JP2516123Y2 - 戸当り - Google Patents

戸当り

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JP2516123Y2
JP2516123Y2 JP1991091744U JP9174491U JP2516123Y2 JP 2516123 Y2 JP2516123 Y2 JP 2516123Y2 JP 1991091744 U JP1991091744 U JP 1991091744U JP 9174491 U JP9174491 U JP 9174491U JP 2516123 Y2 JP2516123 Y2 JP 2516123Y2
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mounting
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mounting holes
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秀輔 玉橋
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秀輔 玉橋
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、床や壁の下部に取付け
られ開いたドアを所定角度で停止させる戸当りに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の戸当りは、例えば実公平3−35
017号公報に記載されているように、木螺子等の取付
孔を取付ベースに設け、この取付ベースに螺子棒を立設
し、そして螺子棒に螺着する支柱の基端に前記取付ベー
スを覆う化粧板を設け、さらに前記支柱の先端に弾性材
からなる戸当り部を設けている。そして前記取付孔に木
螺子を通して床や壁の下部に取付けた後、支柱を螺子棒
に螺着することによって戸当り部を所定位置に設けてい
る。
【0003】従来技術においては、戸当り部を所定方向
に向けて戸当りを固定しなければならないが、前記戸当
り部の方向は、支柱を螺子棒にねじ込んで支柱または化
粧板が取付ベースに圧接した状態で定まるために、木螺
子で取付ベースを固定した後、支柱を螺子棒にねじ込ん
で取付け方向を確認している。この際に方向が所定方向
にならない場合には木螺子を取り除き、そして再度木螺
子を新たな位置にセットしなければならず、戸当りの取
り付け作業が煩雑であった。
【0004】これに対して実公昭56−15340号公
報には、取付ベースに対して螺子棒を回動自在として、
戸当り部の方向を調整可能とした戸当りが記載されてい
る。そしてこの戸当りでは、ボルトからなる螺子棒の首
部に形成した角面を取付ベースに形成した角孔に嵌合す
ることにより、最終的に取付ベースに対し螺子棒を回り
止めするようにしている。そのため戸当り部は、角面と
角孔とが一致する方向に向けるのみであり、任意の角度
調整はできない。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】前述のように従来の戸
当りでは、戸当り部の方向を簡単にかつ任意の方向に調
整できない問題があった。
【0006】本考案は、前記問題を解決して戸当り部の
方向を簡単にかつ任意の方向に調整でき、しかも使用時
には戸当り部の方向を確実に固定できる戸当りを提供す
ることを目的とする
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の戸当り
は、前記目的を達成するために、複数の取付孔を設けた
取付ベースに螺子棒を立設し、この螺子棒に螺着する支
柱の基端に前記取付ベースを覆う化粧板を設け、前記支
柱の先端に弾性材からなる戸当り部及び回動可能なフッ
ク受け部を設けた戸当りにおいて、前記複数の取付孔と
して、それぞれ前記螺子棒を中心とする平面円弧状でそ
の円周方向において互いに離れた2つ以上の長孔を有
し、これら長孔からなる取付孔の中心角がそれぞれほぼ
直角であり、前記取付ベースと前記支柱または化粧板間
に弾性体を介在するものである。
【0008】さらに請求項2記載の戸当りは、前記複数
の取付孔が、前記長孔からなる2つの取付孔と、挿入さ
れる螺子とほぼ同径でかつ螺子棒から径方向において離
れると共に前記長孔からなる取付孔からその円周方向に
おいて離れて位置した1つの取付孔とからなるものであ
る。
【0009】
【作用】請求項1記載の戸当りでは、その取付け時、取
付ベースを床などに置いて各取付孔に螺子を挿入して固
定する。そして戸当り部と共に支柱を螺子棒に緊締状態
で螺着して固定する。この緊締状態で戸当り部が所定方
向に向かない場合には、化粧板を有する支柱を螺子棒か
ら取り外した後、長孔からなる取付孔に挿入されている
螺子を緩める。そして取付ベースを回してその向きを変
する。このとき2つ以上の長孔からなる取付孔にそれ
ぞれ挿入されている螺子が案内となって、取付ベースは
螺子棒を中心として回る。また長孔からなる取付孔の中
心角はほぼ直角であるから、取付ベースの向きはほぼ直
角の範囲内で変更できる。この後に、再び螺子によって
取付ベースを固定し、さらに戸当り部と共に支柱を螺子
棒に緊締状態で螺着して固定することによって、戸当り
部を所定の方向に向けることができる。これとともに支
柱の緊締に伴い順次弾性体が圧縮することにより、戸当
り部の向きを微調整することもできる。
【0010】また請求項2記載の戸当りでは、最初の緊
締状態で戸当り部が所定方向に向かない場合には、化粧
板を有する支柱を螺子棒から取り外した後、螺子とほぼ
同径の1つの取付孔に挿入されていた螺子を取り外すと
共に、長孔からなる取付孔に挿入されている螺子を緩め
る。そして取付ベースを回してその向きを変更する。こ
のとき2つの長孔からなる取付孔にそれぞれ挿入されて
いる螺子が案内となって、取付ベースは螺子棒を中心と
して回る。この後に、再び螺子によって取付ベースを固
定する。使用に伴って螺子が多少緩むようなことがあっ
ても、螺子とほぼ同径の取付孔があることにより、取付
ベースが回ってがたつくことはなく、調整された戸当り
部の方向が安定して保持される。
【0011】
【実施例】図1乃至図3は、本考案の第1実施例を示し
ており、1は金属製の取付ベースであり、この取付ベー
ス1の平面は円形であって、その縁部2は下方に折曲さ
れている。さらに取付ベース1の中央には凸部3が形成
されていると共に、この凸部3にボルト状の螺子棒4が
固着して立設している。そして取付ベース1の三方には
第1乃至第3の取付孔5、6、7が形成されている。第
1の取付孔5は螺子5Aとほぼ同径に形成されており、
また第2及び第3の取付孔6、7は前記螺子棒4を中心
として円弧状の長孔に形成されている。これら3つの取
付孔5,6,7は螺子棒4を中心とする同一円周上で互
いに離れて位置している。また第2及び第3の取付孔
6、7の中心角はほぼ直角になっている。尚6A、7A
は第2及び第3の取付孔6、7に設けられた螺子であ
る。
【0012】さらに前記螺子棒4に螺着する金属製の支
柱8の基端には雌螺子9が形成されると共に、支柱8の
基端外周には取付ベース1を覆うように円板状の金属製
化粧板10が一体に固着されている。そしてゴム等の弾性
材からなる戸当り部11が支柱8の先端に設けられてい
る。この戸当り部11は金属製の取付け部12の先端に装着
されている。この取付け部12の基端及び外周には前記支
柱8の上部が挿入する取付孔13、14が形成されており、
この取付孔13、14のいずれか一方の外側から螺子15を、
前記支柱8の先端に形成した雌螺子16に螺着することに
よって、支柱8に取付け部12を固定できるようになって
いる。また前記取付け部12にはドアに設けられたフック
(図示せず)などに掛け止め可能なフック受け部17が
動可能に設けられている。さらに前記取付ベース1と凸
部3の間には前記螺子棒4が挿通したゴム板等の弾性体
18が介在している。
【0013】次に前記構成についてその作用を説明す
る。取付ベース1を床に置いて第1乃至第3の取付孔
5、6、7に螺子5A、6A、7Aを挿入して固定す
る。そして戸当り部11と共に支柱8を螺子棒4に緊締状
態で螺着して固定する。この緊締状態で戸当り部11が所
定方向に向かない場合には支柱8を螺子棒4から取り外
した後、螺子5Aを取り外すと共に螺子6A、7Aを緩
める。そして取付ベース1を回してその向きを変更
る。このとき第2及び第3の取付孔6、7にそれぞれ挿
入されている螺子6A、7Aが案内となって、取付ベー
ス1は螺子棒4を中心として回る。第2及び第3の取付
孔6、7の中心角はほぼ直角であるから、取付ベース1
の向きはほぼ直角の範囲内で変更できる。この後に、再
び螺子5A、6A、7Aによって取付ベース1を固定
し、さらに戸当り部11と共に支柱8を螺子棒4に緊締状
態で螺着して固定することによって、戸当り部11を所定
の方向に向けることができる。尚、支柱8を螺子棒4に
緊締状態で螺着する際に弾性体18が圧縮され、したがっ
て支柱8の緊締状態に伴い順次弾性体18が圧縮するため
に戸当り部11の向きを微調整することができる。
【0014】尚、図1に示すように戸当り部11を支柱8
の径方向に向ける場合には、取付け部12の一方の取付孔
14に支柱8を挿入すると共に他方の取付孔13から支柱8
の雌螺子16に螺子15を螺着すればよいが、図3に示すよ
うに戸当り部11を支柱8の軸心方向に向ける場合には、
取付け部12の他方の取付孔13に支柱8を挿入すると共に
一方の取付孔14から支柱8の雌螺子16に螺子15を螺着す
ればよい。
【0015】以上のように、取付孔5、6、7を設けた
取付ベース1に螺子棒4を立設し、この螺子棒4に螺着
する支柱8の基端に化粧板10を設け、前記支柱8の先端
に戸当り部11を設けた戸当りにおいて、前記第2及び第
3の取付孔6、7を平面円弧状の長孔に形成したことに
よって、取付ベース1の取付け角度を簡単に任意の角度
に変更でき、取り付け作業を効率良く行うことができ
る。また支柱8は螺子棒4に螺着されることから、最終
的に戸当り部11がどの方向へ向くかは予め予測しにくい
が、第2及び第3の取付孔6、7の中心角がほぼ直角な
ので、角度の変更可能範囲が広く、融通性のある調整が
できる。一方第1の取付孔5は螺子5Aとほぼ同径にし
たので、使用に伴って螺子5A,6A,7Aが多少緩む
ようなことがあっても、取付ベース1が回ってがたつく
ことはなく、調整された戸当り部11の方向が安定して保
持される。さらに、前記取付ベース1と凸部3間に弾性
体18を介在したことによって、支柱8の緊締状態に伴い
順次弾性体18を圧縮させて戸当り部11の向きを微調整す
ることができる。また取付け部12の基端及び外周には前
記支柱8の上部が選択的に挿入する取付孔13、14が形成
され、そしていずれか一方に支柱8を挿入すると共に、
固定することによって支柱8に対して戸当り部11の方向
を選択して2方向に取付けることができる。
【0016】尚、本考案は前記実施例に限定されるもの
ではなく、図4に示す第2実施例のように取付孔5、
6、7を平面円弧状の長孔に形成したり、さらに弾性体
を取付ベースと化粧板の間に介在してもよい等各種の変
形が可能である。
【0017】
【考案の効果】請求項1記載の考案は、複数の取付孔を
設けた取付ベースに螺子棒を立設し、この螺子棒に螺着
する支柱の基端に前記取付ベースを覆う化粧板を設け、
前記支柱の先端に弾性材からなる戸当り部及び回動可能
なフック受け部を設けた戸当りにおいて、前記複数の取
付孔として、それぞれ前記螺子棒を中心とする平面円弧
でその円周方向において互いに離れた2つ以上の長孔
を有し、これら長孔からなる取付孔の中心角がそれぞれ
ほぼ直角であり、前記取付ベースと前記支柱または化粧
板間に弾性体を介在するものであり、取付ベースの取付
け角度を任意の角度に簡単に変更でき、取り付け作業を
効率良く行うことができる。しかも螺子棒に螺着される
支柱にある戸当り部が最終的にどの方向へ向くかは予め
予測しにくいのに対して、長孔からなる取付孔が許容す
る角度の変更可能範囲がほぼ直角と広く、融通性のある
調整ができる。さらに取付ベースと支柱または化粧板間
に介在する弾性体により、戸当り部の向きを微調整する
こともできる。
【0018】さらに請求項2記載の考案は、前記複数の
取付孔が、前記長孔からなる2つの取付孔と、挿入され
る螺子とほぼ同径でかつ螺子棒から径方向において離れ
ると共に前記長孔からなる取付孔からその円周方向にお
いて離れて位置した1つの取付孔とからなるものであ
り、使用に伴って螺子が多少緩むようなことがあって
も、螺子とほぼ同径の取付孔があることにより、取付ベ
ースが回ってがたつくことはなく、調整された戸当り部
の方向を安定して保持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す縦断面図である。
【図2】本考案の第1実施例を示す要部の平面図であ
る。
【図3】本考案の第1実施例を示す他の取付け状態を示
す縦断面図である
【図4】 本考案の第2実施例を示す要部の平面図であ
る。
【符号の説明】
1 取付ベース 4 螺子棒 5 6 7 取付孔 5A 螺子 8 支柱 10 化粧板 11 戸当り部18 弾性体

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の取付孔を設けた取付ベースに螺子
    棒を立設し、この螺子棒に螺着する支柱の基端に前記取
    付ベースを覆う化粧板を設け、前記支柱の先端に弾性材
    からなる戸当り部及び回動可能なフック受け部を設けた
    戸当りにおいて、前記複数の取付孔として、それぞれ
    記螺子棒を中心とする平面円弧状でその円周方向におい
    て互いに離れた2つ以上の長孔を有し、これら長孔から
    なる取付孔の中心角がそれぞれほぼ直角であり、前記取
    付ベースと前記支柱または化粧板間に弾性体を介在す
    ことを特徴とする戸当り。
  2. 【請求項2】 前記複数の取付孔は、前記長孔からなる
    2つの取付孔と、挿入される螺子とほぼ同径でかつ螺子
    棒から径方向において離れると共に前記長孔からなる取
    付孔からその円周方向において離れて位置した1つの取
    付孔とからなることを特徴とする請求項1記載の戸当
    り。
JP1991091744U 1991-11-08 1991-11-08 戸当り Expired - Lifetime JP2516123Y2 (ja)

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JPH0540569U JPH0540569U (ja) 1993-06-01
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5615340U (ja) * 1979-07-12 1981-02-09
JPH0335017U (ja) * 1989-08-14 1991-04-05
JP3071089U (ja) * 2000-02-17 2000-08-22 水心 黄 園芸用はさみ

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JPH0540569U (ja) 1993-06-01

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