JPH0642555B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH0642555B2
JPH0642555B2 JP1157162A JP15716289A JPH0642555B2 JP H0642555 B2 JPH0642555 B2 JP H0642555B2 JP 1157162 A JP1157162 A JP 1157162A JP 15716289 A JP15716289 A JP 15716289A JP H0642555 B2 JPH0642555 B2 JP H0642555B2
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    • H01L29/66Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/86Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor controllable only by variation of the electric current supplied, or only the electric potential applied, to one or more of the electrodes carrying the current to be rectified, amplified, oscillated or switched
    • H01L29/861Diodes
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、特に高不純物濃度のP型拡散層と、高不純
物濃度のN型拡散層との接合部を持つ半導体装置に関す
る。
(従来の技術) 従来、例えばDRAMにおける基準電位発生回路には、
第5図に示すようなダイオードが用いられている。
次に、このダイオードの構造について説明する。
まず、N型のシリコン基板1内には、P型の不純物であ
るボロンを含むP型拡散層2が形成されている。このP
型拡散層2の半導体主面からの深さは、例えば0.3μ
m程度に設定され、また、その不純物濃度は1019cm-3
以上に設定されている。さらに、このP型拡散層2内に
は、N型不純物であるヒ素を含むN型拡散層3が形成さ
れている。このN型拡散層3の半導体主面からの深さ
は、例えば0.2μm程度に設定され、また、その不純
物濃度は1019cm-3以上に設定されている(上記P型拡
散層2より高めの濃度となる)。上記シリコン基板1上
には、絶縁膜4が形成されている。この絶縁膜4の半導
体主面からの高さは、例えば1〜2μm程度に設定され
ている。この絶縁膜4内には、上記N型拡散層3に対し
て、第1のコンタクト孔5が開孔されており、さらに上
記P型拡散層2に対しても、同様な第2のコンタクト孔
6が開孔されている。これら第1、第2のコンタクト孔
5、および6内には、P型拡散層2、およびN型拡散層
3にそれぞれ接するように、例えばアルミニウムからな
る配線7が形成されている。
このような構造のダイオードは、P型拡散層2、および
N型拡散層3に接する配線7に順方向電流となるような
電流が流れた時に、P型シリコンと、N型シリコンとの
間で電位を発生する。この発生した電位は、P型シリコ
ン、およびN型シリコン、すなわち、P型拡散層2、お
よびN型拡散層3の不純物濃度に依存し、温度依存性は
小さい。このような点から、第5図に示すダイオード
は、例えばDRAMの基準電位発生回路に用いられてい
る。
ところで、現在、DRAMを初めとして、各種半導体装
置の高集積化が進んでいる。この半導体装置の高集積
化、すなわち素子の微細化が進むと、半導体主面から、
より浅く、かつ高不純物濃度の拡散層が要求されてく
る。つまり、半導体装置内部には、主面から浅く、高不
純物濃度のPN接合部が形成されるようになる。上記説
明したダイオードもこの傾向にもれず、主面からの深さ
がP型拡散層2の場合には約0.3μm、N型拡散層3
の場合には約0.2μmとなっており、かつ不純物濃度
は、共に1019cm-3以上となっている。また、このよう
なP型拡散層内2内に、N型拡散層3が形成される場合
では、一段と深さの浅いPN接合部が形成されるように
なる。このように、PN接合部が浅くなってくると、配
線7を構成する配線材料、例えばアルミニウムによるシ
リコンの食われ、いわゆるアルミニウムスパイクの問題
がクローズアップされてくる。このアルミニウムスパイ
クとは、アルミニウムと、シリコンとが反応しあり、ア
ルミニウムが拡散層を突き抜け、基板に達してしまう現
象である。例えば第5図に示すダイオードでアルミニウ
ムスパイクが発生すると、配線7を構成するアルミニウ
ムが、N型拡散層2を突き抜け、P型拡散層3に達して
導通不良を起こす。この問題を回避するには、N型拡散
層2を、半導体主面から深くなるように形成しなければ
ならない。これでは高集積化、すなわち素子の微細化の
妨げとなる。
また、例えば上記ダイオードのような素子構造、つまり
P型拡散層内にN型拡散層を持つようなPN接合の構造
を形成する際には、現在、P型不純物であるボロンと、
N型不純物であるヒ素との拡散長の違いを利用してい
る。例えば両者をそれぞれイオン注入した後、同時に熱
拡散させることにより、ダイオードとなるべきPN接合
を形成している。ボロンの拡散係数と、ヒ素の拡散係数
とでは、総じてボロンの方が高い。このため、熱拡散工
程の温度や時間等は、N型拡散層2の設計寸法に合わせ
て設定されるようになる。このことからも、P型拡散層
2を半導体主面から浅い位置に形成する。並びに高不純
物濃度にするには難点があり、やはり高集積化、すなわ
ち素子の微細化の妨げとなっている。
(発明が解決しようとする課題) この発明は上記のような点に鑑みて為されたもので、素
子の微細化に対応可能な、高不純物濃度のP型拡散層
と、高不純物濃度のN型拡散層とのPN接合部を持つ半
導体装置を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明に係る半導体装置は、主面を有する第1導電型
の半導体基体と、主面より基体中に形成された第2導電
型の第1の拡散層と、基体の主面上に形成された絶縁膜
と、絶縁膜に形成され、底に前記第1の拡散層が露呈す
る開孔部と、この開孔部内に形成された主面に接する半
導体層と、この半導体層中に形成された、第1導電型の
第2の拡散層とを具備する。そして、主面より上部に位
置する半導体層中に、第1の拡散層と第2の拡散層との
PN接合部を設けたことを特徴としている。
(作用) 上記構成の半導体装置にあっては、半導体基体の主面よ
り上部に位置する半導体層中に、第1の拡散層と第2の
拡散層とのPN接合部を設けることによって、第2の拡
散層が基体の主面より上部に位置する半導体層中に形成
され、基体中には第1の拡散層が単独で形成され、PN
接合部が、基体中では無く、上記半導体層中に設けられ
るようになる。このため、基体中に形成される第1の拡
散層の深さ方向の寸法を縮小できる。
さらに、PN接合部が主面より上部に位置する半導体層
中に設けられるため、たとえ第1の拡散層の深さ方向の
寸法が縮小されても、第2の拡散層の厚みを厚くでき
る。このため、上記開孔部上で、金属配線層を第2の拡
散層に接続したとしても、金属と半導体とが互いに反応
することで発生する導通不良、即ちアロイスパイクによ
る導通不良も発生し難くなる。
(実施例) 以下、図面を参照してこの発明の実施例について説明す
る。
第1図は、この発明の第1の実施例に係わる半導体装置
の断面図である。
第1図に示すように、例えばN型のシリコン基板1内に
は、P型不純物である、例えばボロンを含むP型拡散層
2が形成されている。このP型拡散層2の半導体主面か
らの深さは、例えば0.3μm程度に設定され、また、
その不純物濃度は1019cm-3以上に設定されている。上
記シリコン基板1上には、絶縁膜4が形成されている。
この絶縁膜4の半導体主面からの高さは、例えば1〜2
μm程度に設定されている。この絶縁膜4には、上記P
型拡散層2に対して、第1、第2のコンタクト孔5、お
よび6が開孔されている。これらのコンタクト孔うち、
第1のコンタクト孔5内には、P型拡散層2に接するよ
うにしてN型不純物である、例えばヒ素を含むN型ポリ
シリコン層8が形成されている。このN型ポリシリコン
層8内には、これの形成工程中に上記P型拡散層2から
拡散してきたボロンによってPN接合部9が形成されて
いる。一方、第2のコンタクト孔6内には、P型拡散層
2に接するように、例えばアルミニウムからなる配線1
0が形成されている。
このような構造のダイオードによれば、基板1内に形成
されたP型拡散層2と、N型ポリシリコン層8とのPN
接合部9は、基板1上に形成されたポリシリコン層内に
形成されるようになっている。一方、上記P型拡散層2
は、基板1内に単独で形成されている。したがって、P
型拡散層2の深さ方向の寸法は、従来のように、N型拡
散層の寸法に依存することなく形成できるようになる。
上記実施例中のP型拡散層2の深さ方向の寸法は、従来
と同様、約0.3μmに設定されているが、これ以下の
寸法に設定することも勿論可能である。
また、N型ポリシリコン層8は、基板1上に開孔されて
いる、例えばコンタクト孔5内と、さらにこれの上部と
に及んで形成されている。したがって、N型ポリシリコ
ン層8は、充分に厚い膜厚を持つことができ、このN型
ポリシリコン層8の上部に、例えばアルミニウムからな
る配線を形成したとしても、アルミニウムスパイクの恐
れは低減される。
次に、この発明の第2の実施例に係わる半導体装置を、
製造方法とともに第2図(a)ないし第2図(e)の断
面図を参照して説明する。
まず、第2図(a)に示すように、例えばN型シリコン
基板1内に、例えばホトレジストを用いた写真蝕刻法に
より、P型不純物である、例えばボロンを選択的にイオ
ン注入し、拡散させることによってP型拡散層2を、例
えば半導体主面からの深さが約0.3μmとなるように
形成する。次に、例えばCVD法により、CVD酸化膜
や、BPSG膜等からなる絶縁膜4を、例えば厚さ1〜
2μmとなるように形成する。次に、この絶縁膜4に対
して、例えばホトレジストを用いた写真蝕刻法、および
RIE法を用いて、上記P型拡散層2に通じるコンタク
ト孔5を開孔する。
次に、第2図(b)に示すように、全面に、例えばCV
D法により、ポリシリコン層11を堆積する。このと
き、ポリシリコン層11の厚さは、コンタクト孔5内部
を全て埋め込むために、コンタクト孔5の半径よりも厚
く堆積する必要がある。
次に、第2図(c)に示すように、例えばRIE法によ
り、上記ポリシリコン層11を全面的にエッチバックし
て、ポリシリコン層11を、上記コンタクト孔5内部に
埋め込むようにする。このエッチバックは、例えば上記
絶縁膜4の表面が露出するまで行なう。次に、上記コン
タクト孔5内に埋め込まれたポリシリコン層11に対し
て、例えばホトレジストを用いた写真蝕刻法により、選
択的にN型不純物である、例えばヒ素を加速電圧60Ke
V、ドーズ量1×1016cm-2の条件にてイオン注入す
る。そして、所定の熱処理を実施して、このポリシリコ
ン層11をN型化する。このとき、上記イオン注入され
たヒ素は、ポリシリコン層11中を深さ方向に拡散す
る。これと同時に、上記P型拡散層2に含まれている拡
散係数の高いP型不純物であるボロンもこのポリシリコ
ン層11中を深さ方向に拡散する。そして、ポリシリコ
ン層11中にPN接合部9が形成される。
次に、第2図(d)に示すように、上記エッチバック工
程にて露出した絶縁膜4に対して、例えばホトレジスト
を用いた写真蝕刻法、およびRIE法を用いて、上記P
型拡散層2に通じるコンタクト孔6を開孔する。
次に、第2図(e)に示すように、全面に、例えばスパ
ッタ法により、アルミニウム膜を蒸着する。次に、例え
ばホトレジストを用いた写真蝕刻法により、このアルミ
ニウム膜を所定の配線形状になるようにパターニングし
て配線10を形成する。
以上のような工程により、第2の実施例に係わる半導体
装置が製造される。
このように、ダイオードを構成する層の一つであるN型
ポリシリコン層11をコンタクト孔5内に、全て埋め込
んで形成しても良い。例えばコンタクト孔5の深さは、
上記絶縁膜4の厚さとほぼ同じ1〜2μm程度となる。
つまり、上記N型ポリシリコン層11の厚さは、1〜2
μmの範囲で任意に設定できるので、アルミニウムスパ
イクが発生しない、充分な厚さとなるように設定でき
る。
また、第1の実施例同様、上記P型拡散層2の深さ方向
の寸法は、N型拡散層の寸法に依存することなく形成で
きる。P型拡散層2の深さ方向の寸法は、約0.3μm
に設定されているが、これ以下の寸法に設定することも
勿論可能である。
次に、この発明の第3の実施例に係わる半導体装置を、
製造方法とともに第3図(a)ないし第3図(b)の断
面図を参照して説明する。
まず、第3図(a)に示すように、例えばN型シリコン
基板1内に、例えばホトレジストを用いた写真蝕刻法に
より、P型不純物である、例えばボロンを選択的にイオ
ン注入し、拡散させることによってP型拡散層2を、例
えば半導体主面からの深さが約0.3μmとなるように
形成する。次に、例えばCVD法により、CVD酸化膜
や、BPSG膜等からなる絶縁膜4を、例えば厚さ1〜
2μmとなるように形成する。次に、この絶縁膜4に対
して、例えばホトレジストを用いた写真蝕刻法、および
RIE法を用いて、上記P型拡散層2に通じるコンタク
ト孔5を開孔する。
次に、第3図(b)に示すように、全面に、例えば選択
的気相成長法(SEG法;Selective Epitaxial Growt
h)により、単結晶シリコン層12を、選択的にコンタ
クト孔5内部に成長させ、埋め込む。次に、このコンタ
クト孔5内に選択的に埋め込まれた単結晶シリコン12
に対して、例えばホトレジストを用いた写真蝕刻法によ
り、選択的にN型不純物である、例えばヒ素を加速電圧
60KeV、ドーズ層1×1016cm-2の条件にてイオン注
入する。そして、所定の熱処理を実施して、この単結晶
シリコン層12をN型化する。このとき、上記イオン注
入されたヒ素は、単結晶シリコン層12中を深さ方向に
拡散する。これと同時に、上記P型拡散層2に含まれて
いる拡散係数の高いP型不純物であるボロンもこの単結
晶シリコン層12中を深さ方向に拡散する。そして、単
結晶ポリシリコン層12中にPN接合部9が形成され
る。
次に、第3図(c)に示すように、上記絶縁膜4に対し
て、例えばホトレジストを用いた写真蝕刻法、およびR
IE法を用いて、上記P型拡散層2に通じるコンタクト
孔6を開孔する。
次に、第3図(d)に示すように、全面に、例えばスパ
ッタ法により、アルミニウム膜を蒸着する。次に、例え
ばホトレジストを用いた写真蝕刻法により、このアルミ
ニウム膜を所定の配線形状になるようにパターニングし
て配線10を形成する。
以上のような工程により、第3の実施例に係わる半導体
装置が製造される。
このように、上記コンタクト孔内に埋め込まれているダ
イオードを構成する一つの層は、N型単結晶シリコン層
12でも良い。
この第3の実施例でも、上記第1、第2の実施例と同様
な効果があることは勿論である。
次に、この発明に係わる第4の半導体装置を第4図の断
面図を参照して説明する。
この実施例は、第1〜第3の実施例のように、シリコン
基板内に直接形成した拡散層でなくとも、本発明が適用
できることを説明するものである。
第4図に示すように、例えばシリコン基板13上には、
絶縁膜14が形成されている。この絶縁膜14上には、
N型の不純物である、例えばヒ素を含むN型ポリシリコ
ン層15が、例えば厚さ約0.3μm程度に設定され、
形成されている。このN型ポリシリコン層15には、P
型不純物である、例えばポリシリコンを含むP型拡散層
16が形成されている。このP型拡散層16は、例えば
上記絶縁膜14に届くまで拡散されている。また、その
不純物濃度は1019cm-3以上に設定されている。上記N
型ポリシリコン層15上には、絶縁膜17が形成されて
いる。この絶縁膜17のポリシリコン層15主面からの
高さは、例えば1〜2μm程度に設定されている。この
絶縁層17には、上記P型拡散層16に対して、第1、
第2のコンタクト孔18、および19が開孔されてい
る。これらのコンタクト孔うち、第1のコンタクト孔1
8内には、P型拡散層16に接するようにしてN型不純
物である、例えばヒ素を含むN型ポリシリコン層20が
形成されている。このN型ポリシリコン層20内には、
これの形成工程中に、P型拡散層16から拡散してきた
ボロンによってPN接合部9が形成されている。一方、
第2のコンタクト孔19内には、P型拡散層16に接す
るように、例えばアルミニウムからなる配線21が形成
されている。
このように、本発明はシリコン基板内に形成された拡散
層でなくとも適用可能である。このことから、本発明
は、現在、半導体装置の高集積化の一手段となっている
素子の多層構造化にも応用でき、しかも高さ方向の寸法
を削減することができるので、いっそうの微細化が可能
となる。
この第4の実施例において上記N型ポリシリコン層15
は、多結晶のままでも、あるいは再結晶化されたシリコ
ンであっても良いことは言うまでもない。
さらに、このN型ポリシリコン層15は、上記第2の実
施例のように、コンタクト孔18内に埋め込まれてても
良い。
以上のように、この発明に係わる第1ないし第4の半導
体装置では、素子の微細化に対応可能な、高不純物濃度
のP型拡散層と、高不純物濃度のN型拡散層とのPN接
合部を持つ、例えばDRAMの基準電位発生回路に用い
られるダイオードが提供される。
本発明は、上記ダイオードに適用されるばかりでなく、
高不純物濃度のP型拡散層と、高不純物濃度のN型拡散
層との接合部を持つ半導体装置であれば、素子微細化に
有益な効果をもって適用できることは勿論である。
尚、第1ないし第4の実施例において、N型不純物には
ヒ素、またP型不純物にはボロンを使用して説明してき
たが、導電型を決定する不純物はこれらに限定されるこ
とはない。例えばN型不純物にはリンや、アンチモンを
使用しても構わない。また、N型の拡散層と、P型の拡
散層との導電型の入れ替えても構わない。例えば第1図
を参照して説明すると、N型シリコン基板1はP型シリ
コン基板とされても良く、この場合には、当然のことな
がらP型拡散層2はP型拡散層2となり、N型ポリシリ
コン層8は、P型ポリシリコン層8となる。
また、第2、第3の実施例で説明されている製造工程
中、ポリシリコン層11、あるいは単結晶シリコン層1
2に対する不純物の導入手段として、イオン注入が用い
られているが、これもイオン注入法に限らず、種々の導
入手段を用いても構わない。しかし、本発明に係わる半
導体装置が、CMOS型半導体装置と混載される場合に
は、イオン注入法が不純物導入の手段として最適であ
る。
[発明の効果] 以上説明したようにこの発明によれば、素子の微細化に
対応可能な、高不純物濃度のP型拡散層と、高不純物濃
度のN型拡散層とのPN接合部を持つ半導体装置が提供
される。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1の実施例に係わる半導体装置の
断面図、第2図(a)ないし第2図(e)はこの発明の
第2の実施例に係わる半導体装置を製造工程順に示した
断面図、第3図(a)ないし第3図(d)はこの発明の
第3の実施例に係わる半導体装置を製造工程順に示した
断面図、第4図はこの発明の第4の実施例に係わる半導
体装置の断面図、第5図は従来の半導体装置の断面図で
ある。 1…N型シリコン基板、2…P型拡散層、4…絶縁膜、
5,6…コンタクト孔、8…N型ポリシリコン層、9…
PN接合部、10…配線、11…N型ポリシリコン層、
12…N型単結晶シリコン層、13…シリコン基板、1
4…絶縁膜、15…N型ポリシリコン層、16…P型拡
散層、17…絶縁膜、18,19…コンタクト孔、20
…N型ポリシリコン層、21…配線。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主面を有する第1導電型の半導体基体と、
    前記主面より前記基体中に形成された、第2導電型の第
    1の拡散層と、 前記基体の主面上に形成された絶縁膜と、 前記絶縁膜に形成され、底に前記第1の拡散層が露呈す
    る開孔部と、 前記開孔部内に形成された、前記主面に接する半導体層
    と、 前記半導体層中に形成された、第1導電型の第2の拡散
    層と、 前記主面より上部に位置する前記半導体層中に設けられ
    た前記第1の拡散層と前記第2の拡散層とのPN接合部
    と を具備することを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】前記第1の拡散層の不純物濃度が、1019
    cm-3以上であることを特徴とする請求項(1)記載の半導
    体装置。
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DE69029762T DE69029762T2 (de) 1989-06-20 1990-06-20 Diode, verwendbar in Schaltkreisen, die Referenzpotential für DRAM erzeugt
EP90111667A EP0404109B1 (en) 1989-06-20 1990-06-20 Diode used in reference potential generating circuit for DRAM
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