JPH01273405A - 平面アンテナトｂｓコンバータの接続装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、衛星放送受信用屋外装置の平面アンテナにお
いて、放送衛星から電磁波を変換した電気信号を衛星放
送受信用（ＢＳ）コンバータに伝達するための接続装置
に関するものである。

（従来の技術） 従来の平面アンテナ受信装置（屋外装＠）は、例えば第
３図に示すような構成になっていた。すなわち、放送衛
星からの電磁波は平面アンテナ１の受信面１０に゛達し
、この平面アンテナの内部基板上（図示せず）に構成さ
れている分波回路と整合回路により電気信号に変換され
、接続装置２を経てＢＳコンバータ３に達する。

この電気信号は、マイクロ波集積回路基板（以下、ＭＩ
Ｃ基板という）に形成した低雑音高周波増幅回路３０に
より増幅され１局部発振回路３１の局部発振出力を混合
回路３２によりヘテロダイン検波して１次中間周波（Ｉ
　Ｆ）信号を得て、中間周波増幅回路３３により増幅し
、ＢＳコンバータの１次出力信号として図示しない衛星
放送受信装置のＢＳチューナ４（屋内装置）へ伝送され
る。なお、３４は前記各回路を動作させるための電源回
路である。

第４図は、第３ｒＪｉ４で説明した平面アンテナ１とＢ
Ｓコンバータ３との接続装置２による接続状態を示す側
面図である。平面アンテナ１の受信面１０は図示せざる
衛星の方向に向けられ、衛星からの電磁波（矢印）を受
信する。

ＢＳコンバータ３にはセミリジットケーブル２０を有し
、その中心導体（図示せず）はＭＭＣ基板に形成された
ｉ雑音高周波増幅回路３０の入カバターンに接続される
。また、セミリジットケーブル２０の外部導体は、取付
金具２１でＢＳコンバータ３の外装３５と接続される。

上記ＢＳコンバータ３に取付けられたセミリジットケー
ブル２０の他端にはＳＭＡコネクタ（雄）２２が取付け
られており、平面アンテナ１の裏面１１に取付けられた
ＳＭＡコネクタ（雌）２３とネジ締めにより接続される
。

以」−のように、平面アンテナ１とＢＳコンバータ３と
は接続装置２で接続され、平面アンテナ１で受信された
衛星からの電磁波は、ＳＭＡコネクタ２３．２２．セミ
リジットケーブル２０を経てＢＳコンバータ３のＭＩＣ
ｊＡ板の入カバターンに導かれる。

（発明が解決しようとする課題） 上述した平面アンテナ受信装置において、接続装置２に
使用されるセミリジットケーブル２０およびＳＭＡコネ
クタ２２．２３が非常に高価であるため、平面アンテナ
１およびＢＳコンバータ３の材料費が極めて高価となる
欠点があった。

また、セミリジットケーブル２０の端部のＳＭＡコネク
タ２２の防水は、接着剤等の手段により保たれているた
め、経時変化に伴い信頼性に欠ける。

本発明は、上述したような欠点を解消し、安価で耐水性
に優れ、しかも低損失、取付が簡単な平面アンテナとＢ
Ｓコンバータとの接続装置を得ることを目的とするもの
である。

（課題を解決するための手段） 本発明は上記目的を達成するため、平面アンテナの受信
面裏面側に配設された同軸出力部の同軸線路を挿込む孔
と、前記裏面側と同軸出力部との間に防水部材を嵌込む
溝と、ＢＳコンバータの入力部と接続される導波管とで
形成された接続装置であって、前記同軸線路の中心導体
部を前記導波管の中心軸位置まで突出させて同軸導波管
変換器が形成され、前記導波管の開口部にＢＳコンバー
タの入力部の導波管が接続されるよう構成されたことを
特徴とするものである。

（作　用） 本発明は上記した構成により、平面アンテナとＢＳコン
バータとの接続装置が同軸導波管変換器を形成する。そ
して、この接続装置は一般の鋳造法、ダイカスト鋳造法
、樹脂成形法にメツキを施す方法等を用いて簡単に製作
できる。特に上記ダイカスト鋳造法を用いれば量産が可
能であり、部品コストを非常に安価とすることができる
。

また、平面アンテナとの接合部において、防水のための
ゴムパツキンを嵌込む溝を容易に鋳造過程で形成できる
長所を有する。

（実施例） 第１図は本発明の一実施例の断面図を、第２図はその組
立斜視図を示す。

この両図に示すように、平面アンテナ１の衛星からの電
磁波を受信する受信面１０の裏面１１と、ＢＳコンバー
タ３の入力部である導波管２９との間を本発明に係る接
続装置２で接続する。

この接続装置２は、同軸出力部５の円筒５２を挿込む同
形状の孔２４と、防止用のゴムパツキン６を嵌込む円形
状の溝２５と、前記同軸出力部の中心導体５０の突出端
の位置を中心軸とする導波管２６とで形成される。また
、平面アンテナ１とＢＳコンバータ３との夫々の取付用
ネジ７．８を螺入するネジ孔２７．２８を有するフラン
ジを形成し、これらは前記ダイカスト鋳造法により一度
に製造される。

上記同軸出力部５は、中心導体５０と、低透電率の樹脂
５１と、金属体の円筒５２とから形成される。

中心導体の突出端は、既述の通り導波管７の中心軸（１
点鎖Ｉり位置まで同軸出力部５に比べ所定の長さＬだけ
長く設定されている。この同軸出力部の基部は、ネジ９
で平面アンテナ１の裏面１１に取付けられている。

このように、同軸出力部の中心導体５０は長さしだけ導
波管２６内に突出するため、同軸導波管変換器が形成さ
れる。これに入力部が導波管２９を有するＢＳコンバー
タ２をネジ８で取付ける（ゴムパツキン６を介在させる
）、シたがって、平面アンテナ１の同軸出力部５とＢＳ
コンバータ３の導波管２９の入力部とは、同軸導波管変
換器により接続される。

（発明の効果） 以上説明したように、本発明によれば、平面アンテナと
ＢＳコンバータとの接続装置を鋳造法により簡単に製造
できるので、低コストである。したがって、受信装置全
体の材料費を低減できるという効果を持つものである。

また、平面アンテナやＢＳコンバータとは接続装置がパ
ツキンによる防水構造を実現できるので、従来の接着剤
方式に比べ信頼性が高い、また１組立工程において、接
着剤を塗布、乾燥させ接着固定する時間を必要とせず、
単にネジ止めをすればよいので、組立が容易になるとい
う効果を持つものである。

さらに、最近、非常に小型化されたパラボラアンテナ用
のコンバータをそのまま平面アンテナに接続できるため
に、商品展開が容易になるという効果を持つものである
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の断面図、第２図は第１図の
組立斜視図、第３図は従来の平面アンテナ受信装置の構
成を示すブロック図、第４図は平面アンテナとＢＳコン
バータとの接続状態を示す側面図である。 １・・・平面アンテナ、　１０・・・受信面、１１・・
・裏面、　２・・・接続装置、　２４・・・孔、　２５
・・・溝、　２６．２９・・・導波管、　２７．２８・
・・ネジ孔ミ３、・・・ＢＳコンバータ、　５・・・同
軸出力部、５０・・・中心導体、　５１・・・樹脂、　
５２・・・円筒。 ６・・・ゴムパツキン、　７，８．９・・・ネジ。 特許出願人　松下電器産業株式会社 第１図 １０づシフ４６面 第Ｚ図 第４図 １−！−面ア）テナ ど

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 平面アンテナの受信面裏面側に配設された同軸出力部の
   同軸線路を挿込む孔と、前記裏面側と同軸出力部との間
   に防水部材を嵌込む溝と、ＢＳコンバータの入力部と接
   続される導波管とで形成された接続装置であって、前記
   同軸線路の中心導体部を前記導波管の中心軸位置まで突
   出させて同軸導波管変換器が形成され、前記導波管の開
   口部にＢＳコンバータの入力部の導波管が接続されるよ
   うに構成されたことを特徴とする平面アンテナとＢＳコ
   ンバータの接続装置。