JPH0641275U - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH0641275U
JPH0641275U JP8158492U JP8158492U JPH0641275U JP H0641275 U JPH0641275 U JP H0641275U JP 8158492 U JP8158492 U JP 8158492U JP 8158492 U JP8158492 U JP 8158492U JP H0641275 U JPH0641275 U JP H0641275U
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JP
Japan
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platen roller
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Pending
Application number
JP8158492U
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English (en)
Inventor
淳 福村
Original Assignee
村田機械株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 密着型イメージセンサを用いて構成されるフ
ァクシミリ装置で指摘される原稿解除の不便となる問題
点を解決する手段を提供する 【構成】 密着型イメージセンサ9と、該センサ9の読
取面9aが圧接されるプラテンローラ17を、原稿給紙
経路Pを挾んで、装置本体1と、装置本体1に開閉自在
に取り付けられるスキャナーカバー2とに分離して取り
付ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、原稿給紙経路の読取部に密着型イメージセンサを配して構成される ファクシミリ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ファクシミリ装置に搭載されるスキャナーには、装置全体の小型化等の目的か ら、ミラーやレンズ光学系を有する長光路系のイメージセンサに代えて、密着型 イメージセンサの利用が増加しつつある。
【0003】 密着型メージセンサを用いたファクシミリ装置では、原稿給紙経路の読取部に ユニット化された密着型イメージセンサと、該センサが圧接されるプラテンロー ラ(ニップローラ)とを配して構成され、プラテンローラにより繰り込まれて密 着型イメージセンサとの間にニップされた原稿の画像がセンサユニット内に組み 込まれている光源により照明されて、原稿画像がニップ点近傍で連続的に読み取 られるようになっている。そして、密着型メージセンサを用いる読取部構造では 、原稿ニップ点の変動に伴う焦点振動を防止するために、センサユニットをプラ テンローラに対して原稿解除に必要な隙間寸法だけ離反可能な構造としつつも、 両者が装置本体の側に所定の圧接位置関係を保って相互に分離不能に組み付けら れるようになっているのが普通である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、この種のファクシミリ装置には、密着型イメージセンサとプラ テンローラとの間に通される読取原稿が原稿給紙経路でジャムを起した場合、原 稿解除作業が非常に面倒になるという問題点が指摘される。即ち、上記の読取部 構造であると、原稿ジャムを生じた際にはスキャナーカバーを開放しても、原稿 給紙経路が全開されず、センサユニットと共に装置本体側に固定されているプラ テンローラが原稿をセンサ読取面との間にニップしたままの状態を保つ。そのた め、原稿解除を行うために、更に付属解除レバー等を操作してセンサユニットを プラテンローラから離反位置に退避させるようにしなければならず、原稿解除を 行うためには、2つの操作を別個に行ってから原稿の除去作業を行わなければな らない不便がある。
【0005】 本考案は、密着型イメージセンサを用いて構成されるファクシミリ装置で原稿 解除の不便となる問題点を解決する手段を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案に基づくファクシミリ装置では、密着型イメージセンサと、該センサが 圧接されるプラテンローラを、原稿給紙経路を挾んで、装置本体と、装置本体に 開閉自在に取り付けられるスキャナーカバーとに分離して取り付けるようにして いる。
【0007】
【作用】
このように構成したファクシミリ装置であれば、原稿ジャムを生じた際にスキ ャナーカバーを開放すると、装置本体とスキャナーカバーとに分離して取り付け られた密着型イメージセンサとプラテンローラとが相互に離反して原稿給紙経路 が全開され、スキャナーカバーの開放と同時に原稿解除が行えるものとなる。
【0008】
【実施例】
図1は本考案の一実施例を示し、1はファクシミリ装置本体、2は装置本体1 の上部前面に取り付けられた可倒式のスキャナーカバー(フロントカバー)で、 カバー2は装置本体1に対し原稿給紙経路の排出端部で後述の補助排紙ローラと 同軸回りに開閉自在に取り付けられている。
【0009】 装置本体1とスキャナーカバー2との間には、カバー閉止状態で、上端部に原 稿挿入口4を開口する原稿給紙経路Pが形成され、装置本体1の上に設けられた 原稿セット部3から紙端を挿入してセットされる送信原稿が該給紙経路Pに繰り 込まれて、その途中に設けられた読取部で読み取られてから、下端部に開口する 原稿排出口5よりスキャナーカバー2の下側に挿着された原稿トレイ5Aの上に 排出されるようになっている。
【0010】 スキャナーカバー2が被着される装置本体1の側には、原稿挿入口4の下側に 繰込みローラ6と給紙ローラ7とが設けられ、給紙ローラ7の下方部には、本体 側の原稿ガイド8に開口された開口部を通してユニット化された密着型イメージ センサ9が突出されている。このセンサユニット9は、本体1内で、その両側を 下端部をピン10a止めしたブラケット10に固定して、ユニット下方部の支点 10aの回りに揺動可能に取り付けられているとともに、その背面と本体1内の バネ受部11とにスプリング12を介入して、読取面9aを開口部から突出させ る方向に付勢しつつ弾性支持されている。
【0011】 一方、スキャナーカバー2の内面には、その上端部に分離パッド13が下端フ リーの状態で取り付けられ、カバー閉止状態では、分離パッド13の下端部が給 紙ローラ7に圧接されるようになっている。14は分離パッド13を給紙ローラ 7に押し付ける押え部材で、カバー2内の支持部材15にスプリング16を介し て弾性支持されている。また、密着型イメージセンサ9との対面位置には、該セ ンサ9が圧接されて、その読取面9aとの間に原稿を繰り込むためのプラテンロ ーラ17が設けられている。このプラテンローラ17は、カバー2側の原稿ガイ ド18に設けられた取付凹部19に収容され、両側のローラ軸17aがカバー2 側に固定された軸受部材(図示せず)に支持されている。即ち、プラテンローラ 17は、装置本体1側の密着型イメージセンサ9と、原稿給紙経路Pを挾んで、 カバー2側に分離して取り付けられており、カバー閉止状態では、互いに圧接す る組付状態を保ち、スキャナーカバー2を開放すると、カバー2側に取り付けら れたプラテンローラ17がカバー2と一体に取付支点Oの回りに退避動作して相 互に離反するようになっている。
【0012】 その他、図において、20は原稿給紙経路Pの排出端でカバー2側に設けられ るエキストローラ、21と22は装置本体1側に設けられてエキストローラ20 に転接されるプレスローラと補助排紙ローラとを示す。
【0013】 上記の如く構成されたファクシミリ装置であれば、読取原稿が原稿給紙経路P でジャムを起した際の原稿解除作業が非常に簡単に行えるものとなる。即ち、密 着型イメージセンサ9とプラテンローラ17とを、装置本体1とスキャナーカバ ー2とに分離して取り付ける読取部構造を採用したことにより、原稿ジャムを発 生した際にはスキャナーカバー2を開放すると、図2に示すように、カバー2側 に取り付けられているプラテンローラ17がカバー2と一体に退避動作し、装置 本体1側の密着型イメージセンサ9と相互に離反して原稿給紙経路Pが全開され ることになる。従って、プラテンローラ17と密着型イメージセンサ9との間に 読取原稿がニップされた状態で原稿ジャムを起こしても、スキャナーカバー2の 開放と同時に瞬時に原稿解除が行えるものとなる。
【0014】 なお、プラテンローラ17を密着型イメージセンサ9と分離してカバー2側に 取り付ける場合の問題点として、カバー開閉動作を繰り返すことに伴って密着型 イメージセンサ9の読取面9aに対するプラテンローラ17のニップ点の位置が 変動し焦点振動を起こすことが心配されるが、この問題については、例えば図2 に示すように、装置本体1の側からプラテンローラ17のローラ軸17aを両側 から挾み込むU字型のガイドブラケット23を突設して、センサ読取面9aに対 するプラテンローラ17の位置決め精度を確保する等の位置決め機構を採用する ことにより克服することができる。
【0015】 ところで、上記実施例の場合、密着型イメージセンサ9を装置本体1側に、プ ラテンローラ17をスキャナーカバー2側に取り付ける場合を例示したが、両者 の取付位置関係は相互に逆であってもよい。
【0016】
【考案の効果】
以上のように、本考案のファクシミリ装置では、読取原稿をニップする密着型 イメージセンサとプラテンローラとを、原稿給紙経路を挾んで、装置本体とスキ ャナーカバーとに分離して取り付けるようにしたことにより、スキャナーカバー を開放すると原稿給紙経路が全開されて、ジャム発生時の原稿解除がカバー開放 操作と同時に簡単に行えるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例を示すファクシミリ装置における原稿読
取部の断面概要図である。
【図2】図1のカバー開放状態を示す図である。
【符号の説明】
P 原稿給紙経路 1 装置本体 2 スキャナーカバー(フロントカバー) 3 原稿セット部 4 原稿挿入口 5 原稿排出口 6 繰込みローラ 7 給紙ローラ 8 原稿ガイド 9 密着型イメージセンサ(センサユニット) 9a 読取面 10 ブラケット 10a ピン(揺動支点) 11 バネ受部 12 スプリング 13 分離パッド 14 押え部材 15 支持部材 16 スプリング 17 プラテンローラ 17a ローラ軸 18 原稿ガイド 19 取付凹部 20 エキストローラ 21 プレスローラ 22 補助排紙ローラ 23 ガイドブラケット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密着型イメージセンサと、該センサが圧
    接されるプラテンローラを、原稿給紙経路を挾んで、装
    置本体と、装置本体に開閉自在に取り付けられるスキャ
    ナーカバーとに分離して取り付けたことを特徴とするフ
    ァクシミリ装置。
JP8158492U 1992-10-30 1992-10-30 ファクシミリ装置 Pending JPH0641275U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8158492U JPH0641275U (ja) 1992-10-30 1992-10-30 ファクシミリ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8158492U JPH0641275U (ja) 1992-10-30 1992-10-30 ファクシミリ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0641275U true JPH0641275U (ja) 1994-05-31

Family

ID=13750379

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8158492U Pending JPH0641275U (ja) 1992-10-30 1992-10-30 ファクシミリ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0641275U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010098659A (ja) * 2008-10-20 2010-04-30 Canon Electronics Inc 画像読取装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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