JPH0642148U - スクリーン自動交換装置 - Google Patents

スクリーン自動交換装置

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JPH0642148U
JPH0642148U JP8456592U JP8456592U JPH0642148U JP H0642148 U JPH0642148 U JP H0642148U JP 8456592 U JP8456592 U JP 8456592U JP 8456592 U JP8456592 U JP 8456592U JP H0642148 U JPH0642148 U JP H0642148U
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screen
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lid
extractor
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JP8456592U
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橋本三吾
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Navitas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 樹脂抽出機等の設備におけるスクリーン交換
の作業を自動化し、その交換時間の短縮化と、本体設備
の稼働率を向上させ得るスクリーンについての構成を提
供するにある。 【構成】 スクリーン取付台2は2つのスクリーン3面
からなり、樹脂抽出機の本体15上の端面に沿って配設
されている。移行用シリンダ12はスクリーン取付台2
をそのスクリーン3の配列方向に沿ってスライドされる
ことができる。蓋部20は開閉用シリンダ28によって
抽出機本体15の端面上に着脱され、スクリーン取付台
2を抽出機本体15の端面上に液密な状態で押圧閉止す
ることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、樹脂抽出機等の設備に装着されるべきスクリーンの交換を自動化し 、かつその交換のための時間の短縮化を可能とする構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこれらの設備におけるスクリーンの取付構成は、図6及び図7に示すよ うに、例えば、樹脂抽出設備を構成する抽出筒部32の端面上にスクリーン部材31 を張り付け、このスクリーン部材31を押圧する状態でこの蓋部34を抽出筒部32上 にボルト35…により固定する構成であった。この構成によりこのスクリーンの装 着箇所から液が漏出するのが防止された。なお、33は樹脂原料を押し出すための スクリユーである。
【0003】 また、スクリーン部材31の交換は、先ずボルト35…を取り外し、蓋部34を除い て後、新たなスクリーン部材と交換し、再度蓋部34等を人手によって取り付ける 作業によった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記したように従来のスクリーンの装備構成においては、スクリーンの交換作 業が、蓋部等の重量はかなり大きいことを考えると重労働であり、また一人の作 業では困難であった。
【0005】 また、このように人手による交換作業によったことから、その交換には長時間 を要し、しかもこの交換時間中は設備全体を停止させることになるから、設備の 稼働率を低下させる原因ともなっていた。
【0006】 そこで、本考案は、この種の設備のスクリーン交換の作業を自動化し、これに よってその交換時間の短縮化を図り、本体設備の稼働率を向上させ得るスクリー ンについての構成を提供することを目的とした。
【0007】
【考案が解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本考案はスクリーンの自動交換装置につき次のよ うに構成した。 即ち、樹脂抽出機等の設備において、スクリーンを装備すべきその設備本体上 の端面に沿って2以上のスクリーン面からなるスクリーン取付台をそのスクリー ンの配列方向に沿ってスライドさせる機構と、このスクリーン取付台を前記設備 本体の端面上に液密な状態で押圧閉止する蓋部と、この蓋部を前記設備本体の端 面上に着脱させる機構とからなることを特徴とする。
【0008】 上記した本考案に係るスクリーン自動交換装置は樹脂抽出機等のスクリーンを 装備すべき各種の設備に適用することができる。
【0009】 また、スクリーン取付台は、板面上にスクリーンを2面以上設けたもので、例 えば、矩形板上に2つのスクリーン面を一定間隔で離間して設けたものである。 またこのスクリーン取付台は2以上のスクリーン面を円板上にその円周に沿って 設けたものであってもよい。
【0010】 また、このスクリーン取付台に対するスライド機構は、上例の場合、矩形状の 取付台の一端にシリンダを連結し、他端を支持するように構成することができる 。
【0011】 また、蓋部の着脱構成は、蓋部の装着時にあってはスクリーン取付台を設備本 体上に液密な状態で押圧固定でき、また蓋部の脱離時にあってはスクリーン取付 台を障害なく所定方向に沿ってスライドさせ得るように構成されるべきものであ る。
【0012】 この着脱構成としては、例えば、樹脂抽出設備における抽出筒部の周端部と蓋 部の周端部とに相互に嵌合し得るテーパー爪を夫々設けることによって得られる 。なお、この着脱構成はスクリーン取付台の形状によって異なるものである。
【0013】
【作用】
本考案では次のような作用が生じる。 蓋部の着脱機構が蓋部を離脱する状態にあるとき、スクリーン取付台はそのス ライド機構によってスライドされる。このスライド動作によって、一つのスクリ ーン面が設備本体の該当端面上に達する。このとき、他のスクリーン面は設備本 体から露出する位置にある。
【0014】 次いで、蓋部の着脱機構が蓋部を装着する状態となったとき、蓋部はスクリー ン取付台を設備本体上に液密な状態で押圧固定する。
【0015】 また、スクリーンの交換は、上記同様に装置各部を作動させることによってス クリーン取付台上の他の一つのスクリーン面を設備本体の該当端面上に位置する ようにスライド及び固定することによって実行される。
【0016】 なお、使用済みのスクリーンは設備本体の稼働中にあってもその系列外にある ことから、随時に清掃を施して次期の使用に備えることができる。
【0017】
【実施例】
本考案の実施例として樹脂抽出設備におけるスクリーン自動交換装置1を図 1及び図2に示した。 このスクリーン自動交換装置1は、スクリーン取付台2と、樹脂抽出設備本体 15と及び蓋部20とを備える。
【0018】 スクリーン取付台2は、図3及び図4に示すように、スクリーン部材4が矩形 板状の基板部5面とこれに対応する固定板6面との間に挟持固定されることによ ってなる。
【0019】 また基板部5及び固定板6面上に夫々対応させて穿設した開孔面にスクリーン 部材4部分を露出させることによってスクリーン3、3が形成される。なお、7 は取付台2の隅部付近でまた8は上記スクリーン3付近で上記した固定状態を確 保するための固定部材である。またこの取付台2の長手方向に位置する両端部に は支軸孔10及び11を有する。
【0020】 この支軸孔10上には移行用シリンダ12のロッド13端が軸支され、また支軸孔11 上には支持ロッド14端が軸支されている。なお、図示していないが、この支持ロ ッド14はこの設備本体に関連して構成されているフレーム上に摺動可能に支持さ れている。これによってこのスクリーン自動交換装置におけるスクリーン取付台 2のスライド機構が構成されている。
【0021】 樹脂抽出設備本体15は内部に中心軸回りに回転する押出スクリュー16を備える 抽出筒部17を装備するが、この抽出筒部17の至端部であってその上下位置に外方 への突設部18、18が形成されている。
【0022】 この突設部18は夫々その断面形が内向きの凹形状をなし、その凹形状の端縁部 分を切欠いてテーパー爪19…が形成されている。
【0023】 また、蓋部20は全体として大略円錐形をなし、この円錐形の底部にあたる上下 に位置する縁部上には夫々連継部21を介して外方に突出する状態でテーパー爪22 …がテーパー爪19…に対応して形成されている。従って、これらのテーパー爪22 …は夫々前記した切欠き部を介して突設部18、18の凹形状部内に嵌め込まれ軸回 りに適宜回転されることによって対応するテーパー爪19…との間で嵌合状態を得 ることができる。
【0024】 また、この蓋部20の周面部下部にはアーム部27が設けられ、このアーム部27端 に開閉用シリンダ28のロッド29端が軸支されている。このロッド29の伸縮動作に よって蓋部20が軸回りに一定角度回転される。
【0025】 即ち、ロッド29が縮んだ状態にあるとき、対応するテーパー爪22…とテーパー 爪19…とが夫々嵌合状態となって、蓋部20が抽出筒部17上に強く押圧固定される 。このためスクリーン取付台2は特定のスクリーン3が抽出筒部17の開放端面に 直面する状態で抽出筒部17上に固定されることになる。この場合この固定部分で はスクリーン取付台2上の板面部を介することによって液密な状態が得られる。
【0026】 次いで、ロッド29が伸びると、各テーパー爪22…が夫々テーパー爪19…間の切 欠き部位置に移行して、蓋部20は開状態、つまり、抽出筒部17の軸線方向に沿っ て緩んだ状態となる。また、蓋部20はその円錐形の頂部23が機枠フレーム26上の 支持プレート25によって支持された状態にある。なお、24は頂部23端面に有する 抽出孔である。
【0027】 また、このとき、図2のほか図5にも示すように、スクリーン取付台2は、前 後方向について抽出筒部17と蓋部20との隙間内また上下方向について連継部21、 21間にあって、自由に移行させることが可能な状態にある。従って、ロッド13を 縮む方向に動作させると、スクリーン取付台2は支持ロッド14によって支持され ながら抽出筒部17の端面に沿って移行され、他のスクリーン3面が上記端面に直 面する状態となる。このスクリーン3に対しても前記同様に蓋部20によって抽出 筒部17上に液密な状態で固定することができる。
【0028】 なお、使用後のスクリーン3については、上記したスクリーン取付台2の移行 に際して抽出筒部17に対して露出した位置に達する。従って、抽出機15を稼働さ せながら、このスクリーン3に清掃を施して次期の使用に備えることができる。
【0029】
【考案の効果】
上記のように本考案は構成されるので、次のような効果を奏する。 先ず、樹脂抽出設備等に装備されるスクリーンの交換を自動化できる。従って 、スクリーン交換のための労力を省力化できる。
【0030】 また、その交換に要する時間の大幅な短縮化が可能となったことから、その交 換に際する本体設備の停止時間の大幅な短縮化を図ることができる。従って、本 体設備の稼働率の向上に大きく寄与することになる。
【0031】 また、スクリーンについてスクリーン部材を取付台上に固定するように構成し たことから、蓋部による閉止に際し極めて良好な液密状態を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のスクリーン自動交換装置の正面図。
【図2】同中央縦断面側面図。
【図3】同スクリーン取付台の平面図。
【図4】同スクリーン取付台の縦断面正面図。
【図5】同縦断面正面図。
【図6】従来設備の中央縦断面正面図。
【図7】同縦断面正面図。
【符号の説明】
1 スクリーン自動交換装置 2 スクリーン取付台 3 スクリーン 12 移行用シリンダ 15 抽出機本体 17 抽出筒部 18 突設部 19 テーパー爪 20 蓋部 22 テーパー爪 28 開閉用シリンダ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂抽出機等の設備において、スクリー
    ンを装備すべきその設備本体上の端面に沿って2以上の
    スクリーン面からなるスクリーン取付台をそのスクリー
    ンの配列方向に沿ってスライドさせる機構と、このスク
    リーン取付台を前記設備本体の端面上に液密な状態で押
    圧閉止する蓋部と、この蓋部を前記設備本体の端面上に
    着脱させる機構とからなることを特徴とするスクリーン
    自動交換装置。
JP1992084565U 1992-11-13 1992-11-13 スクリーン自動交換装置 Expired - Lifetime JP2591217Y2 (ja)

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JP1992084565U JP2591217Y2 (ja) 1992-11-13 1992-11-13 スクリーン自動交換装置

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JPH0642148U true JPH0642148U (ja) 1994-06-03
JP2591217Y2 JP2591217Y2 (ja) 1999-03-03

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5679316U (ja) * 1979-11-20 1981-06-27
JPS572741A (en) * 1980-05-06 1982-01-08 Windmoeller & Hoelscher Device for exchanging screen set in outlet region of injection molding machine
JPS6287319A (ja) * 1985-10-03 1987-04-21 ヘルマン・ベルシユトルフ・マシイネンバウ・ゲゼルシヤフト・ミト・ベシユレンクテル・ハフツング 篩交換装置用シ−ル装置
JPH026117A (ja) * 1988-02-29 1990-01-10 Beringer Co Inc ポリマー材瀘過装置

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