JPH0641232Y2 - 複写機の制御装置 - Google Patents

複写機の制御装置

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JPH0641232Y2
JPH0641232Y2 JP1987105096U JP10509687U JPH0641232Y2 JP H0641232 Y2 JPH0641232 Y2 JP H0641232Y2 JP 1987105096 U JP1987105096 U JP 1987105096U JP 10509687 U JP10509687 U JP 10509687U JP H0641232 Y2 JPH0641232 Y2 JP H0641232Y2
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JP
Japan
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motor
pulse motor
carriage
control device
excitation
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JP1987105096U
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JPS6410734U (ja
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純爾 石黒
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、光学系キャリッジの往復運動の駆動源として
パルスモータを使用する複写機において、キャリッジを
立ち上げるための制御装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、複写機においては、原稿台の上に置いた原稿の画
像を読み取るため、プラテンガラスの下を、原稿の像を
走査しながら左右方向に往復動する露光装置を有してい
る。この露光装置には、左右方向の往復動を与えるた
め、第3図に示すような光学走査系が設けられている。
第3図において,1は原稿の像を反射する第1ミラー、2
は第1ミラー1からの光を反射する第2ミラー、3は第
2ミラー2からの光をレンズ等を介して感光体ドラムに
送る第3ミラーである。4はホトインターラプタであ
り、アクチュエータ5が通過するとそれを検出して光学
系キャリッジの位置を示す信号を出すものである。6は
第1ミラー1と第2ミラー2を往復動させるためのパル
スモータであり、7、8はスライド9、9′を案内する
ガイドシャフトである。10は、パルスモータ6の回転を
往復動に変えるオプティカルワイヤで、第1ミラー1
を、パルスモータ6と同期させてフルレートで移動さ
せ、第2ミラー2を、プーリ11、11′を介して2分の1
の速度で移動させ、露光位置の調整が行われる。12はパ
ルスモータ6を制御する制御装置である。
第4図は、上記制御装置12内のパワードライバ、分配
器、パルスモータ内部の等価図を示す。13は分配器で、
速度設定信号14、モータの回転方向信号15を受けて、ク
ロック信号に同期してタイミングをとり、パルスモータ
6の巻線A、、B、への励磁順序を設定し、アンド
ゲート16に信号を送る。アンドゲート16は、この信号と
モータの駆動信号17によってパルスモータ6の巻線A、
、B、を励磁する信号を出力し、パワートランジス
タ19をオンオフさせてモータを駆動させる。18は電流を
検出してパルスモータ6に定電流を流すためのチョッパ
回路である。第5図は上記パルスモータ6の巻線A、
、B、を励磁するタイミングチャートを示してい
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
さて、従来の光学走査系の立ち上げ制御においては、速
度設定を行う入力パルスと励磁信号とが、同時にパルス
モータ6に与えられるため、モータの機械的位置と励磁
位置とが一致しない状態でモータを駆動する場合があっ
た。励磁の位置とモータの位置とが異なるこのような状
態でモータを駆動すると、パルスにモータの回転が追い
つかず、脱調しながらスタートするので、キャリッジの
速度は、第6図に示すように、オーバシュートしながら
上昇し、振動しながら立ち上がって、たとえ理想的なス
ローアップを行っても、先端での振動が発生する。そし
て、その結果、感光ドラムのメインドライブスピードと
キャリッジのオプティカルスピードとがミスマッチし
て、スキップ現像を起こし、画像が飛んでしまうという
問題を有していた。
本考案は、上記問題を解決するものであって、光学走査
系の立ち上げを、短時間でスムーズに行い、キャリッジ
の先端のスキップを防止することのできる複写機の制御
装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
そのために本考案の複写機の制御装置は、光学系キャリ
ッジの往復運動の駆動源としてパルスモータを使用する
複写機において、キャリッジを立ち上げる時、前記パル
スモータを駆動する以前に、予め設定された時間だけ予
備励磁を行う手段を備え、パルスモータの機械的位置と
励磁の位置が一致した状態でパルスモータを駆動するこ
とを特徴とする。
〔作用〕
本考案においては、予め設定された時間だけ予備励磁が
行われるので、モータの機械的位置と励磁の位置が一致
した状態でモータを駆動することになり、第2図に示す
ように、キャリッジの速度は、オーバーシュートするこ
となくスムースに上昇し、キャリッジは振動しないで立
ち上がることになる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例について図面を参照しつつ説明す
る。第1図は本考案の複写機の制御装置の1実施例を示
すブロック構成図、第2図は本考案の作用を説明するた
めのタイミングチャート図である。
第1図において、メインコントローラ19から出力された
速度設定信号14、モータ駆動信号17、及びモータ回転方
向信号15が、パワードライバ及び分配器20に出力され
る。このパワードライバ及び分配器20においては、速度
設定信号14のパルスに応じて、モータの捲線A、、
B、に対する励磁順序が設定され、パルスモータ6が
駆動されることになる。こうして駆動されたパルスモー
タ6は、所定の速度で走査系キャリッジ21を駆動させ
る。
第2図は、本考案の制御装置によるタイムチャートを示
す。本考案の制御装置においては、モータ駆動信号が入
力されてから約100msecの間クロック信号を停止させる
手段が設けられている。この間、モータ6は予備励磁さ
れ、モータの機械的位置と励磁位置とが一致した状態と
なる。その後速度設定用のパルスを段階的にあげ、スロ
ーアップ的に入力し、走査系キャリッジは、定速度まで
立ち上げられることになる。
なお、この実施例は,光学走査系キャリッジを移動させ
る方式のものであるが、原稿台を往復動させる方式にお
いて、原稿台の立ち上げに際しても応用することができ
る。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、光学系キャリッジ
の往復運動の駆動源としてパルスモータを使用する複写
機において、キャリッジを立ち上げる時、前記パルスモ
ータを駆動する以前に、予め設定された時間だけ予備励
磁を行う手段を備え、パルスモータの機械的位置と励磁
の位置が一致した状態でパルスモータを駆動するので、
光学走査系の立ち上げ制御においては、励磁信号が、予
備的にパルスモータに与えらることにより、モータの機
械的位置と励磁位置とが一致した状態になってからモー
タを駆動することになる。したがって、キャリッジは、
振動することなく立ち上がって、スキップ現象が起こる
ことがなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の複写機の制御装置の1実施例を示すブ
ロック構成図、第2図は本考案の作用を説明するための
タイミングチャート図、第3図は本考案が適用される複
写機の光学走査系の斜視図を示す図、第4図はパルスモ
ータの制御回路を示す図、第5図はパルスモータの励磁
コイルのタイミングチャート図、第6図は従来の複写機
の制御装置のタイミングチャート図である。 1……第1ミラー、2……第2ミラー、3……第3ミラ
ー、4……ホトインターラプタ、5……アクチュエー
タ、6……パルスモータ、7、8……ガイドシャフト、
10……オプティカルワイヤ、12……制御器、13……分配
器、14……速度設定信号、15……モータの回転方向信
号、16……アンドゲート、17……モータの駆動信号、18
……チョッパ回路、19……メインコントローラ、20……
パワードライバ及び分配器、21……キャリッジ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】光学系キャリッジの往復運動の駆動源とし
    てパルスモータを使用する複写機において、キャリッジ
    を立ち上げる時、前記パルスモータを駆動する以前に、
    予め設定された時間だけ予備励磁を行う手段を備え、パ
    ルスモータの機械的位置と励磁の位置が一致した状態で
    パルスモータを駆動することを特徴とする複写機の制御
    装置。
JP1987105096U 1987-07-08 1987-07-08 複写機の制御装置 Expired - Lifetime JPH0641232Y2 (ja)

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JP1987105096U JPH0641232Y2 (ja) 1987-07-08 1987-07-08 複写機の制御装置

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Publication Number Publication Date
JPS6410734U JPS6410734U (ja) 1989-01-20
JPH0641232Y2 true JPH0641232Y2 (ja) 1994-10-26

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59137940A (ja) * 1983-01-28 1984-08-08 Toshiba Corp 複写機等の光学系駆動方式
JPS6024107U (ja) * 1983-07-20 1985-02-19 日産自動車株式会社 電気自動車の制御装置

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JPS6410734U (ja) 1989-01-20

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