JPH0345467Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0345467Y2 JPH0345467Y2 JP1985164384U JP16438485U JPH0345467Y2 JP H0345467 Y2 JPH0345467 Y2 JP H0345467Y2 JP 1985164384 U JP1985164384 U JP 1985164384U JP 16438485 U JP16438485 U JP 16438485U JP H0345467 Y2 JPH0345467 Y2 JP H0345467Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- holder
- gutter
- bolt
- mounting piece
- gutter holder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000003195 fascia Anatomy 0.000 claims description 8
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Hinges (AREA)
- Clamps And Clips (AREA)
- Supports For Pipes And Cables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
［技術分野］
本考案は、軒樋受具の構造に関し、詳しくは建
物における鼻隠し板等の受具取付部の取付面の傾
斜角度の変動に対して容易に対処しようとする技
術に関する。
物における鼻隠し板等の受具取付部の取付面の傾
斜角度の変動に対して容易に対処しようとする技
術に関する。
［背景技術］
従来、軒樋受具は鼻隠し板等の受具取付部の取
付面に取り付けて軒樋を水勾配を保つて略水平に
保持するのであり、ところで取付面の傾斜は屋根
の勾配が異なるのに伴つて変動し、又、その施工
形態の違いによつても大きく変動するものであ
り、このように取付面の傾斜が建物によつて変動
するのに、この変動に応じて軒樋受具も変更しな
ければならないという問題があつた。このような
問題を解消するのに、実願昭55−180834号公報及
び実開昭60−120125号公報のような構成のものが
提案されているが、いずれもその操作が面倒であ
るとともにその構成も複雑になるなどという問題
があつた。
付面に取り付けて軒樋を水勾配を保つて略水平に
保持するのであり、ところで取付面の傾斜は屋根
の勾配が異なるのに伴つて変動し、又、その施工
形態の違いによつても大きく変動するものであ
り、このように取付面の傾斜が建物によつて変動
するのに、この変動に応じて軒樋受具も変更しな
ければならないという問題があつた。このような
問題を解消するのに、実願昭55−180834号公報及
び実開昭60−120125号公報のような構成のものが
提案されているが、いずれもその操作が面倒であ
るとともにその構成も複雑になるなどという問題
があつた。
［考案の目的］
本考案はこのような問題に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、取付面の大き
な傾斜の変動に対しても簡単容易に対処すること
ができ、種々の軒樋受具を準備しなくてもよく、
かつその操作も容易におこなえその構成を簡素化
することができる軒樋受具の構造を提供すること
にある。
であり、その目的とするところは、取付面の大き
な傾斜の変動に対しても簡単容易に対処すること
ができ、種々の軒樋受具を準備しなくてもよく、
かつその操作も容易におこなえその構成を簡素化
することができる軒樋受具の構造を提供すること
にある。
［考案の開示］
本考案の軒樋受具の構造は、鼻隠し板のような
受具取付部に取り付けられる取付片１と軒樋を保
持する樋保持体２とを蝶番３にて上下方向に回動
自在に枢着し、取付片１の通孔７に回動自在に挿
通したボルト８をそのボルト頭において抜止め支
持し、ボルト８の下端部を樋保持体２に形成した
長孔１０に挿通し、樋保持体２の下方のボルト部
分にナツトを螺進自在に螺合して成ることを特徴
とするものであり、このように構成することによ
つて、上記目的を達成したものである。つまり、
鼻隠し板のような受具取付部に取り付けられる取
付片１に対して軒樋を保持する樋保持体２を回動
位置変更手段によつてその回動位置を種々に変更
させることができるようにすることによつて、樋
保持体２により軒樋を所定通りに保持しながら取
付片１を樋保持体２に対して回動させることで、
その傾斜を変更させてどのような傾斜の受具取付
部にも取り付けることができ、受具取付部の傾斜
の変更に容易に対処でき、多種類の軒樋受具を用
意しなくてもよいようにしたものである。
受具取付部に取り付けられる取付片１と軒樋を保
持する樋保持体２とを蝶番３にて上下方向に回動
自在に枢着し、取付片１の通孔７に回動自在に挿
通したボルト８をそのボルト頭において抜止め支
持し、ボルト８の下端部を樋保持体２に形成した
長孔１０に挿通し、樋保持体２の下方のボルト部
分にナツトを螺進自在に螺合して成ることを特徴
とするものであり、このように構成することによ
つて、上記目的を達成したものである。つまり、
鼻隠し板のような受具取付部に取り付けられる取
付片１に対して軒樋を保持する樋保持体２を回動
位置変更手段によつてその回動位置を種々に変更
させることができるようにすることによつて、樋
保持体２により軒樋を所定通りに保持しながら取
付片１を樋保持体２に対して回動させることで、
その傾斜を変更させてどのような傾斜の受具取付
部にも取り付けることができ、受具取付部の傾斜
の変更に容易に対処でき、多種類の軒樋受具を用
意しなくてもよいようにしたものである。
以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述す
る。
る。
鼻隠し板のような受具取付部に取り付けられる
取付片１と軒樋を保持する樋保持体２とを蝶番３
にて上下方向に回動自在に枢着してある。そして
取付片１と樋保持体２とにわたつて取付片１に対
する樋保持体２の回動位置を変更させる回動位置
変更手段を設けてある。この回動位置変更手段の
構造としては、例えば第１図のように、取付片１
の中間部を外方に凸になるように曲成し、この突
曲部５の略中央部を円弧状に突曲し、この中央突
曲部６に通孔７を形成し、ボルト８を通孔７に挿
通してボルト８を摺動自在に取付片１に保持し、
そして樋保持体２の基端部９に内外方向に長い長
孔１０を形成し、この長孔１０内にボルト８を挿
通するとともにボルト８にナツトとしての板ナツ
ト１１を螺合し、しかして樋保持体２に対して取
付片１を蝶番３を介して回動させた回動位置を板
ナツト１１の螺進により保持することができるよ
うにしたものである。このような回動位置変更手
段は種々設計変更可能である。
取付片１と軒樋を保持する樋保持体２とを蝶番３
にて上下方向に回動自在に枢着してある。そして
取付片１と樋保持体２とにわたつて取付片１に対
する樋保持体２の回動位置を変更させる回動位置
変更手段を設けてある。この回動位置変更手段の
構造としては、例えば第１図のように、取付片１
の中間部を外方に凸になるように曲成し、この突
曲部５の略中央部を円弧状に突曲し、この中央突
曲部６に通孔７を形成し、ボルト８を通孔７に挿
通してボルト８を摺動自在に取付片１に保持し、
そして樋保持体２の基端部９に内外方向に長い長
孔１０を形成し、この長孔１０内にボルト８を挿
通するとともにボルト８にナツトとしての板ナツ
ト１１を螺合し、しかして樋保持体２に対して取
付片１を蝶番３を介して回動させた回動位置を板
ナツト１１の螺進により保持することができるよ
うにしたものである。このような回動位置変更手
段は種々設計変更可能である。
このような構成によれば、鼻隠し板のような受
具取付部に取り付けられる取付片１に対して軒樋
を保持する樋保持体２を回動位置変更手段によつ
てその回動位置を種々に変更させることで、樋保
持体２により軒樋を所定通りに保持しながら取付
片１を樋保持体２に対して回動させることでその
傾斜を変更させてどのような傾斜の受具取付部に
も取り付け得るのであり、受具取付部の傾斜の変
更に容易に対処でき、多種類の軒樋受具を用意し
なくてもよいものである。
具取付部に取り付けられる取付片１に対して軒樋
を保持する樋保持体２を回動位置変更手段によつ
てその回動位置を種々に変更させることで、樋保
持体２により軒樋を所定通りに保持しながら取付
片１を樋保持体２に対して回動させることでその
傾斜を変更させてどのような傾斜の受具取付部に
も取り付け得るのであり、受具取付部の傾斜の変
更に容易に対処でき、多種類の軒樋受具を用意し
なくてもよいものである。
［考案の効果］
以上要するに本考案は、取付片の通孔に回動自
在に挿通したボルトをそのボルト頭において抜止
め支持し、ボルトの下端部を樋保持体に形成した
長孔に挿通し、樋保持体の下方のボルト部分にナ
ツトを螺進自在に螺合してあるから、樋保持体に
保持される軒樋の水勾配を設定するのに、取付片
に蝶番にて回動自在に連結された樋保持体を取付
片に対して昇降回動させるのに際して、ボルトに
螺合したナツトを螺進退させるだけでよく、その
回動位置を種々に変更させることができるから、
樋保持体により軒樋を所定通りに保持しながら取
付片を樋保持体に対して回動させることでその傾
斜を変更させてどのような傾斜の受具取付部にも
取り付けることができ、受具取付部の傾斜の変動
に容易に対処でき、多種類の軒樋受具を用意しな
くてもよく、かつ樋保持体の角度調整を容易かつ
迅速におこなえ、かつ樋保持体の回動位置の変更
をおこなう構成は、ボルト頭を上にしてボルトを
取付片の通孔に挿通し、そしてこのボルトの下部
を樋保持体の長孔に挿通し、ナツトを螺合するだ
けでよく、その構成を簡素化できるという利点が
ある。
在に挿通したボルトをそのボルト頭において抜止
め支持し、ボルトの下端部を樋保持体に形成した
長孔に挿通し、樋保持体の下方のボルト部分にナ
ツトを螺進自在に螺合してあるから、樋保持体に
保持される軒樋の水勾配を設定するのに、取付片
に蝶番にて回動自在に連結された樋保持体を取付
片に対して昇降回動させるのに際して、ボルトに
螺合したナツトを螺進退させるだけでよく、その
回動位置を種々に変更させることができるから、
樋保持体により軒樋を所定通りに保持しながら取
付片を樋保持体に対して回動させることでその傾
斜を変更させてどのような傾斜の受具取付部にも
取り付けることができ、受具取付部の傾斜の変動
に容易に対処でき、多種類の軒樋受具を用意しな
くてもよく、かつ樋保持体の角度調整を容易かつ
迅速におこなえ、かつ樋保持体の回動位置の変更
をおこなう構成は、ボルト頭を上にしてボルトを
取付片の通孔に挿通し、そしてこのボルトの下部
を樋保持体の長孔に挿通し、ナツトを螺合するだ
けでよく、その構成を簡素化できるという利点が
ある。
第１図は本考案の一実施例の斜視図、第２図は
同上の部分断面図であり、１は取付片、２は樋保
持体、３は蝶番である。
同上の部分断面図であり、１は取付片、２は樋保
持体、３は蝶番である。
Claims (1)
- 鼻隠し板のような受具取付部に取り付けられる
取付片と軒樋を保持する樋保持体とを蝶番にて上
下方向に回動自在に枢着し、取付片の通孔に回動
自在に挿通したボルトをそのボルト頭において抜
止め支持し、ボルトの下端部を樋保持体に形成し
た長孔に挿通し、樋保持体の下方のボルト部分に
ナツトを螺進自在に螺合して成る軒樋受具の構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985164384U JPH0345467Y2 (ja) | 1985-10-25 | 1985-10-25 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985164384U JPH0345467Y2 (ja) | 1985-10-25 | 1985-10-25 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6273032U JPS6273032U (ja) | 1987-05-11 |
| JPH0345467Y2 true JPH0345467Y2 (ja) | 1991-09-26 |
Family
ID=31093456
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985164384U Expired JPH0345467Y2 (ja) | 1985-10-25 | 1985-10-25 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0345467Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55180834U (ja) * | 1979-06-13 | 1980-12-25 | ||
| JPS60120125U (ja) * | 1984-01-23 | 1985-08-14 | 新日軽株式会社 | 雨樋用ブラケツト |
-
1985
- 1985-10-25 JP JP1985164384U patent/JPH0345467Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6273032U (ja) | 1987-05-11 |
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