JPH064133A - 移動体の障害物回避方法 - Google Patents

移動体の障害物回避方法

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JPH064133A
JPH064133A JP4189969A JP18996992A JPH064133A JP H064133 A JPH064133 A JP H064133A JP 4189969 A JP4189969 A JP 4189969A JP 18996992 A JP18996992 A JP 18996992A JP H064133 A JPH064133 A JP H064133A
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一弘 柴谷
Takeyuki Suzuki
健之 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 障害物の回避に関する制御が高速で実行可能
にすると共に移動体における障害物の回避制御に関する
機器の小型化により移動体における機器及び空間のレイ
アウトの自由度を大きくすることを可能とする。 【構成】 その検出方向を変更可能である超音波センサ
11にて移動体1の進行方向側の水平方向の所定角度範囲
内に存在する障害物2までの距離を検出すると共にその
検出した障害物2の検出角度を検出し、検出した距離及
びその検出角度に基づいて障害物2が移動体1の進行方
向の所定範囲内に存在するか否かを判別し、障害物2が
移動体1の進行方向の所定範囲内に存在する場合は、検
出した距離及びその検出角度に関連して、移動体1が障
害物2に向かって右側又は左側へ旋回するための旋回方
向及び旋回半径を求め、求めた旋回方向及び旋回半径に
て移動体1を旋回動作させ、その旋回動作中に障害物2
が検出されなくなった場合又はその旋回動作中に障害物
2が前記所定範囲に存在しなくなった場合も、移動体1
が障害物2に対して所定の位置関係に至るまで前記旋回
動作を続行させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自律進行する移動体に
その進行方向に存在する障害物を回避させる方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】本体の左右に夫々独立して駆動可能な駆
動輪を配置し、夫々の駆動輪の回転速度を同一に、ある
いは異なるように制御して走行速度と操向(ステアリン
グ)とを制御する例えば作業用ロボット,資材等の搬送
車等の移動体が既に実用化されている。このような移動
体の走行制御においては、予め定められた移動経路上に
障害物が存在する場合に、その障害物との衝突を防ぐ方
法が従来から考えられている。
【0003】障害物との衝突を防ぐ従来方法としては、
移動体の進行方向側に備えた超音波センサ又は赤外線セ
ンサ等の障害物検出器にて移動経路近傍に存在する障害
物を検出し、障害物を検出した場合にその障害物と所定
距離をおいて移動体を停止させる方法があった。ところ
が、この方法では、移動体を停止させた後の回避方法が
考えられておらず、障害物を回避して走行することがで
きないという問題があった。この問題を解決する方法と
しては、移動体の進行方向側に備えたカメラ等の視覚セ
ンサにて移動体の進行方向を撮像し、その撮像した画像
情報を画像処理して障害物を検出し、検出した障害物を
画像情報に基づいて回避する走行を行わせる方法があっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
如く画像情報に基づいて障害物を回避する従来の方法で
は、画像処理速度が遅いため、障害物に対する回避走行
が遅れる虞があるという問題があり、また、視覚センサ
及びそのコントローラに関連する機器の容積が大であ
り、これらの機器の搭載場所が移動体において大きいス
ペースを占めるため、移動体における機器及び空間のレ
イアウトの自由度を低下させるという問題があった。
【0005】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、障害物の回避に関する制御が高速で実行可能に
すると共に移動体における障害物の回避制御に関する機
器の小型化により移動体における機器及び空間のレイア
ウトの自由度を大きくすることを可能とする移動体の障
害物回避方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る移動体の障
害物回避方法は、到達目標点へ向けて自律進行する移動
体からその進行方向の障害物を検出し、その検出結果に
基づいて、前記移動体にその障害物を回避させる移動体
の障害物回避方法において、その検出方向を変更可能で
ある距離検出手段にて前記移動体の進行方向側の水平方
向の所定角度範囲内に存在する障害物までの距離を検出
すると共にその検出した障害物の検出角度を検出し、検
出した距離及びその検出角度に基づいて前記障害物が移
動体の進行方向の所定範囲内に存在するか否かを判別
し、前記障害物が移動体の進行方向の所定範囲内に存在
する場合は、検出した距離及びその検出角度に関連し
て、前記移動体が前記障害物に向かって右側又は左側へ
旋回するための旋回方向及び旋回半径を求め、求めた旋
回方向及び旋回半径にて前記移動体を旋回動作させ、そ
の旋回動作中に前記障害物が検出されなくなった場合又
はその旋回動作中に前記障害物が前記所定範囲に存在し
なくなった場合も、前記移動体が前記障害物に対して所
定の位置関係に至るまで前記旋回動作を続行させること
を特徴とする。
【0007】
【作用】障害物の検出角度及びその検出した障害物まで
の距離がわかると、その情報に基づいて、移動体の進行
方向における障害物の位置を幾何学的に求めることがで
きるので、その障害物が回避すべき位置にあるか否かを
判別することができる。また、障害物の検出角度及びそ
の検出した障害物までの距離がわかると、その情報に関
連して、移動体が障害物を回避するために、障害物に向
かって右側又は左側へ旋回するための最適な旋回方向及
び旋回半径を幾何学的に求めることができる。求めた旋
回方向及び旋回半径にて前記移動体を旋回動作させる
と、移動体が障害物を回避できることになるが、その旋
回動作中に、それまでに検出されていた障害物が検出さ
れなくなった場合又はその旋回動作中に前記障害物が前
記所定範囲に存在しなくなった場合も、移動体が障害物
に対して所定の位置関係、例えば、急に移動体の進行方
向が変わっても移動体が障害物に衝突しないような位置
関係、に至るまで前記旋回動作を続行させることによ
り、障害物回避の旋回動作が終了した後、即時に所定制
御方法による到達目標点へ向けての自律進行を開始して
も、移動体は回避した障害物に衝突しない。
【0008】
【実施例】以下本発明をその実施例を示す図面に基づい
て具体的に説明する。図1は本発明に係る移動体の障害
物回避方法の実施に適用する移動体の模式的平面図であ
る。
【0009】図中1は移動体であり、該移動体1には、
左右一対の駆動輪である右駆動輪1R と左駆動輪1L と
が設けられている。右駆動輪1R と左駆動輪1L とは、
夫々の駆動輪の回転速度を同一に、あるいは異なるよう
に制御することにより、移動体1の走行速度と操向(ス
テアリング)とを制御するようになっている。
【0010】また、移動体1の前部(進行方向側)に
は、障害物2までの距離を検出することができる超音波
センサ11が設けられている。この超音波センサ11は、移
動体1の前部上面において水平面内で周方向への往復回
動可能である円板状の回動台12上に取付けられており、
この回動台12の回動によって水平面内にて所定角度範囲
で往復回動するようになっている。
【0011】このような構成の超音波センサ11は、水平
面内にて所定角度範囲で往復回動することにより、移動
体1の進行方向の所定角度範囲内に超音波を発振し、そ
のエコーの受信結果に基づいて移動体1から障害物2ま
での距離Si を検出するようになっており、また、その
超音波の発振角度θi は、角度センサ(図示せず)が回
動台12の回動角度(超音波センサの発振部が移動体1の
幅方向を向いた場合を0度とし、移動体1の直進方向を
向いた場合を90度とした回動角度)を検出することによ
って検出されるようになっている。
【0012】超音波の発振点を原点とし、移動体1の直
進方向をy軸,移動体1の幅方向をx軸とする座標系
(以下移動体座標系という)を考えた場合、超音波セン
サ11が障害物2を検出した場合の距離Si と発振角度θ
i とに基き、下記(1) 式を用いて移動体座標系における
障害物2のy軸方向の位置yoi が幾何学的に求めら
れ、下記(2) 式を用いて移動体座標系における障害物2
のx軸方向の位置xoi が幾何学的に求められる。
【0013】
【数1】
【0014】
【数2】
【0015】このような構成の移動体1は、特願平4-34
318 号に開示した移動体の無経路誘導方法の如き方法に
て自律走行するようになっており、その移動経路上に障
害物2が存在する場合には、以下に示すような方法によ
り障害物2を回避する走行を行う。障害物の回避は、超
音波センサ11が障害物2を検出し、移動体座標系におけ
るその障害物2のx軸方向の位置xoi が移動体1の全
幅Bの1/2よりも小さい場合(移動体1の直進軌道上
に障害物2がある場合)に、障害物2と、移動体1の前
側の角部とを通る円弧に沿って移動体1を旋回させるこ
とにより行う。
【0016】図2は障害物の回避方法の基本原理を示す
模式図である。移動体1から距離Si の位置にある障害
物2を回避する場合に、障害物2と、移動体1の前側の
右角部とを通る円弧aに沿って移動体1を左旋回(旋回
半径rpiによる左旋回)させるか、又は障害物2と、移
動体1の前側の左角部とを通る円弧bに沿って移動体1
を右旋回(旋回半径rniによる右旋回)させるかの何れ
かの回避方法が考えられるが、この場合は、旋回移動が
容易に実行できるように旋回半径が大きい方を選ぶ。以
上の原理は、小さい障害物2が一つ存在する場合に適用
するものである。
【0017】ここで、障害物回避のための旋回半径
pi,rniを求める方法について説明する。図3は障害
物回避のための旋回半径rpi,rniを求める方法を説明
するための模式図である。図中において、xi は移動体
1の幅方向の中間点から障害物2を検出した超音波セン
サ11までの長さ、L/2は移動体1の全長Lの1/2の
長さ、B/2は移動体1の全幅Bの1/2の長さ、Fは
旋回中心を夫々表している。移動体1から距離yoi
位置に障害物2がある場合の障害物2と移動体1との位
置関係は、図3に示される如くなっているので、障害物
2と、移動体1の前側の右角部とを通る円弧の中心点を
旋回中心Fとする障害物回避のための左旋回の旋回半径
piは下記(3) 式の如く幾何学的に求められ、また、こ
れと同様に、障害物回避のための右旋回の旋回半径rni
は下記(4) 式の如く幾何学的に求められる。
【0018】
【数3】
【0019】
【数4】
【0020】しかし、前記(3),(4) 式の如く求められる
旋回半径rpi,rniを用いて実際に障害物回避の旋回を
行うと、旋回時の移動体1と障害物2との間隔に余裕が
ないため、移動体1の角部と障害物2とが接触する虞が
ある。このため、旋回時の移動体1と障害物2との間隔
に余裕を有せしめるために、実際には、前記(3),(4)式
に、障害物2と移動体1の端点との最短距離Cを考慮し
た下記(5),(6) 式を用いて障害物回避のための旋回半径
pi,rniを求める。
【0021】
【数5】
【0022】
【数6】
【0023】また、障害物2が大きい場合及び障害物2
が複数存在する場合は、複数の超音波センサ11が1回の
回動において障害物2を複数検出する。この場合は、ま
ず、全ての超音波センサ11が検出した距離Si (i=1,2,
…n)について、前述した如き回避のための左旋回半径r
pi(i=1,2,…n)と右旋回半径rni(i=1,2,…n)とを求め
る。そして、求めた左旋回半径rpiのなかで最小の左旋
回半径rpi (min)と、求めた右旋回半径rniのなかで最
小の右旋回半rni(min) とを選び、この最小の左旋回半
径rpi (min)と最小の右旋回半rni(min) との大きい方
を選び、その旋回半径での旋回動作を行う。
【0024】前述の如き障害物の回避のための旋回動作
を行うと、旋回動作が進むに従って移動体1の進行方向
面が障害物2から外れていくので、超音波センサ11が障
害物2を検出しなくなる。このように障害物の回避のた
めの旋回動作によって障害物2が検出されなくなった場
合又は移動体座標系におけるその障害物2のx軸方向の
位置xoi が移動体1の全幅Bの1/2よりも大きくな
った場合は、移動体1が障害物2の横に到達するまで、
超音波センサ11が最後に検出した障害物2までの距離に
基づいて得られる旋回半径にて移動体1を旋回させる。
【0025】図4は障害物の回避のための旋回動作によ
って、障害物2が検出されなくなった場合又は移動体座
標系におけるその障害物2のx軸方向の位置xoi が移
動体1の全幅Bの1/2よりも大きくなった場合の移動
体1の走行制御方法を示す模式図であり、移動体1が目
標点Pへ向けての走行中に障害物2を検出し、その障害
物2を回避するための右旋回を行い、超音波センサ11が
最後に障害物2を検出した状態を示している。図中の太
矢印はその目標点P上における目標方位を表しており、
また、図中のx軸及びy軸は絶対座標系のx軸,y軸を
表している。
【0026】このように、障害物2の回避のための旋回
動作によって障害物2が検出されなくなった場合又は移
動体座標系におけるその障害物2のx軸方向の位置xo
i が移動体1の全幅Bの1/2よりも大きくなった場合
は、移動体1の現在位置P0が下記(7) 式の条件を満た
すまで(障害物2の横側に到達するまで)、超音波セン
サ11が最後に障害物2を検出した距離yoi LASTに基づ
いて得られる障害物の回避のための旋回半径rLASTで旋
回させる。これは、移動体1が障害物2の回避のための
旋回動作を行って、障害物2が検出されなくなった場合
に、即時に前記旋回動作を中止して予め定められた目標
方位に走行する通常の走行制御に復帰すると、急激に移
動体1の進行方向が変わる場合があり、移動体1の走行
状態によっては移動体1が障害物2に衝突する虞がある
ので、このような衝突を防ぐために行う。
【0027】
【数7】
【0028】次に、前述の如き原理を用いて、例えばマ
イクロコンピュータ等の制御手段にて障害物回避制御を
行う方法について説明する。図5は障害物回避制御方法
の手順を表すフローチャートである。
【0029】まず、超音波センサ11によって障害物2が
検出されたか否かを判別する(ステップS1) 。ステップ
S1において、障害物2が検出されたと判別された場合
は、障害物が検出されている状態を表すフラグを”1”
にセットする(ステップS2) 。
【0030】そして、超音波センサ11のエコーの受信結
果に基づいて移動体1から障害物2までの距離Si を検
出し、前記角度センサによって超音波の発振角度θi
検出する(ステップS3) 。次に、検出した距離Si 及び
発振角度θi に基づき前記(1),(2) 式を用いて移動体座
標系における障害物2のy軸方向の位置yoi 及びx軸
方向の位置xoi を算出する(ステップS4) 。
【0031】次に、ステップS4で算出された位置xoi
の絶対値がB/2よりも小さいか否かを判別する(ステ
ップS5) 。ステップS5において位置xoi の絶対値がB
/2よりも小さいと判別された場合は、障害物2が移動
体1の進行方向に存在する場合であるので、検出した距
離Si 及び発振角度θi の全てについて障害物回避のた
めの左旋回の旋回半径rpi及び右旋回の旋回半径rni
算出する(ステップS6) 。
【0032】そして、求めた全ての右旋回の旋回半径r
piのうちの最小のものと、求めた全ての左旋回の旋回半
径rniのうちの最小のものとを選択し、選択された旋回
半径rpi,rniのうちの大きい旋回半径を、障害物回避
のための旋回半径として決定し(ステップS7) 、決定し
た旋回半径を実現するような右駆動輪1R 及び左駆動輪
1L の夫々の回転速度指令値を算出し(ステップS8) 、
算出し回転速度指令値にて右駆動輪1R 及び左駆動輪1
L の駆動制御を行う(ステップS16)。
【0033】また、前記ステップS1において、障害物2
が検出されていないと判別された場合及び前記ステップ
S5において、位置xoi の絶対値がB/2よりも小さく
ないと判別された場合は、前記フラグが”1”にセット
されているか否かを判別する(ステップS9) 。ステップ
S9において、フラグが”1”にセットされていると判別
された場合は、超音波センサ11が障害物2を検出しなく
なった直後又は障害物2が移動体1の進行方向に存在し
なくなった直後であるので、障害物回避のための旋回動
作を継続する必要があるため、前記(7) 式の条件を満た
しているか否かを判別する(ステップS10)。
【0034】ステップS 10において、前記(7) 式の条件
を満たしていないと判別された場合は、前述した如く超
音波センサ11が最後に障害物2を検出した際の移動体1
から障害物2までの距離yoi LASTに関連して得られる
障害物の回避のための旋回半径rLASTを、移動体1の旋
回半径として決定し(ステップS11)、決定した旋回半径
を実現するような右駆動輪1R 及び左駆動輪1L の夫々
の回転速度指令値を算出し(ステップS12)、算出した回
転速度指令値にて右駆動輪1R 及び左駆動輪1L の駆動
制御を行う(ステップS16)。
【0035】また、前記ステップS9において、フラグ
が”1”にセットされているないと判別された場合は、
通常の走行制御である無経路誘導のアルゴリズム(特願
平4-34318 号に開示した移動体の無経路誘導方法)を実
行して(ステップS14)、その実行結果に基づいて右駆動
輪1R 及び左駆動輪1L の夫々の回転速度指令値を算出
し(ステップS15)、算出した回転速度指令値にて右駆動
輪1R 及び左駆動輪1Lの駆動制御を行う(ステップS1
6)。また、前記ステップS10 において、前記(7)式の条
件を満たしていると判別された場合は、前記フラグを”
0”にリセットし(ステップS13)、前記ステップS14,S1
5,S16 の処理を実行する。
【0036】以上説明した如き障害物の回避方法では、
超音波センサ11を用いて障害物2を検出し、その検出結
果に基づいて障害物の回避制御を行うことができるの
で、その制御に関して従来の如き画像処理方法よりも高
速で制御を行うことが可能であり、また、障害物を検出
するためのセンサ及びそのコントローラに関連する機器
の容積が従来の画像処理方法よりも小さくなる。さら
に、単一の超音波センサ11にて障害物2を検出すること
が可能になっているので、複数の超音波センサを設けた
場合に生じる可能性があるセンサ間の干渉が生じない。
【0037】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明に係る移動体の
障害物回避方法では、距離検出手段の検出結果に基づい
て障害物を回避させるため、障害物の回避に関する制御
が高速で実行可能になると共に移動体における障害物の
回避制御に関する機器の小型化により移動体における機
器及び空間のレイアウトの自由度を大きくすることが可
能になる等、本発明は優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る移動体の障害物回避方法の実施に
適用する移動体の模式的平面図である。
【図2】障害物の回避方法の基本原理を示す模式図であ
る。
【図3】障害物回避のための旋回半径を求める方法を説
明するための模式図である。
【図4】障害物の回避のための旋回動作によって、障害
物が検出されなくなった場合又は移動体座標系における
その障害物のx軸方向の位置が移動体の全幅の1/2よ
りも大きくなった場合の移動体の走行制御方法を示す模
式図である。
【図5】障害物回避制御方法の手順を表すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 移動体 2 障害物 11 超音波センサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 到達目標点へ向けて自律進行する移動体
    からその進行方向の障害物を検出し、その検出結果に基
    づいて、前記移動体にその障害物を回避させる移動体の
    障害物回避方法において、 その検出方向を変更可能である距離検出手段にて前記移
    動体の進行方向側の水平方向の所定角度範囲内に存在す
    る障害物までの距離を検出すると共にその検出した障害
    物の検出角度を検出し、 検出した距離及びその検出角度に基づいて前記障害物が
    移動体の進行方向の所定範囲内に存在するか否かを判別
    し、 前記障害物が移動体の進行方向の所定範囲内に存在する
    場合は、検出した距離及びその検出角度に関連して、前
    記移動体が前記障害物に向かって右側又は左側へ旋回す
    るための旋回方向及び旋回半径を求め、 求めた旋回方向及び旋回半径にて前記移動体を旋回動作
    させ、 その旋回動作中に前記障害物が検出されなくなった場合
    又はその旋回動作中に前記障害物が前記所定範囲に存在
    しなくなった場合も、前記移動体が前記障害物に対して
    所定の位置関係に至るまで前記旋回動作を続行させるこ
    とを特徴とする移動体の障害物回避方法。
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