JPH0642611B2 - 自立型一次放射器の構造 - Google Patents

自立型一次放射器の構造

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JPH0642611B2
JPH0642611B2 JP63035339A JP3533988A JPH0642611B2 JP H0642611 B2 JPH0642611 B2 JP H0642611B2 JP 63035339 A JP63035339 A JP 63035339A JP 3533988 A JP3533988 A JP 3533988A JP H0642611 B2 JPH0642611 B2 JP H0642611B2
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JP
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dielectric
primary radiator
circular waveguide
reflecting mirror
radiation
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JP63035339A
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JPH01212103A (ja
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生郎 臼井
雅彦 岩月
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National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
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Agency of Industrial Science and Technology
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は一次放射器の構造に係り、放射部と副反射鏡部
とを誘電体介し、強固に固定する一次放射器の構造に関
する。
〔従来の技術〕
従来の一次放射器は、例えば特公昭58−21847号公報の
一次放射器の構成例に示されている。当該公報の一次放
射器は概略図であり、それぞれの部品の取付固定方法は
不明であるが、5の円偏波放射部の8の円形導波管部へ
の固定方法は、両者の間に絶縁カバーを被せる方式支柱
方式等が一般的と想定される。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術による固定方法は、カバー方式,支柱方式
等が採用されているが、カバー方式においては、電波の
放射通路にカバーが介在するため電波の放射に損失を与
えること、また、支柱方式においては、アンテナの開口
径が小さい時には、支柱の位置する方向の電波の放射に
影響を与える欠点があった。
本発明の課題は、電気特性を劣化させることなく、強固
な構造の一次放射器を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題は、副反射鏡を含む自立型一次放射器と主反射
鏡より構成される開口面アンテナ装置の中で、自立型一
次放射器が円形導波管放射部と放射副反射鏡部との間を
誘電体で支持された自立型一次放射器において、円形導
波管放射部と誘電体とを結合するための締結嵌合機構を
前記円形導波管放射部の先端内側とその先端内側に対応
する前記誘電体とに前記誘電体の中心軸に対して回転対
称になるよう設け、さらに放射副反射鏡部を誘電体に固
定するための締結機構を前記放射副反射鏡部と前記誘電
体の前記円形導波管放射部と結合しない一端に設けるこ
とにより達成できる。
〔作用〕
円形導波管放射部内に装荷した誘電体と円形導波管の相
互に締結嵌合機構を設け、両者を締結嵌合し、この誘電
体と放射副反射鏡部に締結機構を設け、最終的に円形導
波管放射部と放射副反射鏡部を強固に結合固定する。
〔実施例〕
第2図は従来からよく使用されている一次放射器であ
る。第2図には本発明の一実施例の断面図を示す。第1
図,第2図において、1円形導波管放射部、2は放射副
反射鏡部、3は整合体、4はカバーを示す。
第2図において、2の放射副反射鏡部は、4の非金属性
のカバーによって、1の円形導波管放射部に嵌合締結固
定されている。
第1図には、本発明による実施例を示すが、7の誘電体
は、1の円形導波管放射部であるパイプ状の筒の中に挿
入嵌合固定されている。誘電体が熱により膨張すると一
次放射器のインピーダンスが変化するため良好な電波特
性が得られない。そのため誘電体は円形導波管放射部に
固定する必要が生ずる。固定する位置は誘電体の熱膨張
による電波特性が第一図に示す厚さtに大きく依存する
ため、放射副反射鏡部から厚さtの位置が良い。また7
の誘電体の固定は、1の円形導波管放射部から金属性の
ネジあるいはピンなどで7の誘電体に固定することは電
波特性上好しくなく、7の誘電体の中心軸に対して回転
対称とすれば、電波特性を損うことなく固定することが
可能である。
本実施例では、1の円形導波管放射部の先端内側と7の
誘電体との該当部分に5の締結機構を設け固定する。具
体例としては、1の円形導波管放射部と7の誘電体のそ
れぞれに円周状の溝を設け嵌合締結する。このように嵌
合締結機構により誘電体と円形導波管放射部とを固定す
れば、熱によって誘電体が膨張しても厚さtはあまり変
化せず一次放射器の持つインピーダンスの整合状態を良
好に保つことができる。さらに2の放射副反射鏡の固定
は、6の締結機構を7の誘電体の先端部と2の放射副反
射鏡部に設け両者を固定する。即ち7の誘電体にタッピ
ングを設け、誘電体ネジにより2の放射副反射鏡に締結
固定する構造を採用する。
この実施例のように電波特性を満足させる一次放射器の
基本構造に締結用の構造を追加することによって、2の
放射副反射鏡と1の円形導波管放射部を堅牢かつ確実に
締結固定する一次放射器が実現される。
この実施例では、1の円形放射部と7の誘電体との固定
を締結嵌合機構として、円周状の溝を設けたが、この代
りに1の円形導波管放射部の内側に、中心軸に対してリ
ッジ装荷円形導波管状に変更して、このリッジ部を固定
締結機構として同様に構成できることは勿論である。
又、必要に応じ4のカバー方式を併用すれば、より構造
的に堅固な一次放射器が実現できることは勿論である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本考案は開口面アンテナの一次放
射器として、一次放射器を構成する円形導波管放射部、
円形導波管内に挿入する誘電体、放射副反射鏡部部品の
それぞれに締結嵌合機構を追加することによって、電気
特性を同等以上に確保したまま、強固な構造の一次放射
器が実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による固定機構を備えた一次放射器の断
面構造図、第2図は従来方式による放射副反射鏡部の取
付機構を備えた一次放射器である。 1…円形導波管放射部 2…放射副反射鏡部 3…整合体 4…カバー 5…締結嵌合機構 6…締結機構 7…誘電体。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】副反射鏡を含む自立型一次放射器と主反射
    鏡より構成される開口面アンテナ装置の中で、自立型一
    次放射器が円形導波管放射部(1)と放射副反射鏡部
    (2)との間を誘電体(7)で支持された自立型一次放
    射器において、 円形導波管放射部(1)と誘電体(7)とを結合するた
    めの締結嵌合機構(5)を前記円形導波管放射部(1)
    の先端内側とその先端内側に対応する前記誘電体(7)
    とに前記誘電体(7)の中心軸に対して回転対称になる
    よう設け、さらに放射副反射鏡部(2)を誘電体(7)
    に固定するための締結機構(6)を前記放射副反射鏡部
    (2)と前記誘電体(7)の前記円形導波管放射部
    (1)と結合しない一端に設けたことを特徴とする自立
    型一次放射器の構造。
JP63035339A 1988-02-19 1988-02-19 自立型一次放射器の構造 Expired - Lifetime JPH0642611B2 (ja)

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JPH01212103A JPH01212103A (ja) 1989-08-25
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2006064536A1 (ja) * 2004-12-13 2006-06-22 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha アンテナ装置

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JPS5934163Y2 (ja) * 1976-10-12 1984-09-21 八木アンテナ株式会社 パラボラアンテナ用一次放射器
JPS602646Y2 (ja) * 1977-09-24 1985-01-25 日本電信電話株式会社 複反射鏡アンテナ

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