JP2836376B2 - 液晶ディスプレイ装置 - Google Patents
液晶ディスプレイ装置Info
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- JP2836376B2 JP2836376B2 JP4142341A JP14234192A JP2836376B2 JP 2836376 B2 JP2836376 B2 JP 2836376B2 JP 4142341 A JP4142341 A JP 4142341A JP 14234192 A JP14234192 A JP 14234192A JP 2836376 B2 JP2836376 B2 JP 2836376B2
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- JP
- Japan
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- liquid crystal
- display device
- load
- crystal display
- output transistor
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- Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液晶テレビジョン受像器
等の負荷の発熱を制御する温度制御スイッチ回路に関す
るものである。
等の負荷の発熱を制御する温度制御スイッチ回路に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】現在、液晶テレビは、車載用に多く用い
られ夏冬の高温低温でも安定した性能が望まれている。
しかしながら、液晶テレビに用いる液晶パネルおよびバ
ックライトの蛍光灯は低温では動作性能が十分ではな
い。即ち、液晶パネルについては応答特性、蛍光灯につ
いては始動性や輝度特性が極端に低下してくる。したが
って、液晶パネルおよびバックライトの蛍光灯において
低温時ヒーターが必要となっている。以下に従来の液晶
パネルおよびバックライトの蛍光灯のヒーター回路の一
例について説明する。
られ夏冬の高温低温でも安定した性能が望まれている。
しかしながら、液晶テレビに用いる液晶パネルおよびバ
ックライトの蛍光灯は低温では動作性能が十分ではな
い。即ち、液晶パネルについては応答特性、蛍光灯につ
いては始動性や輝度特性が極端に低下してくる。したが
って、液晶パネルおよびバックライトの蛍光灯において
低温時ヒーターが必要となっている。以下に従来の液晶
パネルおよびバックライトの蛍光灯のヒーター回路の一
例について説明する。
【0003】図2には従来の電源供給回路が示されてお
り、出力トランジスタQ1により負荷RLに電源電圧が
印加されている。R1は抵抗である。トランジスタQ2
のベースにはオン、オフの制御信号が入力されている。
ここでオン、オフの制御信号または出力トランジスタQ
1が不具合になった場合には、低温時のみでなく常時電
源電圧が負荷に印加されることになり、負荷RL即ち液
晶パネルまたは蛍光灯のヒーターが発熱する。一方前記
液晶パネルまたは蛍光灯のヒーターは液晶パネルまたは
蛍光灯に密着して使用するものが多く、したがって、ヒ
ーターが無制限に加熱すると液晶パネルまたは蛍光灯を
破損させてしまう可能性がある。
り、出力トランジスタQ1により負荷RLに電源電圧が
印加されている。R1は抵抗である。トランジスタQ2
のベースにはオン、オフの制御信号が入力されている。
ここでオン、オフの制御信号または出力トランジスタQ
1が不具合になった場合には、低温時のみでなく常時電
源電圧が負荷に印加されることになり、負荷RL即ち液
晶パネルまたは蛍光灯のヒーターが発熱する。一方前記
液晶パネルまたは蛍光灯のヒーターは液晶パネルまたは
蛍光灯に密着して使用するものが多く、したがって、ヒ
ーターが無制限に加熱すると液晶パネルまたは蛍光灯を
破損させてしまう可能性がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明においては負荷と
出力回路の間に出力と直列にサーミスタを使用した温度
制御スイッチ回路を設け負荷の発熱を制御出来る様にし
たものである。
出力回路の間に出力と直列にサーミスタを使用した温度
制御スイッチ回路を設け負荷の発熱を制御出来る様にし
たものである。
【0005】
【作用】この様にすることにより、出力回路をオン、オ
フする制御信号または出力トランジスタQ1の不具合に
起因して常時電源電圧が負荷に印加され液晶パネルまた
は蛍光灯のヒーターが異常に発熱することが防止され、
液晶パネルまたは蛍光灯が破損しないように保護してい
る。
フする制御信号または出力トランジスタQ1の不具合に
起因して常時電源電圧が負荷に印加され液晶パネルまた
は蛍光灯のヒーターが異常に発熱することが防止され、
液晶パネルまたは蛍光灯が破損しないように保護してい
る。
【0006】
【実施例】図1は本発明の温度制御スイッチ回路の一実
施例を示す回路図である。図1においてQ1,Q2,R
1,RLは前記図2と同様である。さらに出力トランジ
スタQ3からなる温度制御スイッチ回路をQ1からなる
出力回路に直列に入れ負荷RLに接続している。R2〜
R5は抵抗である。ここでサーミスタTHで検出した電
圧をコンパレータICで比較しその出力はトランジスタ
Q4を介して前記出力トランジスタQ3を制御してい
る。サーミスタTHと出力トランジスタQ3は面実装タ
イプとし、Q3のコレクタとサーミスタTHは同一パタ
ーン上に近接して配置している。負荷RLに流れる電流
はQ1からなる出力回路が不具合になってコントロール
出来なくなっても必ずQ3を流れるため一定時間がたて
ばQ3の発熱温度をサーミスタTHが検出し電流を切る
ことが出来る。またコンデンサCは始動時この温度制御
スイッチ回路を起動させる働きを持つ。
施例を示す回路図である。図1においてQ1,Q2,R
1,RLは前記図2と同様である。さらに出力トランジ
スタQ3からなる温度制御スイッチ回路をQ1からなる
出力回路に直列に入れ負荷RLに接続している。R2〜
R5は抵抗である。ここでサーミスタTHで検出した電
圧をコンパレータICで比較しその出力はトランジスタ
Q4を介して前記出力トランジスタQ3を制御してい
る。サーミスタTHと出力トランジスタQ3は面実装タ
イプとし、Q3のコレクタとサーミスタTHは同一パタ
ーン上に近接して配置している。負荷RLに流れる電流
はQ1からなる出力回路が不具合になってコントロール
出来なくなっても必ずQ3を流れるため一定時間がたて
ばQ3の発熱温度をサーミスタTHが検出し電流を切る
ことが出来る。またコンデンサCは始動時この温度制御
スイッチ回路を起動させる働きを持つ。
【0007】
【発明の効果】この温度制御スイッチ回路は、フェール
セーフ(2重保護)の考えに基づくものである。特に、
サーミスタTHと、出力トランジスタQ3を面実装タイ
プにし、出力トランジスタのコレクタとサーミスタTH
は同一パターン上に近接して配置して熱結合させている
ため、負荷に流れた電流と出力トランジスタQ3の発熱
は比例関係にあり、サーミスタTHは精度良く負荷電流
を検出することができる。更に、周囲温度も検出するこ
とができるため、電流値だけの検出でなく、或る設定さ
れた温度以上で有れば負荷電流が流れなくても回路を遮
断することができる。これは高温になれば瞬時たりと言
えども負荷電流を流さないので安全面での効果が非常に
大きい。以上のように本願発明によれば、負荷に電力を
供給している出力回路のオン、オフする制御信号または
出力トランジスタQ1の不具合により、常時電源電圧が
負荷に印加され液晶パネルまたは蛍光灯のヒーターが異
常に発熱するのを防止し、液晶パネルまたは蛍光灯が破
損しないよう保護している。
セーフ(2重保護)の考えに基づくものである。特に、
サーミスタTHと、出力トランジスタQ3を面実装タイ
プにし、出力トランジスタのコレクタとサーミスタTH
は同一パターン上に近接して配置して熱結合させている
ため、負荷に流れた電流と出力トランジスタQ3の発熱
は比例関係にあり、サーミスタTHは精度良く負荷電流
を検出することができる。更に、周囲温度も検出するこ
とができるため、電流値だけの検出でなく、或る設定さ
れた温度以上で有れば負荷電流が流れなくても回路を遮
断することができる。これは高温になれば瞬時たりと言
えども負荷電流を流さないので安全面での効果が非常に
大きい。以上のように本願発明によれば、負荷に電力を
供給している出力回路のオン、オフする制御信号または
出力トランジスタQ1の不具合により、常時電源電圧が
負荷に印加され液晶パネルまたは蛍光灯のヒーターが異
常に発熱するのを防止し、液晶パネルまたは蛍光灯が破
損しないよう保護している。
【図1】本発明の一実施例におけるヒーター電源供給回
路図
路図
【図2】従来のヒーター電源供給回路図
Q トランジスタ IC コンパレータ A 温度制御スイッチ回路 C コンデンサ R1、R2、R3、R4、R5 抵抗 TH サーミスタ
Claims (4)
- 【請求項1】 負荷と出力回路の間に前記負荷の発熱を
制御する温度制御スイッチ回路が前記出力回路に対して
直列に設けられる液晶ディスプレイ装置であって、 前記温度制御スイッチ回路は、前記負荷に対して電力を
中継出力する出力トランジスタと前記出力トランジスタ
の温度を検出するサーミスタとを有し、前記出力トラン
ジスタ及び前記サーミスタは互いに近接配置されている
ことを特徴とする液晶ディスプレイ装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の液晶ディスプレイ装置で
あって、 前記出力トランジスタ及び前記サーミスタは同一パター
ン上に近接して面実装されていることを特徴とする液晶
ディスプレイ装置。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の液晶ディスプレ
イ装置であって、 前記負荷は液晶パネルヒーターまたは蛍光灯ヒーターで
ある液晶ディスプレイ装置。 - 【請求項4】 請求項1、2または3記載の液晶ディス
プレイ装置であって、 前記温度制御スイッチ回路の出力トランジスタを起動す
るコンデンサを前記出力トランジスタのベースラインに
挿入した液晶ディスプレイ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4142341A JP2836376B2 (ja) | 1992-06-03 | 1992-06-03 | 液晶ディスプレイ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4142341A JP2836376B2 (ja) | 1992-06-03 | 1992-06-03 | 液晶ディスプレイ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05333319A JPH05333319A (ja) | 1993-12-17 |
JP2836376B2 true JP2836376B2 (ja) | 1998-12-14 |
Family
ID=15313111
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4142341A Expired - Fee Related JP2836376B2 (ja) | 1992-06-03 | 1992-06-03 | 液晶ディスプレイ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2836376B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19849244A1 (de) | 1998-10-26 | 2000-04-27 | Mannesmann Vdo Ag | Beleuchtungsvorrichtung für eine Anzeige |
JP5202119B2 (ja) * | 2008-06-11 | 2013-06-05 | 株式会社ケーヒン | 多出力判定回路 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57201518U (ja) * | 1981-06-18 | 1982-12-22 |
-
1992
- 1992-06-03 JP JP4142341A patent/JP2836376B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05333319A (ja) | 1993-12-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |