁(SV)を開くよう制御する開
閉制御手段(50)とを設ける構成としたものである。
【0009】請求項2の発明の講じた手段は、上記請求
項1の発明と同様の低温用冷凍装置を前提とし、同様の
補助気液分離器(31)と、補助液戻し通路(34)
と、補助熱交換器(32)と、開閉弁(SV)とを設け
るものとする。
項1の発明と同様の低温用冷凍装置を前提とし、同様の
補助気液分離器(31)と、補助液戻し通路(34)
と、補助熱交換器(32)と、開閉弁(SV)とを設け
るものとする。
【0010】さらに、高圧側圧力を検出する高圧検出手
段と、該高圧検出手段の出力を受け、高圧側圧力が設定
値以下のとき、上記補助液戻し通路(34)の開閉弁
(SV)を開くよう制御する開閉制御手段とを設けたも
のである。
段と、該高圧検出手段の出力を受け、高圧側圧力が設定
値以下のとき、上記補助液戻し通路(34)の開閉弁
(SV)を開くよう制御する開閉制御手段とを設けたも
のである。
【0011】請求項3の発明の講じた手段は、上記請求
項1の発明と同様の低温用冷凍装置を前提とする。
項1の発明と同様の低温用冷凍装置を前提とする。
【0012】そして、高圧側圧力を検出する高圧検出手
段(P1)と、該高圧検出手段(P1)の出力を受け、
高圧側圧力が設定値以下のとき、上記凝縮器(3)の凝
縮能力を低減するよう制御する凝縮能力制御手段(5
1)とを設ける構成としたものである。
段(P1)と、該高圧検出手段(P1)の出力を受け、
高圧側圧力が設定値以下のとき、上記凝縮器(3)の凝
縮能力を低減するよう制御する凝縮能力制御手段(5
1)とを設ける構成としたものである。
【0013】請求項4の発明の講じた手段は、上記請求
項1の発明と同様の低温用冷凍装置を前提とする。
項1の発明と同様の低温用冷凍装置を前提とする。
【0014】そして、熱源温度を検出する熱源温度検出
手段と、該熱源温度検出手段の出力を受け、熱源温度が
設定値以下のとき、上記凝縮器(3)の凝縮能力を低減
するよう制御する凝縮能力制御手段とを設けたものであ
る。
手段と、該熱源温度検出手段の出力を受け、熱源温度が
設定値以下のとき、上記凝縮器(3)の凝縮能力を低減
するよう制御する凝縮能力制御手段とを設けたものであ
る。
【0015】
【作用】以上の構成により、請求項1の発明では、熱源
温度が凝縮器(3)で最高沸点冷媒の未凝縮冷媒を発生
させるような設定値以下に低下すると、開閉制御手段
(50)により、開閉弁(SV)が開かれる。そして、
この開閉弁(SV)が開かれると、補助液戻し通路(3
4)に、補助気液分離器(31)で分離された最高沸点
冷媒の液化冷媒が流れる一方、冷媒回路(9)側には未
凝縮の最高沸点冷媒を含むガス冷媒が流通し、補助熱交
換器(32)で両者の熱交換が行われる。そして、この
熱交換によって、最高沸点冷媒の未凝縮部分が凝縮され
るので、下流側のカスケード熱交換回路(10),(2
0)には、最高沸点冷媒を除く冷媒が循環し、低温冷凍
装置の機能が良好に維持されることになる。
温度が凝縮器(3)で最高沸点冷媒の未凝縮冷媒を発生
させるような設定値以下に低下すると、開閉制御手段
(50)により、開閉弁(SV)が開かれる。そして、
この開閉弁(SV)が開かれると、補助液戻し通路(3
4)に、補助気液分離器(31)で分離された最高沸点
冷媒の液化冷媒が流れる一方、冷媒回路(9)側には未
凝縮の最高沸点冷媒を含むガス冷媒が流通し、補助熱交
換器(32)で両者の熱交換が行われる。そして、この
熱交換によって、最高沸点冷媒の未凝縮部分が凝縮され
るので、下流側のカスケード熱交換回路(10),(2
0)には、最高沸点冷媒を除く冷媒が循環し、低温冷凍
装置の機能が良好に維持されることになる。
【0016】請求項2の発明では、高圧側圧力が設定値
以下に低下すると、開閉制御手段によって、補助液戻し
通路(34)の開閉弁(SV)が開かれるので、上記請
求項1の発明と同様の作用により、補助熱交換器(3
2)で、最高沸点冷媒の未凝縮部分が凝縮され、下流側
のカスケード熱交換回路(10),(20)に、最高沸
点冷媒を除く冷媒が循環し、低温冷凍装置の機能が良好
に維持される。
以下に低下すると、開閉制御手段によって、補助液戻し
通路(34)の開閉弁(SV)が開かれるので、上記請
求項1の発明と同様の作用により、補助熱交換器(3
2)で、最高沸点冷媒の未凝縮部分が凝縮され、下流側
のカスケード熱交換回路(10),(20)に、最高沸
点冷媒を除く冷媒が循環し、低温冷凍装置の機能が良好
に維持される。
【0017】請求項3の発明では、高圧側圧力が設定値
以下に低下すると、凝縮能力低減手段(51)により、
凝縮器(3)の凝縮能力を低減させるように制御される
ので、高圧側圧力が上昇し、それにつれて凝縮器(3)
における最高沸点冷媒の分圧が上昇するので、最高沸点
冷媒の凝縮温度と熱源温度との温度差が増大し、最高沸
点冷媒の凝縮機能が確保されることになる。
以下に低下すると、凝縮能力低減手段(51)により、
凝縮器(3)の凝縮能力を低減させるように制御される
ので、高圧側圧力が上昇し、それにつれて凝縮器(3)
における最高沸点冷媒の分圧が上昇するので、最高沸点
冷媒の凝縮温度と熱源温度との温度差が増大し、最高沸
点冷媒の凝縮機能が確保されることになる。
【0018】請求項4の発明では、熱源温度が設定値以
下になると、凝縮能力制御手段によって、凝縮器(3)
の能力を低減するよう制御されるので、上記請求項3の
発明と同様の作用により、凝縮器(3)における最高沸
点冷媒の凝縮機能が確保される。
下になると、凝縮能力制御手段によって、凝縮器(3)
の能力を低減するよう制御されるので、上記請求項3の
発明と同様の作用により、凝縮器(3)における最高沸
点冷媒の凝縮機能が確保される。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例について、凝縮器とし
て空冷凝縮器を用いた場合を、図面に基づき説明する。
て空冷凝縮器を用いた場合を、図面に基づき説明する。
【0020】図1は第1実施例に係る低温用冷凍装置の
冷媒配管系統を示し、(1)は圧縮機、(2)は該圧縮
機(1)からの吐出冷媒中の油を分離する油分離器、
(3)は室外ファン(3a)を付設し、熱源である外気
との熱交換により吐出冷媒を凝縮液化するための空冷凝
縮器、(4)は膨張機構としてのメインキャピラリチュ
―ブ、(5)は蒸発器、(6)は吸入冷媒中の液冷媒を
除去するためのアキュムレータであって、上記各機器
(1)〜(6)は冷媒配管(8)により順次接続され、
非共沸冷媒である3種類の冷媒R14,R23,R22
(混合割合は、例えば1.5:0.8:0.5程度)が
循環する閉回路の冷媒回路(9)が構成されている。
冷媒配管系統を示し、(1)は圧縮機、(2)は該圧縮
機(1)からの吐出冷媒中の油を分離する油分離器、
(3)は室外ファン(3a)を付設し、熱源である外気
との熱交換により吐出冷媒を凝縮液化するための空冷凝
縮器、(4)は膨張機構としてのメインキャピラリチュ
―ブ、(5)は蒸発器、(6)は吸入冷媒中の液冷媒を
除去するためのアキュムレータであって、上記各機器
(1)〜(6)は冷媒配管(8)により順次接続され、
非共沸冷媒である3種類の冷媒R14,R23,R22
(混合割合は、例えば1.5:0.8:0.5程度)が
循環する閉回路の冷媒回路(9)が構成されている。
【0021】また、冷媒回路(9)には、一対の第1,
第2カスケード熱交換回路(10),(20)が設けら
れており、該各カスケード熱交換回路(10),(2
0)は、冷媒を液冷媒とガス冷媒とに分離する第1,第
2気液分離器(11),(21)と、該各気液分離器
(11),(21)で分離されたガス冷媒と吸入ライン
の冷媒との熱交換を行う第1,第2カスケード熱交換器
(12),(22)と、各気液分離器(11),(2
1)で分離された液冷媒を第1,第2キャピラリチュ―
ブ(13),(23)を介して各カスケード熱交換器
(12),(22)上流側の吸入ラインに戻す第1,第
2液戻し通路(14),(24)とからなる。そして、
上記各気液分離器(11),(21)で分離されたガス
冷媒の流通経路(図中の実線矢印で示す流れ)が冷媒回
路(9)の高圧ラインをなすように構成されている。
第2カスケード熱交換回路(10),(20)が設けら
れており、該各カスケード熱交換回路(10),(2
0)は、冷媒を液冷媒とガス冷媒とに分離する第1,第
2気液分離器(11),(21)と、該各気液分離器
(11),(21)で分離されたガス冷媒と吸入ライン
の冷媒との熱交換を行う第1,第2カスケード熱交換器
(12),(22)と、各気液分離器(11),(2
1)で分離された液冷媒を第1,第2キャピラリチュ―
ブ(13),(23)を介して各カスケード熱交換器
(12),(22)上流側の吸入ラインに戻す第1,第
2液戻し通路(14),(24)とからなる。そして、
上記各気液分離器(11),(21)で分離されたガス
冷媒の流通経路(図中の実線矢印で示す流れ)が冷媒回
路(9)の高圧ラインをなすように構成されている。
【0022】すなわち、第1気液分離器(11)で気液
分離することで、空冷凝縮器(3)で液化された最も沸
点つまり凝縮温度の高い冷媒R22(沸点が−30℃程
度)を第1キャピラリチュ―ブ(13)で蒸発させてか
ら第1液戻し通路(14)を介して吸入ラインに戻し
(図中の破線矢印参照)、第1カスケード熱交換器(1
2)で、この吸入ラインの低温冷媒との熱交換により、
第2段目の冷却を行う。この時、第1カスケード熱交換
器(12)側に流通する冷媒は、ほとんど冷媒R23と
R14とになっており、そのうちR22の次に沸点の高
い冷媒R23(沸点が−78℃程度)が液化される。次
に、第2気液分離器(21)でさらに気液を分離して、
液化された冷媒R23を第2キャピラリチュ―ブ(2
3)で蒸発させてから吸入ラインに戻し(図中の破線矢
印参照)、第2カスケード熱交換器(22)で、第3段
目の冷却を行って、残った冷媒R14(沸点が−120
℃程度)を液化させる。最後に、メインキャピラリチュ
―ブ(4)で冷媒R14を膨張させてから蒸発器(5)
で庫内空気との熱交換を行って、庫内を極低温状態まで
冷却するようになされている。以上のように、各非共沸
冷媒を第1カスケード熱交換回路(10)、第2カスケ
ード熱交換回路(20)及び冷媒回路(9)に個別に循
環させるようにした混合冷媒サイクルとなっている。
分離することで、空冷凝縮器(3)で液化された最も沸
点つまり凝縮温度の高い冷媒R22(沸点が−30℃程
度)を第1キャピラリチュ―ブ(13)で蒸発させてか
ら第1液戻し通路(14)を介して吸入ラインに戻し
(図中の破線矢印参照)、第1カスケード熱交換器(1
2)で、この吸入ラインの低温冷媒との熱交換により、
第2段目の冷却を行う。この時、第1カスケード熱交換
器(12)側に流通する冷媒は、ほとんど冷媒R23と
R14とになっており、そのうちR22の次に沸点の高
い冷媒R23(沸点が−78℃程度)が液化される。次
に、第2気液分離器(21)でさらに気液を分離して、
液化された冷媒R23を第2キャピラリチュ―ブ(2
3)で蒸発させてから吸入ラインに戻し(図中の破線矢
印参照)、第2カスケード熱交換器(22)で、第3段
目の冷却を行って、残った冷媒R14(沸点が−120
℃程度)を液化させる。最後に、メインキャピラリチュ
―ブ(4)で冷媒R14を膨張させてから蒸発器(5)
で庫内空気との熱交換を行って、庫内を極低温状態まで
冷却するようになされている。以上のように、各非共沸
冷媒を第1カスケード熱交換回路(10)、第2カスケ
ード熱交換回路(20)及び冷媒回路(9)に個別に循
環させるようにした混合冷媒サイクルとなっている。
【0023】ここで、本発明の特徴として、上記空冷凝
縮器(3)の下流側かつ第1カスケード熱交換回路(1
0)の上流側には、補助冷却回路(30)が設けられて
いる。該補助冷却回路(30)には、空冷凝縮器(3)
で凝縮液化された冷媒を気液分離する補助気液分離器
(31)と、該補助気液分離器(31)で分離されたガ
ス冷媒と吸入ラインの冷媒との熱交換を行う補助熱交換
器(32)と、上記補助気液分離器(31)で分離され
た液冷媒を補助キャピラリチュ―ブ(33)を介して補
助熱交換器(32)を通過させた後上記第1カスケード
熱交換器(12)下流側の吸入ラインに戻す補助液戻し
通路(34)とを備え、さらに補助液戻し通路(34)
の補助キャピラリチュ―ブ(33)上流側には、通路を
開閉するための開閉弁(SV)が介設されている。すな
わち、必要に応じて補助液戻し通路(34)を開いて、
空冷凝縮器(3)で冷媒R22の液化が不十分な場合の
補助を行うようにしている。
縮器(3)の下流側かつ第1カスケード熱交換回路(1
0)の上流側には、補助冷却回路(30)が設けられて
いる。該補助冷却回路(30)には、空冷凝縮器(3)
で凝縮液化された冷媒を気液分離する補助気液分離器
(31)と、該補助気液分離器(31)で分離されたガ
ス冷媒と吸入ラインの冷媒との熱交換を行う補助熱交換
器(32)と、上記補助気液分離器(31)で分離され
た液冷媒を補助キャピラリチュ―ブ(33)を介して補
助熱交換器(32)を通過させた後上記第1カスケード
熱交換器(12)下流側の吸入ラインに戻す補助液戻し
通路(34)とを備え、さらに補助液戻し通路(34)
の補助キャピラリチュ―ブ(33)上流側には、通路を
開閉するための開閉弁(SV)が介設されている。すな
わち、必要に応じて補助液戻し通路(34)を開いて、
空冷凝縮器(3)で冷媒R22の液化が不十分な場合の
補助を行うようにしている。
【0024】ここで、上記開閉弁(SV)の開閉制御の
内容について説明する。空冷凝縮器(3)の空気吸込口
には、熱源温度である外気温度Taを検出する熱源温度
検出手段としての外気温度センサ(Tha)が配設されて
おり、装置の運転を制御するコントローラ(50)によ
り、この外気温度センサ(Tha)の信号に応じて、開閉
弁(SV)の開閉が制御される。すなわち、常時は開閉
弁(SV)を閉じており、外気温度Taが15℃以下に
なると、開閉弁(SV)を開いて補助気液分離器(3
1)で分離された液冷媒R22(空冷凝縮器(3)で一
部だけが液化されたもの)を補助液戻し通路(34)に
流通させ、補助キャピラリチュ―ブ(33)で減圧蒸発
させて、補助熱交換器(32)で、ガス冷媒を再冷却す
ることにより、空冷凝縮器(3)で液化されずに残った
冷媒R22を凝縮させる。一方、その後外気温度Taが
20℃を越えると開閉弁(SV)を閉じて、補助熱交換
器(32)における冷却を停止する。
内容について説明する。空冷凝縮器(3)の空気吸込口
には、熱源温度である外気温度Taを検出する熱源温度
検出手段としての外気温度センサ(Tha)が配設されて
おり、装置の運転を制御するコントローラ(50)によ
り、この外気温度センサ(Tha)の信号に応じて、開閉
弁(SV)の開閉が制御される。すなわち、常時は開閉
弁(SV)を閉じており、外気温度Taが15℃以下に
なると、開閉弁(SV)を開いて補助気液分離器(3
1)で分離された液冷媒R22(空冷凝縮器(3)で一
部だけが液化されたもの)を補助液戻し通路(34)に
流通させ、補助キャピラリチュ―ブ(33)で減圧蒸発
させて、補助熱交換器(32)で、ガス冷媒を再冷却す
ることにより、空冷凝縮器(3)で液化されずに残った
冷媒R22を凝縮させる。一方、その後外気温度Taが
20℃を越えると開閉弁(SV)を閉じて、補助熱交換
器(32)における冷却を停止する。
【0025】したがって、コントローラ(50)は請求
項1の発明にいう開閉制御手段としての機能を有するも
のである。
項1の発明にいう開閉制御手段としての機能を有するも
のである。
【0026】上記第1実施例において、例えば、外気温
度Taが所定値Toのとき冷媒R22の冷凍サイクルが
図2の(a)に示すものであるとし、この状態での凝縮
温度と外気温度Toとの温度差Δtにより冷媒R22の
凝縮に十分な熱交換が可能であるとする。そのとき、外
気温度Taが所定値Toよりも高い値T1に変化したと
すると、同図(b)に示すように、それに伴い高圧側圧
力が上昇して冷媒R22の凝縮温度も上昇するので、外
気により冷媒R22を凝縮させるための温度差Δt以上
の温度差が十分確保される。一方、図3の(a)及び
(b)に示すように、外気温度Taが所定値Toよりも
低い温度T2に変化したとすると、当初は外気温度の低
下により凝縮能力が増大して冷媒R22が凝縮されるも
のの、冷媒回路(9)の高圧側圧力が低下した状態で冷
凍サイクルがバランスするので、それに伴い分圧の低い
冷媒R22の凝縮温度が低下し、外気温度Taとの温度
差が必要な値Δt以上に確保されない虞れが生じる。例
えば高圧側圧力18(kg/cm2 )で、冷媒R22,R2
3,R14の混合比を1.5:0.8:0.5とした場
合、空冷凝縮器(3)における冷媒R22の分圧は9kg
/cm2 )程度になり、これに相当する飽和温度つまり凝
縮温度は19℃となるので、外気によってはほとんど凝
縮されなくなる。
度Taが所定値Toのとき冷媒R22の冷凍サイクルが
図2の(a)に示すものであるとし、この状態での凝縮
温度と外気温度Toとの温度差Δtにより冷媒R22の
凝縮に十分な熱交換が可能であるとする。そのとき、外
気温度Taが所定値Toよりも高い値T1に変化したと
すると、同図(b)に示すように、それに伴い高圧側圧
力が上昇して冷媒R22の凝縮温度も上昇するので、外
気により冷媒R22を凝縮させるための温度差Δt以上
の温度差が十分確保される。一方、図3の(a)及び
(b)に示すように、外気温度Taが所定値Toよりも
低い温度T2に変化したとすると、当初は外気温度の低
下により凝縮能力が増大して冷媒R22が凝縮されるも
のの、冷媒回路(9)の高圧側圧力が低下した状態で冷
凍サイクルがバランスするので、それに伴い分圧の低い
冷媒R22の凝縮温度が低下し、外気温度Taとの温度
差が必要な値Δt以上に確保されない虞れが生じる。例
えば高圧側圧力18(kg/cm2 )で、冷媒R22,R2
3,R14の混合比を1.5:0.8:0.5とした場
合、空冷凝縮器(3)における冷媒R22の分圧は9kg
/cm2 )程度になり、これに相当する飽和温度つまり凝
縮温度は19℃となるので、外気によってはほとんど凝
縮されなくなる。
【0027】ここで、開閉弁(SV)が開かれると、補
助液戻し通路(34)に、補助気液分離器(31)で分
離された最高沸点冷媒の液化冷媒が流れる一方、冷媒回
路(9)側には未凝縮の最高沸点冷媒を含むガス冷媒が
流通し、補助熱交換器(32)で両者の熱交換が行われ
る。そして、この熱交換によって、最高沸点冷媒の未凝
縮部分が凝縮されるので、下流側のカスケード熱交換回
路(10),(20)には、最高沸点冷媒を除く冷媒が
循環し、低温冷凍装置の機能が良好に維持されることに
なる。
助液戻し通路(34)に、補助気液分離器(31)で分
離された最高沸点冷媒の液化冷媒が流れる一方、冷媒回
路(9)側には未凝縮の最高沸点冷媒を含むガス冷媒が
流通し、補助熱交換器(32)で両者の熱交換が行われ
る。そして、この熱交換によって、最高沸点冷媒の未凝
縮部分が凝縮されるので、下流側のカスケード熱交換回
路(10),(20)には、最高沸点冷媒を除く冷媒が
循環し、低温冷凍装置の機能が良好に維持されることに
なる。
【0028】なお、実施例は省略するが、後述の第2実
施例に示すように、請求項2の発明に対応し、上記第1
実施例における制御パラメータである外気温度Taの代
わりに高圧側圧力を使用して、開閉弁(SV)の開閉制
御を行うことができ、その場合にも、上記と同様の効果
を得ることができる。
施例に示すように、請求項2の発明に対応し、上記第1
実施例における制御パラメータである外気温度Taの代
わりに高圧側圧力を使用して、開閉弁(SV)の開閉制
御を行うことができ、その場合にも、上記と同様の効果
を得ることができる。
【0029】次に、請求項3の発明に係る第2実施例に
ついて説明する。図4は第2実施例に係る低温用冷凍装
置の冷媒配管系統を示し、本実施例では、補助冷却回路
(30)は設けられていないが、基本的な構成は上記第
1実施例における図1に示すものと同様であり、3種類
の非共沸冷媒R22,R23及びR14を循環させて、
順次空冷凝縮器(3),各カスケード熱交換器(1
2),(22)で凝縮液化させ、各気液分離器(1
1),(21)で分離させるようにしている。
ついて説明する。図4は第2実施例に係る低温用冷凍装
置の冷媒配管系統を示し、本実施例では、補助冷却回路
(30)は設けられていないが、基本的な構成は上記第
1実施例における図1に示すものと同様であり、3種類
の非共沸冷媒R22,R23及びR14を循環させて、
順次空冷凝縮器(3),各カスケード熱交換器(1
2),(22)で凝縮液化させ、各気液分離器(1
1),(21)で分離させるようにしている。
【0030】ここで、本第2実施例では、冷媒回路
(9)の高圧側圧力HPを検出する高圧検出手段として
の高圧センサ(P1)が配設されており、コントローラ
(50)により、高圧側圧力の変動に応じて室外ファン
(3a)の風量を制御するようになされている。
(9)の高圧側圧力HPを検出する高圧検出手段として
の高圧センサ(P1)が配設されており、コントローラ
(50)により、高圧側圧力の変動に応じて室外ファン
(3a)の風量を制御するようになされている。
【0031】図5は風量制御の内容を示し、まず、ステ
ップST1で、室外ファン(3a)がインバータ制御の
ときには周波数Hzを要求能力に応じて制御し、室外フ
ァン(3a)がタップ制御のときには風量を標準風量
「H」に制御することで、スタートする。次に、ステッ
プST2で、高圧センサ(HP)で検出される高圧側圧
力Hp が第1設定値Hp1よりも高いか否かを判別し、H
p >Hp1であれば、ステップST1に戻って、室外ファ
ン(3a)のの運転周波数Hzを5(Hz)だけ増大させ
るか標準風量「H」に維持するかの制御を行う。一方、
Hp >Hp1でなければステップST3に進んで、高圧側
圧力Hp が上記第1設定値Hp1と該第1設定値Hp1より
も低い第2設定値Hp2との間にあるか否か、つまり適正
範囲内にあるか否かを判別し、適正範囲内にあれば室外
ファン(3a)の周波数Hz或いは風量を変更すること
なくそのまま運転を継続する。
ップST1で、室外ファン(3a)がインバータ制御の
ときには周波数Hzを要求能力に応じて制御し、室外フ
ァン(3a)がタップ制御のときには風量を標準風量
「H」に制御することで、スタートする。次に、ステッ
プST2で、高圧センサ(HP)で検出される高圧側圧
力Hp が第1設定値Hp1よりも高いか否かを判別し、H
p >Hp1であれば、ステップST1に戻って、室外ファ
ン(3a)のの運転周波数Hzを5(Hz)だけ増大させ
るか標準風量「H」に維持するかの制御を行う。一方、
Hp >Hp1でなければステップST3に進んで、高圧側
圧力Hp が上記第1設定値Hp1と該第1設定値Hp1より
も低い第2設定値Hp2との間にあるか否か、つまり適正
範囲内にあるか否かを判別し、適正範囲内にあれば室外
ファン(3a)の周波数Hz或いは風量を変更すること
なくそのまま運転を継続する。
【0032】そして、高圧側圧力Hp が適正範囲内でな
いときには、さらに、ステップST4で、高圧側圧力H
p が第2設定値Hp2以下か否かを判別し、Hp ≦Hp2で
なければ、ステップST2に戻って、上記ステップST
2以下の制御を繰り返す一方、Hp ≦Hp2のときには、
ステップST5に進んで、室外ファン(3a)の運転周
波数Hzを5(HZ)だけ低減するか、室外ファン(3
a)の風量を低風量「L」に切換えるかの制御を行う。
いときには、さらに、ステップST4で、高圧側圧力H
p が第2設定値Hp2以下か否かを判別し、Hp ≦Hp2で
なければ、ステップST2に戻って、上記ステップST
2以下の制御を繰り返す一方、Hp ≦Hp2のときには、
ステップST5に進んで、室外ファン(3a)の運転周
波数Hzを5(HZ)だけ低減するか、室外ファン(3
a)の風量を低風量「L」に切換えるかの制御を行う。
【0033】上記フローにおいて、ステップST5の制
御により、請求項3の発明にいう凝縮器能力低減手段
(51)が構成されている。
御により、請求項3の発明にいう凝縮器能力低減手段
(51)が構成されている。
【0034】したがって、上記第2実施例では、外気温
度Taの低下等で冷媒回路(9)の高圧側圧力Hp が低
下すると、前述の第1実施例と同様の作用で、凝縮器
(3)で冷媒R22の未凝縮が生じる虞れがある。例え
ばR22,R23,R14の混合比が、2.0:0.
5:0.5で、外気温度Taが17℃とすると、高圧側
圧力Hp が13(kg/cm2 )のとき、R22の分圧が
8.4(kg/cm2 )に、凝縮温度は15℃になり、外気
温度Taよりも低くなるので、冷媒をほとんど凝縮でき
なくなることもありうる。
度Taの低下等で冷媒回路(9)の高圧側圧力Hp が低
下すると、前述の第1実施例と同様の作用で、凝縮器
(3)で冷媒R22の未凝縮が生じる虞れがある。例え
ばR22,R23,R14の混合比が、2.0:0.
5:0.5で、外気温度Taが17℃とすると、高圧側
圧力Hp が13(kg/cm2 )のとき、R22の分圧が
8.4(kg/cm2 )に、凝縮温度は15℃になり、外気
温度Taよりも低くなるので、冷媒をほとんど凝縮でき
なくなることもありうる。
【0035】ここで、上記第2実施例では、高圧側圧力
Hpが第2設定値Hp2以下のときには、凝縮能力低減手
段(51)により、室外ファン(3a)の風量を低減し
て凝縮能力を低減するように制御されるので、凝縮温度
が上昇し、外気温度Taとの温度差が確保されることに
なる。
Hpが第2設定値Hp2以下のときには、凝縮能力低減手
段(51)により、室外ファン(3a)の風量を低減し
て凝縮能力を低減するように制御されるので、凝縮温度
が上昇し、外気温度Taとの温度差が確保されることに
なる。
【0036】特に、上記第2実施例のように、圧縮機
(1)の運転周波数の増減により高圧側圧力を適正範囲
に維持するようにした場合、空冷凝縮器(3)における
冷媒R22の凝縮機能を最適状態に維持しうる利点があ
る。
(1)の運転周波数の増減により高圧側圧力を適正範囲
に維持するようにした場合、空冷凝縮器(3)における
冷媒R22の凝縮機能を最適状態に維持しうる利点があ
る。
【0037】なお、上記第2実施例では、凝縮能力の低
減を室外ファン(3a)の風量低減で行うようにした
が、凝縮能力を低減させる手段はかかる実施例に限定さ
れるものではなく、例えば空冷凝縮器(3)の熱交換面
積を可変にしておき、高圧側圧力Hp が低下すると、熱
交換面積を減少させるような方法等がある。
減を室外ファン(3a)の風量低減で行うようにした
が、凝縮能力を低減させる手段はかかる実施例に限定さ
れるものではなく、例えば空冷凝縮器(3)の熱交換面
積を可変にしておき、高圧側圧力Hp が低下すると、熱
交換面積を減少させるような方法等がある。
【0038】また、実施例は省略するが、請求項4の発
明に対応し、上記制御のフローにおいて、高圧側圧力H
p の代りに外気温度Taを制御パラメータとして使用し
得ることは上記第1実施例からみて明らかであり、その
場合にも、上述と同様の効果を得ることができる。
明に対応し、上記制御のフローにおいて、高圧側圧力H
p の代りに外気温度Taを制御パラメータとして使用し
得ることは上記第1実施例からみて明らかであり、その
場合にも、上述と同様の効果を得ることができる。
【0039】さらに、凝縮器(3)の熱源は上記各実施
例のような外気に限定されるものではなく、水等であっ
てもよい。その場合にも、水冷凝縮器の熱交換面積を可
変にしたり、室外ファン(3)の風量制御の代りに水供
給用ポンプの能力を制御することにより、同様の効果が
得られる。
例のような外気に限定されるものではなく、水等であっ
てもよい。その場合にも、水冷凝縮器の熱交換面積を可
変にしたり、室外ファン(3)の風量制御の代りに水供
給用ポンプの能力を制御することにより、同様の効果が
得られる。
【0040】なお、上記各実施例では、3種類の非共沸
冷媒を使用し、一対のカスケード熱交換回路(10),
(20)を設けた例について説明したが、本発明はかか
る実施例限定されるものではなく、2種又は4種以上の
非共沸冷媒を使用したものにも適用することができ、或
いは単一又は3以上のカスケード熱交換回路を配置した
ものについても適用することができる。
冷媒を使用し、一対のカスケード熱交換回路(10),
(20)を設けた例について説明したが、本発明はかか
る実施例限定されるものではなく、2種又は4種以上の
非共沸冷媒を使用したものにも適用することができ、或
いは単一又は3以上のカスケード熱交換回路を配置した
ものについても適用することができる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、複数種の非共沸冷媒が循環する冷媒回路の凝縮
器−膨張機構間と吸入ラインとに跨って、複数種の非共
沸冷媒のうち最低沸点の冷媒を除く冷媒を順次凝縮,気
液分離させるためのカスケード熱交換回路を配置して混
合冷媒サイクルを形成してなる低温用冷凍装置におい
て、凝縮器で凝縮された冷媒を補助気液分離器で気液分
離し、分離された液冷媒を補助液戻し通路に流通させて
補助減圧機構を介して吸入ラインに戻す一方、補助減圧
機構で減圧された冷媒と補助気液分離器で分離されたガ
ス冷媒との熱交換を行うための補助熱交換器を設けてお
き、熱源温度が設定値以下のときに、補助液戻し通路を
開くようにしたので、補助熱交換器で、ガス冷媒のうち
最高沸点冷媒の未凝縮部分が凝縮され、下流側のカスケ
ード熱交換回路に、最高沸点冷媒が除去された冷媒を循
環させることができ、よって、低温冷凍装置の機能を良
好に維持することができる。
よれば、複数種の非共沸冷媒が循環する冷媒回路の凝縮
器−膨張機構間と吸入ラインとに跨って、複数種の非共
沸冷媒のうち最低沸点の冷媒を除く冷媒を順次凝縮,気
液分離させるためのカスケード熱交換回路を配置して混
合冷媒サイクルを形成してなる低温用冷凍装置におい
て、凝縮器で凝縮された冷媒を補助気液分離器で気液分
離し、分離された液冷媒を補助液戻し通路に流通させて
補助減圧機構を介して吸入ラインに戻す一方、補助減圧
機構で減圧された冷媒と補助気液分離器で分離されたガ
ス冷媒との熱交換を行うための補助熱交換器を設けてお
き、熱源温度が設定値以下のときに、補助液戻し通路を
開くようにしたので、補助熱交換器で、ガス冷媒のうち
最高沸点冷媒の未凝縮部分が凝縮され、下流側のカスケ
ード熱交換回路に、最高沸点冷媒が除去された冷媒を循
環させることができ、よって、低温冷凍装置の機能を良
好に維持することができる。
【0042】請求項2の発明によれば、複数種の非共沸
冷媒が循環する冷媒回路の凝縮器−膨張機構間と吸入ラ
インとに跨って、複数種の非共沸冷媒のうち最低沸点の
冷媒を除く冷媒を順次凝縮,気液分離させるためのカス
ケード熱交換回路を配置して混合冷媒サイクルを形成し
てなる低温用冷凍装置において、凝縮器で凝縮された冷
媒を補助気液分離器で気液分離し、分離された液冷媒を
補助液戻し通路に流通させて補助減圧機構を介して吸入
ラインに戻す一方、補助減圧機構で減圧された冷媒と補
助気液分離器で分離されたガス冷媒との熱交換を行うた
めの補助熱交換器を設けておき、高圧側圧力が設定値以
下に低下すると、補助液戻し通路を開くようにしたの
で、上記請求項1の発明と同様の効果を発揮することが
できる。
冷媒が循環する冷媒回路の凝縮器−膨張機構間と吸入ラ
インとに跨って、複数種の非共沸冷媒のうち最低沸点の
冷媒を除く冷媒を順次凝縮,気液分離させるためのカス
ケード熱交換回路を配置して混合冷媒サイクルを形成し
てなる低温用冷凍装置において、凝縮器で凝縮された冷
媒を補助気液分離器で気液分離し、分離された液冷媒を
補助液戻し通路に流通させて補助減圧機構を介して吸入
ラインに戻す一方、補助減圧機構で減圧された冷媒と補
助気液分離器で分離されたガス冷媒との熱交換を行うた
めの補助熱交換器を設けておき、高圧側圧力が設定値以
下に低下すると、補助液戻し通路を開くようにしたの
で、上記請求項1の発明と同様の効果を発揮することが
できる。
【0043】請求項3の発明によれば、複数種の非共沸
冷媒が循環する冷媒回路の凝縮器−膨張機構間と吸入ラ
インとに跨って、複数種の非共沸冷媒のうち最低沸点の
冷媒を除く冷媒を順次凝縮,気液分離させるためのカス
ケード熱交換回路を配置して混合冷媒サイクルを形成し
てなる低温用冷凍装置において、高圧側圧力が設定値以
下に低下すると、凝縮器の凝縮能力を低減させるように
したので、高圧側圧力の上昇により最高沸点冷媒の分圧
を上昇させて、最高沸点冷媒の凝縮温度と熱源温度との
温度差を増大させることができ、よって、最高沸点冷媒
の凝縮機能を確保することができる。
冷媒が循環する冷媒回路の凝縮器−膨張機構間と吸入ラ
インとに跨って、複数種の非共沸冷媒のうち最低沸点の
冷媒を除く冷媒を順次凝縮,気液分離させるためのカス
ケード熱交換回路を配置して混合冷媒サイクルを形成し
てなる低温用冷凍装置において、高圧側圧力が設定値以
下に低下すると、凝縮器の凝縮能力を低減させるように
したので、高圧側圧力の上昇により最高沸点冷媒の分圧
を上昇させて、最高沸点冷媒の凝縮温度と熱源温度との
温度差を増大させることができ、よって、最高沸点冷媒
の凝縮機能を確保することができる。
【0044】請求項4の発明によれば、複数種の非共沸
冷媒が循環する冷媒回路の凝縮器−膨張機構間と吸入ラ
インとに跨って、複数種の非共沸冷媒のうち最低沸点の
冷媒を除く冷媒を順次凝縮,気液分離させるためのカス
ケード熱交換回路を配置して混合冷媒サイクルを形成し
てなる低温用冷凍装置において、熱源温度が設定値以下
になると、凝縮器の能力を低減するようにしたので、上
記請求項3の発明と同様の効果を発揮することができ
る。
冷媒が循環する冷媒回路の凝縮器−膨張機構間と吸入ラ
インとに跨って、複数種の非共沸冷媒のうち最低沸点の
冷媒を除く冷媒を順次凝縮,気液分離させるためのカス
ケード熱交換回路を配置して混合冷媒サイクルを形成し
てなる低温用冷凍装置において、熱源温度が設定値以下
になると、凝縮器の能力を低減するようにしたので、上
記請求項3の発明と同様の効果を発揮することができ
る。
【図1】第1実施例に係る低温用冷凍装置の冷媒配管系
統図である。
統図である。
【図2】外気温度が上昇したときの冷凍サイクルの変化
を示すモリエル線図である。
を示すモリエル線図である。
【図3】外気温度が低下したときの冷凍サイクルの変化
を示すモリエル線図である。
を示すモリエル線図である。
【図4】第2実施例に係る低温用冷凍装置の冷媒配管系
統図である。
統図である。
【図5】第2実施例における能力制御の内容を示すフロ
―チャ―ト図である。
―チャ―ト図である。
【図6】従来の低温用冷凍装置の冷媒配管系統図であ
る。
る。
1 圧縮機 3 空冷凝縮器 4 メインキャピラリチュ―ブ(膨張機構) 5 蒸発器 9 冷媒回路 10 第1カスケード熱交換回路 20 第2カスケード熱交換回路 31 補助気液分離器 32 補助熱交換器 33 補助キャピラリチュ―ブ(補助減圧機構) 34 補助液戻し通路 SV 開閉弁 50 コントローラ(開閉制御手段) 51 凝縮能力制御手段 Tha 外気温度センサ(熱源温度検出手段) HP 高圧センサ(高圧検出手段)
Claims (4)
- 【請求項1】 圧縮機(1)、凝縮器(3)、膨張機構
(4)及び蒸発器(5)を順次接続し、複数種の非共沸
冷媒が循環する冷媒回路(9)を備えるとともに、該冷
媒回路(9)の凝縮器(3)−膨張機構(4)間と吸入
ラインとに跨って、複数種の非共沸冷媒のうち最低沸点
の冷媒を除く冷媒を順次凝縮,気液分離させるためのカ
スケード熱交換回路(10),(20)を配置して混合
冷媒サイクルを形成してなる低温用冷凍装置において、 上記凝縮器(3)の直下流に配置され、凝縮器(3)で
凝縮された冷媒を気液分離させる補助気液分離器(3
1)と、 該補助気液分離器(31)で分離された液冷媒を補助減
圧機構(33)を介して吸入ラインに戻すための補助液
戻し通路(34)と、 該補助液戻し通路(34)の補助減圧機構(33)で減
圧された冷媒と上記補助気液分離器(31)で分離され
たガス冷媒との熱交換を行うための補助熱交換器(3
2)と、 上記補助液戻し通路(34)を開閉する開閉弁(SV)
と、 熱源温度を検出する熱源温度検出手段(Tha)と、 該熱源温度検出手段(Tha)の出力を受け、熱源温度が
設定値以下のとき、上記補助液戻し通路(34)の開閉
弁(SV)を開くよう制御する開閉制御手段(50)と
を備えたことを特徴とする低温用冷凍装置。 - 【請求項2】 圧縮機(1)、凝縮器(3)、膨張機構
(4)及び蒸発器(5)を順次接続し、複数種の非共沸
冷媒が循環する冷媒回路(9)を備えるとともに、該冷
媒回路(9)の凝縮器(3)−膨張機構(4)間と吸入
ラインとに跨って、複数種の非共沸冷媒のうち最低沸点
の冷媒を除く冷媒を順次凝縮,気液分離させるためのカ
スケード熱交換回路(10),(20)を配置して混合
冷媒サイクルを形成してなる低温用冷凍装置において、 上記凝縮器(3)で凝縮された冷媒を気液分離させる補
助気液分離器(31)と、 該補助気液分離器(31)で分離された液冷媒を補助減
圧機構(33)を介して吸入ラインに戻すための補助液
戻し通路(34)と、 該補助液戻し通路(3)の補助減圧機構(33)で減圧
された冷媒と上記補助気液分離器(31)で分離された
ガス冷媒との熱交換を行うための補助熱交換器(32)
と、 上記補助液戻し通路(34)を開閉する開閉弁(SV)
と、 高圧側圧力を検出する高圧検出手段と、 該高圧検出手段の出力を受け、高圧側圧力が設定値以下
のとき、上記補助液戻し通路(34)の開閉弁(SV)
を開くよう制御する開閉制御手段とを備えたことを特徴
とする低温用冷凍装置。 - 【請求項3】 圧縮機(1)、凝縮器(3)、膨張機構
(4)及び蒸発器(5)を順次接続し、複数種の非共沸
冷媒が循環する冷媒回路(9)を備えるとともに、該冷
媒回路(9)の凝縮器(3)−膨張機構(4)間と吸入
ラインとに跨って、複数種の非共沸冷媒のうち最低沸点
の冷媒を除く冷媒を順次凝縮,気液分離させるためのカ
スケード熱交換回路(10),(20)を配置して混合
冷媒サイクルを形成してなる低温用冷凍装置において、 高圧側圧力を検出する高圧検出手段(P1)と、 該高圧検出手段(P1)の出力を受け、高圧側圧力が設
定値以下のとき、上記凝縮器(3)の凝縮能力を低減す
るよう制御する凝縮能力制御手段(51)とを備えたこ
とを特徴とする低温用冷凍装置。 - 【請求項4】 圧縮機(1)、凝縮器(3)、膨張機構
(4)及び蒸発器(5)を順次接続し、複数種の非共沸
冷媒が循環する冷媒回路(9)を備えるとともに、該冷
媒回路(9)の凝縮器(3)−膨張機構(4)間と吸入
ラインとに跨って、複数種の非共沸冷媒のうち最低沸点
の冷媒を除く冷媒を順次凝縮,気液分離させるためのカ
スケード熱交換回路(10),(20)を配置して混合
冷媒サイクルを形成してなる低温用冷凍装置において、 熱源温度を検出する熱源温度検出手段と、 該熱源温度検出手段の出力を受け、熱源温度が設定値以
下のとき、上記凝縮器(3)の凝縮能力を低減するよう
制御する凝縮能力制御手段とを備えたことを特徴とする
低温用冷凍装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20081792A JPH0642829A (ja) | 1992-07-28 | 1992-07-28 | 低温用冷凍装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20081792A JPH0642829A (ja) | 1992-07-28 | 1992-07-28 | 低温用冷凍装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0642829A true JPH0642829A (ja) | 1994-02-18 |
Family
ID=16430696
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20081792A Withdrawn JPH0642829A (ja) | 1992-07-28 | 1992-07-28 | 低温用冷凍装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0642829A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100609169B1 (ko) * | 2004-11-02 | 2006-08-02 | 엘지전자 주식회사 | 캐스캐이드 냉동사이클 |
KR100609168B1 (ko) * | 2004-11-02 | 2006-08-02 | 엘지전자 주식회사 | 캐스캐이드 냉동사이클 |
WO2010035470A1 (ja) * | 2008-09-29 | 2010-04-01 | 三洋電機株式会社 | 空調冷凍システム |
WO2019230631A1 (ja) * | 2018-05-31 | 2019-12-05 | 伸和コントロールズ株式会社 | 冷凍装置及び液体温調装置 |
-
1992
- 1992-07-28 JP JP20081792A patent/JPH0642829A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2010078272A (ja) * | 2008-09-29 | 2010-04-08 | Sanyo Electric Co Ltd | 空調冷凍システム |
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