JPH0641258B2 - スリツプ制御用ブレーキ装置 - Google Patents
スリツプ制御用ブレーキ装置Info
- Publication number
- JPH0641258B2 JPH0641258B2 JP60035433A JP3543385A JPH0641258B2 JP H0641258 B2 JPH0641258 B2 JP H0641258B2 JP 60035433 A JP60035433 A JP 60035433A JP 3543385 A JP3543385 A JP 3543385A JP H0641258 B2 JPH0641258 B2 JP H0641258B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brake
- valve
- wheel
- slip control
- axle
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- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T8/00—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
- B60T8/32—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration
- B60T8/34—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition
- B60T8/48—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition connecting the brake actuator to an alternative or additional source of fluid pressure, e.g. traction control systems
- B60T8/4809—Traction control, stability control, using both the wheel brakes and other automatic braking systems
- B60T8/4827—Traction control, stability control, using both the wheel brakes and other automatic braking systems in hydraulic brake systems
- B60T8/4836—Traction control, stability control, using both the wheel brakes and other automatic braking systems in hydraulic brake systems wherein a booster output pressure is used for normal or anti lock braking
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Regulating Braking Force (AREA)
- Braking Systems And Boosters (AREA)
- Hydraulic Control Valves For Brake Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、補助圧力源により圧力媒体が供給されるパワ
ーブレーキブースタを有し、アンチロック制御とトラク
ションスリップ制御の両方の制御機能を備えた４輪駆動
の自動車に適用されるスリップ制御用ブレーキ装置に関
する。
ーブレーキブースタを有し、アンチロック制御とトラク
ションスリップ制御の両方の制御機能を備えた４輪駆動
の自動車に適用されるスリップ制御用ブレーキ装置に関
する。
［従来の技術］ パワーブレーキブースタには一方の車軸のホイールブレ
ーキが多方向の弁を介して接続されている。また、パワ
ーブレーキブースタは他方の車軸のホイールブレーキに
接続されるマスターシリンダを作動させる。マスターシ
リンダの作動チャンバは、トラクションスリップ制御時
に方向制御弁を介して補助圧力源に接続される。
ーキが多方向の弁を介して接続されている。また、パワ
ーブレーキブースタは他方の車軸のホイールブレーキに
接続されるマスターシリンダを作動させる。マスターシ
リンダの作動チャンバは、トラクションスリップ制御時
に方向制御弁を介して補助圧力源に接続される。
従来のスリップ制御用ブレーキ装置は、瞬間的な摩擦力
と比較して大きすぎるブレーキ力によるホイールロック
を防止し、かつトラクションスリップを制御して、トラ
クションスリップの最大値を規定することができる。
と比較して大きすぎるブレーキ力によるホイールロック
を防止し、かつトラクションスリップを制御して、トラ
クションスリップの最大値を規定することができる。
［発明が解決しようとする課題］ ところで、トラクションスリップを制御するとき、補助
圧力源からのブレーキ圧は、多方向の弁を介してマスタ
シリンダ、即ちマスタシリンダの作動チャンバに伝達さ
れ、更に、このマスタシリンダから駆動ホイールのホイ
ールブレーキにブレーキ圧が伝達される。ブレーキスリ
ップを制御するために設けられた入口弁と出口弁によ
り、このブレーキ圧が制御される。
圧力源からのブレーキ圧は、多方向の弁を介してマスタ
シリンダ、即ちマスタシリンダの作動チャンバに伝達さ
れ、更に、このマスタシリンダから駆動ホイールのホイ
ールブレーキにブレーキ圧が伝達される。ブレーキスリ
ップを制御するために設けられた入口弁と出口弁によ
り、このブレーキ圧が制御される。
しかしながら、トラクションスリップが制御されている
とき、パワーブレーキブースタに直接的に連通している
従動ホイールのホイールブレーキ内の圧力は作動しな
い。すなわち、従動ホイールはトラクションスリップ制
御が行なわれない。
とき、パワーブレーキブースタに直接的に連通している
従動ホイールのホイールブレーキ内の圧力は作動しな
い。すなわち、従動ホイールはトラクションスリップ制
御が行なわれない。
本発明は上記事情に着目してなされたものであり、その
目的とするところは、従来と比較して労力をかけること
なく、適用範囲の広い、すなわち、全てのホイールブレ
ーキに制御圧を作用させることができるスリップ制御用
ブレーキ装置を提供することにある。
目的とするところは、従来と比較して労力をかけること
なく、適用範囲の広い、すなわち、全てのホイールブレ
ーキに制御圧を作用させることができるスリップ制御用
ブレーキ装置を提供することにある。
［課題を解決するための手段及び作用］ 上記課題を解決するために、本発明のスリップ制御用ブ
レーキ装置は、補助圧力源に連結されたパワーブレーキ
ブースタを駆動軸である一方の車軸のホイールブレーキ
に接続する第１のブレーキ管路と、パワーブレーキブー
スタで作動されるマスターシリンダの作動チャンバを駆
動軸である他方の車軸のホイールブレーキに接続する第
２のブレーキ管路と、車輪がロックしそうな状態となっ
たときに、前記第１及び第２のブレーキ管路にそれぞれ
介装された入口弁と、各ホイールブレーキとリザーバと
を接続する戻り管路にそれぞれ介装された出口弁とを開
閉制御して、各ホイールブレーキ内の制動圧を制御する
ブレーキスリップ制御装置と、前記パワーブレーキブー
スタと前記作動チャンバとの間を接続する補助圧供給管
路中に介装され、ブレーキスリップ制御時には第１のブ
レーキ管路から作動チャンバに圧力媒体を供給する補給
弁と、補助圧力源からの圧力媒体に補給弁を介して作動
チャンバに供給する供給弁と、作動チャンバと前記一方
の車軸の各ホイールブレーキとを接続させるバイパス管
路と、前記バイパス管路中に介装され、前記一方の車軸
のホイールブレーキに連結された車輪が空転した際のト
ラクションスリップ制御時には、補給弁と供給弁とを介
して前記補助圧力源から作動チャンバ内に流入した圧力
媒体を前記一方の車軸のホイールブレーキに供給する開
位置に切換わる切換弁とを具備したものである。
レーキ装置は、補助圧力源に連結されたパワーブレーキ
ブースタを駆動軸である一方の車軸のホイールブレーキ
に接続する第１のブレーキ管路と、パワーブレーキブー
スタで作動されるマスターシリンダの作動チャンバを駆
動軸である他方の車軸のホイールブレーキに接続する第
２のブレーキ管路と、車輪がロックしそうな状態となっ
たときに、前記第１及び第２のブレーキ管路にそれぞれ
介装された入口弁と、各ホイールブレーキとリザーバと
を接続する戻り管路にそれぞれ介装された出口弁とを開
閉制御して、各ホイールブレーキ内の制動圧を制御する
ブレーキスリップ制御装置と、前記パワーブレーキブー
スタと前記作動チャンバとの間を接続する補助圧供給管
路中に介装され、ブレーキスリップ制御時には第１のブ
レーキ管路から作動チャンバに圧力媒体を供給する補給
弁と、補助圧力源からの圧力媒体に補給弁を介して作動
チャンバに供給する供給弁と、作動チャンバと前記一方
の車軸の各ホイールブレーキとを接続させるバイパス管
路と、前記バイパス管路中に介装され、前記一方の車軸
のホイールブレーキに連結された車輪が空転した際のト
ラクションスリップ制御時には、補給弁と供給弁とを介
して前記補助圧力源から作動チャンバ内に流入した圧力
媒体を前記一方の車軸のホイールブレーキに供給する開
位置に切換わる切換弁とを具備したものである。
上記構成のブレーキ装置は４輪駆動の自動車に適合する
ように構成されている。マスタシリンダの作動チャンバ
は、パワーブレーキブースタに直接に連通される車軸の
ホイールブレーキに、常閉の多方向切換弁を有するバイ
パス管路を介して連結され、トラクションスリップの制
御を行なうとき、前記多方向切換弁が開成されることを
特徴とする。
ように構成されている。マスタシリンダの作動チャンバ
は、パワーブレーキブースタに直接に連通される車軸の
ホイールブレーキに、常閉の多方向切換弁を有するバイ
パス管路を介して連結され、トラクションスリップの制
御を行なうとき、前記多方向切換弁が開成されることを
特徴とする。
この発明の好ましい実施例においては、前記パワーブレ
ーキブースタに連結された駆動軸である前記一方の車軸
のホイールブレーキが開閉弁を介して互いに連結され、
前記開閉弁は、スリップ制御が開始される前とブレーキ
スリップが制御されている間の通常の状態で開位置に保
持され、トラクションスリップ制御時に閉位置に切換え
られる。すなわち、通常のブレーキの作動状態のとき、
及びブレーキスリップが制御されたときには、開閉弁は
開成されており、これにより、パワーブレーキブースタ
に連結された一方の車軸の２個のホイールブレーキに同
量の流体圧が適用され、トラクションスリップが制御さ
れると、開閉弁が閉成されて、前記２個のホイールのブ
レーキ力が、夫々調整されて、変化される。
ーキブースタに連結された駆動軸である前記一方の車軸
のホイールブレーキが開閉弁を介して互いに連結され、
前記開閉弁は、スリップ制御が開始される前とブレーキ
スリップが制御されている間の通常の状態で開位置に保
持され、トラクションスリップ制御時に閉位置に切換え
られる。すなわち、通常のブレーキの作動状態のとき、
及びブレーキスリップが制御されたときには、開閉弁は
開成されており、これにより、パワーブレーキブースタ
に連結された一方の車軸の２個のホイールブレーキに同
量の流体圧が適用され、トラクションスリップが制御さ
れると、開閉弁が閉成されて、前記２個のホイールのブ
レーキ力が、夫々調整されて、変化される。
［実施例］ 以下、この発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
この発明に係るスリップ制御用ブレーキ装置は、パワー
ブレーキブースタ２と、このパワーブレーキブースタ２
に連結され、かつ協働するマスタシリンダ３とを備えた
ブレーキ力発生装置１を有する。このブレーキ力発生装
置１に作用する力は、矢印Ｆにより表示されている。
ブレーキブースタ２と、このパワーブレーキブースタ２
に連結され、かつ協働するマスタシリンダ３とを備えた
ブレーキ力発生装置１を有する。このブレーキ力発生装
置１に作用する力は、矢印Ｆにより表示されている。
このブレーキ装置は、駆動輪であるフロントホイールＶ
Ｒ、ＶＬのホイールブレーキに連結された第２のブレー
キ管路としての流体圧管路５と、同じく駆動輪であるリ
ヤホイールＨＲ、ＨＬのホイールブレーキに連結された
第１のブレーキ管路としての流体圧管路４とを有する。
フロントホイールＶＲ、ＶＬに連結された管路にはそれ
ぞれ１つずつ常開の切換弁である２ポート２位置の入口
弁ＥＶが設けられ、リヤホイールＨＲ、ＨＬに連結され
た流体圧管路４には、常開の切換弁である２ポート２位
置の入口弁ＥＶが設けられている。各ホイールに連結さ
れて、下向きの矢印により示されている管路（図示しな
い）には、夫々常閉の切換弁である２ポート２位置の出
口弁ＡＶが配設されている。そして、この出口弁ＡＶに
よってホイールに作用する圧力流体を圧力供給リザーバ
６へ解放することができるようになっている。
Ｒ、ＶＬのホイールブレーキに連結された第２のブレー
キ管路としての流体圧管路５と、同じく駆動輪であるリ
ヤホイールＨＲ、ＨＬのホイールブレーキに連結された
第１のブレーキ管路としての流体圧管路４とを有する。
フロントホイールＶＲ、ＶＬに連結された管路にはそれ
ぞれ１つずつ常開の切換弁である２ポート２位置の入口
弁ＥＶが設けられ、リヤホイールＨＲ、ＨＬに連結され
た流体圧管路４には、常開の切換弁である２ポート２位
置の入口弁ＥＶが設けられている。各ホイールに連結さ
れて、下向きの矢印により示されている管路（図示しな
い）には、夫々常閉の切換弁である２ポート２位置の出
口弁ＡＶが配設されている。そして、この出口弁ＡＶに
よってホイールに作用する圧力流体を圧力供給リザーバ
６へ解放することができるようになっている。
パワーブレーキブースタ２の入口には、補助圧力源７が
連結されている。ペダルの動作により制御される流体が
満ちているパワーブレーキブースタ２の出口は、管路
４、管路４″、管路４を介してマスタ取り３内のチャ
ンバ１０に連結されている。この管路４′には、常開の
２ポート２位置の切換弁８が設けられ、管路４には、
常閉の３ポート２位置の補給弁９が設けられている。こ
の３ポート２位置の補給弁９が消磁されているとき、管
路４はリザーバ６に連結されてる。マスタシリンダ３
内のピストン１２のスリーブには、逆止弁（図示しな
い）が設けられ、チャンバ１０内に流入した圧力媒体
は、この逆止弁を介して、チャンバ１０から作動チャン
バ１１に流入し、この作動チャンバ１１から管路５を介
してフロントホイールＶＲ、ＶＬのホイールブレーキに
伝達される。
連結されている。ペダルの動作により制御される流体が
満ちているパワーブレーキブースタ２の出口は、管路
４、管路４″、管路４を介してマスタ取り３内のチャ
ンバ１０に連結されている。この管路４′には、常開の
２ポート２位置の切換弁８が設けられ、管路４には、
常閉の３ポート２位置の補給弁９が設けられている。こ
の３ポート２位置の補給弁９が消磁されているとき、管
路４はリザーバ６に連結されてる。マスタシリンダ３
内のピストン１２のスリーブには、逆止弁（図示しな
い）が設けられ、チャンバ１０内に流入した圧力媒体
は、この逆止弁を介して、チャンバ１０から作動チャン
バ１１に流入し、この作動チャンバ１１から管路５を介
してフロントホイールＶＲ、ＶＬのホイールブレーキに
伝達される。
スリップ制御が行なわれない通常のブレーキ作動の時に
は、チャンバ１０は補給弁９を介して、リザーバ６に連
通されている。
は、チャンバ１０は補給弁９を介して、リザーバ６に連
通されている。
ホイールロックの危険な状態の場合には、補給弁９が励
磁されて切換えられ、入口弁ＥＶと出口弁ＡＶとによっ
てブレーキスリップの制御が開始される。しかし、この
時補給弁９によって作動チャンバ１１とリザーバ６との
連通が遮断されているとともにホイールブレーキ内の圧
力流体が出口弁ＡＶから図示しない戻り管路を通じてリ
ザーバ６へ逃げるため、補助圧力源７からの圧力媒体を
パワーブレーキブースタ２の出口から切換弁８、補給弁
９を介して、マスタシリンダ３に伝達する。
磁されて切換えられ、入口弁ＥＶと出口弁ＡＶとによっ
てブレーキスリップの制御が開始される。しかし、この
時補給弁９によって作動チャンバ１１とリザーバ６との
連通が遮断されているとともにホイールブレーキ内の圧
力流体が出口弁ＡＶから図示しない戻り管路を通じてリ
ザーバ６へ逃げるため、補助圧力源７からの圧力媒体を
パワーブレーキブースタ２の出口から切換弁８、補給弁
９を介して、マスタシリンダ３に伝達する。
つまり、アンチロック制御（ブレーキスリップ制御）が
行なわれている間は、補助圧力源７からの圧力媒体が管
路４，４′，４″，４を介してマスターシリンダ３の
作動チャンバ１１に流入することによって、出口弁ＡＶ
を介して流出される圧力媒体が補償される。
行なわれている間は、補助圧力源７からの圧力媒体が管
路４，４′，４″，４を介してマスターシリンダ３の
作動チャンバ１１に流入することによって、出口弁ＡＶ
を介して流出される圧力媒体が補償される。
車輪が空転した際のトラクションスリップを制御する時
には、切換弁８が閉成して、管路４′が閉じられる。さ
らに、２ポート２位置の供給弁１３が開成して、補助圧
力源７が管路４″に連通する。補給弁９が励磁されて、
切換えられた後、流体圧が、チャンバ１０、作動チャン
バ１１を介してマスタシリンダ３の出口に伝達される。
そして流体圧が、切換弁ＥＶを介してフロントホイール
ＶＲ、ＶＬに伝達され、かつ常閉の２ポート２位置の切
換弁１４、１５を介してリヤホイールＨＲ、ＨＬに伝達
される。これら切換弁１４、１５は、トラクションスリ
ップ制御のとき、切換えられる。
には、切換弁８が閉成して、管路４′が閉じられる。さ
らに、２ポート２位置の供給弁１３が開成して、補助圧
力源７が管路４″に連通する。補給弁９が励磁されて、
切換えられた後、流体圧が、チャンバ１０、作動チャン
バ１１を介してマスタシリンダ３の出口に伝達される。
そして流体圧が、切換弁ＥＶを介してフロントホイール
ＶＲ、ＶＬに伝達され、かつ常閉の２ポート２位置の切
換弁１４、１５を介してリヤホイールＨＲ、ＨＬに伝達
される。これら切換弁１４、１５は、トラクションスリ
ップ制御のとき、切換えられる。
トラクションスリップを制御するとき、常開の２ポート
２位置の開閉弁１６が励磁されて、閉成し、この開閉弁
１６に連結された管路が閉じられるので、リヤホイール
ＨＲ、ＨＬに連結された管路に配設された２ポート２位
置の切換弁１４、２ポート２位置の切換弁１５、出口弁
ＡＶにより、夫々のリヤホイールＨＲ、ＨＬの流体圧
が、制御可能である。
２位置の開閉弁１６が励磁されて、閉成し、この開閉弁
１６に連結された管路が閉じられるので、リヤホイール
ＨＲ、ＨＬに連結された管路に配設された２ポート２位
置の切換弁１４、２ポート２位置の切換弁１５、出口弁
ＡＶにより、夫々のリヤホイールＨＲ、ＨＬの流体圧
が、制御可能である。
このように、本実施例のスリップ制御用ブレーキ装置
は、別個に複数の２ポート２位置の切換弁を設けたか
ら、全輪駆動の自動車に適用可能である。このブレーキ
装置は、ブレーキ力が大きすぎるために生じるホイール
のロックと、駆動トルクが大きすぎるために生じるホイ
ールのスピンとを防止することができる。
は、別個に複数の２ポート２位置の切換弁を設けたか
ら、全輪駆動の自動車に適用可能である。このブレーキ
装置は、ブレーキ力が大きすぎるために生じるホイール
のロックと、駆動トルクが大きすぎるために生じるホイ
ールのスピンとを防止することができる。
さらに、本実施例では、簡単な方法でどのような制御段
階においても全ての車輪を個々に制御することができ
る。
階においても全ての車輪を個々に制御することができ
る。
［発明の効果］ 以上説明したように、本発明のスリップ制御用ブレーキ
装置は、バイパス管路を設けることによって全てのホイ
ールブレーキにトラクションスリップ制御に係る制御圧
を作用させることができるとともに、前記バイパス管路
に切換弁を設けたから、ブレーキ力が大きすぎるために
生じるホイールのロックと、駆動トルクが大きすぎるた
めに生じるホイールのスピンとを全てのホイールブレー
キにおいて個々に防止することができる。したがって、
全輪駆動の自動車に最適となる。
装置は、バイパス管路を設けることによって全てのホイ
ールブレーキにトラクションスリップ制御に係る制御圧
を作用させることができるとともに、前記バイパス管路
に切換弁を設けたから、ブレーキ力が大きすぎるために
生じるホイールのロックと、駆動トルクが大きすぎるた
めに生じるホイールのスピンとを全てのホイールブレー
キにおいて個々に防止することができる。したがって、
全輪駆動の自動車に最適となる。
図はこの発明の係るスリップ制御用ブレーキ装置の一実
施例を示す図である。 １……ブレーキ力発生装置、２……パワーブレーキブー
スタ、３……マスターシリンダ、４……流体圧管路（第
１のブレーキ管路）、４′，４″，４…管路（補助圧
供給管路）、５……流体圧管路（第２のブレーキ管
路）、７……補助圧力源、９……補給弁、１１……作動
チャンバ、１３……供給弁、１４，１５……切換弁（２
ポート２位置の切換弁）、１６……開閉弁、ＨＲ，ＨＬ
……リヤホイール、ＡＶ……出口弁、ＥＶ……入口弁。
施例を示す図である。 １……ブレーキ力発生装置、２……パワーブレーキブー
スタ、３……マスターシリンダ、４……流体圧管路（第
１のブレーキ管路）、４′，４″，４…管路（補助圧
供給管路）、５……流体圧管路（第２のブレーキ管
路）、７……補助圧力源、９……補給弁、１１……作動
チャンバ、１３……供給弁、１４，１５……切換弁（２
ポート２位置の切換弁）、１６……開閉弁、ＨＲ，ＨＬ
……リヤホイール、ＡＶ……出口弁、ＥＶ……入口弁。
Claims (2)
- 【請求項１】補助圧力源（７）に連結されたパワーブレ
ーキブースタ（２）を駆動軸である一方の車軸のホイー
ルブレーキ（ＨＲ，ＨＬ）に接続する第１のブレーキ管
路（４）と、 パワーブレーキブースタ（２）で作動されるマスターシ
リンダ（３）の作動チャンバ（１１）を駆動軸である他
方の車軸のホイールブレーキ（ＶＲ，ＶＬ）に接続する
第２のブレーキ管路（５）と、 車輪がロックしそうな状態となったときに、前記第１及
び第２のブレーキ管路（４，５）にそれぞれ介装された
入口弁（ＥＶ）と、各ホイールブレーキ（ＨＲ，ＨＬ，
ＶＲ，ＶＬ）とリザーバ（６）とを接続する戻り管路に
それぞれ介装された出口弁（ＡＶ）とを開閉制御して、
各ホイールブレーキ（ＨＲ，ＨＬ，ＶＲ，ＶＬ）内の制
動圧を制御するブレーキスリップ制御装置と、 前記パワーブレーキブースタ（２）と前記作動チャンバ
（１１）との間を接続する補助圧供給管路（４′，
４″，４）中に介装され、ブレーキスリップ制御時に
は第１のブレーキ管路（４）から作動チャンバ（１１）
に圧力媒体を供給する補給弁（９）と、 補助圧力源（７）からの圧力媒体を補給弁（９）を介し
て作動チャンバ（１１）に供給する供給弁（１３）と、 作動チャンバ（１１）と前記一方の車軸の各ホイールブ
レーキ（ＨＲ，ＨＬ）とを接続させるバイパス管路と、 前記バイパス管路中に介装され、前記一方の車軸のホイ
ールブレーキ（ＨＲ，ＨＬ）に連結された車輪が空転し
た際のトラクションスリップ制御時には、補給弁（９）
と供給弁（１３）とを介して前記補助圧力源（７）から
作動チャンバ（１１）内に流入した圧力媒体を前記一方
の車軸のホイールブレーキ（ＨＲ，ＨＬ）に供給する開
位置に切換わる切換弁（１４，１５）とを具備したこと
を特徴とする自動車用のスリップ制御用ブレーキ装置。 - 【請求項２】前記パワーブレーキブースタ（２）に連結
された駆動軸である前記一方の車軸のホイールブレーキ
（ＨＲ，ＨＬ）は開閉弁（１６）を介して互いに連結さ
れ、前記開閉弁（１６）は、スリップ制御が開始される
前とブレーキスリップが制御されている間の通常の状態
で開位置に保持され、トラクションスリップ制御時に閉
位置に切換えられることを特徴とする請求項１に記載の
スリップ制御用ブレーキ装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE19843407537 DE3407537A1 (de) | 1984-03-01 | 1984-03-01 | Schlupfgeregelte bremsanlage fuer kraftfahrzeuge |
| DE3407537.2 | 1984-03-01 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60203561A JPS60203561A (ja) | 1985-10-15 |
| JPH0641258B2 true JPH0641258B2 (ja) | 1994-06-01 |
Family
ID=6229285
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60035433A Expired - Lifetime JPH0641258B2 (ja) | 1984-03-01 | 1985-02-26 | スリツプ制御用ブレーキ装置 |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4627669A (ja) |
| JP (1) | JPH0641258B2 (ja) |
| DE (1) | DE3407537A1 (ja) |
| FR (1) | FR2560572B1 (ja) |
| GB (1) | GB2155130B (ja) |
| IT (1) | IT1183440B (ja) |
| SE (1) | SE454967B (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3438401A1 (de) * | 1984-10-19 | 1986-04-24 | Alfred Teves Gmbh, 6000 Frankfurt | Antriebs- und bremsschlupfgeregelte bremsanlage |
| DE3623149A1 (de) * | 1986-07-10 | 1988-01-21 | Teves Gmbh Alfred | Bremsanlage fuer kraftfahrzeuge mit bremsschlupf- und antriebsschlupfregelung |
| DE3623150C2 (de) * | 1986-07-10 | 1994-12-22 | Teves Gmbh Alfred | Bremsanlage mit Bremsschlupf- und Antriebsschlupfregelung |
| DE3635054A1 (de) * | 1986-10-15 | 1988-04-21 | Teves Gmbh Alfred | Blockiergeschuetzte bremsanlage mit antriebsschlupf-regelung |
| DE3636776C2 (de) * | 1986-10-29 | 1994-08-11 | Teves Gmbh Alfred | Hydraulische Bremsanlage für Kraftfahrzeuge |
| US5110191A (en) * | 1990-08-17 | 1992-05-05 | Allied-Signal Inc. | Master cylinder with integrated supply regulator |
Family Cites Families (8)
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