JPH064279Y2 - ガソリンタンクの残量警報装置 - Google Patents

ガソリンタンクの残量警報装置

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JPH064279Y2
JPH064279Y2 JP1987191372U JP19137287U JPH064279Y2 JP H064279 Y2 JPH064279 Y2 JP H064279Y2 JP 1987191372 U JP1987191372 U JP 1987191372U JP 19137287 U JP19137287 U JP 19137287U JP H064279 Y2 JPH064279 Y2 JP H064279Y2
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JP
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thermistor
resistor
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JPH0195625U (ja
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雅和 熊野
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、サーミスタの抵抗値の変化を検出してガソリ
ンタンクの液量が所定量以下になったことを警報するよ
うにしたガソリンタンクの残量警報装置の改良に関する
ものである。
(従来の技術) このようなものとして一般的には、第1図に示すように
バッテリーBからイグニッションスイッチ1を介して、
ランプ2とサーミスタ3が直列に接続されており、サー
ミスタ3は具体的には図示していないが、ガソリンタン
クの液面計の下端に設けられているものである。そし
て、ガソリンが減少してサーミスタ3が液面から露出す
るとサーミスタ3自信が発熱して抵抗値が下がり、ラン
プ2が点灯するようになっている。
(考案のが解決しようとする問題点) しかしながら、サーミスタ3が発熱して高温になり過ぎ
ると、気化したガソリンい引火して爆発する恐れがある
ため高温で抵抗値が下げるものにすることはできず、そ
の反面、あまり、高くない温度で抵抗値が下げるように
すると、日中はタンク内のガソリンは高温になるため、
サーミスタ3の抵抗値が下がりランプ3が点灯すること
がある。従って、サーミスタ3は非常に精度を要するも
のでなければならず、それだけ高価なものになってい
た。
本考案は、上記問題点に鑑みてなされたもので、トラン
ジスタを介してサーミスタに電流を供給する一方、サー
ミスタの温度が上がり抵抗値が所定値以下になるとトラ
ンジスタをオフにしてサーミスタに流れる電流を制限し
てサーミスタの温度を下げるようにすると共に、仮に、
トランジスタが通電し続けてもサーミスタの温度が一定
以上にならないようにしたガソリンタンクの残量警報装
置を提供することを目的としている。
(問題点を解決するための手段) 前記問題点を解決するため、本願考案では、サーミスタ
の温度変化を検出してガソリンタンクの液量が所定量以
下になったことを警報するようにしたガソリンタンクの
残量警報装置において、電源とアース間に直列接続され
た第1の抵抗、サーミスタの温度上昇を押さえる第2の
抵抗及びサーミスタと、前記第1の抵抗の両端にそのコ
レクタ及びエミッタが接続されたトランジスタと、前記
サーミスタが所定温度以上に上昇する毎に所定時間、前
記トランジスタをオフ状態とする電源制限装置とを備え
ている。
(実施例) 以下、図面に沿って本考案を詳細に説明する。
第2図は本考案実施例の回路図で、イグニッションスイ
ッチ11からダイオードD1を介してこの実施例のガソ
リンタンクの残量警報装置に電流が供給される。このダ
イオードD1は逆流阻止用の為のダイオードで、例えば
誤ってバッテリーが逆に接続された場合に、後述するコ
ントロールユニット14が破壊しないようにしたもので
ある。該ダイオードD1のカソードとアース間には抵抗
値の大きい第1の抵抗R1,第2の抵抗R2,サーミス
タ12が直列に接続されている。トランジスタTR1は
エミッタがダイオードD1のカソードにコレクタが第1
の抵抗R1と第2の抵抗R2との接続点に接続されてい
る。トランジスタTr1のベースとエミッタ間には動作
を安定させる抵抗R3が接続されている。更にトランジ
スタTr1のベースには抵抗R4を介してトランジスタ
Tr2のコレクタが接続され、エミッタは接地されてい
る。そしてトランジスタTr2のベースは抵抗R5を介
してコントロールユニット14のOUT端子P2に接続
されている。抵抗R5とトランジスタTR2のベースと
のにはトランジスタTR2の動作を安定させる抵抗R6
が接続されている。そして、第2の抵抗R2とサーミス
タ12との接続点は抵抗R8を介してコントロールユニ
ット14のIN端子P1に接続されている。そして抵抗
R8とコントロールユニット14のIN端子との間とア
ース間には異常電圧からコントロールユニット14を保
護する為のツェナーダイオードZD1とコンデンサC1
が並列に接続されている。前記抵抗R2の抵抗値はトラ
ンジスタTR1が破壊されて導通状態になりサーミスタ
12が発熱してもガソリンに引火することがない温度に
なるように設定されている。更にランプ13(警報装
置)はその一方はダイオードD1のカソードに他方はト
ランジスタTr4のコレクタに接続されており、トラン
ジスタTR4のベースは抵抗R9を介してコントロール
ユニット14のOUT端子P3に接続されている。トラ
ンジスタTR4のベースと抵抗R9との接続点とアース
間にはトランジスタTR4の動作を安定させる抵抗R1
0が接続されている。15は定電圧回路で高周波吸収用
のコンデンサC2,C3,低周波吸収用のコンデンサC
4,C5,抵抗R7,ツェナーダイオードZD2,トラ
ンジスタTr2とで構成され、ツェナーダイオードZD
2の基準電圧に対応した電圧がトランジスタTr3のエ
ミッタから出力される。コントロールユニット14は信
号が入力されるIN端子P1と該IN端子P1に入力さ
れた入力信号に応じて信号を出力するOUT端子P2及
びP3と電源端子P4,アース端子P5を備えている。
そして、コントロールユニット14と抵抗R3,R4と
トランジスタTR1及び抵抗R5,R6とトランジスタ
Tr2とで電流制限装置が構成されており、コントロー
ルユニット14と抵抗R9,R10とトランジスタTR
4とで信号出力装置が構成されている。
IN端子P1に入力される信号とOUT端子P2及びP
3から出力される信号の関係は第3図に示すようになっ
ている。即ち時刻t1でIN端子P1に入力する電位を高
いレベルV2から下げ初め、時刻t2で所定のレベルV1を通
り、時刻t3で低いレベルV0まで下げ、その後時刻t4で高
いレベルに上げ、時刻t5でレベルV1を通り、時刻t6でレ
ベルV2まで上げた場合を示し、IN端子P1に入力され
る電位が所定のレベルV1よりも高いときにはOUT端子
P2は高いレベルの信号「H」を出力し、OUT端子P
3は低いレベルの信号「L」を出力する。そして時刻t2
が経過しIN端子P1の電位がV1よりも低くなるとOU
T端子P2は「L」となりOUT端子P3は「H」とな
る。そして、IN端子P1の電位が上がり時刻t5でV1
りも高いレベルになると、その直後はOUT端子P2は
「L」、OUT端子P3は「H」のままであり、時刻t7
が経過するとOUT端子P2が「H」となり、時刻t8
経過するとOUT端子P3が「L」となる。即ち、時刻
t5から時刻t7までの時間をT1、時刻t5から時刻t8までの
時間をT2とすると、IN端子P1に入力される電位が
「H」になってからT1時間経過するとOUT端子P2は
「H」となり、T2時間経過するとOUT端子P3は
「L」となる。
次に、第4図を参考に本実施例の動作を説明する。
ガソリンが所定量以上あるとサーミスタ12はガソリン
の中に浸漬されている。サーミスタ12がガソリン液の
中にあると放熱されて温度が上げらないため抵抗がが大
きく、コントロールユニット14のIN端子P1にはレ
ベルの高い電位V3が印加される。従って、OUT端子P
2は「H」OUT端子P3は「L」の状態になってい
る。尚、OUT端子P3が「L」のときにはトランジス
タTR4はオフとなっており、ランプ13は消灯してい
る。
そして、ガソリンが消費されて時刻t11で所定量以下に
なると、サーミスタ12が液面より露出し放熱効果が低
下し、サーミスタ12の温度が高くなる。サーミスタ1
2の温度が高くなると抵抗値が小さくなり、コントロー
ルユニット14のIN端子P1に印加される電位が低く
なる。IN端子P1に印加される電位が時刻t12で所定
の電位V1より低くなるとOUT端子P2は「L」P3は
「H」となり、OUT端子P3が「H」になると、トラ
ンジスタTR4がオンとなりランプ13を点灯しガソリ
ンがほとんどないことを運転者に知らせる。一方OUT
端子P2が「L」になると、トランジスタTr2とTR
1はオフとなりサーミスタ12にはイグニッションスイ
ッチ11から第1の抵抗R1,第2の抵抗R2を通して
微量の電流が流れる。トランジスタTR1がオフになる
とIN端子P1に印加される電位は瞬間的に下がるが、
サーミスタ12に流れる電流が微量になるためサーミス
タ12の発熱量も小さくなり、従ってサーミスタ12の
温度が下がりサーミスタ12の抵抗が大きくなる。これ
に伴いコントロールユニット14のIN端子P1の電位
も上がり、時刻t13のとき電位V1を越え、その後電位がV
2の位置で安定する。IN端子P1の電位がV1を越えた
直後はOUT端子P2は「L」のままであり、その後時
刻t14になると「H」となる。(時刻t13からt14までの
時間はT1である。)時間T2はT1よりも長いため、OUT
端子P3は「H」を維持しており、ランプ13は点灯し
ている。OUT端子P2が「H」になるとトランジスタ
TR2がオンし、IN端子P1の電位が一瞬高くなる
が、サーミスタ12へ流れる電流量が多くなりサーミス
タ12は発熱して高温となり抵抗が小さくなる。そし
て、コントロールユニット14のIN端子P1の電位は
低くなり時刻t5が経過し、電位がV1より低くなるとOU
T端子P2が「L」となりトランジスタTr2とTR1
がオフとなる。この時、まだ時刻t3からの時間T2は経過
しておらず、コントロールユニット11のOUT端子P
3は継続して「H」の電位を出力しているためトランジ
スタTR2はオンでランプ13は点灯し続けている。以
後、同じ動作を繰り返す。
この実施例によれば、ガソリンが減少してサーミスタ1
2が高温になるとトランジスタTR1がオフになるため
サーミスタ12に流れる電流を微量にするため、サーミ
スタ12はそれ以上高温になることがないので、ガソリ
ンに引火する恐れはなく、またそれだけ電流の消費が少
なくてすむ。また、トランジスタTR1のコレクタとサ
ーミスタ12との間には第2の抵抗R2を挿入してある
ため、仮にトランジスタTR1が破壊して導通状態にな
ってもサーミスタ12の発熱を押さえることができるの
でガソリンに引火することはなく、この実施例では、二
重の安全を備えている。
尚、従来例のサーミスタ3をそのまま使用した場合、第
2の抵抗R2を従来例のランプ2と同等の小さな抵抗値
のものを使用しなければならず、発熱量の大きいものに
なる。しかしながら第2に抵抗R2の連続的に通電され
ることはないため、抵抗R2を配設する回路基板等の温
度上昇が小さく、従来のサーミスタ3を使用しても何等
支障を起こすことがない。従って従来のサーミスタ3を
そのまま使用でき、新規にサーミスタを開発する必要も
なく、互換性にも優れたものである。
(考案の効果) 以上の説明からも明らかなように、本考案によれば、サ
ーミスタが発熱して所定以上の温度になるとサーミスタ
へ流れる電流を減少させサーミスタの発熱を押さえるよ
うにしているため、ガソリンに引火して爆発を起こす恐
れはない。また、所定時間間隔でサーミスタに通電され
るので、電流の消費を少なくする。その上、仮に、トラ
ンジスタが破壊してトランジスタが通電し続けても第2
の抵抗によりサーミスタに流れる電流が規制されている
ので、サーミスタの温度が一定以上になることはなく二
重の安全を備えている等の効果を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の回路図、第2図は本考案実施例の回路
図、第3図は本考案実施例のコントロールユニット14
の各端子間の関係を示す図、第4図は本考案実施例の動
作時のコントロールユニット14の各端子間の関係を示
す図である。 1,11……イグニッションスイッチ、2,13………
ランプ、3,12……サーミスタ、14……コントロー
ルユニット、R1……第1の抵抗、R2……第2の抵
抗。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】サーミスタの温度変化を検出してガソリン
    タンクの液量が所定量以下になったことを警報するよう
    にしたガソリンタンクの残量警報装置において、 電源とアース間に直列接続された第1の抵抗、サーミス
    タの温度上昇を押さえる第2の抵抗及びサーミスタと、 前記第1の抵抗の両端にそのコレクタ及びエミッタが接
    続されたトランジスタと、 前記サーミスタが所定温度以上に上昇する毎に所定時
    間、前記トランジスタをオフ状態とする電流制限装置と
    を備えて成るガソリンタンクの残量警報装置。
JP1987191372U 1987-12-18 1987-12-18 ガソリンタンクの残量警報装置 Expired - Lifetime JPH064279Y2 (ja)

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JPH0195625U JPH0195625U (ja) 1989-06-23
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS55137329U (ja) * 1979-03-23 1980-09-30

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JPH0195625U (ja) 1989-06-23

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