JPH0642501A - 油圧ユニット - Google Patents

油圧ユニット

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Publication number
JPH0642501A
JPH0642501A JP19513192A JP19513192A JPH0642501A JP H0642501 A JPH0642501 A JP H0642501A JP 19513192 A JP19513192 A JP 19513192A JP 19513192 A JP19513192 A JP 19513192A JP H0642501 A JPH0642501 A JP H0642501A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
top plate
oil tank
pump
hydraulic unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19513192A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Tabata
豊 田端
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
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Publication of JPH0642501A publication Critical patent/JPH0642501A/ja
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  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 油圧ユニットにおいて、ポンプ及びモータの
振動、並びに放射音及び反射音に起因する騒音を防止す
る。 【構成】 ポンプ15またはモータ16の下方に位置す
るように、油タンク11の天板12の上面に吸音材17
Bを取り付ける。内面に吸音材17Cを取り付けたカバ
ー18でポンプ15とモータ16と架台14を覆い、こ
のカバー18を、油タンク11の天板12の上面に防振
材13Bを介して固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、低騒音の油圧ユニット
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、油圧ユニットとしては、図9及び
図10に示すように、油タンク1の天板2の上面に防振
ゴム3を介して架台4を固定し、この架台4の上面に、
ポンプ5を連結したモータ6を固定したものが提案され
ている(実開平2−59301号公報参照)。
【0003】上記従来の油圧ユニットでは、上記ポンプ
5及びモータ6の振動が天板2及び油タンク1に伝わ
り、振動して騒音が発生するのを防止するために、架台
4を防振ゴム3を介して天板2の上面に固定している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
構造では、上記ポンプ5及びモータ6の放射音及び反射
音の吸収ができず、騒音が発生するのを防止できない。
また、天板2及び油タンク1に伝わり、振動して騒音が
発生するのを防止できないという問題がある。
【0005】そこで、本発明の目的は、ポンプ及びモー
タの振動、並びに放射音及び反射音に起因する騒音を有
効に防止できる低騒音の油圧ユニットを提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1は、油タンクと、この油タンクの
天板の上面に防振材を介して固定された架台と、この架
台に固定されたモータと、上記モータに連結され、油タ
ンク内の油を吸い上げるポンプとを備えた油圧ユニット
において、上記油タンクの天板の上面に、上記ポンプと
モータとのうちの少なくとも一方の下方に位置するよう
に、吸音材が設けられていることを特徴としている。
【0007】また、請求項2は、油タンクと、この油タ
ンクの天板の上面に防振材を介して固定された架台と、
この架台に固定されたモータと、上記モータに連結さ
れ、油タンク内の油を吸い上げるポンプとを備えた油圧
ユニットにおいて、内面に吸音材が取り付けられ、上記
ポンプとモータと架台を覆って、上記油タンクの天板の
上面に防振材を介して固定されるカバーが設けられてい
ることを特徴としている。
【0008】また、請求項3は、請求項1の油圧ユニッ
トにおいて、内面に吸音材が取り付けられ、上記ポンプ
とモータと架台を覆って、上記油タンクの天板の上面に
防振材を介して固定されるカバーが設けられていること
を特徴としている。
【0009】
【作用】本発明の請求項1によれば、ポンプとモータと
のうちの少なくとも一方の下方に位置するように、油タ
ンクの天板の上面に吸音材が設けられている。この吸音
材により、ポンプとモータの放射音及び反射音が効果的
に吸収されるので、騒音が低減する。
【0010】また、請求項2によれば、内面に吸音材を
取り付けたカバーでポンプとモータと架台を覆い、この
カバーを、油タンクの天板の上面に防振材を介して固定
している。このカバーの吸音材により、ポンプ及びモー
タの放射音及び反射音が効果的に吸収されるので、外部
に放出される騒音が低減する。また、上記カバーは、上
記タンクの天板に防振ゴムによって固定されているか
ら、振動しにくく、カバーから騒音は放射されにくい。
【0011】さらに、請求項3によれば、請求項1と請
求項2の構成を兼ね備えるので、天板の上面及びカバー
の内面の吸音材により、ポンプ及びモータからの全方向
の放射音及び反射音が吸収されるので、騒音がより低減
する。
【0012】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例により詳細に説
明する。図1乃至図3は第1実施例の油圧ユニット10
Aを示している。この油圧ユニット10Aは、箱状の油
タンク11と、この油タンク11の天板12の上面に防
振ゴム13Aを介して固定された2列の板状の架台14
と、この架台14の上面に固定され、ポンプ15を連結
したモータ16とを備えている。このモータ16でポン
プ15が駆動され、油タンク11内の油が吸い上げられ
て、アクチュエータ(図示しない。)に供給される。
【0013】上記防振ゴム13Aは、上記2列の架台1
4の下面の4隅に設けられ、具体的に図示しないが、各
防振ゴム13Aの下部のボルトを天板12にボルト止め
し、上部のボルトを架台14のボルト穴に挿通させてナ
ット止めする(図10参照)。
【0014】上記モータ16の下方に位置する油タンク
11の天板12の上面には、上記2列の架台14の長さ
と略同じ長さL1を有し、この2列の架台14の内幅よ
りも僅かに狭い幅W1を有するたとえばグラスウール等
からなる板状の吸音材17Aが取り付けられている。
【0015】上記第1実施例の構成によれば、上記架台
14は、防振ゴム13Aを介して油タンク11の天板1
2の上面に固定しているので、ポンプ15及びモータ1
6の振動が天板12に伝わるのを未然に抑制できる。ま
た、上記モータ16の下方に位置する油タンク11の天
板12の上面に吸音材17Aを取り付けているので、モ
ータ16からの放射音及び反射音が効果的に吸収され
る。これらにより、上記振動、放射音及び反射音で天板
12及び油タンク11から騒音を発生するのを有効に防
止できる。
【0016】図4乃至図6は第2実施例の油圧ユニット
10Bである。ポンプ15とモータ16の両方の下に位
置するように、油タンク11の天板12の上面には、長
さL2、幅W2の広い面積を有する吸音材17Bが取り
付けられている。
【0017】上記第2実施例の構成によれば、吸音材1
7Bのサイズが大きいので、第1実施例の作用・効果に
加えて、ポンプ15の放射音及び反射音も効果的に吸収
できる。
【0018】図7及び図8は第3実施例の油圧ユニット
10Cである。ポンプ15とモータ16及び架台14の
前後左右及び上方を覆うカバー18を設け、このカバー
18の内面に吸音材17Cを貼り付けると共に、このカ
バー18の両側の下端部18aを、上記油タンク11の
天板12の上面に防振ゴム13Bを介して固定してい
る。
【0019】上記第3実施例の構成によれば、上記カバ
ー18の内面に吸音材17Cを貼り付けているので、ポ
ンプ15及びモータ16からの放射音及び反射音を外部
に放出することなく吸収できる。また、上記カバー18
は、防振ゴム13Bを介して油タンク11の天板12の
上面に固定しているので、ポンプ15及びモータ16の
振動が天板12からカバー18に伝わるのを未然に防止
できる。これにより、上記振動、放射音及び反射音でカ
バー18が振動して騒音を発生するのを有効に防止でき
る。
【0020】一方、上記第1または第2実施例の構成と
第3実施例の構成とを組合わせても良い。即ち、第1ま
たは第2実施例のように、油タンク11の天板12の上
面に吸音材17Aまたは17Bを貼り付けると共に、第
3実施例のように、油タンク11の天板12の上面に、
吸音材17Cを内面に貼り付けたカバー18を、防振ゴ
ム13Bを介して固定する。
【0021】この組合わせた構成であれば、ポンプ15
及びモータ16の振動が各防振ゴム13A,13Bによ
り、架台14から油タンク11の天板12、また天板1
2からカバー18に伝わるのを未然に抑制できる。ま
た、各吸音材17Aまたは17B、及び17Cにより、
ポンプ15及びモータ16の放射音及び反射音を効果的
に吸収でき、上記ポンプ15及びモータ16の振動、放
射音及び反射音で天板12,油タンク11及びカバー1
8が振動して騒音が発生するのを、有効に防止できる。
【0022】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
の請求項1の油圧ユニットは、油タンクの天板の上面に
取り付けた吸音材で、ポンプ及びモータの放射音及び反
射音を吸収できるので、騒音を低減できる。
【0023】また、請求項2の油圧ユニットは、ポンプ
とモータと架台を覆うカバーの内面に吸音材を設け、上
記カバーをタンクの天板に防振材を介して固定したの
で、ポンプ,モータの放射音及び反射音を吸収でき、か
つカバーが振動しにくいので、騒音を低減できる。
【0024】また、請求項3の油圧ユニットは、上記天
板の上面の吸音材とカバーの内面の吸音材を設け、カバ
ーをタンクの天板に防振材を介して固定しているので、
ポンプ,モータの放射音及び反射音を吸収して、外部に
放出されるのを防止して、騒音を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例の油圧ユニットの正面
【図2】 図1の平面図
【図3】 図1の側面図
【図4】 第2実施例の油圧ユニットの正面図
【図5】 図4の平面図
【図6】 図4の側面図
【図7】 第3実施例の油圧ユニットの平面図
【図8】 図7の側面図
【図9】 従来の油圧ユニットの正面図
【図10】 図9の要部拡大断面図
【符号の説明】
10A,10B,10C…油圧ユニット、11…油タン
ク、12…天板、13A,13B…防振ゴム、14…架
台、15…ポンプ、16…モータ、17A,17B,1
7C…吸音材、18…カバー。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油タンク(11)と、この油タンク(1
    1)の天板(12)の上面に防振材(13A)を介して
    固定された架台(14)と、この架台(14)に固定さ
    れたモータ(16)と、上記モータ(16)に連結さ
    れ、油タンク(11)内の油を吸い上げるポンプ(1
    5)とを備えた油圧ユニットにおいて、 上記油タンク(11)の天板(12)の上面に、上記ポ
    ンプ(15)とモータ(16)とのうちの少なくとも一
    方の下方に位置するように、吸音材(17A,17B)
    が設けられていることを特徴とする油圧ユニット。
  2. 【請求項2】 油タンク(11)と、この油タンク(1
    1)の天板(12)の上面に防振材(13A)を介して
    固定された架台(14)と、この架台(14)に固定さ
    れたモータ(16)と、上記モータ(16)に連結さ
    れ、油タンク(11)内の油を吸い上げるポンプ(1
    5)とを備えた油圧ユニットにおいて、 内面に吸音材(17C)が取り付けられ、上記ポンプ
    (15)とモータ(16)と架台(14)を覆って、上
    記油タンク(11)の天板(12)の上面に防振材(1
    3B)を介して固定されるカバー(18)が設けられて
    いることを特徴とする油圧ユニット。
  3. 【請求項3】 請求項1の油圧ユニットにおいて、 内面に吸音材(17C)が取り付けられ、上記ポンプ
    (15)とモータ(16)と架台(14)を覆って、上
    記油タンク(11)の天板(12)の上面に防振材(1
    3B)を介して固定されるカバー(18)が設けられて
    いることを特徴とする油圧ユニット。
JP19513192A 1992-07-22 1992-07-22 油圧ユニット Pending JPH0642501A (ja)

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JP19513192A JPH0642501A (ja) 1992-07-22 1992-07-22 油圧ユニット

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010101201A (ja) * 2008-10-21 2010-05-06 Toyo Mach & Metal Co Ltd ポンプユニットのベース

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010101201A (ja) * 2008-10-21 2010-05-06 Toyo Mach & Metal Co Ltd ポンプユニットのベース

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