JP2883820B2 - マイクロ波受信装置 - Google Patents

マイクロ波受信装置

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JP2883820B2
JP2883820B2 JP22444794A JP22444794A JP2883820B2 JP 2883820 B2 JP2883820 B2 JP 2883820B2 JP 22444794 A JP22444794 A JP 22444794A JP 22444794 A JP22444794 A JP 22444794A JP 2883820 B2 JP2883820 B2 JP 2883820B2
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JP
Japan
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ring
lead wire
polarization
circular waveguide
primary radiator
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JP22444794A
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JPH0888501A (ja
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修二 萩原
成和 阿彦
博晶 今泉
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Yagi Antenna Co Ltd
Original Assignee
Yagi Antenna Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一次放射器におけるマ
イクロ波受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、パラボラアンテナ等に用いられ
る従来の一次放射器1の構成を示す断面図である。一般
にマイクロ波を受信する一次放射器1は、偏波方向の異
なる2種類の直線偏波を受信可能にする偏波切換器2を
円形導波管1a部分に備えている。偏波切換器2は、コ
イルボビン3にコイルを巻装したもので、その中心部に
フェライト4を挿入している。そして、偏波切換器2の
電源供給用のリード線5を一次放射器1の外周に設けた
透孔6より外部に導出している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のように偏波
切換器2の電源供給用のリード線5を一次放射器1の外
周に設けた透孔6より外部に導出するようにした場合、
リード線5の取り出しが困難であると共に、リード線5
が外部から見えるので外観上からも好ましくない。ま
た、一次放射器1に設けたリード線取り出し用の透孔6
に対して気密処理を施さなければならないという問題が
ある。
【0004】本発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、偏波切換器のリード線の取り出しが容易であると共
に外観上も好ましく、かつ、容易に気密性を確保し得る
マイクロ波受信装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るマイクロ波
受信装置は、円形導波管を備えたマイクロ波受信用の一
次放射器と、上記円形導波管内に設けられる偏波切換器
と、上記円形導波管内に上記偏波切換器に結合して設け
られる円形導波管から方形導波管への変換を行なうリン
グと、このリングの外周に軸方向に沿って設けられた溝
と、上記偏波切換器のリード線を上記リングに設けられ
た溝を介して外部に導出する手段とを具備したことを特
徴とする。
【0006】
【作用】一次放射器の開口端に入射した電波は、円形導
波管、偏波切換器、リングを介して外部に出力される。
また、偏波切換器に対しては、外部よりリード線を介し
て偏波切り換え用の電力が供給される。上記リード線
は、偏波切換器からリングの外側に設けられた溝を通っ
て外部に導出されているので、円形導波管の内部を通る
電波に影響を与えることはない。また、リード線は、外
部から見えないので、外観上からも好ましい。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を説
明する。図1において、1はマイクロ波を受信する一次
放射器で、円形導波管1aの一端に漏斗状開口部1bを
設けて電波の受信を容易にしている。そして、円形導波
管1a内に偏波方向の異なる2種類の直線偏波を受信可
能にする偏波切換器2を設けている。この偏波切換器2
は、コイルボビン3にコイルを巻装したもので、その中
心部にフェライト4を挿入している。上記偏波切換器2
は、リード線5を介して電源を供給することにより、偏
波の切り換えを行なうようになっている。そして、上記
円形導波管1aは、偏波切換器2に近接する端部内側を
大径に形成し、この大径部にリング11を装着して偏波
切換器2に結合している。この場合、図2に示すように
偏波切換器2のコイルボビン3に設けた位置決め用切り
欠き3aに対し、リング11に設けたリング位置決め用
突起12を結合させて両者の位置決めを行ない、例えば
カシメ等により一体化している。上記図2は、偏波切換
器2とリング11との結合部分を示したものである。
【0008】上記リング11は、円形導波管から方形導
波管への変換器であり、図3及び図4(a)、(b)に
示すように内部断面形状が円形から方形へと段階的に変
化している。上記図3は偏波切換器2とリング11との
結合状態を示す図、図4(a)は図3におけるリング1
1のみのA−A線矢視図、同図(b)は図3のB−B線
矢視断面図である。上記リング11は、円形導波管1a
に対する位置決め用突起13を有すると共に、外周面の
軸方向(長手方向)にリード線5を通すための溝14を
設けている。即ち、偏波切換器2のリード線5は、リン
グ11の外側に設けた溝14を介して一次放射器1の外
部に導出するようにしている。
【0009】そして、上記一次放射器1の円形導波管1
aには、図5に示すようにリング11の装着側端部にO
リング15を介してコンバータ16を装着する。このよ
うにOリング15を設けることにより、円形導波管1a
とコンバータ16との間の気密性を保持する。上記コン
バータ16は、方形導波管17、RF回路用基板18、
IF回路用基板19等を備えており、リング11に対し
て方形導波管17を結合すると共に、リード線5をIF
回路用基板19に接続している。この場合、リード線5
は、コンバータ16に設けた透孔21を介してコンバー
タ16内に挿入し、IF回路用基板19に接続してい
る。また、上記方形導波管17は、プルーブ22を介し
てRF回路用基板18に結合している。また、上記RF
回路用基板18とIF回路用基板19との間は、リード
線23により接続している。
【0010】上記の構成において、図5に示すように一
次放射器1の開口端に入射した電波Eは、円形導波管1
a、偏波切換器2、リング11を通ってコンバータ16
の方形導波管17に入り、プルーブ22よりRF回路用
基板18へ送られる。また、偏波切換器2に対しては、
IF回路用基板19からリード線5を介して偏波切り換
え用の電力が供給される。この場合、リード線5は、偏
波切換器2からリング11の外側に設けられた溝14を
通って外部に導出されているので、円形導波管1aの内
部を通る電波に影響を与えることはない。また、リード
線5は、一次放射器1の外側には導出されないので、美
観を損ねることはない。
【0011】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、偏
波切換器に結合するリングの外側に溝を設け、この溝よ
り偏波切換器のリード線を外部に導出するようにしたの
で、リード線の取り出しが容易であると共に美観を損ね
ることもなく、かつ、容易に気密性を確保することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る一次放射器の構成を示
す断面図。
【図2】同実施例における偏波切換器とリングとの結合
部分を示す図。
【図3】同実施例における偏波切換器とリングとの結合
状態を示す断面図。
【図4】(a)は図3におけるリングのみのA−A線矢
視図、(b)は図3のA−A線矢視断面図。
【図5】一次放射器にコンバータを結合した状態を示す
断面図。
【図6】従来の一次放射器の構成を示す断面図。
【符号の説明】
1 一次放射器 2 偏波切換器 3 コイルボビン 4 フェライト 5 リード線 11 リング 12,13 リング位置決め用突起 14 溝 15 Oリング 16 コンバータ 17 方形導波管 18 RF回路用基板 19 IF回路用基板 21 透孔 22 プルーブ 23 リード線
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−22029(JP,A) 特開 平4−302544(JP,A) 特開 平4−276902(JP,A) 実開 昭63−156101(JP,U) 実開 昭49−33737(JP,U) 実開 平4−131001(JP,U) 実開 平5−53302(JP,U) 実開 平3−14801(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01P 1/175 H01P 1/10 H01P 5/02 H01P 1/11

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円形導波管を備えたマイクロ波受信用の
    一次放射器と、上記円形導波管内に設けられる偏波切換
    器と、上記円形導波管内に上記偏波切換器に結合して設
    けられる円形導波管から方形導波管への変換を行なうリ
    ングと、このリングの外周に軸方向に沿って設けられた
    溝と、上記偏波切換器のリード線を上記リングに設けら
    れた溝を介して外部に導出する手段とを具備したことを
    特徴とするマイクロ波受信装置。
JP22444794A 1994-09-20 1994-09-20 マイクロ波受信装置 Expired - Lifetime JP2883820B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP22444794A JP2883820B2 (ja) 1994-09-20 1994-09-20 マイクロ波受信装置

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JP22444794A JP2883820B2 (ja) 1994-09-20 1994-09-20 マイクロ波受信装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0888501A JPH0888501A (ja) 1996-04-02
JP2883820B2 true JP2883820B2 (ja) 1999-04-19

Family

ID=16813922

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