JPH0642188U - 熱転写記録装置 - Google Patents

熱転写記録装置

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Publication number
JPH0642188U
JPH0642188U JP7957192U JP7957192U JPH0642188U JP H0642188 U JPH0642188 U JP H0642188U JP 7957192 U JP7957192 U JP 7957192U JP 7957192 U JP7957192 U JP 7957192U JP H0642188 U JPH0642188 U JP H0642188U
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JP
Japan
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thermal transfer
paper
transfer recording
printing paper
main body
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Pending
Application number
JP7957192U
Other languages
English (en)
Inventor
雅之 山田
登志一 鈴木
康博 田中
Original Assignee
セイコー電子工業株式会社
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Publication date
Application filed by セイコー電子工業株式会社 filed Critical セイコー電子工業株式会社
Priority to JP7957192U priority Critical patent/JPH0642188U/ja
Publication of JPH0642188U publication Critical patent/JPH0642188U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カットされた印刷紙を使用する熱転写記録装
置に印刷紙を切断する着脱可能なカッタ装置を装着する
ことにより、印刷紙の前後の余白がカットでき、外すと
従来の印字サイズでも印字できる。 【構成】 熱転写記録装置本体2の排紙側の側面には、
長方形の穴20が2ヶ所設けられている。これと対面す
るカッタ装置本体1にはカッタ刃25と前記熱転写記録
装置本体2内の排紙ローラ10と同軸上の歯車14と噛
み合う歯車15があり、これを介して紙送りローラ1
6、排紙ローラ17を回転させ印刷紙12のカットと排
出をする。両端をカッタ装置本体1に軸支され、回動す
る軸22には、前記長方形の穴20に対応する位置にブ
ック21が固定され、前記長方形の穴20と着脱自在に
なるよう構成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、カットされた印刷紙の一端または両端を掴持する手段を持ち前記印 刷紙の往復に依って重ね印字をする熱転写記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の熱転写記録装置の紙送り方法は、図8に示す通り、例えば印刷紙12の 一端をキャプスタンローラ3とピンチローラ4の2つのローラで挟持し前記2つ のローラを基準に印刷紙12を往復させることによりサーマルプリントヘッド6 とプラテン5の間で重ね印字をしていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら従来の紙送り方法では、印刷紙12を掴持するキャプスタンロー ラ3とピンチローラ4からサーマルプリントヘッド6の印字発熱体までの距離に は印字することができず、掴みしろがデットスペースとなってしまい、印刷紙に 一杯に印字することは不可能であった。
【0004】 そこでこの考案の目的は従来のこのような課題を解決するため、従来の印字サ イズでも印字でき、また印字終了後にデットスペースを切断することで結果とし て印刷紙一杯に印字できる熱転写記録装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題に対して本考案においては、熱転写記録装置の排紙側の側面と、これ に対面しカッタ機構と紙送り機構を具備したカッタ装置間で両者の位置決めする 手段と着脱可能とする手段を有する熱転写記録装置とした。
【0006】
【作用】
前記のように構成された熱転写記録装置においては、カッタ装置を装着し印字 終了後にデットスペースを切断することで、結果として印刷紙一杯に印字できる ようになる。またカッタ装置を離脱すれば従来の印字サイズで印字できる。
【0007】
【実施例】
以下に本考案の実施例を図に基づいて説明する。 図1は本考案における熱転写記録装置機構の概略断面を示した図である。給紙 装置8から送られた印刷紙12は図示しない駆動装置により反時計方向に回転す る紙送りローラ11とピンチローラ4に挟まれ紙ガイド9を通って搬送され、サ ーマルプリントヘッド6と反時計方向に回転するプラテン5の間を通過後2つの ローラ、すなわち、反時計方向に回転するキャプスタンローラ3とこれに従動す るピンチローラ4に保持される。この後は前記2つのローラを基準に印刷紙12 は搬送され図示しない印字開始位置決定手段により印字開始位置を決定する。サ ーマルプリントヘッド6とプラテン5の間には、印刷紙12とインクシート7を 共に挟みサーマルプリントヘッド6の図示しない発熱体から熱パルスを発生し印 字する。インクシート7は、イエロー、マゼンタ、シアンの3色を有し、前記キ ャプスタンローラ3は、図示しないコントローラにより回転方向を反時計方向、 時計方向と交互に変えることにより往復する印刷紙12上に順次重ね合わせて印 字されカラー画像を得る。
【0008】 ところでこのようにキャプスタンローラ3とピンチローラ4に印刷紙12をは さみ搬送する方法において、印刷紙12の先端12aでは図4に示すごとく、サ ーマルプリントヘッド6の発熱体中心6aからキャプスタンローラ3とピンチロ ーラ4にはさまれた印刷紙先端12aまでの距離aが、印字することができずデ ットスペースとなる。また印刷紙12の後端12bでは図5に示す如く、サーマ ルプリントヘッド6の発熱体中心6aから紙ガイド9に印刷紙がかかる距離bが 、印字することができずデットスペースとなる。前記デットスペースは、実施例 に挙げた紙送りの方式でなくても印刷紙12を掴持する方式であれば存在する。
【0009】 本考案では印刷紙12を掴持する手段であるキャプスタンローラ3とピンチロ ーラ4のある熱転写記録装置本体の排紙側に印刷紙12を切断するカッタ刃25 を具備する着脱可能なカッタ装置本体1を配置した。まずカッタ装置本体1の着 脱手段について説明する。
【0010】 図2は着脱手段の実施例を示す図である。カッタ装置本体1は熱転写記録装置 本体2の側面に2ヶ所設けられた長方形の穴20と嵌合するフック21の先端に 切り欠き21aを有している。フック21は両端をかった装置本体1に軸支され 回転自在な軸22上に固定されており且つ軸22の片側端部にはレバー23が固 定されている。レバー23には、ばね24が掛止されておりこれによりフック2 1は熱転写記録装置本体2の長方形の穴20と嵌合した時、はずれない方向に保 持される。カッタ装置本体1のフック21を穴20に挿入すると切り欠き21a は長方形の穴20の下壁面に引っかかる。詳述すると軸22が固定されているレ バー23は、ばね24の力により時計方向に回動するので、フック21も時計方 向(下方)に回動し、フックの切り欠き21aは長方形の穴20の下壁面に係合 し押圧される。
【0011】 すなわち、カッタ装置本体1は熱転写記録装置本体2に装着される。レバー2 3を反時計方向に押すとフック21はばね24の力に抗して反時計方向に回転し 、切り欠き21aと穴20の下壁面の係合が外れ、穴20から抜脱されカッタ装 置本体1は熱転写記録装置本体2から離脱される。
【0012】 図3は着脱手段の別の実施例を示す図である。カッタ装置本体1には先端にお ねじを切った軸30を有しており、熱転写記録装置本体2に切られためねじ31 とねじ止めされ、カッタ装置本体1の着脱を行う。なお、図示しないが両者間の 位置決め手段は別途設けられている。
【0013】 次に熱転写記録装置本体2にカッタ装置本体1を装着したときの動作を図1と 図2で説明する。 熱転写記録装置本体2の排紙ローラ10の同軸上には歯車14が配置されてい る。前記着脱手段によりカッタ装置本体1が熱転写記録装置本体2に装着される とカッタ装置本体1に配置されている歯車15と前記歯車14が噛み合い、カッ タ装置本体1に熱転写記録装置本体2から動力が伝達される。カッタ装置本体1 の紙送りローラ16と排紙ローラ17は、それぞれ同軸上に歯車18と歯車19 を有し、両歯車には歯車29が噛み合っており、前記歯車15と歯車20を介し て熱転写記録装置本体2のローラ類と同期して回転する。
【0014】 インクシート7の3色の印字終了時、印刷紙12は図5の位置にある。そこで 図示しない紙送りモータを逆転させ前記印字開始位置決定手段によって該印刷紙 12を図4の位置まで戻す。次に前記紙送りモータを正転させ、図4の先端部デ ットスペースa分送った時点でカッタ刃25を印刷紙12の紙送り方向に直角に 動作させ先端部のデットスペースaを切り落とす。カッタ刃25はモータ27で 動作し、この動力は圧接コネクタ28を介し熱転写記録装置本体2より供給され る。さらに前記紙送りモータを正転させ印字領域分の距離を送った後、再びカッ タ刃25を動作させ、図5の後端部のデットスペースbを切り落とす。最後に再 び前記紙送りモータを正転させ後端部のデットスペースb分を排出させ印字動作 を終了する。結果、印刷紙12に一杯に印字をすることができる。
【0015】 図6に示した如く定形サイズ、例えばA4の縦で印刷紙一杯に印字した物が欲 しければ全長を(a+297+b)mm以上とした印刷紙を用意すれば得ること ができる。熱転写記録装置本体2にカッタ装置本体1を装着しなければ、図7に 示した如く従来どおりのサイズで印字できる。
【0016】
【考案の効果】
本考案によれば、熱転写記録装置本体にカッタ装置本体を装着すれば印刷紙の 送り方向の前後のテッドスペース部をカットすることで印刷紙一杯に印字するこ とができ、印刷紙の端の方にページを印字するといったプリンタとして使うこと もできる。またカッタ装置本体を離脱すれば印刷紙の送り方向の前後に余白のあ る従来どおりの印字サイズで印字することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す概略断面図である。
【図2】本考案の熱転写記録装置本体とカッタ装置本体
の着脱手段の実施例を示す斜視図である。
【図3】本考案の熱転写記録装置本体とカッタ装置本体
の着脱手段の別の実施例を示す斜視図である。
【図4】印字開始時の印刷紙の位置を示す図である。
【図5】印字終了時の印刷紙の位置を示す図である。
【図6】本考案のカッタ装置本体を装着し余白を切断し
たときの印字サイズを示す図である。
【図7】カッタ装置本体を離脱したときの印字サイズを
示す図である。
【図8】従来の実施例を示す概略図である。
【符号の説明】
1 カッタ装置本体 2 熱転写記録装置本体 3 キャプスタンローラ 4 ピンチローラ 5 プラテン 6 サーマルプリントヘッド 6a 発熱体 7 インクシート 8 給紙装置 9 紙ガイド 10 排紙ローラ 11 紙送りローラ 12 印刷紙 14 歯車 15 歯車 16 紙送りローラ 17 排紙ローラ 18 歯車 19 歯車 20 長方形穴 21 フック 21a フック切り欠き 22 軸 23 レバー 24 ばね 25 カッタ刃 27 モータ 28 圧接コネクタ 29 歯車

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カットされた印刷紙の移動方向の一端ま
    たは両端を掴持する手段を具備し、前記印刷紙の往復移
    動によって重ね印字をする熱転写記録装置において、 前記熱転写記録装置の排紙口には、これに対向してカッ
    タ装置が着脱自在に設けられ、 前記カッタ装置は、カッタ機構とカッタ用の紙送り機構
    とを内蔵し、前記カッタ用の紙送り機構は、熱転写記録
    装置の紙送り機構と連動して印刷紙のデッドスペース分
    をカッタ機構に給送することを特徴とする熱転写記録装
    置。
JP7957192U 1992-11-18 1992-11-18 熱転写記録装置 Pending JPH0642188U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7957192U JPH0642188U (ja) 1992-11-18 1992-11-18 熱転写記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7957192U JPH0642188U (ja) 1992-11-18 1992-11-18 熱転写記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0642188U true JPH0642188U (ja) 1994-06-03

Family

ID=13693691

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7957192U Pending JPH0642188U (ja) 1992-11-18 1992-11-18 熱転写記録装置

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JP (1) JPH0642188U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015009512A (ja) * 2013-06-28 2015-01-19 株式会社寺岡精工 印刷装置

Cited By (1)

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