JPH0340170Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0340170Y2
JPH0340170Y2 JP8533687U JP8533687U JPH0340170Y2 JP H0340170 Y2 JPH0340170 Y2 JP H0340170Y2 JP 8533687 U JP8533687 U JP 8533687U JP 8533687 U JP8533687 U JP 8533687U JP H0340170 Y2 JPH0340170 Y2 JP H0340170Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixture
rotating shaft
shelf
pin
shelf board
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP8533687U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63194638U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP8533687U priority Critical patent/JPH0340170Y2/ja
Publication of JPS63194638U publication Critical patent/JPS63194638U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0340170Y2 publication Critical patent/JPH0340170Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Furniture Connections (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)
  • Assembled Shelves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は回転棚に関する。
(従来技術とその問題点) 第6図に示すBは従来構成の回転棚を示し、垂
直状態で回転自在に支持される回転軸101に、
挿通孔102を中心位置に開設した円板状の棚板
103を串差し状に嵌装し、この棚板103を回
転軸101に対して、固定具104とボルト10
6でもつて固定している。
上記固定具104は上縁部にフランジ106を
設けた筒状体であり、回転軸101に嵌合させ、
フランジ106を棚板103の下面にねじ107
止めして棚板103を下方より支承する。また、
固定具104周面にはボルト106を貫挿する孔
108,108を開設してあり、この孔108,
108を回転軸101周面に定間隔を置いて貫通
させた位置決め孔109と一致させた上でこれら
の孔108,108、109にボルト106を貫
挿するか、若しくはピン(不図示)を貫挿するこ
とにより、棚板103を所定の高さに固定してい
る。
しかし、固定具104の孔108,108を所
定高さの位置決め孔109と一致させた上でボル
ト106若しくはピン(不図示)を挿入する作業
は、ボルト106、ピン(不図示)が引掛り易い
為に面倒で且つ時間を要し、また、ボルト106
を貫挿してナツト110螺合させた場合には抜け
止めが成されるが、工具を必要とするので着脱作
業はさらに面倒なものとなつていた。
(技術的課題) 本考案の技術的課題は、固定具を回転軸に対し
て止めるピンの着脱を容易に成すことである。
(技術的課題を解決する為の手段) 本考案が上記した技術的課題を解決するために
講ずる手段は、垂直状態で回転自在に支持した回
転軸に挿通孔を開設した棚板を串差し状に嵌装
し、この棚板を回転軸に嵌合させた略同状の固定
具にて下から支承すると共に、この固定具を回転
軸に対し止めピンでもつて移動自在に固定する回
転棚であつて、前記回転軸に適宜間隔を置いて止
めピンを抜き差し自在に貫挿する位置決め孔を貫
通させ、且つ止めピンの先端側周面に掛止凹溝を
形成し、一方、固定具の下縁には止めピンの上面
に嵌合する切欠きを設けると共に、同固定具にお
ける止めピンの掛止凹溝と対応する個所に該掛止
凹溝を挾持する挾持片を設けたものである。
(作用) 以上の手段によれば、棚板は回転軸に嵌合する
固定具によつて下方より支承される。
固定具の下縁の切欠きを回転軸の位置決め孔に
貫挿した止めピンにおける先端側及び後端側上面
に嵌合させて載せると、固定具と該固定具に支承
される棚板とは回転軸における当該止めピンを貫
挿した個所(高さ)で支持されると共に、止めピ
ンと切欠きとの係合によつて回転軸に対する回転
方向の動きが規制され、回転軸と共に回転する。
また、固定具下縁の切欠きを止めピンの上面に
嵌合させて載せると同時に該固定具に設けた挾持
片が止めピン先端の掛止凹溝を挾持する。
上記の如く、止めピンによつて支持した固定具
及び棚板を回転軸に沿つて上方へ持ち上げると、
止めピンと嵌合していた固定具の切欠きが上方へ
外れると共に、止めピンの掛止凹溝と挾持片との
係合が解除され、止めピンは位置決め孔より自由
に抜き出せる状態となる。
(効果) 本考案は以上の如きものであるから、止めピン
を回転軸の位置決め孔に貫挿し、該止めピンの上
面に固定具の切欠きを嵌合させて載せずだけで棚
板を回転軸の希望する個所(高さ)に設置するこ
とができ、また、棚板の高さを変更する際にも、
棚板及び固定具を上方へ押し上げ、止めピンを希
望する高さの位置決め孔に差し換えた後に、上記
棚板及び固定具を降下させるだけの作業で済ませ
ることができるので、棚板の設置及び高さの調整
を簡単且つ短時間にて行なうことのできるもので
ある。
さらに、止めピン先端の掛止凹溝を固定具に設
けた挾持片にて挾持することにより止めピンの抜
き止めを行なつているが、掛止凹溝と挾持片との
係合は、固定具の切欠きと止めピンとの係合と同
時に行なわれ且つ外れる様に構成しているので、
止めピンの抜き差しや固定具の移動作業の妨げに
なることもなく、また工具も不用である。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図乃至第3図は本考案を実施した回転棚
A,Aを収納部内に設置した収納キヤビネツトB
を示している。
上記収納キヤビネツトAは外形を略円柱状に形
成し、床面Cと天井Dとの間に柱状に設置してあ
る。円柱状に形成された収納キヤビネツト本体
B′は、その周面における2/3を木製の合板等を円
弧状に湾曲させた曲面板30で構成すると共に、
残る1/3の開口部に強化曲面ガラス1を嵌め込ん
だ上扉32と下扉33とを取付け、該上下両扉3
2,33の一長辺を曲面板30の開口縁に丁番3
4によつて蝶着して開閉自在に支持してある。
従つて、円柱状の収納キヤビネツト本体B′の
周面は、2/3が曲面板30にて構成され、残る1/3
は上記曲面板30と連続する曲面に湾曲した強化
曲面ガラス31によつて構成される。
また、上記曲面板30内面における中央部に円
形の仕切板35を取付けて収納キヤビネツト
B′の収納部を上下に仕切ると共に、同曲面板の
上下端面を円形の天井板36と底板37とで塞い
でいる。
回転棚Aは上記収納キヤビネツトBの上下両収
納部内にそれぞれ設置するものであり、回転軸1
に棚板2を串差し状に嵌装し、この棚板2を回転
軸1に嵌合させた固定具3によつて支承すると共
に、該固定具3を止めピン4によつて回転軸1に
対して固定している。
上記回転軸1は、第3図にて示す如くパイプ材
から形成し、その周面には径方向へ貫通する多数
の位置決め孔5を長さ方向へ定間隔を置いて一列
に穿設すると共に、下端口にはブツシユ6を嵌着
して成る。そして、この回転軸1は収納キヤビネ
ツト本体B′の天井板36と仕切板35上面、及
び仕切板35下面と底板37とにおけるそれぞれ
の中心部間に垂直状且つ回転自在に支持してあ
る。
両回転軸1,1を回転自在に支持するには、下
端のブツシユ6を仕切板35上面と底板37の中
心に固着した支承金具7,7の支軸7a,7aに
回転自在な状態で嵌合すると共に、同回転軸1,
1上端を天井板36と仕切板35下面の中心に固
着した受け金具8,8の受穴8a,8a内に適度
なクリアランスを介して嵌挿するものである。
上記回転軸1,1に装着する棚板2は収納キヤ
ビネツト本体B′内周より幾分小径な円板状に形
成し、その上面側周縁に沿つて収納物の落下を防
止するガードバー2aを付設すると共に、中心部
に開設した挿通孔2bの下面側口縁部に固定金具
3を取付けてある。
固定金具3は第4図及び第5図にて示す如く、
回転軸1,1と嵌合する筒状の嵌合部3aと、棚
板2の下面にねじ10止めするフランジ部3bと
から成る。そして、嵌合部3aの下縁には後述す
る受ピン4と係合する切欠き3c,3cを対向さ
せて形成してすると共に、フランジ部3bの下面
には挾持片9a,9aを立設した挾持具9をねじ
11止めし、上記挾持片9a,9aの先端部を上
記した一方の切欠き3cの外側に合わせて置くも
のである。
上記した如き固定具3を設けた棚板2は両回転
軸1,1に適宜枚数、例えば3枚づつ装着するも
のであり、両回転軸1,1を支承金具7と受け金
具8間に取付ける以前に、同軸1,1に串差し状
に嵌装して置くものである。
この状態において、棚板2は回転軸1に嵌合さ
せた固定具3によつて下方から支承され、同固定
具3と共に回転軸1に沿つて上下方向へ自由に摺
動するものである。
各棚板2を所定の高さに固定するには、棚板2
を固定しようとする位置の位置決め孔5に止めピ
ン4を貫挿し、同孔5より突出する止めピン4の
両端部に固定具3の切欠き3c,3cを上方より
嵌合させて載せる。
これによつて棚板2及び固定具3は止めピン4
によつて落下しない様に支持されると共に、止め
ピン4と固定具3の切欠き3c,3cとの係合に
よつて回転軸1に対し回転しない様に固定され、
何れか一枚の棚板2を手動にて回転させると、各
棚板2,2,2が回転軸1と共に回転する。
また、上記した止めピン4は、後端をU字形に
折曲して持ち易くすると共に、同ピン4先端側の
周面には固定具3に付設した両挾持9a,9a内
に嵌め込まれる掛止凹溝4aが凹設してあり、該
止めピン4を回転軸1の位置決め孔5に挿入した
際に、U字状に折り曲げた同ピン4の後端が回転
軸1の周面に当接し、この状態で先端側の掛止凹
溝4aが位置決め孔5より所定長さ突出する様に
設する。これにより、固定具3の切欠き3c,3
cを止めピン4両端に上方より嵌合すると同時に
挾持片9a,9a間に止めピン4の掛止凹溝4a
が嵌合され、両挾持片9a,9aで掛止凹溝4a
を挾することによつて止めピン4の抜け止めが成
される。
上記の如く構成した回転棚Aの棚板2を所定の
高さに装着するには、止めピン4を希望する高さ
の位置決め孔5に貫挿した後に、上方へ持ち上げ
て置いた棚板2を降下させて、固定具3の切欠き
3c,3cを上記止めピン4の両端部の上面に嵌
合させて載せる。
また、即に装着されている棚板2の高さを変更
する際には、棚板2を上方へ持ち上げ、止めピン
4を希望する高さの位置決め孔5に差し換えを後
に、棚板2を降下させて上記止めピン4両端部上
に固定具3の切欠き3c,3cを嵌合させて載せ
るものである。
以上の様に、回転棚Aは、棚板2の装着及び高
さ調整を簡単に行なうことができると共に、円柱
状の収納キヤビネツトBの収納部内に設置したの
で棚板2に載置した品物が倒れても、同棚板2上
から落下することがなく、さらには、ガラス張り
の上下両扉32,33から棚板2上に載せた品物
を覗くことができるので大変使い勝手が良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を実施した回転棚の装着状態を
示す正面図、第2図は同回転棚を内設した収納キ
ヤビネツトを示す正面図、第3図は回転棚を一部
省略して示す縦断正面図、第4図は第1図におけ
る−線断面図、第5図は固定具を示す斜視
図、第6図は従来の回転棚を示す縦断面図であ
る。 A:回転棚、B:収納キヤビネツト、1:回転
軸、2:棚板、3:固定具、3c:切欠き、4:
止めピン、4a:掛止凹溝、9a:挾持片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 垂直状態で回転自在に支持した回転軸に挿通孔
    を開設した棚板を串差し状に嵌装し、この棚板を
    回転軸に嵌合させた略筒状の固定具にて下から支
    承すると共に、この固定具を回転軸に対し止めピ
    ンでもつて移動自在に固定する回転棚であつて、
    前記回転軸に適宜間隔を置いて止めピンを抜き差
    し自在に貫挿する位置決め孔を貫通させ、且つ止
    めピンの先端側周面に掛止凹溝を形成し、一方、
    固定具の下縁には止めピンの上面に嵌合する切欠
    きを設けると共に、同固定具における止めピンの
    掛止凹溝と対応する個所に該掛止凹溝を挾持する
    挾持片を設けた回転棚。
JP8533687U 1987-05-30 1987-05-30 Expired JPH0340170Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8533687U JPH0340170Y2 (ja) 1987-05-30 1987-05-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8533687U JPH0340170Y2 (ja) 1987-05-30 1987-05-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63194638U JPS63194638U (ja) 1988-12-14
JPH0340170Y2 true JPH0340170Y2 (ja) 1991-08-23

Family

ID=30940649

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8533687U Expired JPH0340170Y2 (ja) 1987-05-30 1987-05-30

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0340170Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH088657Y2 (ja) * 1988-09-14 1996-03-13 松下電工株式会社 収納庫の構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63194638U (ja) 1988-12-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4681381A (en) Removable drawer slide and interlock with drawer
US7617649B2 (en) Article hanging system, slidable wire holder, detachable wire holder, wire hook and wire gripper
US4650144A (en) Heavy duty, stowable apparatus for supporting articles
US5676261A (en) Rotating fishing rod/pool cue holder
US20040118986A1 (en) Slatwall mounting bracket
EP0462308B1 (en) Hanging holder and hanging structure including same
JPH0340170Y2 (ja)
US4677707A (en) Adjustable unitary hinge
US4039064A (en) Adjustable work support
JPS5883909A (ja) 支持フレ−ムをもち且つ取外し可能な制限壁要素をもつ棚
JP4522544B2 (ja) 物品取付部材
JP2536667Y2 (ja) 扉の吊込用治具
JPS5816882Y2 (ja) キヤスタ−の取付機構
JPS592283Y2 (ja) 扉の軸支持具
JPS5940843Y2 (ja) 陳列台等のブラケット装置
JPS5940842Y2 (ja) 陳列台等のブラケット装置
JPH05141143A (ja) 扉の自動蝶番
JPS5923169Y2 (ja) ポ−ル支持具
JPH0327187Y2 (ja)
JPH0529631Y2 (ja)
JPS583927Y2 (ja) 物品取付装置
JP2634887B2 (ja) 支柱の壁への取り付け構造
JPH0217078Y2 (ja)
JP3730744B2 (ja) 柵用ビ−ム固定装置
KR200193609Y1 (ko) 컴퓨터 책상용 각도 조절구