JPH0642275Y2 - 作業車輌における作動量検出装置 - Google Patents

作業車輌における作動量検出装置

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JPH0642275Y2
JPH0642275Y2 JP3773689U JP3773689U JPH0642275Y2 JP H0642275 Y2 JPH0642275 Y2 JP H0642275Y2 JP 3773689 U JP3773689 U JP 3773689U JP 3773689 U JP3773689 U JP 3773689U JP H0642275 Y2 JPH0642275 Y2 JP H0642275Y2
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JP
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potentiometer
continuously variable
variable transmission
actuator
arm
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JP3773689U
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幹夫 堀内
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MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
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MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、コンバイン等の作業車輌における作動量検出
装置に係り、詳しくは作業車輌の無段変速レバー、アク
チュエータ等の作動量を検出する装置に関する。
(ロ)従来の技術 従来、本出願人は、第3図(a),(b)及び第4図
(a),(b)にて示すように、ミッションケース13の
上方にカウンタケース15を一体に設置し、更に該カウン
タケース15に設けた駆動側割プーリとミッションケース
13に設けた被動側割プーリとの間に無端ベルトを巻掛け
て無段変速装置となし、該駆動側割プーリに、1個の無
段変速用油圧アクチュエータ11の増・減速側作動に連動
して該割プーリの幅を狭め又は広げて無段変速装置を自
在に変速作動するようにした変速カム16を設置し、装置
をコンパクトに構成して小型のコンバインに適用し得、
無段変速レバーのニュートラル操作に連動してアクチュ
エータ11を最収縮すると、これに連動してメインクラッ
チ12が速やかに切断されると共にそして無段変速装置が
滑らかに減速側作動されるように構成した変速操作装置
を案出した(特開昭63-167720号公報参照)。
そして、該変速操作装置において、無段変速レバー10の
傾動角を検出するポテンショメータ5aは、その回動軸21
が無段変速レバー10の傾動角に対応して回動するように
構成され、また、無段変速用油圧アクチュエータ11の作
動量を検出するポテンショメータ5bも、第4図(b)に
示すように、その回動軸17がアクチュエータ11の作動量
に対応して回動するように配設されている。
更に、前記無段変速レバー10は、第3図(a),(b)
に示すように、軸20を中心に機体前後方向に自在に回動
するように配置されている。また、前記レバー10の回動
軸心とずれた位置にはポテンショメータ5aが設置されて
おり、該ポテンショメータ5aの回動軸21にはアーム部材
22がその一端を取付けられている。そして、該アーム部
材22の他端はコ字状に切り込まれて係合部とされ、該係
合部22aにはレバー10に設けたピン部材10aが係合されて
いる。そして、係合部22aは、無段変速レバー10と回動
軸21それぞれの軸心がずれていることに起因するピン部
材10aの摺動をスムーズにするべく、ピン部材10aとの間
に若干の隙間が出るように構成されている。
更に、アクチュエータ11とポテンショメータ5bとの連動
機構は、第5図に示すように、回動軸17に連動するアー
ム部材30′の先端部がコ字状に切り込まれて係合部30′
aとされ、その間に、アクチュエータ11の伸長作動に連
動して回動するアーム9に取付けたピン部材2が係合す
るように構成されている。また、該アーム部材9の回動
をスムーズにするために、ピン部材2と切り込み33の間
には隙間38が設けられている。
(ハ)考案が解決しようとする課題 ところで、前記無段変速レバー10の係合部22a、及びア
クチュエータ11に連動するアーム部材30′の係合部30′
aには、そこに係合するピン部材10a,2との間にそれぞ
れ隙間(係合部30′aにおいては隙間38)が設けられて
いることにより、回動方向の変化に伴い、アーム部材2
2,30′の回動角とピン部材10a,2の回動角の位置に若干
の差が生じ、該ピン部材10a,2の回動角とポテンショメ
ータ5a,5bの検出電圧には、第6図に示すようにヒステ
リシスを生じる。
このことにより、無段変速レバー10の傾動角にアクチュ
エータ11の作動量が一致しない場合があり、無段変速が
正確に作動しないという現象が生じ、特に無段変速レバ
ー10をニュートラル位置Nに操作しても、アクチュエー
タ11が無段変速レバー10に正確に対応して収縮しないこ
とから、メインクラッチ12が半クラッチ状態となる不具
合を生じる虞れがある。
(ニ)課題を解決するための手段 本考案は、上述課題を解消することを目的とするもので
あって、例えば第1図(a),(b)を参照して示す
と、無段変速レバー、アクチュエータ等の作動手段(1
1)と、該作動手段(11)の作動量を検出するポテンシ
ョメータ(5b)を備え、かつこれら作動手段(11)及び
ポテンショメータ(5b)のいずれか一方に連動している
ピン部材(2)と他方に連動しているアーム部材(30)
とを、該アーム部材先端に形成した係合部(30a)を介
して連動・連結してなる作業車輌における作動量検出装
置(1)であって、前記係合部(30a)を前記ピン部材
(2)を支持する当接部(32)と、該当接部に向けて付
勢するバネ部材(31)とから構成し、前記ピン部材
(2)を該バネ部材(31)にて前記当接部(32)に圧接
・支持するように構成したことを特徴とするものであ
る。
(ホ)作用 以上の構成に基づき、作動手段例えば無段変速レバー
を、その作動量が増・減するいずれかの方向に傾動する
と、該作動量検出に基づきアクチュエータ(11)が作動
する。この際、ピン部材(2)がアーム部材(30)の係
合部(30a)に圧接・支持されているため、ポテンショ
メータ(5b)の回動軸はアクチュエータ(11)の作動量
を的確に検出し得、従って該アクチュエータ(11)は無
段変速レバーの傾動角に適正に対応して作動する。
なお、カッコ内の符号は、図面を参照するためのもの
で、何等構成を限定するものではない。
(ヘ)実施例 以下、図面に沿って本考案の実施例について説明する。
コンバインに搭載した変速操作装置における作動量検出
装置1は、第1図(a),(b)に示すように、無段変
速用油圧アクチュエータ11の伸縮作動量を検出するポテ
ンショメータ5bを有しており、該ポテンショメータ5bの
回動軸17にはアーム部材30の一端が取付けられている。
そして、該アーム部材30の他端は、その一側が突出して
形成されて、ピン部材2を支持する当接部32となってい
る。更に、アーム部材30の一端部近傍にはポテンショメ
ータ5bの回動軸17を通すための孔36があけられていると
共に、該穴36に向けて回動軸17をアーム部材30に連結・
固定するためのネジ孔37が形成されている。更に、アー
ム部材30にはその一側と他側とを貫通してネジ孔35が形
成されており、クランク状に形成されて一端に支持部31
aを有するバネ部材31を、アーム部材30の当接部32と略
々平行にした状態で、該アーム部材30の他端に形成した
孔にネジ6を通し前記ネジ孔35に螺合・締結している。
更に、前記油圧アクチュエータ11には、前記回動軸17の
軸心とその回動支点が一致するように(又は該回動軸17
の軸心に近接するように)したシリンダアーム9が回動
自在に連結されており、該シリンダアーム9には、アー
ム部材30に向くようにピン部材2が突出して固着されて
いる。そして、回動軸17に取付けたアーム部材30の係合
部30aは、その当接部32とバネ部材31とで前記ピン部材
2を挟持している。
本実施例は、以上のような構成よりなるので、無段変速
装置を作動するにあたり、まず、無段変速レバー10(第
3図参照)を傾動操作すると、該無段変速レバー10の傾
動角に応じてポテンショメータ5aの回動軸21が回動して
作動量としての電圧が検出される。
この検出された電圧値に応じて、コンバインに搭載され
た制御装置がアクチュエータ11を作動する。
そして、アクチュエータ11が第1図矢印Aのように伸縮
するとシリンダアーム9は矢印Bのように回動し、該シ
リンダアーム9に固着されたピン部材2も同様に回動す
る。すると、アーム部材30は、その当接部32とバネ部材
31とでピン部材2を挟持する形で圧接・支持しているの
で、ポテンショメータ5bの回動軸17を支軸として、ピン
部材2の回動と連動し回動する。ポテンショメータ5bの
回動軸17にはアーム部材30がネジ止めされているので、
アーム部材30の回動に伴って、該回動軸17も回動し、こ
れによりアクチュエータ11の作動量が検出される。更
に、該検出値に基づきアクチュエータ11は、無段変速レ
バー10の傾動角に対応する位置で作動を停止し、従って
コンバインは、無段変速装置を変速レバー10の操作位置
に対応して変速作動されて走行する。この場合におい
て、ピン部材2はアーム部材30の当接部32にバネ部材31
の付勢力にて圧接・支持されているので、係合部30a内
でガタつくことがなく、従って、第2図に示すように、
ポテンショメータ5bは、アクチュエータ11の伸縮がどの
ような位置にある場合にもアクチュエータ11の作動量す
なわちシリンダアーム9の角度に応じた値を正確に検出
することができる。これにより、コンバインに搭載した
制御装置は、該ポテンショメータ5bが検出した値を、前
記無段変速レバー10の作動量の検出値と比較し、無段変
速レバー10の作動量に応じてアクチュエータ11の作動量
を正確に制御することができる。
従って、例えば無段変速レバー10をニュートラル位置N
に操作した際、油圧アクチュエータ11が該レバー10の傾
動角に正確に対応して作動しないことにより、アクチュ
エータ11の収縮が不充分でメインクラッチ12が切断され
ない不具合を確実に防止することができる。
更に、ピン部材2はアーム部材30の係合部30aに係合さ
れ、バネ部材31により当接部32に付勢する形で圧接・支
持されているので、その間をスムーズに摺動することが
でき、仮に振動等によりシリンダアーム9やポテンショ
メータ5bの取付軸に狂いが生じても吸収することがで
き、ポテンショメータ5bに無理がかかることはない。
なお、本実施例は、アクチュエータ11側にピン部材2が
設けられ、ポテンショメータ5b側にアーム部材30が設け
られているが、この逆も同じく実施することができるこ
とは勿論である。そして、バネ部材31によりピン部材2
を当接部32に圧接・支持する連結構造を、無段変速レバ
ー10におけるアーム部材22とピン部材10aとの連結部
(係合部22a)に適用しても良いことは勿論である。
(ト)考案の効果 以上説明したように、本考案によると、無段変速レバ
ー、アクチュエータ等の作動手段(11)と、これら作動
手段の作動量を検出するポテンショメータ(5b)とを、
ピン部材(2)をアーム部材(30)先端の当接部(32)
とバネ部材(31)によって圧接・支持して連結するよう
に構成したので、ピン部材(2)とアーム部材(30)と
の間のガタを確実に吸収することができ、これにより作
動手段(11)の作動量を正確に検出して、安定した制御
を行うことができる。また、例えばピン部材(2)とア
ーム部材(30)それぞれの回動基点がずれていて、該ピ
ン部材(2)が回動しながら係合部(30a)内を移動し
ようとした場合でも、該移動を確実に吸収して、ポテン
ショメータ(5b)に無理な力がかからないようにするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本考案に係る作動量検出装置を示す図、
第1図(b)はその要部を示す図、第2図は本考案を実
施したときのアームの回動角とポテンショメータの検出
電圧との相関関係を示す図、第3図は無段変速レバー及
びその傾動角を検出するポテンショメータの設置構造を
示す図であり、(a)はその正面図、(b)はその側面
図である。更に、第4図(a)は無段変速用油圧アクチ
ュエータ、無段変速装置及びメインクラッチ等の連動・
連結構造を示す側面図、第4図(b)は該アクチュエー
タとその作動量を検出するポテンショメータとの連結部
を示す図である。そして、第5図は従来の、アクチュエ
ータとポテンショメータの連動・連結構造を示す図であ
り、第6図は第5図のように使用された場合のアームの
回動角とポテンショメータの検出電圧の相関関係を示し
た図である。 1……作動量検出装置、2……ピン部材、5b……ポテン
ショメータ、9……シリンダアーム、11……作動手段
(無段変速用油圧アクチュエータ)、30……アーム部
材、30a……係合部、31……バネ部材、32……当接部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】無段変速レバー、アクチュエータ等の作動
    手段と、該作動手段の作動量を検出するポテンショメー
    タを備え、かつこれら作動手段及びポテンショメータの
    いずれか一方に連動しているピン部材と他方に連動して
    いるアーム部材とを、該アーム部材先端に形成した係合
    部を介して連動・連結してなる作業車輌における作動量
    検出装置であって、 前記係合部を、前記ピン部材を支持する当接部と、該当
    接部に向けて付勢するバネ部材とから構成し、前記ピン
    部材を該バネ部材にて前記当接部に圧接・支持するよう
    に構成したことを特徴とする、 作業車輌における作動量検出装置。
JP3773689U 1989-03-31 1989-03-31 作業車輌における作動量検出装置 Expired - Lifetime JPH0642275Y2 (ja)

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JPH02128866U JPH02128866U (ja) 1990-10-24
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8887788B2 (en) 1997-11-04 2014-11-18 Russell L. Hinckley, SR. Methods for operating window covers

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US9574396B2 (en) 1997-11-04 2017-02-21 Russell L. Hinckley, SR. Systems for maintaining window covers

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JPH02128866U (ja) 1990-10-24

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