JPH0317263Y2 - - Google Patents

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JPH0317263Y2
JPH0317263Y2 JP1981158040U JP15804081U JPH0317263Y2 JP H0317263 Y2 JPH0317263 Y2 JP H0317263Y2 JP 1981158040 U JP1981158040 U JP 1981158040U JP 15804081 U JP15804081 U JP 15804081U JP H0317263 Y2 JPH0317263 Y2 JP H0317263Y2
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JP
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circuit
display
microcomputer
signal
turned
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JP1981158040U
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JPS5863568U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はイグニツシヨンスイツチによるエンジ
ン始動時の誤表示を防止する制御回路を組込んだ
自動車用電子メータに関する。
最近、自動車のメータとしてマイクロコンピユ
ータを組込んだ電子メータが開発されている。し
かしながら、かかる電子メータではマイクロコン
ピユータが例えば5V±0.5Vの間の電源のみでし
か正常に動作しないため、イグニツシヨンスイツ
チのオンによるエンジン始動時等に際し、電荷負
荷によつて電源がふらついた場合、メータ表示が
不正確になる問題があつた。
このようなことから、従来は第1図に示す如く
マイクロコンピユータ1にトランジスタTr、抵
抗R1,R2、コンデンサC及びインバータからな
るリセツト回路2を接続した制御回路を有する電
子メータが知られている。こうした電子メータに
おいては、電源Vccがオンになつた瞬間における
電源の不安定な間のみマイクロコンピユータ1の
リセツト端子に接続したリセツト回路2により強
制的にアース(Lowレベル)に落とし、マイク
ロコンピユータ1から表示部(図示せず)に異常
な信号が送出されるのを防止できる。なお、この
リセツト回路2はそのコンデンサCが充電される
間、マイクロコンピユータ1に出力される信号は
“L″となる。
しかしながら、第1図図示の電子メータにあつ
ては、それらの回路を工夫しても、電源の異常な
立上がりを起こすことがあり、必ずしも常時安定
的にリセツトがかからない。コンピユータにリセ
ツトがかからないとコンピユータの暴走により表
示やコントロールが乱れるという不都合さを生じ
る。
本考案は上記欠点を解消するためになされたも
ので、表示用駆動回路に全点灯回路を付加して、
マイクロコンピユータの出力信号と無関係に表示
部を全点灯させることによつて、エンジンスター
ト時のコンピユータの動作不安定による誤表示を
防止すると共に、デジタル表示部の全セグメント
断線のチエツクを行なえうる自動車用電子メータ
を提供しようとするものである。
即ち、本考案はイグニツシヨンスイツチのオン
により電力が供給されるマイクロコンピユータ
と、このマイクロコンピユータからの出力信号が
入力される表示用駆動回路と、この表示用駆動回
路からの出力信号によりデジタル表示する表示部
と、前記マイクロコンピユータをリセツトするリ
セツト信号を前記イグニツシヨンスイツチがオン
されたときから所定時間前記マイクロコンピユー
タへ出力するイニシヤルリセツト回路と、このイ
ニシヤルリセツト回路が前記リセツト信号を出力
している間よりも長い時間前記表示用駆動回路を
作動させ、前記表示部を全点灯せしめる全点灯信
号を前記表示用駆動回路へ出力する全点灯回路と
を具備したことを特徴とする自動車用電子メータ
である。
以下、本考案を第2図図示の一実施例に基づい
て詳細に説明する。
図中の11はイグニツシヨンスイツチ12がオ
ンしたときにバツテリ13を介して電源が供給さ
れる電子メータである。前記イグニツシヨンスイ
ツチ12は前記バツテリ13と接続した共通接点
Sと、オフ、アクセサリ、イグニツシヨン及びス
タータの各端子OFF、ACC、IGN、STAと、図
示しないイグニツシヨンキーに連動して、同時に
2つの端子に接触できる可動接点Saとから構成
されている。
前記電子メータ11は前記バツテリ13とイグ
ニツシヨンスイツチ12のイグニツシヨンIGN
とに接続した表示コントローラ14を備えてい
る。この表示コントローラ14はベース側に前記
イグニツシヨン端子INGの信号が抵抗R11を介し
て入力されるエミツタ接地の第1のトランジスタ
Tr1と、このトランジスタTr1のコレクタにベー
ス側が接続されたエミツタ接地の第2のトランジ
スタTr2と、このトランジスタTr2のコレクタと
前記バツテリ13に接続した配線との間に介装さ
れた抵抗R13と、前記第1のトランジスタTr1
コレクタと前記抵抗R13を設けられた配線との間
に介装された抵抗R12と、前記バツテリ13と前
記抵抗R12を介装した配線との端子にコレクタ側
が接続され、かつ前記第2のトランジスタTr2
コレクタに抵抗R14を介してベース側が接続され
た第3のトランジタTr3とからなる、いわゆるリ
レー回路により構成されている。この表示コント
ローラ14の第3のトランジスタTr3のエミツタ
には安定化電源15が接続されている。この安定
化電源15にはマイクロコンピユータ16が接続
されている。このマイクロコンピユータ16は後
記するイニシヤルリセツト回路により一旦Lレベ
ルに落とされ、Hレベルの信号が入力された時に
オン動作する構成になつている。このマイクロコ
ンピユータ16には、該コンピユータ16からの
出力信号が入力される表示用駆動回路17が接続
されている。この駆動回路17には該回路17か
らの出力信号により例えば速度をデジタル表示す
る液晶表示部18が接続されている。この表示部
18は例えば3桁で速度を表示するもので、全点
灯時には1桁目が8、2桁目が8、3桁目が1を
表示するものである。また、前記安定化電源15
にはイニシヤルリセツト回路19が接続されてい
る。このイニシヤルリセツト回路19は前述した
第1図図示のリセツト回路と同様な構成になつて
おり、そのコンデンサが充電される間、つまり電
源がオンする時の不安定の間、前記マイクロコン
ピユータ16にLレベルの信号を出力して、該コ
ンピユータ16をオフ状態にするものである。な
お、このイニシヤルリセツト回路19は第3図の
イニシヤルリセツト回路波形bに示す如く電源か
らのオンTon後、一定の期間T1を経てからLレ
ベルからHレベルの信号がマイクロコンピユータ
16に出力される。更に、前記安定化電源15に
は全点灯回路20が接続され、かつ該全点灯回路
20は前記表示用駆動回路17に接続されてい
る。この全点灯回路20はリセツト回路と略同様
な構成で、充電されるコンデンサの容量が大きく
なつている。つまり、第3図の全点灯回路波形c
に示すように前記イニシヤルリセツト回路19が
オンしている以上の間、そのコンデンサの充電に
より表示用駆動回路17にLレベルの信号を出力
してマイクロコンピユータ16の出力信号に対し
独立して該回路17から表示部18を全点灯させ
る信号を出力するものである。また、この全点灯
回路20は同第3図の全点灯回路波形cの如く電
源からのオンTon後、一定の期間T2経てからL
レベルからHレベルの信号が表示用駆動回路17
に出力され、該回路17はマイクロコンピユータ
16からの信号により動作する。なお、図中の2
1は表示用駆動回路17にLレベルの信号が出力
されたときに表示部18に全点灯させる信号が送
られるかをチエツクするためのチエツクスイツチ
である。
このような構成によれば、今、イグニツシヨン
スイツチ12の可動接点Saをイグニツシヨン端
子INGに接触させて、エンジンの始動を行なう
と、バツテリ13から表示コントローラ14を介
して安定化電源15に電流が流れ、この電源15
からマイクロコンピユータ16、イニシヤルリセ
ツト回路19及び全点灯回路20に電源が供給さ
れる。この際、第3図の電源波形aに示す如く外
乱によりTonから一定時間T3までの間、不安定
な電源がマイクロコンピユータ16に入るが、電
源がオンした時にはイニシヤルリセツト回路19
により第3図のイニシヤルリセツト回路波形bに
示す如くそのコンデンサが充電する間(Tonから
T1までの間)、マイクロコンピユータ16をLレ
ベルに落とすため、該コンピユータ16はオンし
ない。この場合、イニシヤルリセツト回路19に
よりLレベルを保持する期間(TonからT1)が
電源の不安定な期間(TonからT3)より短いと、
リセツトが十分なされず、不安定な電源が供給さ
れた状態でマイクロコンピユータ16がオンし
て、表示用駆動回路17を介して表示部18に速
度表示するため、誤表示が起き易い。このような
場合、全点灯回路20を組み込むことにより誤表
示を防止できる。即ち、電源がオンした時には全
点灯回路20により第3図の全点灯回路波形cに
示す如く、電源の不安定な期間より長い間(Ton
からT2)、マイクロコンピユータ16の動作に対
し独立して表示用駆動回路17にLレベルの全点
灯信号を出力するため、マイクロコンピユータ1
6が不安定な電源が供給された状態でオンして
も、表示部18の全点灯表示(〓の表示)を行な
うことができる。
従つて、本考案によれば上述した全点灯回路を
設けることによつて、マイクロコンピユータがイ
ニシヤルリセツト回路によりリセツトされている
間、全点灯回路から出力される全点灯信号により
表示用駆動回路を作動させ、表示部を全点灯させ
るので、従来のように前記表示用駆動回路をリセ
ツトするためにリセツト回路を設けることなく
(表示用駆動回路をリセツトしない場合は、表示
用駆動回路に電力が投入された時の状態により表
示部が誤表示される可能性がある)、表示部の誤
表示を防止できる。また、表示部が全点灯表示さ
れるので、表示部のセグメントにおける断線の有
無等の故障のチエツクをも同時に行なうことがで
きる。
更に、イニシヤルリセツト回路の作動時間より
も全点灯回路の作動時間を長く設定することによ
つて、マイクロコンピユータが適正に作動開始さ
れた後に表示部の全点灯が解除されるため、表示
部は全点灯状態から通常表示に切換わる際に、誤
表示されることなく適正な表示に確実に切換える
ことができる。しかも、イニシヤルリセツト回路
と全点灯回路とのタイマー時間が異なるので、回
路設計(時定数の設定)及び製造(回路素子の特
性誤差の考慮不要)が容易となり、コスト低減に
寄与できる。
なお、上記実施例では表示コントローラをトラ
ンジスタからなるリレー回路で構成したが、これ
に限定されず、例えば励磁コイルのリレー回路で
構成してもよい。
上記実施例では表示部として速度表示部を例に
して説明したが、これに限定されず他の表示部で
も同様な効果を発揮できる。
以上詳述した如く、本考案によればエンジンス
タート時のマイクロコンピユータの動作不安定に
よる誤表示を防止できると共に、デジタル表示部
の全セグメント断線をチエツクできる極めて実用
性の高い自動車用電子メータを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はリセツト回路を有するマイクロコンピ
ユータを組込んだ自動車用電子メータの要部説明
図、第2図は本考案の一実施例を示す自動車用電
子メータの回路図、第3図は第2図の電子メータ
の電源、イニシヤルリセツト回路及び全点灯回路
のタイミング図である。 11……電子メータ、12……イグニツシヨン
スイツチ、13……バツテリ、14……表示コン
トローラ、15……安定化電源、16……マイク
ロコンピユータ、17……表示用駆動回路、18
……液晶表示部、19……イニシヤルリセツト回
路、20……全点灯回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. イグニツシヨンスイツチのオンにより電力が供
    給されるマイクロコンピユータと、このマイクロ
    コンピユータからの出力信号が入力される表示用
    駆動回路と、この表示用駆動回路からの出力信号
    によりデジタル表示する表示部と、前記マイクロ
    コンピユータをリセツトするリセツト信号を前記
    イグニツシヨンスイツチがオンされたときから所
    定時間前記マイクロコンピユータへ出力するイニ
    シヤルリセツト回路と、このイニシヤルリセツト
    回路が前記リセツト信号を出力している間よりも
    長い時間前記表示用駆動回路を作動させ、前記表
    示部を全点灯せしめる全点灯信号を前記表示用駆
    動回路へ出力する全点灯回路とを具備したことを
    特徴とする自動車用電子メータ。
JP15804081U 1981-10-23 1981-10-23 自動車用電子メ−タ Granted JPS5863568U (ja)

Priority Applications (1)

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JP15804081U JPS5863568U (ja) 1981-10-23 1981-10-23 自動車用電子メ−タ

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JP15804081U JPS5863568U (ja) 1981-10-23 1981-10-23 自動車用電子メ−タ

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Publication Number Publication Date
JPS5863568U JPS5863568U (ja) 1983-04-28
JPH0317263Y2 true JPH0317263Y2 (ja) 1991-04-11

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JP15804081U Granted JPS5863568U (ja) 1981-10-23 1981-10-23 自動車用電子メ−タ

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5557935A (en) * 1978-10-25 1980-04-30 Hitachi Ltd Display unit
JPS5646421A (en) * 1979-09-25 1981-04-27 Nissan Motor Co Ltd Display control circuit of electronic meter for automobile

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5557935A (en) * 1978-10-25 1980-04-30 Hitachi Ltd Display unit
JPS5646421A (en) * 1979-09-25 1981-04-27 Nissan Motor Co Ltd Display control circuit of electronic meter for automobile

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JPS5863568U (ja) 1983-04-28

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