JP2008129695A - 移動体の経路生成システム及び経路生成方法 - Google Patents

移動体の経路生成システム及び経路生成方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2008129695A
JP2008129695A JP2006311480A JP2006311480A JP2008129695A JP 2008129695 A JP2008129695 A JP 2008129695A JP 2006311480 A JP2006311480 A JP 2006311480A JP 2006311480 A JP2006311480 A JP 2006311480A JP 2008129695 A JP2008129695 A JP 2008129695A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
end point
point
movement
route
area
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006311480A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidenori Yabushita
英典 藪下
Kazuhiro Mima
一博 美馬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2006311480A priority Critical patent/JP2008129695A/ja
Publication of JP2008129695A publication Critical patent/JP2008129695A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05DSYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
    • G05D1/00Control of position, course, altitude or attitude of land, water, air or space vehicles, e.g. using automatic pilots
    • G05D1/02Control of position or course in two dimensions
    • G05D1/021Control of position or course in two dimensions specially adapted to land vehicles
    • G05D1/0212Control of position or course in two dimensions specially adapted to land vehicles with means for defining a desired trajectory

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Abstract

【課題】始点及び終点での移動体の姿勢を指定可能な経路生成システム及びその方法を提供すること。
【解決手段】本発明にかかる経路生成システム20は、移動体10が始点1から終点3まで移動する経路を生成する経路生成システム20であって、移動体10の移動が妨げられる移動禁止領域を設定する領域設定手段21と、領域設定手段21によって設定された禁止領域を当該移動体10が避けるように始点1から終点3までの経路を生成する経路生成手段22とを備え、禁止領域は、始点1から当該始点1について予め設定された移動方向に向かって左右両側に、当該移動方向から移動方向の反対方向に至るまで徐々に方向を変化させる曲線を外周の一部とする曲線領域部と、始点から移動方向とは反対側への移動を妨げる短絡禁止領域部を有するものである。
【選択図】 図3

Description

本発明は、移動体の経路生成システム及び経路生成方法に関し、特に移動体の始点及び終点の姿勢を指定可能な経路を生成するシステム及びその方法に関する。
従来の経路計画方法では、始点から終点までの最短経路を探索するため、始点及び終点における移動体の姿勢を指定することができなかった。
このため、移動体が経路に追従するためには、始点及び終点おいてその場回転動作を行う必要があった。
図9は従来の経路計画方法による移動体10の移動の様子を示している。移動体10の経路計画に際しては、始点1と終点3に加えて、始点1における姿勢2と終点3における姿勢4とが指定されている。
まず、移動体10は始点1において、例えば始点1を中心とした白抜き矢印6の回転方向に沿ってその場回転動作を行うことで、始点1における姿勢2を終点3へと向かう経路5方向に沿うように姿勢を変更する。
回転後に移動体10は、始点1と終点3との最短経路である目標経路5に沿って始点1から終点3へ向かって移動する。
そして、終点3に到着後、移動体10は、例えば終点3を中心とした白抜き矢印7の回転方向に沿ってその場回転動作を行うことで、終点3における姿勢4へと姿勢を変更する。
このようなその場回転動作を行うと、以下のような問題がある。
まず、その場回転動作を行うために移動体は一旦停止しなければならず、作業時間が長くなるという問題がある。
そして、例えばSLAM(Simultaneous Localization And Mapping)などの方法を用いて自己位置推定を行う場合には、移動体が向いている方向によって推定される自己位置が異なる。このため、終点に到達した時の移動体の姿勢と、到達後にその場回転動作によって得られる最終姿勢とが異なることから、終点においてその場回転動作を行うと停止位置に誤差が生じるという問題がある。ここで、SLAMとは、自己位置推定と環境認識とを同時に行う方法である。
さらに、その場回転動作は人らしくない動きであるため、人がロボットの動作を予測することが難しく、安全ではないという問題がある。
他方、特許文献1には、終点の姿勢を指定が可能な移動ロボットが開示されている。この特許文献1に開示された移動ロボットは、始点から終点へと向かう経路途中に仮想的な円弧を設定し、当該円弧上を移動ロボットが移動することによって滑らかに経路追従を行うものであり、これにより、終点での姿勢制御が可能となっている。
しかしながら、この公報に開示された移動ロボットは、始点及び終点における姿勢の関係によって円弧の形状が変化し、当該円弧を逐次的に求めることで経路計画を行うものであり、本発明が前提とする始点及び終点での姿勢に応じて経路をガイドする仮想的な禁止領域を予め生成しておく経路生成システムとは異なるものである。
さらに、このような逐次的な経路計画法では大域的な経路を生成することができないため、フィードフォワード制御が実現できず、高速移動に不向きなものである。
特開2004−209562号公報
上述のように、従来の経路計画方法では、最短経路を生成するものであるため、始点と終点における移動体の姿勢を指定することができなかった。このため、移動体は、始点でその場回転動作を行って経路方向に姿勢を向け、終点に到達後にその場回転動作を行って指定した姿勢を実現する必要があるという問題があった。
本発明は、かかる課題を解決するためになされたものであり、始点及び終点での移動体の姿勢を指定可能な経路生成システム及びその方法を提供することを目的とする。
本発明にかかる経路生成システムは、移動体が始点から終点まで移動する経路を生成する経路生成システムであって、前記移動体の移動が妨げられる移動禁止領域を設定する領域設定手段と、前記領域設定手段によって設定された禁止領域を当該移動体が避けるように始点から終点までの経路を生成する経路生成手段とを備え、前記禁止領域は、前記始点から当該始点について予め設定された移動方向に向かって左右両側に、当該移動方向から移動方向の反対方向に至るまで徐々に方向を変化させる曲線を外周の一部とする曲線領域部と、前記始点から前記移動方向とは反対側への移動を妨げる短絡禁止領域部を有するものである。
これにより、始点においてその場回転動作を必要とせず、始点での移動体の姿勢を指定可能な経路を生成することができる。
本発明にかかる経路生成システムは、移動体が始点から終点まで移動する経路を生成する経路生成システムであって、前記移動体の移動が妨げられる移動禁止領域を設定する領域設定手段と、前記領域設定手段によって設定された禁止領域を当該移動体が避けるように始点から終点までの経路を生成する経路生成手段とを備え、前記禁止領域は、前記終点から当該終点について予め設定された移動方向に向かって左右両側に、当該移動方向の反対方向から移動方向に至るまで徐々に方向を変化させる曲線を外周の一部とする曲線領域部と、前記移動方向側から前記終点への移動を妨げる短絡禁止領域部を有するものである。
これにより、終点においてその場回転動作を必要とせず、終点での移動体の姿勢を指定可能な経路を生成することができる。
また、前記曲線領域部は、前記移動方向を含む線分を接線とし、当該接線に対して線対称に設けられた二つの円より構成されるようにしてもよい。
これにより、当該曲線領域部を有する禁止領域に沿って移動する移動体は、急な方向転換を行うことなく、滑らかに方向を変えつつ移動することができる。
また、前記短絡禁止領域部は、前記曲線領域部の外周の一部を結ぶ線分と当該曲線領域部の外周の一部によって囲まれた領域であるようにしてもよい。
また、前記終点から当該終点について予め設定された移動方向とは反対側に前記禁止領域に挟まれた直線状の非禁止領域を有するようにしてもよい。
これにより、当該直線状の非禁止領域に沿って移動する移動体は移動制御を容易に行うことができ、終点における停止精度をより向上させることができる。
本発明にかかる経路生成システムは、移動体が始点から終点まで移動する経路を生成する経路生成システムであって、前記移動体の移動が妨げられる移動禁止領域を設定する領域設定手段と、前記領域設定手段によって設定された禁止領域を当該移動体が避けるように始点から終点までの経路を生成する経路生成手段とを備え、前記禁止領域は、始点を含んで設けられた始点用禁止領域と、終点を含んで設けられた終点用禁止領域を有し、前記始点用禁止領域は、前記始点から当該始点について予め設定された始点移動方向に向かって左右両側に、当該始点移動方向から始点移動方向の反対方向に至るまで徐々に方向を変化させる曲線を外周の一部とする始点用曲線領域部と、前記始点から前記移動方向とは反対側への移動を妨げる始点用短絡禁止領域部とを有し、前記終点用禁止領域は、前記終点から当該終点について予め設定された終点移動方向に向かって左右両側に、当該終点移動方向の反対方向から終点移動方向に至るまで徐々に方向を変化させる曲線を外周の一部とする終点用曲線領域部と、前記終点移動方向側から前記終点への移動を妨げる終点用短絡禁止領域部を有するものである。
これにより、その場回転動作を必要とせず、始点及び終点での移動体の姿勢を指定可能な経路を生成することができる。
本発明にかかる経路生成方法は、移動体が始点から終点まで移動する経路を生成する経路生成方法であって、前記移動体の移動が妨げられる移動禁止領域を設定するステップと、前記禁止領域を当該移動体が避けるように始点から終点までの経路を生成するステップとを備え、前記禁止領域は、前記始点から当該始点について予め設定された移動方向に向かって左右両側に、当該移動方向から移動方向の反対方向に至るまで徐々に方向を変化させる曲線を外周の一部とする曲線領域部と、前記始点から前記移動方向とは反対側への移動を妨げる短絡禁止領域部を有するものである。
これにより、始点においてその場回転動作を必要とせず、始点での移動体の姿勢を指定可能な経路を生成することができる。
本発明にかかる経路生成方法は、移動体が始点から終点まで移動する経路を生成する経路生成方法であって、前記移動体の移動が妨げられる移動禁止領域を設定するステップと、前記禁止領域を当該移動体が避けるように始点から終点までの経路を生成するステップとを備え、前記禁止領域は、前記終点から当該終点について予め設定された移動方向に向かって左右両側に、当該移動方向の反対方向から移動方向に至るまで徐々に方向を変化させる曲線を外周の一部とする曲線領域部と、前記移動方向側から前記終点への移動を妨げる短絡禁止領域部を有するものである。
これにより、終点においてその場回転動作を必要とせず、終点での移動体の姿勢を指定可能な経路を生成することができる。
また、前記曲線領域部は、前記移動方向を含む線分を接線とし、当該接線に対して線対称に設けられた二つの円より構成されるようにしてもよい。
これにより、当該曲線領域部を有する禁止領域に沿って移動する移動体は、急な方向転換を行うことなく、滑らかに方向を変えつつ移動することができる。
また、前記短絡禁止領域部は、前記曲線領域部の外周の一部を結ぶ線分と当該曲線領域部の外周の一部によって囲まれた領域であるようにしてもよい。
また、前記終点から当該終点について予め設定された移動方向とは反対側に前記禁止領域に挟まれた直線状の非禁止領域を有するようにしてもよい。
これにより、当該直線状の非禁止領域に沿って移動する移動体は移動制御を容易に行うことができ、終点における停止精度をより向上させることができる。
本発明にかかる経路生成方法は、移動体が始点から終点まで移動する経路を生成する経路生成方法であって、前記移動体の移動が妨げられる移動禁止領域を設定するステップと、前記禁止領域を当該移動体が避けるように始点から終点までの経路を生成するステップとを備え、前記禁止領域は、始点を含んで設けられた始点用禁止領域と、終点を含んで設けられた終点用禁止領域を有し、前記始点用禁止領域は、前記始点から当該始点について予め設定された始点移動方向に向かって左右両側に、当該始点移動方向から始点移動方向の反対方向に至るまで徐々に方向を変化させる曲線を外周の一部とする始点用曲線領域部と、前記始点から前記移動方向とは反対側への移動を妨げる始点用短絡禁止領域部とを有し、前記終点用禁止領域は、前記終点から当該終点について予め設定された終点移動方向に向かって左右両側に、当該終点移動方向の反対方向から終点移動方向に至るまで徐々に方向を変化させる曲線を外周の一部とする終点用曲線領域部と、前記終点移動方向側から前記終点への移動を妨げる終点用短絡禁止領域部を有するものである。
これにより、その場回転動作を必要とせず、始点及び終点での移動体の姿勢を指定可能な経路を生成することができる。
本発明によれば、始点及び終点での移動体の姿勢を指定可能な経路生成システム及びその方法を提供することができる。
発明の実施の形態1.
本発明の実施の形態1にかかる移動体について図1を用いて説明する。図1(a)は、本実施の形態にかかる移動体の構成を模式的に示す上面図であり、図1(b)は本実施の形態にかかる移動体の構成を模式的に示す側面図である。10は移動体、11は車体、12は駆動輪、13は従動輪、14は駆動機構、15は制御部である。本実施の形態では、移動体10を対向2輪型の車輪移動ロボットとして説明する。
移動体10は、非ホロノミックな2輪型自律移動体である。車体11の側面下方には、駆動輪12が設けられている。駆動輪12は、車体11の対向する側面にそれぞれ設けられている。車体11の前方中央部には、キャスタ等の従動輪13が設けられている。2つの駆動輪12は、モータ等を有する駆動機構14によって、独立して回転する。すなわち、駆動機構14が左右の駆動輪12を回転させることによって、移動体10が移動する。2つの駆動輪12は、それぞれ異なる駆動機構14に接続されている。したがって、駆動輪12を異なる回転方向、回転速度で回転させることにより、移動体10の移動方向、移動速度を制御することができる。具体的には、駆動輪12を同じ方向、異なる速度で回転させることにより、移動体10の移動方向が変化しながら、移動する。すなわち、2つの駆動輪12の距離、及び回転速度の差に応じて、移動体10がカーブしながら移動する。また、駆動輪12を反対方向に同じ速度で回転させることによって、移動体10がその場で旋回する。さらに、駆動輪12を同じ方向、同じ速度で回転させることにより、移動体10が直進移動する。
制御部15は、移動体10が目標経路に追従するよう、駆動機構14を制御する。そして、制御部15は、移動体10が目標経路に追従して移動するよう、駆動機構14をフィードバック制御、あるいはフィードフォワード制御を行う。制御部15は、例えば、駆動機構14のモータ又は駆動輪12に取り付けたロータリーエンコーダや、車体11に取り付けたジャイロセンサや、レーザレンジファインダ等からの測定値に基づいて現在の位置を推定する。そして、制御部15は、推定位置に基づいて目標経路に対してフィードバック制御を行う。これにより、駆動機構14のモータが適切な回転角度で回転する。そして、駆動輪12が回転して、移動体10が目標経路に追従して移動する。
本発明の実施の形態1にかかる経路生成システムは、例えば、車体11に搭載された演算処理装置とは別に設けられたコンピュータにより実現される。このコンピュータは、例えば、中央処理装置(CPU)、ROM、RAM、ハードディスク等の記憶装置、入出力インターフェース等を備えている。ROM等の記憶装置には、オペレーティングシステムと協働してCPU等に命令を与え、アプリケーションプログラムを記録することができ、RAMにロードされることによって実行される。このアプリケーションプログラムは、本発明にかかる経路生成システムを実現する特有のプログラムを含む。例えば、禁止領域を設定するプログラム、目標経路を生成するプログラム、禁止領域を格納するプログラムなどを有している。経路生成システムによる経路生成は、中央処理装置がアプリケーションプログラムをRAM上に展開した上で当該アプリケーションプログラムに従った処理を記憶装置に格納されたデータを読み出し、また格納を行うことにより、実行される。そして、当該コンピュータで生成された目標経路は、無線通信によって車体11に設けられた演算処理装置に送信される。
図2は、本発明の実施の形態1にかかる経路生成システムの概略構成を示すブロック図である。図2に示されるように、経路生成システム20は、領域設定部21と、経路生成部22と、記憶部23とを備えている。
領域設定部21は、後述するように、始点1及び終点3の位置姿勢に基づいて、移動体10の移動を妨げる仮想的なポテンシャル場である移動禁止領域を設定し、領域設定手段として機能する。
当該禁止領域は移動体10の経路をガイドする仮想的な禁止領域であり、後述する経路生成部22は、設定された禁止領域に基づいて経路生成を行う。
経路生成部22は、領域設定部21によって設定された禁止領域を移動体10が避けるように始点1から終点3までの経路を生成し、経路生成手段として機能する。すなわち、経路生成部22は始点1の姿勢2から終点3の姿勢4までの経路を生成する。
例えば、移動体10の目標軌道となる経路は、しばしば座標の集合として与えられる。座標は、例えば、グリッド状に離散化されたグリッド座標で表現される。グリッド座標を利用するメリットは、最短経路生成を容易に実行できる点や、確実に目的地に到達できる経路を得る既知のアルゴリズムが利用できる点にある。
しかしながら、グリッド座標において表現される経路は直線と直線が接続された不連続な経路であるため、移動体10がこのような経路を追従することは難しい。そのため、与えられた離散的な経路座標から、移動体10の追従制御に利用可能な滑らかな経路を、例えば、重み付き移動平均を利用して補間曲線を求めることにより作成することができる。このように、与えられたマップに対してグリッドを形成することによって、容易に経路を生成することができる。
具体的には、例えば、グリッドマップをA*探索(エースター探索)で経路を探索し、さらに、グリッドを結んだ線分集合を滑らかにする演算を行なうことで経路を生成する。もちろん、上記以外の経路探索方法によって経路を生成してもよい。例えば、最良優先探索や山登り探索などの探索技法を用いることも可能である。
領域記憶部23は、領域設定部21により設定された禁止領域を格納する。経路生成部22は領域記憶部23に格納された禁止領域に基づいて経路を生成する。
経路生成システム20には、例えば、禁止領域を設定するプログラム、目標経路を生成するプログラム、禁止領域を格納するプログラムなどが記憶されている。そして、これらのプログラムを実行することにより、上記の処理が行われる。
続いて図3を用いて、本発明の実施の形態1にかかる経路生成システム20により生成された経路に基づいて移動体10が移動する様子を説明する。
図3に示されるように、移動体10に対して、始点1と終点3に加えて、始点1における姿勢2と終点3における姿勢4とが指定されている。
領域設定部21は、始点1及び終点3の位置姿勢に基づいて禁止領域を設定する。
禁止領域は、始点1を含んで設けられた始点用禁止領域31と、終点3を含んで設けられた終点用禁止領域34を有する。
始点用禁止領域31は、始点1から始点1について予め設定された姿勢2の方向に向かって左右両側に、始点1の姿勢2の方向から始点1の姿勢2の方向の反対方向に至るまで徐々に方向を変化させる曲線を外周の一部とする始点用曲線領域部32と、始点1から前記移動方向とは反対側への移動を妨げる始点用短絡禁止領域部33とを有する。
終点用禁止領域34は、終点3から終点3について予め設定された姿勢4の方向に向かって左右両側に、終点3の姿勢4の方向の反対方向から終点3の姿勢4の方向に至るまで徐々に方向を変化させる曲線を外周の一部とする終点用曲線領域部35と、終点3の姿勢4の方向側から終点3への移動を妨げる終点用短絡禁止領域部36を有する。
なお、始点用曲線領域部32は、始点1の姿勢2の方向を含む線分を接線とし、当該接線に対して線対称に設けられた二つの円より構成されるようにしてもよい。
そして、始点用短絡禁止領域部33は、始点用曲線領域部32の外周の一部を結ぶ線分と始点用曲線領域部32の外周の一部によって囲まれた領域であるようにしてもよい。
また、終点用曲線領域部35は、終点3の姿勢4の方向を含む線分を接線とし、当該接線に対して線対称に設けられた二つの円より構成されるようにしてもよい。
そして、終点用短絡禁止領域部36は、終点用曲線領域部35の外周の一部を結ぶ線分と終点用曲線領域部35の外周の一部によって囲まれた領域であるようにしてもよい。
領域設定部21により設定された始点用禁止領域31及び終点用禁止領域34は、移動体10の移動を妨げる範囲として扱われる。
そして、経路生成部22が最短経路の生成を行うときには、このような仮想的な禁止領域は経路のガイドとして作用し、生成される経路37は始点1及び終点3において指定した姿勢方向を向く経路として生成される。
移動体10は生成された経路37に沿って、始点1から終点3へと移動する。
このように始点用禁止領域31及び終点用禁止領域34に沿って移動体10の経路37を生成することにより、移動体10は始点1及び終点3においてその場回転動作を行うことなく、始点1の姿勢2から終点3の姿勢4へと移動することができる。
なお、外界センサによって測定される障害物が存在する環境においては、経路生成用の禁止領域を障害物と統一的に扱うことができる。
例えばグリッドマップをA*探索で探索する場合には、禁止領域が設定される各グリッドに対して無限大のコストが定義され、実質的に移動体10の移動が妨げられる。
このような禁止領域に基づいて生成された経路に沿って移動することで、移動体10は、障害物を避けることができ、かつ、始点1と終点3において指定した姿勢で移動することができる。
さらに、禁止領域と障害物とを統一的に扱うことができるため、経路生成の際には禁止領域に沿った経路部分と、それ以外の経路部分とを区別して経路を生成する必要がなくなり、始点1の姿勢2から終点3の姿勢4へと向かう統一的な一つの経路37を生成することができる。
これにより、経路生成部22は、一つの大域的な経路37を生成することができる。
次に、図4を用いて、領域設定部21によって設定される禁止領域の形状について説明する。
禁止領域の形状は、例えば図4の(a)に示されるような形状の禁止領域である。
図4の(a)に示される禁止領域は、始点用右側禁止領域41、始点用左側禁止領域42、始点用後側禁止領域43からなる。始点用右側禁止領域41及び始点用左側禁止領域42は正円形状を有する。始点用右側禁止領域41と、始点用左側禁止領域42は、共に始点1を通過し、正円形状の両領域41、42が接した状態に配置される。これら両領域41、42は共通する接線を有するが、この共通接線方向と、姿勢2によって示される方向が一致する。また、両領域41、42は、当該共通接線に対して線対称の形状を有している。始点用右側禁止領域41の中心点と、始点用左側禁止領域42の中心点は、ともに、始点1から当該姿勢2の方向(即ち、両領域41、42の共通接線)と垂直な方向に延びる線上に位置する。
始点用後側禁止領域43は、始点1よりも姿勢2の方向に対して反対側(即ち、後側)に設けられた領域であり、この例では、正円形状の領域41及び領域42において最も背後側にある点を結んだ線分と、各領域41、42の外周によって囲まれる領域である。換言すると、始点用後側禁止領域43は、各領域41、42の中心点から姿勢2の方向とは反対の方向に延びる線と各領域41、42の外周の交点を結んだ線分と、各領域41、42の外周によって囲まれる領域である。この始点用後側禁止領域43については、始点1よりも姿勢2の方向に対して反対側に当該移動体10が移動することがないように領域が設けられていれば足りる。
図4に示されるように、禁止領域は、指定する姿勢方向に対して、非禁止領域の口が空くように設定されている。そして、始点1よりも姿勢2の方向側にある禁止領域の外周は、姿勢2の方向から、姿勢2の方向とは反対側の方向に対して徐々に方向を変化させる曲線より構成されている。このため、この禁止領域に沿って移動する移動体は、急な方向転換を行うことなく、滑らかに方向を変えつつ移動することが可能となる。
ここで、禁止領域41の外周の曲線の曲率は車輪と地面との摩擦、車輪径、移動体の速度上限などによって定められる他、2輪型の車両か、前2輪、後2輪の4輪型の車両かによっても変化し、これに制限されない。
また、禁止領域の形状はこれに限られず、例えば他にも図4の(b)の禁止領域45や、図4の(c)の禁止領域46に示されるような楕円形状であってもよい。
さらに、図4の(d)の禁止領域47に示されるように、終点3から終点3について予め設定された姿勢4の方向とは反対側に禁止領域に挟まれた直線状の非禁止領域を有するようにしてもよい。
これにより、移動体10が終点3の姿勢4へと向かう経路途中において移動動作の最後に直線部分を通過させることができ、直線部分においては移動体10の移動制御がより容易になることから、終点3における停止精度をより向上させることができる。
なお、以上の図4に示した例では禁止領域の外周の曲線の形状は円弧を用いて説明したが、これに限られず、例えば放物線でもよいし、クロソイド曲線のように曲率が連続的に変化するような曲線でもよい。
このような曲線に沿って移動することで、移動体10はステアリングを滑らかに切って移動することができる。
次に、本発明の実施の形態1にかかる経路生成システム20の経路生成の流れについて、図5を用いて説明する。図5は、本実施の形態にかかる経路生成システム20の経路生成を示すフローチャートである。
まず、領域設定部21が経路をガイドする禁止領域を設定する(ステップS101)。すなわち、移動体10が移動を妨げられる領域が設定される。
そして、当該禁止領域が障害物と同一視されるように設定されたグリッドマップに基づいて、経路生成部22が始点1の姿勢2から終点3の姿勢4までの最短経路を生成する(ステップS102)。
経路生成部22はステップS102において経路が生成できたか否かを判断し(ステップS103)、経路を生成することができなかった場合には、ステップS101において設定された禁止領域を縮小あるいは一部を削除した上で(ステップS104)、当該削除修正されたグリッドマップに基づいて再度経路を生成する。
なお、全ての禁止領域を削除しても経路が生成できなかった場合には、経路生成処理をキャンセルする。
ステップS103において、経路を生成することができた場合には、生成された経路を始点1の姿勢2から終点3の姿勢4までの経路として採用する(ステップS105)。
このように、経路生成処理の開始当初に設定した禁止領域の一部を環境に応じて縮小あるいは一部を削除することにより、環境に応じた柔軟な経路生成を行うことができる。
例えば図6は、禁止領域の一部を削除したことにより経路生成が可能になった具体例である。
図6に示すように、終点3の姿勢4の方向に対して後方に障害物63が存在し、障害物63は禁止領域61及び禁止領域62に接しているものとする。
このとき、移動体10は終点3の姿勢4に向かって移動することができないため、このままでは経路を生成することができない。
そこで、経路生成部22は、禁止領域62を削除する。図6には、削除後の禁止領域62が点線に囲まれて示されている。
これにより、移動体10は障害物63に沿って移動し、当該削除された点線により囲まれた禁止領域62上を通過することで、終点3の姿勢4に向かって移動することが可能な経路64を生成することができる。
発明の実施の形態2.
本発明の実施の形態2にかかる経路生成システムは、領域設定部21により設定された禁止領域を記憶部23に格納しておき、移動体10が移動する際に、環境に応じて記憶部23に格納された禁止領域に基づいて経路を再生成するものである。
これにより、移動体10が移動途中で経路を切替えた場合であっても、終点3の姿勢4に向かって移動することが可能な経路を生成することができる。
上述の実施の形態1では障害物が固定である場合を説明したが、経路生成部22により経路が生成され移動体10が移動を開始し、移動体10の移動途中に障害物が移動体10に向かって移動してくる場合には、移動体10は状況に応じて経路を切替えて対応することが望まれる。
このとき、経路生成処理の開始当初に設定された禁止領域を記憶部23に格納しておくことで、経路切替えの際においても、終点3の姿勢4に向かって移動することが可能な経路を生成することができる。
例えば図7は、移動体10の移動途中に移動体10に向かって障害物73が移動してきた場合に、禁止領域71及び禁止領域72を利用することで、終点3の姿勢4に向かって移動が可能な経路77へと切替えが可能となる様子を示す具体例である。
図7に示されるように、移動体10は始点1の姿勢2から終点3の姿勢4に向かって経路74に沿って最初は移動しようとする。
しかし、始点1から終点3へと移動する途中において、障害物73が連続的に白抜き矢印の方向に移動したとする。
すると、この障害物73の移動に伴って、経路生成部22は、移動体10の経路を、経路74、経路75、経路76、経路77へと切替えることで、移動体10を安定して移動させる。
このとき、記憶部23に格納された禁止領域71及び禁止領域72に基づいて各経路を再生成することで、経路が切替わった場合であっても、終点3の姿勢4に向かって移動することが可能な経路を生成することができる。
このようにして、記憶部23に禁止領域を格納しておくことで、障害物73が移動するため経路生成部22によって生成された経路が切替わる場合であっても、終点3の姿勢4に向かって移動することが可能な経路を生成することができる。
また、移動体10の移動途中に終点3が移動する場合であっても、記憶部23に格納された禁止領域を終点3の移動に伴って移動させることで、終点3の姿勢4に向かって移動することが可能な経路を生成することができる。
例えば図8は、移動体10の移動途中に終点3が移動する場合に、記憶部23に格納された禁止領域81及び禁止領域82に代表される禁止領域を終点3の移動に伴って移動させた禁止領域を利用することにより、終点3の姿勢4に向かって移動が可能な経路84へと切替えができる様子を示す具体例である。
図8に示されるように、移動体10は始点1の姿勢2から終点3の姿勢4に向かって経路83に沿って最初は移動しようとする。
しかし、始点1から終点3へと移動する途中において、終点3が連続的に白抜き矢印の方向に移動したとする。
すると、終点3の移動に伴って、経路生成部22は、移動体10の経路を、経路83から経路84へと切替え、移動体10は切替えられた経路を移動する。
このとき、各経路を終点3の移動に伴って移動する禁止領域81及び禁止領域82に基づいて生成することで、経路が切替わった場合であっても、各経路を終点3の姿勢4に向かって移動することが可能な経路として生成することができる。
このようにして、移動体10の移動途中に終点3が移動するため経路生成部22によって生成された経路が切替わる場合であっても、記憶部23に格納された禁止領域を終点3の移動にともなって移動させることで、終点3の姿勢4に向かって移動することが可能な経路を生成することができる。
本発明の実施の形態1にかかる移動体の構成を示す図である。 本発明の実施の形態1にかかる経路生成システムの概略構成を示すブロック図である 本発明の実施の形態1にかかる経路生成システムにより生成された経路に基づいて移動体が移動する様子を示す図である。 本発明の実施の形態1にかかる領域設定部により設定された禁止領域の形状を示す図である。 本発明の実施の形態1にかかる経路生成システムにより経路が生成される処理の流れを示す図である。 本発明の実施の形態1にかかる領域設定部により設定された禁止領域の一部を削除したことにより経路生成が可能になった様子を示す具体例を説明する図である。 本発明の実施の形態2にかかる経路設定部により終点の姿勢に向かって移動が可能な経路へと切替えができる様子を示す具体例を説明する図である。 本発明の実施の形態2にかかる経路設定部により終点の姿勢に向かって移動が可能な経路へと切替えができる様子を示す具体例を説明する図である。 従来の経路生成システムにより生成された経路に基づいて移動体が移動する様子を示す図である。
符号の説明
1 始点
2 始点における姿勢
3 終点
4 終点における姿勢
5 経路
6 始点1におけるその場回転動作の回転方向を示す白抜き矢印
7 終点3におけるその場回転動作の回転方向を示す白抜き矢印
10 移動体
11 車両
12 駆動輪
13 従動輪
14 駆動機構
15 制御部
20 経路生成システム
21 領域設定部
22 経路生成部
23 記憶部
31 始点用禁止領域
32 始点用曲線領域部
33 始点用短絡禁止領域部
34 終点用禁止領域
35 終点用曲線領域部
36 終点用短絡禁止領域部
37 経路
41 始点用右側禁止領域
42 始点用左側禁止領域
43 始点用後側禁止領域
44 経路
45、46、47 禁止領域
61、62 禁止領域
63 障害物
64 経路
71、72 禁止領域
73 障害物
74、75、76、77 経路
81、82 禁止領域
83、84 経路

Claims (12)

  1. 移動体が始点から終点まで移動する経路を生成する経路生成システムであって、
    前記移動体の移動が妨げられる移動禁止領域を設定する領域設定手段と、
    前記領域設定手段によって設定された禁止領域を当該移動体が避けるように始点から終点までの経路を生成する経路生成手段とを備え、
    前記禁止領域は、
    前記始点から当該始点について予め設定された移動方向に向かって左右両側に、当該移動方向から移動方向の反対方向に至るまで徐々に方向を変化させる曲線を外周の一部とする曲線領域部と、
    前記始点から前記移動方向とは反対側への移動を妨げる短絡禁止領域部を有する経路生成システム。
  2. 移動体が始点から終点まで移動する経路を生成する経路生成システムであって、
    前記移動体の移動が妨げられる移動禁止領域を設定する領域設定手段と、
    前記領域設定手段によって設定された禁止領域を当該移動体が避けるように始点から終点までの経路を生成する経路生成手段とを備え、
    前記禁止領域は、
    前記終点から当該終点について予め設定された移動方向に向かって左右両側に、当該移動方向の反対方向から移動方向に至るまで徐々に方向を変化させる曲線を外周の一部とする曲線領域部と、
    前記移動方向側から前記終点への移動を妨げる短絡禁止領域部を有する経路生成システム。
  3. 前記曲線領域部は、前記移動方向を含む線分を接線とし、当該接線に対して線対称に設けられた二つの円より構成されることを特徴とする請求項1又は2記載の経路生成システム。
  4. 前記短絡禁止領域部は、前記曲線領域部の外周の一部を結ぶ線分と当該曲線領域部の外周の一部によって囲まれた領域であることを特徴とする請求項1又は2記載の経路生成システム。
  5. 前記終点から当該終点について予め設定された移動方向とは反対側に前記禁止領域に挟まれた直線状の非禁止領域を有することを特徴とする請求項2記載の経路生成システム。
  6. 移動体が始点から終点まで移動する経路を生成する経路生成システムであって、
    前記移動体の移動が妨げられる移動禁止領域を設定する領域設定手段と、
    前記領域設定手段によって設定された禁止領域を当該移動体が避けるように始点から終点までの経路を生成する経路生成手段とを備え、
    前記禁止領域は、始点を含んで設けられた始点用禁止領域と、終点を含んで設けられた終点用禁止領域を有し、
    前記始点用禁止領域は、
    前記始点から当該始点について予め設定された始点移動方向に向かって左右両側に、当該始点移動方向から始点移動方向の反対方向に至るまで徐々に方向を変化させる曲線を外周の一部とする始点用曲線領域部と、
    前記始点から前記移動方向とは反対側への移動を妨げる始点用短絡禁止領域部とを有し、
    前記終点用禁止領域は、
    前記終点から当該終点について予め設定された終点移動方向に向かって左右両側に、当該終点移動方向の反対方向から終点移動方向に至るまで徐々に方向を変化させる曲線を外周の一部とする終点用曲線領域部と、
    前記終点移動方向側から前記終点への移動を妨げる終点用短絡禁止領域部を有する経路生成システム。
  7. 移動体が始点から終点まで移動する経路を生成する経路生成方法であって、
    前記移動体の移動が妨げられる移動禁止領域を設定するステップと、
    前記禁止領域を当該移動体が避けるように始点から終点までの経路を生成するステップとを備え、
    前記禁止領域は、
    前記始点から当該始点について予め設定された移動方向に向かって左右両側に、当該移動方向から移動方向の反対方向に至るまで徐々に方向を変化させる曲線を外周の一部とする曲線領域部と、
    前記始点から前記移動方向とは反対側への移動を妨げる短絡禁止領域部を有する経路生成方法。
  8. 移動体が始点から終点まで移動する経路を生成する経路生成方法であって、
    前記移動体の移動が妨げられる移動禁止領域を設定するステップと、
    前記禁止領域を当該移動体が避けるように始点から終点までの経路を生成するステップとを備え、
    前記禁止領域は、
    前記終点から当該終点について予め設定された移動方向に向かって左右両側に、当該移動方向の反対方向から移動方向に至るまで徐々に方向を変化させる曲線を外周の一部とする曲線領域部と、
    前記移動方向側から前記終点への移動を妨げる短絡禁止領域部を有する経路生成方法。
  9. 前記曲線領域部は、前記移動方向を含む線分を接線とし、当該接線に対して線対称に設けられた二つの円より構成されることを特徴とする請求項7又は8記載の経路生成方法。
  10. 前記短絡禁止領域部は、前記曲線領域部の外周の一部を結ぶ線分と当該曲線領域部の外周の一部によって囲まれた領域であることを特徴とする請求項7又は8記載の経路生成方法。
  11. 前記終点から当該終点について予め設定された移動方向とは反対側に前記禁止領域に挟まれた直線状の非禁止領域を有することを特徴とする請求項8記載の経路生成方法。
  12. 移動体が始点から終点まで移動する経路を生成する経路生成方法であって、
    前記移動体の移動が妨げられる移動禁止領域を設定するステップと、
    前記禁止領域を当該移動体が避けるように始点から終点までの経路を生成するステップとを備え、
    前記禁止領域は、始点を含んで設けられた始点用禁止領域と、終点を含んで設けられた終点用禁止領域を有し、
    前記始点用禁止領域は、
    前記始点から当該始点について予め設定された始点移動方向に向かって左右両側に、当該始点移動方向から始点移動方向の反対方向に至るまで徐々に方向を変化させる曲線を外周の一部とする始点用曲線領域部と、
    前記始点から前記移動方向とは反対側への移動を妨げる始点用短絡禁止領域部とを有し、
    前記終点用禁止領域は、
    前記終点から当該終点について予め設定された終点移動方向に向かって左右両側に、当該終点移動方向の反対方向から終点移動方向に至るまで徐々に方向を変化させる曲線を外周の一部とする終点用曲線領域部と、
    前記終点移動方向側から前記終点への移動を妨げる終点用短絡禁止領域部を有する経路生成方法。
JP2006311480A 2006-11-17 2006-11-17 移動体の経路生成システム及び経路生成方法 Pending JP2008129695A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006311480A JP2008129695A (ja) 2006-11-17 2006-11-17 移動体の経路生成システム及び経路生成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006311480A JP2008129695A (ja) 2006-11-17 2006-11-17 移動体の経路生成システム及び経路生成方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008129695A true JP2008129695A (ja) 2008-06-05

Family

ID=39555467

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006311480A Pending JP2008129695A (ja) 2006-11-17 2006-11-17 移動体の経路生成システム及び経路生成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008129695A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010044393A (ja) * 2008-07-25 2010-02-25 Navteq North America Llc コストベースの公開エリア地図
JP2010061293A (ja) * 2008-09-02 2010-03-18 Toyota Motor Corp 経路探索装置、経路探索方法、及び経路探索プログラム
JP2011150540A (ja) * 2010-01-21 2011-08-04 Ihi Aerospace Co Ltd 経路生成装置と方法および経路生成装置を備える移動装置
US8594930B2 (en) 2008-07-25 2013-11-26 Navteq B.V. Open area maps
US8825387B2 (en) 2008-07-25 2014-09-02 Navteq B.V. Positioning open area maps
JP5669998B1 (ja) * 2014-07-04 2015-02-18 マミヤ・オーピー・ネクオス株式会社 作業機械、作業機械の走行経路生成のための装置、方法、プログラム、プログラムを記録した記録媒体、作業機械の走行制御装置
CN111459169A (zh) * 2020-04-27 2020-07-28 四川智动木牛智能科技有限公司 基于轮式机器人的综合管廊巡检方法
WO2023120223A1 (ja) * 2021-12-21 2023-06-29 株式会社デンソー 制御システム、制御装置、制御方法、制御プログラム

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010044393A (ja) * 2008-07-25 2010-02-25 Navteq North America Llc コストベースの公開エリア地図
US8594930B2 (en) 2008-07-25 2013-11-26 Navteq B.V. Open area maps
US8825387B2 (en) 2008-07-25 2014-09-02 Navteq B.V. Positioning open area maps
JP2010061293A (ja) * 2008-09-02 2010-03-18 Toyota Motor Corp 経路探索装置、経路探索方法、及び経路探索プログラム
JP2011150540A (ja) * 2010-01-21 2011-08-04 Ihi Aerospace Co Ltd 経路生成装置と方法および経路生成装置を備える移動装置
JP5669998B1 (ja) * 2014-07-04 2015-02-18 マミヤ・オーピー・ネクオス株式会社 作業機械、作業機械の走行経路生成のための装置、方法、プログラム、プログラムを記録した記録媒体、作業機械の走行制御装置
WO2016002082A1 (ja) * 2014-07-04 2016-01-07 マミヤ・オーピー株式会社 作業機械、作業機械の走行経路生成のための装置、方法、プログラム、プログラムを記録した記録媒体、作業機械の走行制御装置
CN111459169A (zh) * 2020-04-27 2020-07-28 四川智动木牛智能科技有限公司 基于轮式机器人的综合管廊巡检方法
CN111459169B (zh) * 2020-04-27 2023-11-24 四川智动木牛智能科技有限公司 基于轮式机器人的综合管廊巡检方法
WO2023120223A1 (ja) * 2021-12-21 2023-06-29 株式会社デンソー 制御システム、制御装置、制御方法、制御プログラム
JP7524888B2 (ja) 2021-12-21 2024-07-30 株式会社デンソー 制御システム、制御装置、制御方法、制御プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008129695A (ja) 移動体の経路生成システム及び経路生成方法
CN108473132B (zh) 停车辅助系统、停车辅助方法及程序
JP4682973B2 (ja) 移動経路作成方法、自律移動体および自律移動体制御システム
JP4451858B2 (ja) 無人車両
JP4670807B2 (ja) 移動経路作成方法、自律移動体および自律移動体制御システム
JP5086942B2 (ja) 経路探索装置、経路探索方法、及び経路探索プログラム
JP4297123B2 (ja) 移動体の軌道追従制御システム及び軌道追従制御方法
CN108052102B (zh) 机器人行进路线的确定方法、装置及机器人
US20180011489A1 (en) Movement route generating apparatus and movement route generating method
JP5312894B2 (ja) 自律移動体及び自律移動体の移動制御方法
JP4093261B2 (ja) 自律移動装置
JPWO2019031168A1 (ja) 移動体および移動体の制御方法
JP7369626B2 (ja) ビークルの制御システム、ビークルの制御方法及びプログラム
JP2011141663A (ja) 無人搬送車、および、その走行制御方法
JP2010282443A (ja) 自律移動装置
JP4577247B2 (ja) 移動体及びその制御方法
JP2627472B2 (ja) 移動体の障害物回避方法
JP2007257200A (ja) 移動体及びその制御方法
JP2007249631A (ja) 折線追従移動ロボットおよび折線追従移動ロボットの制御方法
JP2017129908A (ja) 移動体
JP6809913B2 (ja) ロボット、ロボットの制御方法、および地図の生成方法
JP2016062441A (ja) 全方位移動車
JP2009129016A (ja) 移動経路作成方法、自律移動体及び自律移動体制御システム
CN116400697A (zh) 自移动设备的移动控制方法、装置、设备及存储介质
JP2010250536A (ja) 移動体及びその制御方法