JPH0429801Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0429801Y2 JPH0429801Y2 JP10854389U JP10854389U JPH0429801Y2 JP H0429801 Y2 JPH0429801 Y2 JP H0429801Y2 JP 10854389 U JP10854389 U JP 10854389U JP 10854389 U JP10854389 U JP 10854389U JP H0429801 Y2 JPH0429801 Y2 JP H0429801Y2
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- Expired
Links
- 230000008602 contraction Effects 0.000 claims description 5
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 2
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 2
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、棚体が支柱の周りに回転自在とされ
た回転棚に関するものである。
た回転棚に関するものである。
(従来の技術)
従来、隅調理台、コーナーキヤビネツト等に
は、物品の出し入れが容易で使い勝手のよい回転
棚が使用されている(例えば実公昭53−21300号
広報参照)。
は、物品の出し入れが容易で使い勝手のよい回転
棚が使用されている(例えば実公昭53−21300号
広報参照)。
この回転棚は、キヤビネツト内前部に立設した
支柱と、側支柱に枢設された扇形容器状の棚体
と、支柱に棚体を支持させる留具とからなつてお
り、棚体はその取付孔下端面が留具上面に摺接す
るように載置された状態で回転自在となつてい
る。
支柱と、側支柱に枢設された扇形容器状の棚体
と、支柱に棚体を支持させる留具とからなつてお
り、棚体はその取付孔下端面が留具上面に摺接す
るように載置された状態で回転自在となつてい
る。
(考案が解決しようとする課題)
ところで、従来の上記回転棚にあつては、支柱
の長さを、各キヤビネツトの収納庫内高さに合わ
せて正確に加工しなければならず、支柱の上下端
の固定が面倒である。また、棚体に物品を載せた
場合、棚体はその取付孔上部が拘束されていない
ので、傾いたりこじれが生じて円滑に回転しなか
つたり、上方向に動き不安定であるなどの問題が
あつた。
の長さを、各キヤビネツトの収納庫内高さに合わ
せて正確に加工しなければならず、支柱の上下端
の固定が面倒である。また、棚体に物品を載せた
場合、棚体はその取付孔上部が拘束されていない
ので、傾いたりこじれが生じて円滑に回転しなか
つたり、上方向に動き不安定であるなどの問題が
あつた。
本考案は、上述のような実状に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、支柱の高さの
調整が自在でかつ固定が至極簡単であり、キヤビ
ネツト以外の例えば窓枠等の水平部材間に容易に
取付け或いは取外しが可能で、しかも棚体がこじ
れることがなく、安定よく円滑に回転させること
ができる回転棚を提供するにある。
もので、その目的とするところは、支柱の高さの
調整が自在でかつ固定が至極簡単であり、キヤビ
ネツト以外の例えば窓枠等の水平部材間に容易に
取付け或いは取外しが可能で、しかも棚体がこじ
れることがなく、安定よく円滑に回転させること
ができる回転棚を提供するにある。
(課題を解決するための手段)
本考案では、上記目的を達成するために、次の
技術的手段を講じた。
技術的手段を講じた。
すなわち、本考案は、上下端に当接部材2,3
を有しかつ伸縮手段4を備えた支柱5と、支柱5
に回転自在に嵌装された棚体6と、支柱5に上下
位置調整自在に固着された上下支持部材7,8と
からなり、棚体6の取付ボス孔19の上下部が支
持部材7,8の段状に縮径された嵌合部20,2
1に回転自在に嵌合されていることを特徴として
いる。
を有しかつ伸縮手段4を備えた支柱5と、支柱5
に回転自在に嵌装された棚体6と、支柱5に上下
位置調整自在に固着された上下支持部材7,8と
からなり、棚体6の取付ボス孔19の上下部が支
持部材7,8の段状に縮径された嵌合部20,2
1に回転自在に嵌合されていることを特徴として
いる。
(作用)
本考案によれば、支柱5をキヤビネツト26等
に固定する場合、下部の当接部材3をキヤビネツ
ト等の所望立設位置に載置して起立させ、伸縮手
段4を操作して上部支持面に上部当接部材2を当
接させて後、さらに支柱5を若干伸長させて突つ
張り固定する。棚体6はその取付ボス孔19上下
部が、上下支持部材7,8に回転自在に嵌合され
ているので、棚体6上に物品を載せても、棚体6
の取付ボス部18が上下で拘束されており、傾い
たりこじれるこなく、安定した姿勢で回転しかつ
保持される。
に固定する場合、下部の当接部材3をキヤビネツ
ト等の所望立設位置に載置して起立させ、伸縮手
段4を操作して上部支持面に上部当接部材2を当
接させて後、さらに支柱5を若干伸長させて突つ
張り固定する。棚体6はその取付ボス孔19上下
部が、上下支持部材7,8に回転自在に嵌合され
ているので、棚体6上に物品を載せても、棚体6
の取付ボス部18が上下で拘束されており、傾い
たりこじれるこなく、安定した姿勢で回転しかつ
保持される。
(実施例)
以下、本考案の実施例を図面に基づき説明す
る。
る。
図面において、1は回転棚で、上下端に当接部
材2,3を有しかつ伸縮手段4を備えた管状の支
柱5と、棚体6と、上下支持部材7,8とからな
つている。
材2,3を有しかつ伸縮手段4を備えた管状の支
柱5と、棚体6と、上下支持部材7,8とからな
つている。
前記当接部材2,3は、正面からみて略T状に
成形され、かつ上下面が当接支持面2a,3aと
されており、上端当接部材2は第3図に示すよう
に、伸縮手段4を介して支柱5の上端に連結さ
れ、下端当接部材3は支柱5の下端に固着されて
いる。そして、上端当接部材2は、当接支持面2
aの中央に、取付ボルト挿通孔9及びボルト頭収
納凹部10を備え、取付ボルト11が座金12を
介して回転可能に挿通されている。
成形され、かつ上下面が当接支持面2a,3aと
されており、上端当接部材2は第3図に示すよう
に、伸縮手段4を介して支柱5の上端に連結さ
れ、下端当接部材3は支柱5の下端に固着されて
いる。そして、上端当接部材2は、当接支持面2
aの中央に、取付ボルト挿通孔9及びボルト頭収
納凹部10を備え、取付ボルト11が座金12を
介して回転可能に挿通されている。
前記伸縮手段4は、第3図に示すように、回転
自在な接続筒体13と、該筒体13内に固着され
たねじ軸14と、支柱5上端開口部に嵌入固着さ
れたナツト部材15とからなり、接続筒体13の
上端には前記取付ボルト11が螺着され、ねじ軸
14はナツト部材15に回転自在に螺合されてい
る。そして、支柱5の上端部は、接続筒体13内
に出退自在に嵌入されている。なお、ねじ軸14
の頭部14aは、合成樹脂材等からなる固定部材
16によつて被覆され、該固定部材16が前記接
続筒体13内上端部に、接着剤等により固着され
ている。また、ナツト部材16は、接着剤等によ
り支柱5の上端開口に固着されている。
自在な接続筒体13と、該筒体13内に固着され
たねじ軸14と、支柱5上端開口部に嵌入固着さ
れたナツト部材15とからなり、接続筒体13の
上端には前記取付ボルト11が螺着され、ねじ軸
14はナツト部材15に回転自在に螺合されてい
る。そして、支柱5の上端部は、接続筒体13内
に出退自在に嵌入されている。なお、ねじ軸14
の頭部14aは、合成樹脂材等からなる固定部材
16によつて被覆され、該固定部材16が前記接
続筒体13内上端部に、接着剤等により固着され
ている。また、ナツト部材16は、接着剤等によ
り支柱5の上端開口に固着されている。
さらに、接続筒体13の外周面には、縦方向に
溝17が形成され、接続筒体13を回転操作し易
いようになつている。
溝17が形成され、接続筒体13を回転操作し易
いようになつている。
前記棚体6は、合成樹脂材により平面からみて
略扇形の容器状に成形されており、扇の要に相当
する部分が取付ボス部18とされ、該ボス部18
には、上下方向に取付ボス孔19が設けられてい
る。
略扇形の容器状に成形されており、扇の要に相当
する部分が取付ボス部18とされ、該ボス部18
には、上下方向に取付ボス孔19が設けられてい
る。
前記上下支持部材7,8は、共に筒状で支柱5
に外嵌されて軸方向摺動自在とされ、長手方向一
端部が段状に縮径されて取付ボス孔19への嵌合
部20,21とせられている。そして、該支持部
材7,8には、大径部に軸穿と直交する方向にね
じ孔22,23が設けられ、該ねじ孔22,23
に固定ねじ24,25が螺着されており、該固定
ねじ24,25により、支持部材7,8を支柱5
に、上下位置調整可能に固着するようになつてい
る。
に外嵌されて軸方向摺動自在とされ、長手方向一
端部が段状に縮径されて取付ボス孔19への嵌合
部20,21とせられている。そして、該支持部
材7,8には、大径部に軸穿と直交する方向にね
じ孔22,23が設けられ、該ねじ孔22,23
に固定ねじ24,25が螺着されており、該固定
ねじ24,25により、支持部材7,8を支柱5
に、上下位置調整可能に固着するようになつてい
る。
上記実施例において、棚体6の取付ボス孔19
が、上下支持部材7,8の嵌合部20,21に回
転自在に嵌合しているので、棚体6上に物品を載
置しても、取付ボス部18がこじれることなく、
棚体6が安定よく円滑に回転する。
が、上下支持部材7,8の嵌合部20,21に回
転自在に嵌合しているので、棚体6上に物品を載
置しても、取付ボス部18がこじれることなく、
棚体6が安定よく円滑に回転する。
そして、回転棚1をコーナーキヤビネツト26
(第1図に2点鎖線で示す)に取付ける場合は、
まず、コーナーキヤビネツト26の底板27前部
上の所望立設位置に載置して起立させ、伸縮手段
4の接続筒体13を回転させて上端当接部材2の
当接支持面2aを、コーナーキヤビネツト26の
上部枠28等に当てがい、さらに接続筒体13を
若干回転させて支柱5を伸長させて突つ張り固定
する。このようにして、支柱5をコーナーキヤビ
ネツト26に固定すると、接続筒体13を逆方向
に(短縮方向)強く回転させない限り、支柱5が
ぐらついたり自然に倒れることがなく、物品を確
実にかつ安定的に載置することができる。
(第1図に2点鎖線で示す)に取付ける場合は、
まず、コーナーキヤビネツト26の底板27前部
上の所望立設位置に載置して起立させ、伸縮手段
4の接続筒体13を回転させて上端当接部材2の
当接支持面2aを、コーナーキヤビネツト26の
上部枠28等に当てがい、さらに接続筒体13を
若干回転させて支柱5を伸長させて突つ張り固定
する。このようにして、支柱5をコーナーキヤビ
ネツト26に固定すると、接続筒体13を逆方向
に(短縮方向)強く回転させない限り、支柱5が
ぐらついたり自然に倒れることがなく、物品を確
実にかつ安定的に載置することができる。
なお、本考案は、上記実施例に限定されるもの
ではなく、例えば、棚体6は容器状とせずに棚板
状或いは円盤状とすることができ、支柱5の伸縮
手段4もねじ軸14及びナツト部材15を省略し
て、支柱5の上端を接続筒体13に直接螺合させ
るようにすることができる。
ではなく、例えば、棚体6は容器状とせずに棚板
状或いは円盤状とすることができ、支柱5の伸縮
手段4もねじ軸14及びナツト部材15を省略し
て、支柱5の上端を接続筒体13に直接螺合させ
るようにすることができる。
(考案の効果)
本考案にかかる回転棚は、上述のように、上下
端に当接部材2,3を有しかつ伸縮手段4を備え
た支柱5と、支柱5に回転自在に嵌装された棚体
6と、支柱5に上下位置調整自在に固着された上
下支持部材7,8とからなり、棚体6の取付ボス
孔19の上下部が支持部材7,8の段状に縮径さ
れた嵌合部20,21に回転自在に嵌合されてい
ることを特徴とするものであるから、支柱5の高
さの調整が自在でかつ取付け固定が至極簡単でし
かも迅速に行なうことができ、したがつて、キヤ
ビネツト以外の例えば窓枠等の水平部材の上下間
に容易に取付け或いは取外しが可能で汎用性があ
り、また、棚体5が傾いたりこじれたりすること
がなく、安定よく円滑に回転させることができ、
物品を安定的に載置することが可能である。
端に当接部材2,3を有しかつ伸縮手段4を備え
た支柱5と、支柱5に回転自在に嵌装された棚体
6と、支柱5に上下位置調整自在に固着された上
下支持部材7,8とからなり、棚体6の取付ボス
孔19の上下部が支持部材7,8の段状に縮径さ
れた嵌合部20,21に回転自在に嵌合されてい
ることを特徴とするものであるから、支柱5の高
さの調整が自在でかつ取付け固定が至極簡単でし
かも迅速に行なうことができ、したがつて、キヤ
ビネツト以外の例えば窓枠等の水平部材の上下間
に容易に取付け或いは取外しが可能で汎用性があ
り、また、棚体5が傾いたりこじれたりすること
がなく、安定よく円滑に回転させることができ、
物品を安定的に載置することが可能である。
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
斜視図、第2図は棚体取付部の拡大断面図、第3
図は伸縮手段の拡大断面図である。 1……回転棚、2,3……当接部材、4……伸
縮手段、5……支柱、6……棚体、7,8……上
下支持部材、19……取付ボス孔、20……嵌合
部。
斜視図、第2図は棚体取付部の拡大断面図、第3
図は伸縮手段の拡大断面図である。 1……回転棚、2,3……当接部材、4……伸
縮手段、5……支柱、6……棚体、7,8……上
下支持部材、19……取付ボス孔、20……嵌合
部。
Claims (1)
- 上下端に当接部材2,3を有しかつ伸縮手段4
を備えた支柱5と、支柱5に回転自在に嵌装され
た棚体6と、支柱5に上下位置調整自在に固着さ
れた上下支持部材7,8とからなり、棚体6の取
付ボス孔19の上下部が支持部材7,8の段状に
縮径された嵌合部20,21に回転自在に嵌合さ
れていることを特徴とする回転棚。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10854389U JPH0429801Y2 (ja) | 1989-09-16 | 1989-09-16 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10854389U JPH0429801Y2 (ja) | 1989-09-16 | 1989-09-16 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0348538U JPH0348538U (ja) | 1991-05-09 |
JPH0429801Y2 true JPH0429801Y2 (ja) | 1992-07-20 |
Family
ID=31657175
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10854389U Expired JPH0429801Y2 (ja) | 1989-09-16 | 1989-09-16 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0429801Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-09-16 JP JP10854389U patent/JPH0429801Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0348538U (ja) | 1991-05-09 |
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