JP2000035251A - 冷却サイクルの三層分離器 - Google Patents

冷却サイクルの三層分離器

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JP2000035251A JP10203513A JP20351398A JP2000035251A JP 2000035251 A JP2000035251 A JP 2000035251A JP 10203513 A JP10203513 A JP 10203513A JP 20351398 A JP20351398 A JP 20351398A JP 2000035251 A JP2000035251 A JP 2000035251A
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俊一 古屋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蒸発器に至る冷媒からオイル成分を分離する
と共に、蒸発器への液相冷媒の供給割合を向上させる三
層分離器を提供する。 【解決手段】 この三層分離器は、ケース内に、放熱器
からの高圧冷媒が供給される第1の室と、該第1の室を
絞り手段を介して連通され、該絞り手段によって中間圧
まで減圧された冷媒が供給される第2の室とを画成する
と共に、第1の室ではオイル分離手段によってオイルを
分離し、第2の室では気液分離手段によって気相冷媒と
液相冷媒とに分離し、オイル及び気相冷媒はコンプレッ
サに戻し、液相冷媒を膨張弁に送出する構成を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、特に、温度の低
い冷媒を用いた超臨界冷却サイクルに使用され、膨張弁
に至る冷媒から気相成分を分離すると同時に冷媒に含有
されるオイルを分離することのできる三層分離器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】自然環境に適した代替冷媒が模索されて
いる昨今、フロンガスを用いるよりも前に利用されてい
た炭酸ガス冷媒(CO2 )が再び注目されている。この
CO2を用いた冷却サイクルは、CO2 の臨界温度が3
1℃と低いことから、高圧側ラインが超臨界領域で用い
られる構成となる。このため、十分な冷却性能を得るた
めには、特公平7−18602号公報に開示される冷房
サイクルのように、冷媒を冷却する放熱器の下流側に向
流型熱交換器を設けて、放熱器を流出した冷媒をコンプ
レッサに流入する冷媒で冷却すると同時に、コンプレッ
サに流入する冷媒を加熱するようにしたものである。
【0003】この冷房サイクルの作用を説明すると、冷
媒は、圧縮機によって所定の超臨界圧力まで圧縮され高
圧高温の気相冷媒となって、放熱器に送出される。この
放熱器で冷媒の熱が放熱器を通過する空気に放熱され冷
媒の温度は低下する。さらにこの冷媒は向流型熱交換器
に流入して、コンプレッサに吸引される低圧の気相冷媒
によってさらに冷却される。そして、冷却された冷媒
は、膨張弁によって圧力が低下されて気液が混合する相
混合体が形成され、蒸発器にて液相の蒸発により蒸発器
を通過する空気の熱を吸収して気相となり、前述した向
流側熱交換器を通過してさらに加熱され、コンプレッサ
に吸引される。これによって、蒸発器によって吸引され
た熱を放熱器で放出する冷房サイクルが構成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上の構成の冷房サイ
クルにおいて、蒸発器に流入する冷媒は、冷凍効果の大
きい液相の割合が高いことが望まれる。また、蒸発器に
流入する冷媒は、熱交換効率を高く保つため潤滑剤(潤
滑油)の含有量が少ないことが望ましく、冷媒からオイ
ル分離を行う必要があり、上記引例用例では、向流側熱
交換器がその役目を兼ねていることが開示されている。
【0005】このため、この発明は、蒸発器に至る冷媒
からオイル成分を分離すると共に、蒸発器への液相冷媒
の供給割合を向上させる三層分離器を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決する為の手段】したがって、この発明に係
る三層分離器は、コンプレッサ、放熱器、膨張手段及び
吸熱器によって少なくとも構成される冷却サイクルにお
いて、前記放熱器と連通する冷媒流入口、前記コンプレ
ッサのオイル溜まりと連通するオイル送出口、前記コン
プレッサの吸入側と連通する気相冷媒送出口、及び膨張
弁と連通する液相冷媒送出口が形成されるケースと、該
ケース内に画成され、前記冷媒流入口から流入する冷媒
から含有されたオイルを分離するオイル分離手段を有
し、該分離されたオイルをコンプレッサに送出するオイ
ル送出口と連通する第1の室と、前記ケース内に画成さ
れ、前記第1の室と絞り手段を介して連通すると共に、
該絞り手段によって気液混合状態となる所定の圧力まで
減圧される冷媒の気液分離を行う気液分離手段を有し、
気液分離された液相を膨張手段に送出する液相冷媒送出
口及び気液分離された気相をコンプレッサに送出する気
相冷媒送出口と連通する第2の室とを具備することにあ
る。
【0007】したがって、放熱器を流出して冷却された
高圧低温の気相冷媒は、三層分離器の第1の室に流入
し、この第1の室に配されたオイル分離手段によってオ
イル分離される。この分離されたオイルはオイル送出口
からコンプレッサに戻される。また、第1の室において
オイル分離された冷媒は、絞り手段を介して減圧されて
第2の室に流入する。この第2の室に流入した冷媒は、
絞り手段によって略中間圧、具体的には気相の冷媒が気
相及び液相が混合する二相混合体となる圧力まで減圧さ
れ、さらに気液分離手段によって気相冷媒と液相冷媒に
分離される。気相冷媒は、気相冷媒送出口を介してコン
プレッサの吸入側に戻され、液相冷媒は、液相冷媒送出
口を介して膨張弁に送出され、膨張弁でさらに減圧され
て蒸発器に送出される。これによって、蒸発器に至る冷
媒のほとんどを液相冷媒とすることができるので、上記
課題を達成できると共に、蒸発器での吸熱効果を高める
ことができるものである。
【0008】また、前記絞り手段は、オリフィスであっ
ても良く、また電動膨張弁であっても良い。オリフィス
とすることによって構造を簡略化できると共に、電動又
は機械式膨張弁とするときめ細かく第2の室を圧力を調
整することが可能となるからである。
【0009】さらに、前記第1の室で分離されたオイル
は、前記第2の室内を通過して前記オイル送出口から送
出されることにある。これによって、オイルを冷却して
圧縮機に戻すことができるものである。
【0010】さらにまた、前記オイル分離手段はフィル
タであり、また前記気液分離手段もフィルタであること
が望ましい。簡易な構造で、オイル分離、気液分離を行
えるものである。また、オイル分離手段及び/若しくは
気液分離手段として、遠心分離方式を採用しても良いも
のである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面により説明する。
【0012】図1は、本願発明の三層分離器が用いられ
た冷却サイクルの概略を示したものである。この冷却サ
イクル1は、特に超臨界流体を使用した冷却サイクルで
あり、超臨界流体として、二酸化炭素(CO2 )を用い
たもので、コンプレッサ2,放熱器3,三層分離器4,
膨張弁5,蒸発器6及びエバポレータの流出側の冷媒温
度を検出する過熱度検出センサ7とによって少なくとも
構成される。
【0013】この冷却サイクルの基本的な動作を説明す
ると、コンプレッサ2では、低圧低温の気相冷媒から高
温高圧の気相冷媒に図2のモリエル線図のaからbで示
される状態の変化で冷媒が圧縮される。この冷媒は、放
熱器3において放熱されて低温高圧の気体冷媒となる。
この時に、冷媒の冷却度を向上させるために向流型熱交
換器を用いてコンプレッサに吸引される冷媒でさらに冷
却させる方法をとるものもある。これによって、図2の
bからcに示される状態に冷媒が変化するが、従来の冷
媒と異なり、臨界温度が低い冷媒の場合、冷却後も気相
の状態が維持される。そして、膨張弁5で断熱膨張され
て圧力が下がり、冷媒の状態がcからdへ変化すること
で蒸発しやすい低圧の気液二層混合体の状態となる。そ
して、蒸発器で、この蒸発器を通過する空気の熱を吸収
して蒸発し、冷媒の状態がdからaに変化して気相の低
圧冷媒としてコンプレッサ2に吸引される。また、過熱
度検出センサ7は、蒸発器6の吐出側の冷媒温度を検出
し、過熱度(e−a間)が一定となるように膨張弁5の
開度を調整して冷媒量を調整するものである。これによ
って、蒸発器6で吸熱した熱を放熱器3で放熱するとい
う冷却サイクルが構成されるものである。
【0014】以上の構成の冷却サイクルにおいて、放熱
器3と膨張弁5との間に三層分離器4が設けられる。こ
の三層分離器4は、放熱器3から供給された冷媒からオ
イルを分離してコンプレッサ2に戻すと共に、冷媒の圧
力を下げて気液分離を行い、気相冷媒をコンプレッサ2
の吸入側に戻し、さらに液相冷媒のみを膨張弁に送出す
る役目を持つものである。これによって、蒸発器6に液
相冷媒を多く供給できると共に、蒸発器での蒸発作用を
低下させる要因となる気相冷媒及びオイルを直接コンプ
レッサに戻すことができるので、冷却サイクルの効率を
向上させることができるものである。
【0015】本願発明の第1の実施の形態に係る三層分
離器4は、図3に示すもので、放熱器3と連通される冷
媒流入口41、コンプレッサ2の駆動室(図示しない)
と連通されるオイル送出口42、コンプレッサ2の吸入
側と連通される気相冷媒送出口43,及び膨張弁5の流
入側と連通される液相冷媒送出口44が形成されたケー
ス40を有し、該ケース40内には、前記冷媒流入口4
1及びオイル送出口42と連通する第1の室50と、該
第1の室50と絞り手段としてのオリフィス60を介し
て連通され、前記気相冷媒送出口43及び前記液相冷媒
送出口44と連通する第2の室70とが画成される。
【0016】また、この実施の形態においては、第1の
室50は第2の室70の下方に配され、前記オイル送出
口42は、前記オリフィス60の吸入口61の下方に配
されると共に、この吸入口61の周囲にはオイル分離用
フィルタ62が配されるものである。また、前記冷媒流
入口41は、第1の室50の側部に開口する。
【0017】これによって、ケース40の下部であって
前記第1の室50の側部に開口した冷媒流入口41から
流入した冷媒は、該冷媒流入口41の対向する壁部51
に衝突して第1のオイル分離が実行されると共に、第1
の室50の上部に設けられたオリフィス60に吸引され
るが、オリフィス60に吸引される前に前記オリフィス
60の吸入口61の周囲に配された前記オイル分離用フ
ィルタ62を通過する時に第2のオイル分離が行われ
る。このオイル分離によって分離されたオイルは、第1
の室50の下方に形成されたオイル送出口42のオイル
溜まり52に一時的に貯蔵され、図1に示す配管9に設
けられた弁8が開放されることによって適宜コンプレッ
サ2の駆動室に戻される。このオイルの分離方法とし
て、この実施の形態では、衝突分離、自重及びフィルタ
による分離が用いられたが、遠心分離による方法を採用
しても良いものである。尚、この第1の室50の圧力
は、高圧圧力Pdとなる。
【0018】そして、前記第1の室50にてオイル分離
された冷媒は、オリフィス60を通過して、例えば、図
2に示すように、高圧圧力Pdから臨界圧力以下の中間
圧Pmまで減圧される。冷媒として二酸化炭素を使用し
た場合には、この圧力は、5MPaから7MPaであ
る。これによってオリフィス60から吐出される冷媒
は、液相及び気相からなる二層混合体となる。またオリ
フィス60は、その先端が第2の室70の側壁71に向
かうように折り曲げて形成された吐出部63を有し、こ
の吐出部63から吐出された冷媒は側壁71に衝突して
気相冷媒と液相冷媒に分離されると共に気液分離フィル
タ72によってさらに気相冷媒と液相冷媒に分離するも
のである。この気液の分離方法として、この実施の形態
では、衝突分離、自重及びフィルタによる分離が用いら
れたが、遠心分離による方法を採用しても良いものであ
る。尚、第2の室70の圧力は、中間圧力Pmとなる。
【0019】そして、第2の室70にて分離された液相
冷媒は、液相冷媒送出口44より膨張弁5に送出されて
低圧圧力Psまで減圧される。また、気相冷媒は、冷凍
効果が小さいため気相冷媒送出口43よりコンプレッサ
2の吸入側に直接送出されるものである。
【0020】以下、本発明の他の実施の形態について、
説明するが、同一の箇所及び同様の効果を奏するものに
は、同一の符号を付し、場合によってはその説明を省略
する。
【0021】図4に示す第2の実施の形態に係る三層分
離器4Aは、第1の室50を第2の室70の上方に配し
たもので、ケース40の上方側部に形成された冷媒流入
口41から流入した冷媒は、この冷媒流出口41と対峙
する側壁51に衝突して第1のオイル分離を行うと共
に、第1の室50の下方に設けられたオリフィス60の
吸入口61の周囲に配されたオイル分離用フィルタ62
を通過する時に第2のオイル分離が行われる。このオイ
ル分離用フィルタ62で分離されたオイルはフィルタ保
持部64の上部に形成されたオイルガイド65に沿って
第1の室50の下方のオイル溜まり52に滞留する。こ
の第1の室50の下方のオイル溜まり52に滞留したオ
イルは、前記第1の室50の下方側部に形成されたオイ
ル送出口42からコンプレッサの駆動室に戻されるもの
である。
【0022】前記第1の室50でオイル分離された冷媒
は、オリフィス60を通過することによって高圧圧力P
dから中間圧力Pmまで減圧されて気相及び液相の二層
混合状態となり、吐出部63から第2の室70に吐出さ
れる。この時、吐出された冷媒は吐出部63と対向する
側壁71に衝突して第1の気液分離が行われる。さらに
この冷媒は、気液分離用フィルタ72の近傍を通過する
ときに気相冷媒と液相冷媒に分離され、液相冷媒は第2
の室70の下方に設けられた液相冷媒送出口44から膨
張弁5に送出され、気相冷媒は気相冷媒送出口43から
コンプレッサ2の吸入側に戻れされるものである。
【0023】図5に示す第3の実施の形態に係る三層分
離器4Bは、前記第2の実施の形態に係る三層分離器4
Aにおいて、オイル送出口42から送出されるオイルを
第2の室70内を通過させて冷却するようにしたもの
で、この冷却されたオイルによってコンプレッサを冷却
し、コンプレッサの吐出温度を低くすると共に潤滑性を
向上させるようにしたものである。具体的には、オイル
送出口42を第2の室70の下方であって、液相冷媒送
出口44の近傍に形成すると共に、該オイル送出口42
と前記第1の室50の下方に形成されたオイル溜まり5
2とを連通する配管45が前記第2の室70内を通過す
るように配されるものである。
【0024】また、図6で示す第4の実施の形態に係る
三層分離器4Cは、前記オリフィス60に代えて、電気
式の可変膨張弁80を設けたことを特徴とするものであ
る。これによって、冷却サイクルの効率を常に最適な状
態にするように中間圧Pmを制御可能とすることができ
るものである。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、冷却サイクルの膨
張弁の上流側に本願発明の三層分離器を配することによ
って、膨張弁から蒸発器に至る経路に確実に液相冷媒を
供給することができると共に、蒸発器での冷却効果に支
障をきたす気相冷媒及びオイルを分離してそれぞれ有効
にコンプレッサに戻すことができるので、冷却サイクル
の効率を向上させることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】冷却サイクルの概略図である。
【図2】超臨界冷媒のモリエル線図である。
【図3】第1の実施の形態に係る三層分離器の構成を示
した概略図である。
【図4】第2の実施の形態に係る三層分離器の構成を示
した概略図である。
【図5】第3の実施の形態に係る三層分離器の構成を示
した概略図である。
【図6】第4の実施の形態に係る三層分離器の構成を示
した概略図である。
【符号の説明】 1 冷却サイクル 2 コンプレッサ 3 放熱器 4、4A、4B、4C 三層分離器 5 膨張弁 6 蒸発器 40 ケース 41 冷媒吸入口 42 オイル送出口 43 気相冷媒送出口 44 液相冷媒送出口 50 第1の室 60 オリフィス 62 オイル分離用フィルタ 70 第2の室 72 気液分離用フィルタ 80 電気式膨張弁

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンプレッサ、放熱器、膨張手段及び吸
    熱器によって少なくとも構成される冷却サイクルにおい
    て、 前記放熱器と連通する冷媒流入口、前記コンプレッサの
    オイル溜まりと連通するオイル送出口、前記コンプレッ
    サの吸入側と連通する気相冷媒送出口、及び膨張弁と連
    通する液相冷媒送出口が形成されるケースと、 該ケース内に画成され、前記冷媒流入口から流入する冷
    媒から含有されたオイルを分離するオイル分離手段を有
    し、該分離されたオイルをコンプレッサに送出するオイ
    ル送出口と連通する第1の室と、 前記ケース内に画成され、前記第1の室と絞り手段を介
    して連通すると共に、該絞り手段によって気液混合状態
    となる所定の圧力まで減圧される冷媒の気液分離を行う
    気液分離手段を有し、気液分離された液相冷媒を膨張手
    段に送出する液相冷媒送出口及び気液分離された気相冷
    媒をコンプレッサに送出する気相冷媒送出口と連通する
    第2の室とを具備することを特徴とする冷却サイクルの
    三層分離器。
  2. 【請求項2】 前記絞り手段は、オリフィスであること
    を特徴とする請求項1記載の冷却サイクルの三層分離
    器。
  3. 【請求項3】 前記絞り手段は、電動式膨張弁であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の冷却サイクルの三層分離
    器。
  4. 【請求項4】 前記絞り手段は、機械式膨張弁であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の冷却サイクルの三層分離
    器。
  5. 【請求項5】 前記第1の室で分離されたオイルは、前
    記第2の室内を通過して前記オイル送出口から送出され
    ることを特徴とする請求項1,2,3又は4記載の冷却
    サイクルの三層分離器。
  6. 【請求項6】 前記オイル分離手段はフィルタであるこ
    とを特徴とする請求項1から5のいずれか一つに記載の
    冷却サイクルの三層分離器。
  7. 【請求項7】 前記気液分離手段はフィルタであること
    を特徴とする請求項1から6のいずれか一つに記載の冷
    却サイクルの三層分離器。
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