JPS597554Y2 - エンジン停止装置 - Google Patents

エンジン停止装置

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JPS597554Y2
JPS597554Y2 JP9979679U JP9979679U JPS597554Y2 JP S597554 Y2 JPS597554 Y2 JP S597554Y2 JP 9979679 U JP9979679 U JP 9979679U JP 9979679 U JP9979679 U JP 9979679U JP S597554 Y2 JPS597554 Y2 JP S597554Y2
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JP9979679U
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JPS5617331U (ja
Inventor
均 原田
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澤藤電機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、エンジン停止装置、特にエンジンの起動時に
おける不安定状態ではたとえ異常検出回路が動作しても
エンジン停止を行なわせないよう構或し、また、定常運
転時以後の異常時にのみエンジン停止手段を動作させる
に当ってもエンジンの完全停止を持ってエンジン停止手
段の解除を作動させるに際して、エンジン停止時におけ
る不安定状態継続時間を待って解除するようにしたエン
ジン停止装置に関するものである。
一般にエンジンの運転状態において、例えばエンジンの
過速回転,冷却水温度の過上昇,油圧系統の異常等が発
生した場合、エンジンを停止させる必要がある。
しかしながらエンジンが起動されて定常運転状態に達す
るまでの間では、運転状態が不安定であり過渡的に上記
エンジンの異常状態に類似した現象が発生することがあ
る。
しかし、該異常状態は真の異常状態ではなく、上記エン
ジンが定常運転状態に達するまでには解消されるもので
ある。
従って上記エンジン始動時における異常現象状態に対応
してエンジンを停止させるべきではない。
また上記エンジンが定常運転状態に達してからの異常現
象発生に対応してエンジンを停止せしめる必要があるが
、この場合においてもエンジンが完全に停止するまでの
間エンジンは不安定状態となるため、仮にエンジンの異
常状態が一時的になくなってもエンジンの停止を正しく
停止せしめることが必要となる。
このため、上記の如きエンジンの異常発生に伴なうエン
ジン停止に関する条件を満足させ得るエンジン停止装置
として、本考案の前提として本考案者によって第1国々
示の如き回路構或を有するエンジン停止装置が提案され
ている。
図中、■はエンジン停止装置、Wはエンジンの異常発生
を示す異常信号の入力端子、Nはエンジンによって駆動
される発電機の中性点電位が入力される端子であり、K
は同じく発電機の出力電圧に対応した電位が入力される
端子を表わす。
なお端子NとKとはいづれか一方が入力として選択的に
使用される。
Bは蓄電池に接続される端子を示し、Cはエンジンを停
止させる信号の出力端子であり、.該端子Cからのエン
ジン停止信号により、例えばエンジンの燃料等を供給す
るための電磁弁を閉鎖しエンジンを停止させる。
Stは手動操作により上記エンジン停止信号を出力させ
るための手動停止信号の人力端子である。
また第1図々示エンジン停止装置1の動作状態を表わす
タイム・チャートが第2図に示されている。
図中、iは端子Nに印加される電圧、iiは端子Wに入
力されるエンジンの異常信号、iiiは端子Cから出力
されるエンジン停止信号、t1はエンジンの起動開始時
刻、t2は端子Nに電圧が印加され始動時遅延回路のコ
ンデンサが充電完了する時刻T1は始動時遅延時間であ
る。
したがって時刻t1に図示されないエンジンが起動され
ると、該エンジンにより駆動される発電機2が発電を開
始し端子Nに印加された電圧も上昇する。
しがし端子Nに印加された電位は抵抗3とコンジンサ4
がらなる始動時遅延回路によってコンデンサ4に充電さ
れるまでに時間を要する。
上記コンジンサ4の充電時間、即ち第2図のt1〜t2
間が始動時遅延時間T1として設定される。
したがって始動時のt1〜t2間では第3図々示動作状
態における第4fa列目に示される動作レベルが論理回
路部5内のMOS型IC素子の回路部Aに出現し、信号
@はLレベルとなってダーリントン接続された異常検出
用トランジスタ6は導通しない。
上記ダーリントン接続された異常検出用トランジスタ6
は非導通状態を維持するため、端子Wに印加されるエン
ジン異常信号の有無に拘らず、リレー7は動作されるこ
とがない。
なんとなれば前記した始動時に、例えば端子Wからエン
ジン異常信号がMOS型IC素子に人力されても、信号
@はLレベルを維持しているからである。
したがって時刻t1〜t2間においてはエンジン異常信
号の有無に拘らず、エンジン停止信号が出力されること
はない。
このことは、エンジン始動時の不安定運転時によるエン
ジン異常信号を無視し、上記エンジンが安定した定常運
転状態に達するまでは、上記異常信号によってエンジン
を停止させないようにするためのものである。
また、第2図々示t3は、上記時刻t2以後にエンジン
に異常状態が発生し、エンジン異常信号が端子Wに人力
された時刻を表わす。
しがしながら定常運転状態におきては第3図々示信号■
はHレベルとなり各部の信号は第3図における第3縦列
目に示される状態となっていて異常検出用トランジスタ
7は非導通である。
しかし第2図々示t3の時刻にエンジンに異常状態が発
生すると各部出力は第3図第1列目の状態となる。
即ち異常検出用トランジスタ6が導通してリレー7に電
流が流れ、リレー7の接点7−2が閉じ、端子Cがらエ
ンジン停止信号がエンジン停止操作装置8に出力されて
エンジンが停止せしめられる。
なおこの場合、リレー7の接点7−2と異常検出用トラ
ンジスタ6との間には抵抗9を介して自己保持回路が形
戒されているため、異常検出信号の消滅後もリレー7は
自己保持され、端子Cがらはエンジン停止信号が出力さ
れ続ける。
一方、エンジン停止信号が端子Cがら出力されると同時
に、第4図々示左端Cが蓄電池に接続されているので抵
抗10、コンデンサ11からなる停止時遅延回路が動作
を開始し、エンジンの完全停止時間を待ってNOR3の
人力がLレベルからHレベルに変化する。
なおMOS型IS素子の回路部Bの動作は第4図々示の
通りであるため、NOR3の出力信号■がHレベルから
Lレベルに、したがってNOR4の出力信号■がLレベ
ルからHレベルへと変化し、リセット・トランジスタ1
2を導通させて自己保持回路を解き、リレー7の動作を
解除する。
なお抵抗13, 14, 23, 24は動作特性にヒ
ステリス特性を持たせるためのものである。
以上説明した如く、第1図に図示される従来のエンジン
停止装置においては、エンジンの始動時及び停止時にお
ける過渡的な不安定運転状態に起因する不都合な現象を
防止し、エンジンの起動,停止が確実に行なえるように
されている。
しかしながら、上記第1図に図示される従来のエンジン
停止装置においては、始動時遅延回路を作動させる電源
として発電機の中性点電位あるいは出力巻線電位等を利
用できるように2つの入力端子NとKとをそなえること
、始動時遅延回路の計時動作に上記入力端子の電位を利
用しているために該電位の電圧変動による影響を受けて
始動時遅延回路の動作が不安定になること、同様に停止
時遅延回路入力としてはリレーの接点を介してエンジン
停止信号としてバツテリ電圧を導入しているため、バツ
テリ電圧の変動より停止時遅延回路によって決定される
遅延時間が不安定になること等の欠点を有する。
本考案は上記の欠点を解決することを目的としてなされ
たものであり、(i)発電機の出力電圧を確認するため
の端子を単一のものとすると共に、(ii)始動時遅延
回路の動作については発電機の出力電圧を確認してから
蓄電池を電源とした定電圧によって計時動作を行なわせ
るようにし、かつ(iii)停止時遅延回路の動作につ
いてはエンジン停止信号を確認してから蓄電池を電源と
した定電圧によって計時動作を行なわせるようにしたエ
ンジン停止装置を提供することを目的としている。
以下図面を参照しつつ実施例を説明する。
第5図は本考案になるエンジン停止装置の1実施例を示
す回路図であり、図中の符号1ないし9,11ないし1
4,N,B,St,W,C及びMOS型IC素子中のN
OR,,NOR2,NOR3,NOR4は夫々第1図に
対応している。
そして第5図に2点鎖線で示す始動時遅延回路15、停
止時遅延回路16の部分が第1図々示の従来装置と異な
るところであり、その他は第1図と全く同一である。
始動時遅延回路15内にある17.18はダイオード、
19は抵抗であって蓄電池端子Bに接続される。
停止時遅延回路16内にある20はダイオード、21は
抵抗であって蓄電池端子Bに接続される。
したがって今、エンジンを起動すると始動時においては
発電機の中性点電位が低いため端子Nからダイオード1
7を介してコンテ゛ンサ4および抵抗4′に流入する電
流はほとんど存在しないが、蓄電池端子Bから抵抗19
、ダイオード18を介して抵抗4′に電流が供給される
しかしてエンジンの回転数の増大にともない発電機出力
が増大して蓄電池Bの端子電圧を分圧した点aの電圧V
aを超えるようになるとダイオード18はカット・オフ
される。
この時を境にして蓄電池端子Bから抵抗4′に流れる電
流はなくなり、蓄電池の電圧によってコンデンサ22か
わ充電され始めることとなり正確な時間が確保される。
前記始動時遅延回路動作後の一連の動作は第1図々示回
路と全く同一である。
次に停止時遅延回路16の動作であるが、エンジン停止
信号発生前の定常運転状態では、蓄電池端子Bから抵抗
21,ダイオード20を介して蓄電池からの電流が流れ
てコンテ゛ンサ11を側路している。
しかし、リレー7の動作によりエンジン停止信号が発せ
られると、端子Cからの信号によってダイオード20を
カット・オフし、蓄電池端千B、抵抗21を介してコン
デンサ11に充電々流を流して正確な充電時定数を確保
する。
そしてコンデンサ11を含む停止時遅延回路16の動作
後の一連の動作は第1図々従来装置と全く同一である。
以上の説明では発電機の中性点2−Nの電位を端子Nに
導びいた場合についてであったが、発電機の出力電圧を
端子Nに導びいても動作に変わりはない。
即ち端子Nを単一の入力端子とすることができる。
以上説明した如く、本考案によれば、発電機出力電圧を
チェックするスイッチ回路手段(3,4.4’,17.
18)と、発電機出力の増大を確認してから蓄電池の電
圧によって充電する始動時遅延回路とをもうけると共に
、停止時遅延回路の動作をエンジン停止信号を確認して
から蓄電池の端子電圧によって改めて作動させる如き構
或としているため、入力端子Nを単一のものとすること
ができ、かつエンジンの回転数及び電圧変動等に影響さ
れることのない正確な時定数が設定でき、しかも安定動
作が達或できる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のエンジン停止装置の1実施例を示す回路
図、第2図はエンジン停止装置の動作を示すタイム・チ
ャート図、第3図はエンジン始動時の作動を説明するた
めの一部回路図及びIC素子の動作説明図、第4図はエ
ンジン停止時の作動を説明するための一部回路図及びI
C素断の動作説明図、第5図は本考案になるエンジン停
止装置の1実施例を示す。 図中、1はエンジン停止装置、5はMOS型IC素子、
6は異常検出用トランジスタ、7はリレー、8はエンジ
ン停止操作装置、12はリセット・トランジスタ、15
は始動時遅延回路、16は停止時遅延回路、Nは発電機
の中性点電位が入力される端子、Bは蓄電池に接続され
る端子、Stは手動停止接点に接続される端子、Wは異
常検出回路に接続される端子、Cはエンジン停止信号の
出力端子を夫々示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジンにより駆動される発電機と該発電機により充電
    される蓄電池とに接続され、エンジンの異常信号により
    エンジンを停止せしめるようにするエンジン停止装置に
    おいて、上記発電機の出力電圧の確立をチェックするス
    イッチ回路手段、該スイッチ回路手段によるチェック結
    果にもとづいて蓄電池のみを電源として起動し電圧確立
    を保証する始動時遅延回路,該始動時遅延回路からの出
    力とエンジンの異常を検出するエンジン異常検出回路の
    出力との夫々が入力端となって接続される第1の論理回
    路部,該論理回路部の出力によって導通する異常検出用
    トランジスタ,該異常検出用トランジスタにより制御さ
    れるエンジン停止手段,該エンジン停止手段に対して保
    持電流を供給する電流保持回路,上記エンジン停止手段
    の動作を確認して後に蓄電池を直接電源として起動する
    停止時遅延回路,該遅延回路出力が入力端となって接続
    される第2の論理回路部,該第2の論理回路部の出力に
    より異常検出用トランジスタの動作を解除するリセット
    ・トランジスタをそなえ、発電機の電圧確立前に生じる
    エンジンの不安定動作状態とエンジン停止時における不
    安定動作状態とをさけて正常なるエンジン停止を確保し
    たことを特徴とするエンジン停止装置。
JP9979679U 1979-07-19 1979-07-19 エンジン停止装置 Expired JPS597554Y2 (ja)

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JP9979679U JPS597554Y2 (ja) 1979-07-19 1979-07-19 エンジン停止装置

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JP9979679U JPS597554Y2 (ja) 1979-07-19 1979-07-19 エンジン停止装置

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Publication Number Publication Date
JPS5617331U JPS5617331U (ja) 1981-02-16
JPS597554Y2 true JPS597554Y2 (ja) 1984-03-08

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