JPS5914286Y2 - 表示ランプのセルフチエツカ− - Google Patents

表示ランプのセルフチエツカ−

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JPS5914286Y2
JPS5914286Y2 JP12272577U JP12272577U JPS5914286Y2 JP S5914286 Y2 JPS5914286 Y2 JP S5914286Y2 JP 12272577 U JP12272577 U JP 12272577U JP 12272577 U JP12272577 U JP 12272577U JP S5914286 Y2 JPS5914286 Y2 JP S5914286Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
indicator lamp
resistor
capacitor
transistor
voltage
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Expired
Application number
JP12272577U
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JPS5449886U (ja
Inventor
公章 石川
清 和田
Original Assignee
株式会社小糸製作所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、各種車輛の始動時に表示ランプを自動的に所
定時間点灯させ、表示ランプの断線有無をチェックする
装置の改良に関するものである。
各種車輛には運転ならびに保安上多くの表示ランプが用
いられており、これらの表示ランプが万一断線したこと
を知らずに運転した場合には不測の事故、障害等を引き
起すおそれがあリミ始動時に各表示ランプの断線有無を
チェックすることが要求される。
これに対してその都度手動操作を行なう煩雑さを避ける
ため、始動操作によって所定時間のみ自動的に表示ラン
プを点灯させるセルフチェッカーと称する装置が用いら
れており、特に自動車等の内燃機関を動力源とした汎用
車輛において有用である。
第1図はこの目的に用いられる装置の従来例を示す回路
図であり、燃料、エンジンオイル等の液面レベル表示ラ
ンプに適用されるものである。
同図において、蓄電池等の電源Eはイグニッションキー
等の主電源スイッチS1の投入により各回路へ供給され
、更に図上省略した起動スイッチの投入によって内燃機
関が始動する。
この主電源スイッチS1が投入されたとき、コンデンサ
C1、抵抗器R1,R2よりなる直列回路には両者の時
定数によって定まる所定時間だけ、コンデンサC1に対
する充電々流が通じ、これに伴って生じる抵抗器R2の
端子電圧によりトランジスタQ1がオンとなり、そのエ
ミッタ電流を受けてトランジスタQ2もオンとなるため
表示ランプPLが点灯し、前述のコンデンサC1と抵抗
器R1,R2によって定まる所定時間後に消灯する。
すなわち、コンデンサC1の充電完了により充電々流が
零となり、これに伴って抵抗器R2の端子電圧も零とな
るため、トランジスタQ1の順方向バイアスが失われ、
これにしたがってトランジスタQ2もオフとなる。
センサスイッチS2は燃料タンク、エンジンオイル・タ
ンク等の内部に設けられたフロートスイッチであり、フ
ロートの下降によって接点がオン8となるものであって
、下限設定値より燃料、エンジンオイル等の液面レベル
が低下するとオンになり、これによって表示ランプPL
の回路が完結して同ランプPLが点灯し、液面レベルの
低下を報知する。
なお、コンデンサC2はセンサスイッチS2が車体の動
揺等による液面の上下に伴ってオン・オフを行なった場
合に、表示ランプPLが不必要に点滅して運転者の注意
を引き、運転操作を散漫にするのを防止するものであり
、瞬間的にセンサスイツチS2がオフとなってもその充
電々流により表示ランプPLの点灯を保持するために設
けられている。
ただし、コンデンサC2の容量を大とすれば比較的長時
間のセンサスイッチS2のオフに対して有効であるが、
表示ランプPLの点灯を比較的長時間保持するには相当
に大容量とせねばならず、収容スペースならびにコスト
上から制約があり、同時に大容量とする程センサスイッ
チS2がオンになったときの放電々流が過大となってセ
ンサスイッチS2の接点を損耗させ、あるいはスパーク
によって燃料、エンジンオイル等が引火するおそれを生
じ、自ずから満足する容量のものを用いることができず
、車体の動揺が比較的長周期のときには表示ランプPL
が不必要に点滅するのを阻止できない欠点を有している
なお、センサスイッチS2と直列に電流制限用抵抗器を
挿入することも考えられるが、これは表示ランプPLの
電流を減少させるものとなり、接点保護上充分な値とす
ることはできない。
このほか、第1図のものでは電源Eの電圧Vが機関の回
転数増加等により上昇した場合、電圧差によってコンデ
ンサC1へ充電々流が通じ、これによってもトランジス
タQ1.Q2がオンとなるため、表示ランプPLを誤点
灯させることがあり、安定かつ確実な動作を期待するこ
とができなかった。
本考案は従来のか・る欠点を一挙に解決することを目的
とし、表示ランプを駆動点灯させるトランジスタ増幅器
の入力と電源の一極との間へコンデンサを接続すると共
に、このコンデンサと並列にセンサスイッチを接続し、
かつ、前記電源の他極と前記トランジスタ増幅器の入力
との間へ充電抵抗器を接続したことを特徴とし、車体の
動揺による表示ランプの点滅を阻止すると同時に、電源
電圧変動によっても誤点灯することなく、かつ、比較的
小容量のコンデンサー個のみによって目的を達成できる
表示ランプのセルフチェッカーを提供するものである。
以下、本考案の実施例を示す第2図の回路図により詳細
を説明する。
表示ランプPLはトランジスタQ119 Ql2 、抵
抗器R15〜R18により構成されたトランジスタ増幅
器DAの出力、すなわち同図においてはトランジスタQ
1□のコレクタへ過電流阻止用の抵抗器R19を介して
挿入され、増幅器DAの入力Aには電源Eの一極すなわ
ち(−)側との間にコンテ゛ンサC1、が抵抗器R13
を介して接続されており、更にこのコンデンサC11と
センサスイッチS2とはダイオードD、および放電用抵
抗器R1□を経て並列に接続されている。
また、電源Eの他極すなわち(1)側とトランジスタ増
幅器DAの入力Aとの間に充電抵抗器R14が、同じく
入力AとコンデンサC11の他極の間に充電用抵抗器R
13が接続しである。
したがって、主電源スイッチS1を投入すると充電抵抗
器R14、抵抗器R13を介してコンデンサC1、へ充
電が行なわれるが、当初コンデンサC1、の端子電圧は
はパ零であってアース電位に等しく、抵抗器R14,R
13により分圧された入力Aの電圧がベースを入力とす
る初段トランジスタQllのエミッタeの電圧よりも低
く、これによってトランジスタQ1□がオンとなり、そ
のコレクタ電流が電流制限用の抵抗器R17を経てトラ
ンジスタQ1□のベースへ通じ、トランジスタQ□2も
オンとなるため、トランジスタQ1□のコレクタ電流に
よって表示ランプPLを点灯させる。
なお、抵抗器R18はトランジスタQ1□の動作安定用
ベース抵抗器である。
また、抵抗器R15,R16は分圧器を構威し、後述の
とおり電源Eの電圧■が上昇したときにも表示ランプP
Lを誤点灯させない目的で設けである。
充電抵抗器R14、抵抗器R13、コンデンサC1□の
時定数によって定まる所定時間後には、コンデンサC1
1の充電を完了するが、それ以前でもコンテ゛ンサC1
□の端子電圧がエミッタeの電圧にはパ等しくなるとト
ランジスタQ1□はオフとなり、これにしたがってトラ
ンジスタQ1□もオフとなって表示ランプPLが消灯す
る。
すなわち、充電抵抗器R14、抵抗器R13、コンデン
サC1、の値を選定することによって主電源スィッチS
1投入時の表示ランプPL点灯時間を所定のものとする
ことができる。
センサスイッチS2がオンになると、低抵抗値の放電用
抵抗器R1□、ダイオードDを介してコンデンサC11
の電荷が急速に放電し、その端子電圧が低下するためト
ランジスタQll 、Ql。
がオンとなり表示ランプPLを点灯させるが、瞬間的な
センサスイッチS2のオフに対してはコンデンサC1、
の充電が上述と同様に行なわれ、その端子電圧がエミッ
タεの電圧とはパ等しく上昇するまではトランジスタQ
ll 、 Qt□の状態に変化がなく、表示ランプPL
の点灯を継続する。
したがって、予想されるセンサスイッチS2の瞬断時間
に応じて充電抵抗器R14、抵抗器R13、コンテ゛ン
サC11による時定数を定めておけば、表示ランプPL
の不−必要な点滅を阻止できると共に、充電抵抗器R1
4、抵抗器R13の合成抵抗値を大とすることによりコ
ンテ゛ンサC1lを小容量にできるため、経済的な値に
コンデンサCI+を設定することができる。
なお、抵抗器R1□はセンサスイッチS2に通ずる電流
がわずかであり、接点の表面に絶縁性の皮膜が生じて接
触不良となるおそれがあるため、オンとなったときに比
較的大きな電流を通じ絶縁性の皮膜を破壊して接点を活
性化する目的のものである。
したがって、抵抗器R1、を介してコンデンサC1□が
不必要に充電されない様、阻止用ダイオードDを挿入し
であるが、抵抗器R1、を用いないときにはダイオード
Dを省略することができる。
つぎに、電源Eの電圧■が上昇した場合の抵抗器R15
,R16の効果について述べる、いま、表示ランプPL
が消灯中の条件としてはトランジスタQ1□がオフであ
り、そのためにはアースを基準とした入力Aの電圧が、
同様にアースに対するエミッタeの電圧よりも大である
ことが要求される。
なお、入力Aの電圧はコンデンサC1lの充電完了時に
はパ電源Eの電圧Vと等しく、入力Aの電圧をVaとす
ればVa=Vであり、エミッタeの電圧をVeとすれば
つぎの式が成文する。
電源Eの電圧がΔVだけ上昇したとすれば(1)式3%
式% すなわち、V3に関してはΔ■が直接影響するが、予想
されるΔVの値に対しても常に(2)式の関係が成立す
る様、抵抗器R15,R16を定めておけば、電源Eの
電圧■が上昇しても表示ランプPLを誤点灯させるおそ
れがない。
なお、上述の実施例においてはフロートスイッチをセン
サスイッチ歪工とし、トランジスタQllにP−N−P
形、同Q1□にN−P−N形を用いたが、他の用途のス
イッチをセンサスイッチS1とし、電源Eのアース側極
性に応じ各トランジスタQ11゜Q12の極性を反対の
ものとしても良いことは勿論であり、増幅器DAの構成
も条件にしたがって所定の段数とし、あるいは集積回路
化することも任意である。
以上の説明により明らかなとおり、本考案によれば比較
的小容量のコンデンサー−個のみでチェック点灯とセン
サスイッチの瞬断に対する点灯保持との時間設定が充分
に行なわれ、車体動揺時等における表示ランプの不必要
な点滅が完全に阻止されると共に、電源電圧の変動によ
る誤点灯を確実に回避できる等、各種車輛の表示ランプ
回路に用いて安全運転ならびに保安上多大の効果を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は表示ランプ・セルフチェッカーの従来例を示す
回路図、第2図は本考案の実施例を示す回路図である。 E・・・・・・電源、Sl・・・・・・主電源スイッチ
、S2・・・・・・センサスイッチ、PL・・・・・・
表示ランプ、DA・・・・・・トランジスタ増幅器、A
・・・・・・入力、Q1□・・・・・・初段トランジス
タ、C1、・・・・・・コンデンサ、R1□・・・・・
・放電用抵抗器、R13,R14・・・・・・充電抵抗
器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車輌の主電源スイッチ投入時に表示ランプを自動的に所
    定時間点灯させ表示ランプの断線有無をチェックする装
    置において、電源電圧を分圧する分圧器からの分圧電圧
    がエミッタへ印加されかつベースを人力と干る初段トラ
    ンジスタを備えた表示ランプを点灯させるトランジスタ
    増幅器と、電源の一極と前記トランジスタ増幅器の入力
    との間へ抵抗器を介して接続されかつ放電用抵抗器を介
    してセンサスイッチと並列に接続されたコンデンサと、
    前記トランジスタ増幅器の入力と前記電源の他極との間
    へ接続した充電抵抗器とよりなることを特徴とする表示
    ランプのセルフチェッカー
JP12272577U 1977-09-12 1977-09-12 表示ランプのセルフチエツカ− Expired JPS5914286Y2 (ja)

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JPS5449886U JPS5449886U (ja) 1979-04-06
JPS5914286Y2 true JPS5914286Y2 (ja) 1984-04-26

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JP12272577U Expired JPS5914286Y2 (ja) 1977-09-12 1977-09-12 表示ランプのセルフチエツカ−

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