JPH0217078Y2 - - Google Patents

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JPH0217078Y2
JPH0217078Y2 JP10826583U JP10826583U JPH0217078Y2 JP H0217078 Y2 JPH0217078 Y2 JP H0217078Y2 JP 10826583 U JP10826583 U JP 10826583U JP 10826583 U JP10826583 U JP 10826583U JP H0217078 Y2 JPH0217078 Y2 JP H0217078Y2
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JP
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lid
stay
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floor
opening
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JP10826583U
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JPS6017838U (ja
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  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、床下の配線、配管等を後日点検する
ための床点検口に関し、特に蓋体を所定の角度で
開いた状態に保ち、かつ誤つて蓋体を押しても蓋
体が更に回動して反対方向に倒れないようにした
床点検口に関する。
以下、本考案の実施例を添付図面に基いて詳細
に説明する。
第1図は本考案による床点検口を示す平面図で
あり、床面1の開口部端縁には、アルミ材等によ
り形成された枠材を矩形に枠組した外枠3が固定
されると共に、該外枠3内には蓋体5が設けられ
ている。上記蓋体5は、第2図に示すように、上
記外枠3の下端縁から開口部内方に向つて全周に
突出するフランジ3aに装着されたパツキンシー
ル7にその裏面の周縁において当接して上記床面
1の開口部を閉塞するもので、その一側縁部を蝶
番9により上記床面1の開口部側壁に回動可能に
枢着され、その四側縁部にアルミ材等により形成
された内枠11が固定されると共に、回動前端側
の表面部には、取手13(第1図参照)が設けら
れている。また、この蓋体5の裏面には、第1図
および第3図に示すように、該蓋体5の回動軸と
平行に適数本の補強材15,15,……が配設さ
れ、これらの補強材15,15……の内の任意の
一本にはストライカ17が溶接により固定されて
いる。このストライカ17は、後述するステー1
9の支持部21と係合して該蓋体5を所定の角度
で開いた状態に保持するもので、長尺板材を折曲
して形成され、上記蓋体5の回動基部側に向けて
先端部が折曲した断面L字状の係止部23と、こ
の係止部23に対向する位置において上記蓋体5
の回動基部側に向けて先端部が折曲した断面L字
状の押え部25とを有している。
一方、床面1の開口部の側壁であつて、上記蓋
体5の回動基部側の側壁に直交する二辺の側壁に
は、第3図に示すように、ステー取付具27を介
してステー19が枢着されている。上記ステー取
付具27は、第4図に示すように、板材を断面L
字状に折曲して保持部27aを形成すると共に、
そのL字状底部27bの先端部を更に下方に折曲
して取付部27cを形成して成り、上記取付部2
7cにて上記床面1の開口部壁面に固定されると
共に、上記保持部27aにてステー19が回動可
能に枢着されている。また、上記ステー取付具2
7のL字状底部27bにはバンパーラバー29が
接着等により固定され、上記ステー19の収納時
の支えとなると共に、上記蓋体5の閉蓋時に該蓋
体5に加えられる振動によりステー19とステー
取付具27のL字状底部27bとがぶつかり合つ
て騒音が発生するのを防止する。このステー取付
具27に枢着されるステー19は、上述した蓋体
5の支え棒となるもので、第5図に示すように、
二本の支持棒20,20の先端部に支持部21を
水平に配設することにより平面視略コ字状に形成
されると共に、上記支持棒20,20の基端部に
はつぶし加工が施され、ピン30により上記ステ
ー取付具27の保持部27aに枢着されている。
本考案による床点検口の蓋体5を開けるには、
まず、蓋体5の回動前端側の表面部に設けた取手
13を引き上げて、第6図に示すように蓋体5を
矢印A方向に回動させた後、ステー19を矢印B
方向に引き起し該ステー19の支持部21と、ス
トライカ17の係止部23を係合させる。このよ
うにすると、蓋体5は第6図に示すように、上記
ステー19により支えられて所定の角度で開いた
状態に保持される。この時、蓋体5を更に矢印A
方向に開こうとすると、第7図に示すように、ス
テー19が自重にて矢印C方向に回動して該ステ
ー19の支持部21がストライカ17の押え部2
5と係合するので、蓋体5が反対側に倒れること
が防止される。そして蓋体5を再び閉じる時は、
上記ステー19の支持部21とストライカ17の
係止部23との係合を解除してステー19を第6
図における矢印B方向と反対方に回動してステー
取付具27のバンパーラバー29上に載置し収納
した後、蓋体5を矢印A方向と反対方に倒し床面
1の開口部を閉塞すれば良い。この時、蓋体5の
裏面の周縁は、外枠3に装着したパツキンシール
7に当接して、漏水等が防止される。
第8図は、本考案による床点検口の蓋体5の回
動軸部の変形例を示す斜視図である。この変形例
においては、蓋体5にヒンジピン31を突出させ
ると共に、外枠3には長孔33と円孔35とが穿
設されており、蓋体5は、該蓋体5を第8図に示
すように斜めにして一方のヒンジピン31を円孔
35に嵌入させた後、他方のヒンジピン31を長
孔33に嵌入させ、該ヒンジピン31を長孔33
に沿つて移動させることにより外枠3内に枢着さ
れる。この場合は、蓋体5を取外し自由にするこ
とができる。
また第9図は、本考案による床点検口のストラ
イカ17の取付部の変形例を示す平面図である。
この変形例においては、ストライカ17の背面に
切起し片37を突出させると共に、補強材15に
は、ガイド溝39が形成されており、ストライカ
17は、切起し片37の鍔部37aをガイド溝3
9の基部39aから挿入した後、ガイド溝の案内
部39bを摺動させて終端部39cに係止するこ
とにより上記補強材15に固定されている。従つ
て、上述したものと同様のガイド溝39を全ての
補強材15,15,……に形成することによつ
て、上記ストライカ17を好みの位置に固定する
ことができるので、蓋体5の開き角度を自由に調
整することができる。
さらに、第10図は、本考案による床点検口の
ステー19の変形例を示す部分断面図である。こ
の変形例においては、ステー19は、支持部21
をパイプ状のL形材41にて形成すると共に、支
持棒20の上端部の外周に凹溝43を複数条形成
し、上記L形材41と支持棒20とをねじ45に
て連結することにより形成されている。この場
合、ステー19の長さを自由に調整することがで
きるので、蓋体5の開き角度を自由に調整するこ
とができる。
本考案は、以上説明したように、床面1の開口
部に回動可能に枢着された蓋体5をステー19に
より支えることにより所定の角度で開いた状態に
保つことができるので、点検作業の効率を向上さ
せることができる。更に、床下収納庫等に用いた
場合には、荷物の出し入れをスムーズに行なうこ
とができる。また、蓋体5は、通常の開いた状態
においては、ステー19の支持部21とストライ
カ17の係止部23が係合しているが、蓋体5を
更に回動させようとするとステー19の支持部2
1がストライカ17の押え部25に係合するの
で、作業中に誤つて蓋体5を回動方向に押しても
蓋体5が反対側に回動して倒れることがなく安全
に作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による床点検口を示す平面図、
第2図は第1図の−線拡大断面図、第3図は
第1図の−線拡大断面図、第4図は第3図の
−線要部断面図、第5図は蓋体の開蓋状態を
示す裏面図、第6図はその側面図、第7図はスト
ライカとステーとの係合状態を示す要部断面図、
第8図は蓋体の回動軸部の変形例を示す斜視図、
第9図はストライカの取付部の変形例を示す斜視
図、第10図はステーの変形例を示す断面図であ
る。 1……床面、3……外枠、5……蓋体、11…
…内枠、17……ストライカ、19……ステー、
21……支持部、23……係止部、25……押え
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 床面の開口部に回動可能に枢着された蓋体の裏
    面に、上記蓋体の回動基部側に向けて先端部が折
    曲した断面L字状の係止部とこの係止部に対向す
    る位置において上記蓋体の回動前端側に向けて先
    端部が折曲した断面L字状の押え部とを有してな
    るストライカを固着し、このストライカと係合す
    る支持部を先端部に有するステーをその基端部に
    て上記床面の開口部側壁に回動可能に枢着し、上
    記ストライカの係止部とステーの支持部とを係合
    させて上記蓋体を開いた状態に保持するようにし
    たことを特徴とする床点検口。
JP10826583U 1983-07-14 1983-07-14 床点検口 Granted JPS6017838U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10826583U JPS6017838U (ja) 1983-07-14 1983-07-14 床点検口

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10826583U JPS6017838U (ja) 1983-07-14 1983-07-14 床点検口

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6017838U JPS6017838U (ja) 1985-02-06
JPH0217078Y2 true JPH0217078Y2 (ja) 1990-05-11

Family

ID=30252659

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10826583U Granted JPS6017838U (ja) 1983-07-14 1983-07-14 床点検口

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6498555B2 (ja) * 2015-07-24 2019-04-10 三協立山株式会社 建具

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JPS6017838U (ja) 1985-02-06

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