JPH0641494Y2 - 回動ハンガーユニット - Google Patents

回動ハンガーユニット

Info

Publication number
JPH0641494Y2
JPH0641494Y2 JP1989151239U JP15123989U JPH0641494Y2 JP H0641494 Y2 JPH0641494 Y2 JP H0641494Y2 JP 1989151239 U JP1989151239 U JP 1989151239U JP 15123989 U JP15123989 U JP 15123989U JP H0641494 Y2 JPH0641494 Y2 JP H0641494Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixed
vertical column
hanger
ring
cylindrical body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1989151239U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0387475U (ja
Inventor
直人 赤井
秀司 神保
Original Assignee
松屋電工株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 松屋電工株式会社 filed Critical 松屋電工株式会社
Priority to JP1989151239U priority Critical patent/JPH0641494Y2/ja
Publication of JPH0387475U publication Critical patent/JPH0387475U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0641494Y2 publication Critical patent/JPH0641494Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)
  • Supports Or Holders For Household Use (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、タンス内、押入れ内、その他の収納空間に固
定設置される回動ハンガーユニットに関するものであ
る。
(従来の技術) 最近、室内空間をより有効に使用するために、室内壁面
に従来の洋服ダンス等に代る収納庫を形成し、該収納庫
内部に、ハンガーアームを水平方向に張出し固定した円
筒体の複数を垂直支柱に被冠させ、該垂直支柱を中心と
して、前記ハンガーアームのそれぞれが水平方向へ旋回
するようにした構成のハンガーユニットを装備して、衣
服類を整理保管するようになっている。
そして、同一の垂直支柱に複数のハンガーアームを回動
自在に支持したものにおいては、ハンガーアームを固定
した円筒体を、共回防止リングを介在させて垂直支柱に
挿通した後、垂直支柱を垂直に固定するとともに、共回
防止リングを所定の位置で螺子固定する構成(特開昭63
-54112号公報)となっている。
(考案が解決しようとする課題) ところが、上記構成のものでは、複数のハンガーアーム
の一方を旋回させた場合に他方のハンガーアームが共回
いすることはないが、共回防止リングを取付けるため
に、垂直支柱の所定の位置に凹み又は雌螺子を設ける必
要があるとともに、共回防止リングの螺子を垂直支柱の
凹み又は雌螺子に一致させて螺子固定しなければならな
い不便があり、製作性、組立性が良くなかった。
本考案は、垂直支柱に凹み又は雌螺子を加工することな
く任意の位置に固定できる共回防止リングを使用し、製
作性、組立性を害することなく共回いを防止するように
した使い勝手の良い回動ユニットハンガーの提供を目的
とするものである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、垂直支柱の上下が固定壁に固
定され、複数のハンガーアームが各独立して前記垂直支
柱を軸として回動するように円筒体に固定された回動ハ
ンガーユニットにおいて、上下に隣接する円筒体間に、
該円筒体を支持するブッシュを介して、垂直支柱の周面
にゴム等の弾性リングをい圧接すべく保持させるように
した構成の共回防止リングを挟着させたことを特徴とす
るものである。
(実施例) 次に本考案の回動ハンガーユニットの実施例を図面に基
づいて説明すると以下の通りである。
第1図は本考案を実施した回動ハンガーユニットの正面
図、第2図は第1図のA部分の拡大断面図、第3図、第
4図は垂直支柱の支持固定状態を示す断面図である。
1は垂直支柱であって、上下が取付金具2a、2bを用いて
固定壁Wに固定されるものであり、底側となる端部に
は、偏心寸法eの位置にネジ孔10を穿設した栓11が溶接
されており、下の取付金具2aは、第3図に示すように、
中央には垂直支柱1を支持する座グリ穴12を、又周囲に
は床固定用孔13が開設されており、特に座グリ穴12の底
には、前記偏心寸法eに対応する位置にボルト孔14を穿
設し、垂直支柱1をボルト15で自転しないように固定す
る構成となっている。
尚、垂直支柱1の固定手段は、第4図に示すように、垂
直支柱1の下端部内面であって偏心寸法eとなる位置に
寸法ボルト16が溶接し、また下の取付金具2aの中央に
は、ブッシュ7を嵌合した垂直支柱1の下端部を支持す
る座グリ穴12と、該座グリ穴12の底に、前記偏心寸法e
に対応する位置にボルト孔14を穿設し、前記寸切ボルト
16をボルト孔14に通してナット17で支柱1が自転しない
ように固定する構成とする場合もある。
3は第1ハンガーアームであって縦長のC形をしてお
り、その両端には、前記垂直支柱1が遊嵌される内径を
有する円筒体5a、5bが同一軸線となるように固定一体化
されている。
4は第2ハンガーアームであって、横U形をしており、
その両端は、前記垂直支柱1が遊嵌される内径を有する
円筒体5cに固定一体化されている。
6はスペーサーパイプであって、垂直支柱1が遊嵌され
る内径を有し、円筒体5a、5b、5cと同一の外径のもので
ある。
前記円筒体5a、5b、5c及びスペーサーパイプ6の両端に
は、内径を垂直支柱の外径よりも僅かに大きく、垂直支
柱1を軸としてガタ付くことなく円滑に回動させること
ができる中心穴8を有する合成樹脂製のブッシュ7がそ
れぞれ嵌着されている。
9a、9b、9cは共回防止リングであって、その内周面にO
リング溝10が削設され、該Oリング溝10に合成ゴム製の
Oリング11が装填されており、垂直支柱1の周面に密着
できる構成となっている。
上記のように構成された回動ハンガーユニットは、垂直
支柱1の一端から、円筒体5a、共回防止リング9a、円筒
体5c、共回防止リング9b、スペーサーパイプ6、共回防
止リング9c、円筒体5bに順次挿通した後、垂直支柱1の
両端を取付金具2a、2bを用いて固定壁Wに固定すること
により収納庫に取付けられ、各ハンガーアームに、衣服
類を掛けた通常のハンガーのフックを掛けることにより
使用される。
このように組立てられ取付けられた回動ハンガーユニッ
トにおいては、第1ハンガーアーム3の円筒体5aと、第
2ハンガーアーム4の円筒体5cは、垂直支柱1に密着状
態で固定された共回防止リング9aの介在によって、力学
的に分断されるようになり、いずれかのハンガーアーム
の水平回動によって他のハンガーアームが回動する所謂
共回い現象が阻止されるのである。
しかも共回防止リングは、垂直支柱1に密着して固定状
態となるものであるから、垂直支柱1に何の加工もする
必要もなく、又取付けにおいては位置合せの必要もなく
なる。
尚、上記実施例においては、垂直支柱1への共回防止リ
ングの固定にOリングを使用したが、これに限定される
ものではなく、各リングを使用しても同様の作用効果を
達成することができる。
(考案の作用効果) 本考案は、垂直支柱の上下が固定壁に固定され、複数の
ハンガーアームが各独立して前記垂直支柱を軸として回
動するように円筒体に固定された回動ハンガーユニット
において、上下に隣接する円筒体間に、該円筒体を支持
するブッシュを介して、垂直支柱の周面にゴム等の弾性
リングを圧接すべく保持させるようにした構成の共回防
止リングを挟着させたから、共回防止リングの垂直支柱
への取付け固定において、従来のように垂直支柱の所定
の位置に凹み雌螺子を設ける必要がないとともに、共回
防止リングの螺子を垂直支柱の凹み又は雌螺子に一致さ
せて螺子固定する手間を要することなく任意の位置に密
着状態で固定することができ、回動ハンガーユニットの
製作性、組立性を向上させることができる。
また一方のハンガーアームの円筒体と、他方のハンガー
アームの円筒体は、垂直支柱に密着状態で固定されたブ
ッシュで支持され、共回防止リングの介在によって上下
に連続するから、ハンガーアームは円滑に旋回するよう
になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を実施した回動ハンガーユニットの正面
図、第2図は第1図のA部分の拡大断面図、第3図、第
4図は垂直支柱の支持固定状態を示す断面図である。 1……垂直支柱、2a、2b……取付金具 3……第1ハンガーアーム 4……第2ハンガーアーム 5a、5b、5c……円筒体 6……スペーサーパイプ、7……ブッシュ 8……中心穴 9a、9b、9c……共回防止リング 10……Oリング溝、11……Oリング

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】垂直支柱の上下が固定壁に固定され、複数
    のハンガーアームが各独立して前記垂直支柱を軸として
    回動するように円筒体に固定された回動ハンガーユニッ
    トにおいて、上下に隣接する円筒体間に、該円筒体を支
    持するブッシュを介して、垂直支柱の周面にゴム等の弾
    性リングを圧接すべく保持させるようにした構成の共回
    防止リングを挟着させたことを特徴とする回動ハンガー
    ユニット。
  2. 【請求項2】長い円筒体の一部にスペーサーパイプを使
    用した実用新案登録請求の範囲第1項記載の回動ハンガ
    ーユニット。
JP1989151239U 1989-12-27 1989-12-27 回動ハンガーユニット Expired - Lifetime JPH0641494Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989151239U JPH0641494Y2 (ja) 1989-12-27 1989-12-27 回動ハンガーユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989151239U JPH0641494Y2 (ja) 1989-12-27 1989-12-27 回動ハンガーユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0387475U JPH0387475U (ja) 1991-09-05
JPH0641494Y2 true JPH0641494Y2 (ja) 1994-11-02

Family

ID=31697547

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989151239U Expired - Lifetime JPH0641494Y2 (ja) 1989-12-27 1989-12-27 回動ハンガーユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0641494Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0677527B2 (ja) * 1986-08-26 1994-10-05 松下電工株式会社 ハンガ−装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0387475U (ja) 1991-09-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0641494Y2 (ja) 回動ハンガーユニット
JP2522493Y2 (ja) 車両のサスペンション装置
JP3913408B2 (ja) スプリングシート
JPH0847877A (ja) 筒状回転補助部材付回転式スタンドハンガー
JPH0712081Y2 (ja) テーブルのキャスタ取付構造
JP3213275B2 (ja) 間仕切りパネルのランナー及び間仕切りパネル
JPH0429801Y2 (ja)
JPH0741412Y2 (ja) ハンガー装置
JPS591560Y2 (ja) 傘立て等を兼用する姿見用回転鏡
JPS5817375Y2 (ja) 穀稈等の掻込ロ−ル
JPH0123916Y2 (ja)
JP3475341B2 (ja) 棚付き折り畳みテーブル
JPS609118Y2 (ja) 自転車用ギヤクランク装置
JP2567669Y2 (ja) 複段回転ハンガ
JP2562380B2 (ja) 電話機載置台などの支持装置
JP3042288U (ja) ハンガーラック
JPS6114396Y2 (ja)
JPS581258Y2 (ja) いすの回転装置
JPH0511279Y2 (ja)
JPH08903Y2 (ja) 回転式吊り掛け装置
JPH0422629U (ja)
JPH0898724A (ja) 筒状回転補助部材付回転式スタンドハンガー
JPH0641495Y2 (ja) 回動ハンガーユニット
JPH0372002U (ja)
JPH01180393U (ja)