JPH0642791Y2 - エアーポンプ内蔵型浄化槽 - Google Patents

エアーポンプ内蔵型浄化槽

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JPH0642791Y2
JPH0642791Y2 JP2321289U JP2321289U JPH0642791Y2 JP H0642791 Y2 JPH0642791 Y2 JP H0642791Y2 JP 2321289 U JP2321289 U JP 2321289U JP 2321289 U JP2321289 U JP 2321289U JP H0642791 Y2 JPH0642791 Y2 JP H0642791Y2
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JP
Japan
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pump
septic tank
air
air pump
storage case
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Expired - Lifetime
Application number
JP2321289U
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English (en)
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JPH02117098U (ja
Inventor
俊夫 丸山
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は浄化槽内に設けた散気管にエアーを供給するた
めのエアーポンプを浄化槽内に設置したエアーポンプ内
蔵型浄化槽に関するものである。
[従来の技術] 従来から浄化槽内に設けた散気管にエアーを供給するた
めのエアーポンプが浄化槽内に設置されたエアーポンプ
内蔵型浄化層が種々提供されている。このものは第7図
に示されるようなポンプ収納ケース3を浄化槽内に設置
してあり、このポンプ収納ケース3内にエアーポンプ2
が設置されたものであった。4はポンプ収納ケース3の
底部に設けられた通孔であり、ポンプ収納ケース3内に
設置されたエアーポンプ2への空気吸入口であると共に
ポンプ収納ケース内に溜まった雨水等を排水するための
排水口とを兼用している。
[考案が解決しようとする課題] しかし上述のような従来例にあっては、通孔4の孔径が
小さいと空気の吸入を十分に行うことができないと共に
雨水等の排水を確実に行うことができないことがあり、
このため、通孔4の孔径を大きくすると浄化槽内で発生
した虫が通孔4を介してポンプ収納ケース3内に侵入
し、エアーポンプ2に悪影響を与えることがあり、この
ため、通孔4を介して空気の吸入と雨水の排水を確実に
行うと共にポンプ収納ケース3内に虫が侵入するのを防
止するのは困難であった。
本考案は上記問題点を解決しようとするものであり、そ
の目的とするところは、ポンプ収納ケース内に設置され
たエアーポンプへの空気の吸入を確実に行うことができ
ると共に雨水の排水も確実に行うことができ、同時に虫
が侵入するのも防止することができるエアーポンプ内蔵
型浄化槽を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案におけるエアーポン
プ内蔵型浄化槽は、浄化槽1内にエアーポンプ2を設置
するためのポンプ収納ケース3が設置され、このポンプ
収納ケース3内にエアーポンプ2が設置されたエアーポ
ンプ内蔵型浄化槽において、ポンプ収納ケース3の底部
に開口4を設け、この開口4を閉塞するようにポンプ収
納ケース3の底部に通気性のある網目状体5を設置した
ものである。
また、ポンプ収納ケース3の底部に開口4を設け、この
開口4の周縁4a上に弾性を有する網目状体5を設置し、
網目状体5上にエアーポンプ設置用の設置板6を設置し
て開口4を閉塞するようにしてもよい。
[作用] ポンプ収納ケース3の底面の開口4に設けた通気性のあ
る網目状体5を介してポンプ収納ケース3内に空気を吸
入すると共にポンプ収納ケース3内の雨水等を浄化槽1
内に排水するものであり、さらに、網目状体5によって
開口4を介してポンプ収納ケース3内に虫が侵入するの
を防止する。
また、弾性を有する網目状体5を介して開口4を閉塞す
るように網目状体5上にエアーポンプ2が設置される設
置板6を設置したものにあっては、網目状体5にて空気
の吸入、雨水等の排水及び虫の侵入防止を確実に行うと
共に網目状体5の弾性によってエアーポンプ2の振動が
設置板6を介してポンプ収納ケース3に伝わるのを防止
する。
[実施例] 本考案の浄化槽は第1図に示されるように浄化槽1内に
設置された散気管7にエアーを送るためのエアーポンプ
2が浄化槽1内に設置されたエアーポンプ内蔵型の浄化
槽1であり、エアーポンプ2は浄化槽1のマンホール部
1aに着脱自在に設置されたポンプ収納ケース3内に設置
してある。このときポンプ収納ケース3は取外して浄化
槽1内部の点検等のメンテナンスを行うことができるよ
うに着脱自在にマンホール部1aに設置してある。このポ
ンプ収納ケース3は第2図に示されるように下ケース3a
と上ケース3bとにより構成してあり、下ケース3aの底部
にはポンプ収納ケース3の内外に連通する開口4を形成
してある。この開口4には開口4を閉塞するように通気
性のある網目状体5を設置してある。つまり、開口4を
覆うようにして開口4に網目状体5を設置してあり、網
目状体5の端部は固着具8によって開口4の周縁4aに取
着してある。この網目状体5は第3図に示されるように
弾性を有する連続発泡合成樹脂製であり、樹脂を高倍率
に発泡させて形成してある。このとき網目状体5の網目
としては虫が侵入できない程度の大きさとしてある。そ
してエアーポンプ2にて散気管7へ空気を送ることによ
って網目状体5を介して開口4よりポンプ収納ケース3
内に空気が吸入されるものであり、また、ポンプ収納ケ
ース3内に溜まった雨水等は網目状体5を介して開口4
より浄化槽1内に排水される。また、浄化槽1内で発生
した虫は網目状体5の網目によってポンプ収納ケース3
内に侵入することがないものであり、網目状体5を介し
て空気の吸入、雨水等の排水及び侵入を確実に防止する
ことができるようにしてある。
第4図は本考案の他の実施例を示すものであり、このも
のにあっては、開口4の周縁4a上に弾性を有する網目状
体5を設置してあり、網目状体5上にエアーポンプ2が
設置される設置板6を設けてある。このように構成して
あることによって、網目状体5を薄板状に形成したとし
ても、第5図に示されるように雨水等の排水部分及び空
気の吸入部分は図中矢印に示されるように開口の外周
(4方向)とすることができ、確実に雨水等の排水及び
空気の吸入を行うことができると共に虫の侵入を防止す
ることができるものであり、さらに、網目状体5上にエ
アーポンプ2が設置される設置板6を設置してあること
により、エアーポンプ2作動時の振動は網目状体5によ
って緩衝されることとなり、ポンプ収納ケース3にエア
ーポンプ2の振動が伝わるのを防止することができる。
上述した実施例にあっては、網目状体5は連続発泡合成
樹脂製である場合を示したが、通気性があり、且つ弾性
を有するものであれば他の材質の連続発泡体であっても
よく、また、不織布または綿等で形成されていてもよ
い。
[考案の効果] 本考案は叙述のようにポンプ収納ケースの底部に開口を
設け、この開口を閉塞するようにポンプ収納ケースの底
部に通気性のある網目状体を設置してあるので、網目状
体を介してポンプ収納ケース内に空気が吸入されるもの
であり、また、ポンプ収納ケース内に溜まった雨水等は
網目状体を介して開口より浄化槽内に排水され、また、
浄化槽内で発生した虫は網目状体の網目によってポンプ
収納ケース内に侵入することがないものであり、空気の
吸入、雨水等の排水及び虫の侵入防止を確実に行うこと
ができるものである。
また、請求項2記載のものにあっては、ポンプ収納ケー
スの底部に開口部を設け、この開口の周縁上に弾性を有
する網目状体を設置し、網目状体上にエアーポンプ設置
用の設置板を設置してあるので、空気の吸入、雨水の排
水及び虫の侵入を防止することができ、さらに、網目状
体上にエアーポンプが設置される設置板を設置してある
ことにより、エアーポンプ作動時の振動は網目状体によ
って緩衝されることとなり、ポンプ収納ケースにエアー
ポンプの振動が伝わるのを防止することができ、騒音が
発生するのを防止することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例のエアーポンプ内蔵型浄化槽
の側断面図、第2図は同上の要部の部分拡大断面図、第
3図は網目状体の部分拡大図、第4図は他の実施例を示
す部分拡大断面図、第5図は同上の雨水等の排水部分及
び空気の吸入部分を示す平面図、第6図は同上の側断面
図、第7図は従来例の部分拡大断面図であって、1は浄
化槽、2はエアーポンプ、3はポンプ収納ケース、4は
開口、4aは開口の周縁、5は網目状体、6は設置板であ
る。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】浄化槽内にエアーポンプを設置するための
    ポンプ収納ケースが設置され、このポンプ収納ケース内
    にエアーポンプが設置されたエアーポンプ内蔵型浄化槽
    において、ポンプ収納ケースの底部に開口を設け、この
    開口を閉塞するようにポンプ収納ケースの底部に通気性
    のある網目状体を設置して成るエアーポンプ内蔵型浄化
    槽。
  2. 【請求項2】浄化槽内にエアーポンプを設置するための
    ポンプ収納ケースが設置され、このポンプ収納ケース内
    にエアーポンプが設置されたエアーポンプ内蔵型浄化槽
    において、ポンプ収納ケースの底部に開口を設け、この
    開口の周縁上に弾性を有する網目状体を設置し、網目状
    体上にエアーポンプ設置用の設置板を設置して開口を閉
    塞して成るエアーポンプ内蔵型浄化槽。
JP2321289U 1989-03-01 1989-03-01 エアーポンプ内蔵型浄化槽 Expired - Lifetime JPH0642791Y2 (ja)

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JPH02117098U JPH02117098U (ja) 1990-09-19
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