JP2851234B2 - 物干し又はハンガースタンド - Google Patents

物干し又はハンガースタンド

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JP2851234B2
JP2851234B2 JP746194A JP746194A JP2851234B2 JP 2851234 B2 JP2851234 B2 JP 2851234B2 JP 746194 A JP746194 A JP 746194A JP 746194 A JP746194 A JP 746194A JP 2851234 B2 JP2851234 B2 JP 2851234B2
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嗣夫 西川
恭平 来田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は伸縮支柱を有する物干し
スタンド又はハンガースタンドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、脚部に伸縮支柱が立設され、支柱
上端部に物干し竿支持腕、ハンガー掛け等目的に応じた
所定部材が接続されてなる物干しスタンド又はハンガー
スタンドが種々知られている。
【0003】例えば図5の如き物干しスタンドにおい
て、伸縮支柱20は、外管21の上端部に内管22が挿
入され、外管21の下端部が脚部23に固定され、外管
21上端部に設けられた筒状ストッパー24が内管22
を締付けるようになされ、筒状ストッパー24のねじ2
5の締付具合によって内管22が外管21に対して出入
可能又は固定されるようになされている。
【0004】又、実開平5−91592号公報に記載さ
れる如く、伸縮支柱が外管の下端部に内管が挿入され、
外管の側壁に設けられたねじ孔にねじが螺入され、この
ねじの締付具合により内管が外管に対して出入可能又は
固定されるようになされたものも知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来のものは、伸縮支柱の内管と外管がねじの締付具合
により出入可能又は固定されるようになされているの
で、支柱の高さ調整をする場合、必ず一方の手で内管又
は外管を持ち、他方の手でねじを回転させなければなら
ず、面倒であり、とくに支柱が2本設けられている場合
には1本ずつ別々に高さ調整しなければならず手間がか
かる問題点があった。
【0006】又、支柱の側壁からねじやストッパーが外
方に突出しているために、美観に劣ると共に、洗濯物を
持って支柱の近傍を通過した時に、衣服や洗濯物がねじ
やストッパーに引掛かりやすく、破れる場合がある。本
発明はかかる従来の問題点を解消した物干し又はハンガ
ースタンドを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明物干し又はハンガースタンドは、脚部に伸縮
支柱が立設され、支柱上端部に目的に応じた所定部材が
接続されてなる物干しスタンド又はハンガースタンドに
おいて、伸縮支柱が外管の上端部に内管が挿入され、内
管を軸の周りに回転させると内管と外管とが固定でき、
内管を反対方向に回転させると内管が外管の中へ出入で
きる構造を有し、外管の下端部が脚部に軸の周りに回転
不能に固定され、内管の上端部が所定部材に設けた継手
内に軸の周りに回転可能に挿入接続されたものである。
【0008】又、内管が継手に回転可能に挿入接続され
る構造が、継手に内管が嵌挿される凹部が形成され、凹
部の上底のほぼ中央部に入口方向に棒状体が垂下され、
凹部の中に円筒形のキャップが軸の周りに回転可能に挿
入され、このキャップの挿入された先端部に棒状体の外
周面に沿って棒状体の長さより短く入口方向に折り返さ
れた折返片が設けられ、ビスが棒状体の径より大きな外
径を有するワッシャーを挟んで棒状体の下端面に螺入さ
れ、このワッシャーの棒状体の外周より出ている周縁部
分にキャップの折返片が係止されてキャップが入口方向
に外れなくされ、キャップの内周面が内管の外周面に止
着されたものである。
【0009】本発明における伸縮支柱に関して、内管を
軸の周りに回転させると内管と外管とが固定でき、内管
を反対方向に回転させると内管が外管の中に出入可能な
構造は、従来知られている構造が使用される。
【0010】例えば実公昭55−30475号公報に記
載されている構造でもよいし、外管の中に内管が挿入さ
れていて、外管の内周面には径が次第に小さくなってい
る突起が長手方向に設けられ、内管の外周面には突起が
設けられていて、内管を軸の周りに回転させると、内管
の突起が外管の径が次第に小さくなっている突起の面に
係止されて固定でき、反対方向に回転させると、係止が
はずれて、内管が外管の中に自在に出入できる構造でも
よい。又、内管の外周面に径が次第に大きくなっている
突起が設けられ、外管の内周面に長手方向に突起が設け
られた構造でもよい。
【0011】
【作用】本発明における伸縮支柱は、内管と外管とが伸
縮自在に接続され、外管の下端部が脚部に固定され、内
管の上端部と継手とが軸の周りに回転可能に接続され、
内管を軸の周りに回転させることによって内管が外管の
中に出入自在又は固定できるようになされていることか
ら、支柱の高さ調整に際して内管のみを回転操作すれば
よい。
【0012】本発明において、内管と継手とが軸の周り
に回転可能に接続される構造は、継手に内管が嵌挿され
る凹部が形成され、この凹部の中に円筒状のキャップが
軸の周りに回転可能に挿入され、キャップの内周面に内
管の外周面が止着されているから、内管とキャップとは
一緒になって軸の周りに回転できる。
【0013】しかも、継手の凹部の上底のほぼ中央部に
入口方向に棒状体が垂下され、ビスが棒状体の径より大
きい外径を有するワッシャーを挟んで棒状体の下端面に
螺入され、ワッシャーの周縁部分が棒状体の外周より出
ている。キャップの先端部が棒状体の外周面に沿って入
口方向に折り返されて折返片が形成され、この折返片が
ワッシャーの棒状体の外周より出ている周縁部分に係止
されてキャップと内管がはずれないようになされてい
る。その結果、キャップと内管とは軸の周りに回転する
が、入口方向にはキャップがワッシャーの周縁部分に係
止されてはずれない。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例に
ついて説明する。図1、図2はそれぞれ本発明の実施例
を示す全体斜視図、図3は本発明における伸縮支柱の要
部を示す一部切欠正面図、図4は図3のイ−イ線におけ
る断面図である。
【0015】図面において、Aは物干しスタンドであっ
て、脚部2に伸縮支柱1が立設され、支柱1の上端部に
目的に応じた所定部材、例えば物干し竿やハンガーを支
持する支持腕3が接続された基本構造を有している。例
えば、図1の場合は、上記脚部2、伸縮支柱1、支持腕
3を有する基本構造のものが左右一対相対向されると共
に、脚部2どうし、支持腕3どうしが横桟4により連結
されている。図2の場合は、上記基本構造そのものから
なり、1本の伸縮支柱1を有する物干しスタンドAとな
されている。なお、5は放射状の物干し杆を有する物干
し部材であって、伸縮支柱1に取付けられている。
【0016】伸縮支柱1は、外管6の上端部に内管7が
挿入され、伸縮自在に接続されている。外管6の下端部
は脚部2に軸の周りに回転不能にビス止め等適宜手段に
より固定され、内管7の上端部は支持腕3に一体的に設
けられた継手8内に軸の周りに回転可能に挿入されて接
続されている。
【0017】図3、図4を参照して上記伸縮支柱1の外
管6の中に内管7が挿入され、伸縮自在に接続されてい
る構造について説明する。9はリングであって、図4に
示す如く、一部分が開口され、この開口されている一端
に内方に突出した突出片10が形成され、外管6に挿入
されている。11は治具であって、内管7に接着され、
治具11のほぼ中央部には周方向に溝が設けられ、この
溝の中にリング9が嵌合されている。治具11の溝底1
2は、図4に示す如く、径が次第に小さくなっている。
【0018】従って、内管7を回転すると、内管7に接
着されている治具11が回転し、この治具11の径が変
化している溝底12がリング9の突出片10を押した
り、押さなかったりするから、リング9が膨張したり縮
小する。その結果、内管7と外管6が固定できたり、自
由に出入できるようになされている。
【0019】次に、図3を参照して支持腕3に設けられ
た継手8内に内管7の上端部が軸の周りに回転可能に接
続されている構造について説明する。継手8は縦筒状と
なされて内管7が挿入される凹部13が設けられ、凹部
13のほぼ中央部に入口方向に断面円形の棒状体14が
垂下されている。15は円筒形のキャップであって、上
記凹部13の中に軸の周りに回転可能に挿入されてい
る。キャップ15の挿入されている先端部に棒状体14
の外周面に沿って折り返された折返片16が設けられて
いる。17は棒状体14の径より大きな外径を有するワ
ッシャーであって、ビス18がこのワッシャー17を挟
んで棒状体14の下端面に螺入されている。従って、ワ
ッシャー17の周縁部分19が棒状体14の外周より出
ている。
【0020】キャップ15の折返片16がワッシャー1
7の棒状体14の外周より出ている周縁部分19に係止
されて、キャップ15が凹部13からはずれないように
なされている。キャップ15の内周面が内管7の上端部
外周面に接着剤で接着され止着されている。上記構造か
ら、内管7はキャップ15と一緒になって継手8の凹部
13の中に軸の周りに回転するが、はずれないように接
続されている。
【0021】しかして、物干しスタンドAにおいて、伸
縮支柱1を伸縮させて高さ調整する場合には、内管7を
回転させリング9の径を小さくして外管6の中に出入さ
せて所望の高さにした後、内管7を反対方向に回転させ
てリング9の径を大きくして固定する。このとき、内管
7と継手8とは回転可能に接続され、脚部2に外管6が
回転不能に接続されていることから、内管7を支障なく
回転させることができる。
【0022】なお、上記実施例においては物干しスタン
ドについて説明したが、脚部に伸縮支柱が立設され、支
柱上端部にハンガー掛け等を有するハンガースタンドに
ついても伸縮支柱の上記構造を適用できるのは勿論であ
る。
【0023】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明物干し又はハ
ンガースタンドは、伸縮支柱が外管の上端部に内管が挿
入され、内管を軸の周りに回転させると内管と外管とが
固定でき、内管を反対方向に回転させると内管が外管の
中へ出入できる構造を有し、外管の下端部が脚部に軸の
周りに回転不能に固定され、内管の上端部が所定部材に
設けた継手内に軸の周りに回転可能に挿入接続されてい
るので、内管を回転させるだけで高さ調整ができる。と
くに支柱が2本の場合には、両手で内管を同時に回転さ
せることができ、高さ調整に手間がかからない。しか
も、内管と外管との接続部に従来の如くねじ等が突出し
ないことから、美観がよく、衣服や洗濯物を引掛けるよ
うなことがない。
【0024】又、伸縮支柱の内管が継手に回転可能に接
続される構造を、継手の内部に凹部を設け、凹部のほぼ
中央部に入口方向に棒状体を垂下し、凹部の中に円筒状
のキャップを軸の周りに回転可能に挿入し、キャップ先
端部に棒状体の外周面に沿って入口方向に折り返した折
返片を設け、ビスを棒状体の径より大きな外径を有する
ワッシャーを挟んで棒状体の下端面に螺入し、ワッシャ
ーの棒状体の外周面より出ている周縁部分にキャップの
折返片を係止してキャップを入口方向にはずれなくし、
キャップの外周面を内管に止着する構造となされている
ので、組み立てが簡単にでき、外周面に突出したものが
なく、しかも内管をスムーズに回転させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明物干しスタンドの一実施例を示す全体斜
視図である。
【図2】本発明物干しスタンドの他の実施例を示す全体
斜視図である。
【図3】本発明における伸縮支柱の主要部分を示す一部
切欠正面図である。
【図4】図3のイ−イ線における断面図である。
【図5】従来の例を示す説明図である。
【符号の説明】
A 物干しスタンド 1 伸縮支柱 2 脚部 3 支持腕 4 横桟 5 物干し部材 6 外管 7 内管 8 継手 9 リング 11 治具 13 凹部 14 棒状体 15 キャップ 17 ワッシャー

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脚部に伸縮支柱が立設され、支柱上端部
    に目的に応じた所定部材が接続されてなる物干しスタン
    ド又はハンガースタンドにおいて、伸縮支柱が外管の上
    端部に内管が挿入され、内管を軸の周りに回転させると
    内管と外管とが固定でき、内管を反対方向に回転させる
    と内管が外管の中へ出入できる構造を有し、外管の下端
    部が脚部に軸の周りに回転不能に固定され、内管の上端
    部が所定部材に設けた継手内に軸の周りに回転可能に挿
    入接続された物干し又はハンガースタンド。
  2. 【請求項2】 内管が継手に回転可能に挿入接続される
    構造が、継手に内管が嵌挿される凹部が形成され、凹部
    の上底のほぼ中央部に入口方向に棒状体が垂下され、凹
    部の中に円筒形のキャップが軸の周りに回転可能に挿入
    され、このキャップの挿入された先端部に棒状体の外周
    面に沿って棒状体の長さより短く入口方向に折り返され
    た折返片が設けられ、ビスが棒状体の径より大きな外径
    を有するワッシャーを挟んで棒状体の下端面に螺入さ
    れ、このワッシャーの棒状体の外周より出ている周縁部
    分にキャップの折返片が係止されてキャップが入口方向
    に外れなくされ、キャップの内周面が内管の外周面に止
    着されたものである請求項1記載の物干し又はハンガー
    スタンド。
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