JPS597830Y2 - スピ−カボツクス - Google Patents
スピ−カボツクスInfo
- Publication number
- JPS597830Y2 JPS597830Y2 JP4959679U JP4959679U JPS597830Y2 JP S597830 Y2 JPS597830 Y2 JP S597830Y2 JP 4959679 U JP4959679 U JP 4959679U JP 4959679 U JP4959679 U JP 4959679U JP S597830 Y2 JPS597830 Y2 JP S597830Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sound absorbing
- speaker
- speaker box
- sound
- damping material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
- Obtaining Desirable Characteristics In Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はスピーカボックスに関し、特に吸音材の選択
及び取付位置を適切に選ぶことによって、スピーカボッ
クス内で発生する定在波を減少し、スピーカボックス自
体が持つ付帯個有振動を制動し、若しくは任意の振動に
選び得るようにしたものである。
及び取付位置を適切に選ぶことによって、スピーカボッ
クス内で発生する定在波を減少し、スピーカボックス自
体が持つ付帯個有振動を制動し、若しくは任意の振動に
選び得るようにしたものである。
従来、上述した振動を防止する為に、スピーカボックス
内のは・゛全面にわたり相当の厚味を有する吸音材を取
付けているが、この手段では吸音する状態が比較的単調
である為にある程度の吸音効果はあっても吸音面での変
化(凹凸)が乏しく、従って定在波の減少及び付帯個有
振動の制動に充分な効果が得られない欠点があった。
内のは・゛全面にわたり相当の厚味を有する吸音材を取
付けているが、この手段では吸音する状態が比較的単調
である為にある程度の吸音効果はあっても吸音面での変
化(凹凸)が乏しく、従って定在波の減少及び付帯個有
振動の制動に充分な効果が得られない欠点があった。
よって更に第1図に示すように、スピーカボックス本体
1を形戊する左右両側板2a及び2bの内面において制
動棒7a及び7bを取付け、これにより特に左右側板2
a及び2bの振動を制動するようにしたものも提案され
ている。
1を形戊する左右両側板2a及び2bの内面において制
動棒7a及び7bを取付け、これにより特に左右側板2
a及び2bの振動を制動するようにしたものも提案され
ている。
これはスピーカボックス本体1の地板4は通常は床面に
接しているので、これにより振動は抑制され、天板3は
面積が比較的小さいので、振動が生じにくい状態にあり
、左右両側板2a及び2bは面積が比較的広いのでこれ
が振動し易いからである。
接しているので、これにより振動は抑制され、天板3は
面積が比較的小さいので、振動が生じにくい状態にあり
、左右両側板2a及び2bは面積が比較的広いのでこれ
が振動し易いからである。
尚6は裏板、8はスピーカユニット例えばウーハー用ス
ピーカユニット、9は吸音材である。
ピーカユニット、9は吸音材である。
ところがこのように制動棒7a及び7bを取付けること
はそれ丈けコストアップになる欠点がある。
はそれ丈けコストアップになる欠点がある。
この考案は以上の点に鑑みて考慮されたもので、第2図
以下について説明するに、第1図との対応部分には同一
符号を付してその説明を省略する。
以下について説明するに、第1図との対応部分には同一
符号を付してその説明を省略する。
5は前板である。この考案においては、スピーカボック
ス本体1内においてスピーカユニット8と対向する内面
に吸音制動材10を固定して取付け、コーナ一部11及
びその付近即ち定在波の生じ易い部分に吸音材9を設け
たものである。
ス本体1内においてスピーカユニット8と対向する内面
に吸音制動材10を固定して取付け、コーナ一部11及
びその付近即ち定在波の生じ易い部分に吸音材9を設け
たものである。
この場合のスピーカユニット8と対向する内面とはその
駆動によって板振動が生じ易い部分を云い、スピーカユ
ニット8の真うしろ、真横及び真上等を夫々含むものと
する。
駆動によって板振動が生じ易い部分を云い、スピーカユ
ニット8の真うしろ、真横及び真上等を夫々含むものと
する。
そして吸音制動材10としては粗毛フエルト等を使用で
き、スピーカボックス本体1の大きさによっても異なる
が、例えば10 mmの厚味を有するものを使用するこ
とができ、スピーカボックス本体1の内面に対して、吸
音制動材10の特に全面を接着剤により接着する。
き、スピーカボックス本体1の大きさによっても異なる
が、例えば10 mmの厚味を有するものを使用するこ
とができ、スピーカボックス本体1の内面に対して、吸
音制動材10の特に全面を接着剤により接着する。
又コーナ一部11に配置する吸音材9としては通常周知
の例えばガラスウールを使用でき、その厚味は25mm
程度に選ぶことができる。
の例えばガラスウールを使用でき、その厚味は25mm
程度に選ぶことができる。
このような構戒によれば、異種の吸音材の併用により、
粗毛フエルト即ち吸音制動材10の固定部分では板振動
に変化を与え特定の吸音材での付帯個有振動が制動され
、部分的な固定とすることで希望する板共振振動を選択
できるようになる。
粗毛フエルト即ち吸音制動材10の固定部分では板振動
に変化を与え特定の吸音材での付帯個有振動が制動され
、部分的な固定とすることで希望する板共振振動を選択
できるようになる。
又コーナ一部11ではガラスウール即ち吸音材9の使用
により定在波が発生し難くなり、従来の不要振動の生ず
るのを適切に回避できる特徴を有する。
により定在波が発生し難くなり、従来の不要振動の生ず
るのを適切に回避できる特徴を有する。
尚スピーカボックス本体1の大きさが変化する場合、固
定する異種吸音材即ち吸音制動材10の面積を変化させ
ることで、そのスピーカボックス本体に適した付帯個有
振動を選択できる。
定する異種吸音材即ち吸音制動材10の面積を変化させ
ることで、そのスピーカボックス本体に適した付帯個有
振動を選択できる。
尚第2図及び第3図に示す実施例にあっては、スピーカ
ユニット8と対向する部分にのみ吸音制動材10を取付
けた場合を示したが、必要に応じてスピーカボックス本
体1の内面全面に固定してもよく、吸音材9はコーナ一
部11のみにおいて取付けるようにしてもよいであろう
。
ユニット8と対向する部分にのみ吸音制動材10を取付
けた場合を示したが、必要に応じてスピーカボックス本
体1の内面全面に固定してもよく、吸音材9はコーナ一
部11のみにおいて取付けるようにしてもよいであろう
。
更に上例では特にウーハー用スピーカユニット8を対象
として考慮したが、これに限られることもない。
として考慮したが、これに限られることもない。
尚第2図及び第3図に示す実施例に対して、第1図に示
すように制動棒7a及び7bを設けてもよい。
すように制動棒7a及び7bを設けてもよい。
以上説明したこの考案によれば、異種の吸音材を使用す
ることにより、適切に板振動を抑圧し、且つ定在波の生
ずるのを回避することができる特徴を有するものである
。
ることにより、適切に板振動を抑圧し、且つ定在波の生
ずるのを回避することができる特徴を有するものである
。
第1図は従来のスピーカボックスの断面図、第2図はこ
の考案によるスピーカボックスの断面図、第3図はその
縦断面図である。 8はスピーカユニット、2a,2bは側面板、3は天板
、4は地板、9は吸音材、10は吸音制動材である。
の考案によるスピーカボックスの断面図、第3図はその
縦断面図である。 8はスピーカユニット、2a,2bは側面板、3は天板
、4は地板、9は吸音材、10は吸音制動材である。
Claims (1)
- 6面体より威るスピーカボックス本体の前板に、スピー
カユニットを取付けたスピーカボックスにおいて、その
少くとも上記スピーカユニットと対向する裏板の内面に
、粗毛フェルト等の吸音制動材を接着し、上記スピーカ
ボックス本体のコーナ内面部及びその附近に、上記吸音
制動材と厚さの異なるガラスウール等の吸音材を取付け
てなるスピーカボックス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4959679U JPS597830Y2 (ja) | 1979-04-13 | 1979-04-13 | スピ−カボツクス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4959679U JPS597830Y2 (ja) | 1979-04-13 | 1979-04-13 | スピ−カボツクス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55150574U JPS55150574U (ja) | 1980-10-30 |
JPS597830Y2 true JPS597830Y2 (ja) | 1984-03-09 |
Family
ID=28935482
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4959679U Expired JPS597830Y2 (ja) | 1979-04-13 | 1979-04-13 | スピ−カボツクス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS597830Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-04-13 JP JP4959679U patent/JPS597830Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55150574U (ja) | 1980-10-30 |
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