JPH0641191A - ペプチド及びこれを含む生理活性剤 - Google Patents
ペプチド及びこれを含む生理活性剤Info
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- JPH0641191A JPH0641191A JP5043047A JP4304793A JPH0641191A JP H0641191 A JPH0641191 A JP H0641191A JP 5043047 A JP5043047 A JP 5043047A JP 4304793 A JP4304793 A JP 4304793A JP H0641191 A JPH0641191 A JP H0641191A
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Abstract
抗酸化活性等を有する新規なペプチド及び、該ペプチド
若しくは獣乳を乳酸菌産生プロティナーゼ又は特定の乳
酸菌産生プロティナーゼで分解して得られるペプチド又
はペプチド混合物を有する生理活性剤。 【効果】 本発明の新規ペプチドは、血圧低下活性、カ
ルシウム吸収促進活性及び抗酸化活性等を示す生理活性
剤等に有用であり、また本発明の生理活性剤は、毒性が
なく、優れた血圧低下活性、カルシウム吸収促進活性及
び抗酸化活性を示す。
Description
れを含み、且つ血圧低下活性、カルシウム吸収促進活性
及び抗酸化活性の少なくとも1つの活性を示す生理活性
剤に関する。
すことが知られているが(特開昭61−53216号公
報、特開昭61−53217号公報、特公平3−644
86号公報等)、発酵乳中の如何なる成分が活性に関与
しているかはあまり確認されていない。
の酵素分解物が、例えば血圧低下活性、カルシウム可溶
化活性等の生理活性を示すことも知られているが、発酵
乳中に含まれるペプチド及びそのペプチドの機能に関し
てはほとんど知られていないのが現状である。
ナーゼを産生し、カゼイン等の乳蛋白質を分解すると考
えられており、最近、乳酸菌産生プロティナーゼによる
カゼインの切断部位について一部報告がなされている[M
onnetら(FEMS MicrobiologyLetters),36,127-131(198
6),Zevacoら(Le Lait),68,393-408(1988)]。
関しては、未だ不明な点が多く、生成ペプチドの生理機
能に関する報告はなされていない。
等により分解して得られるペプチドは、苦味の生成が大
きな問題となっている。
低下活性、カルシウム吸収促進活性及び抗酸化活性等の
生理活性等を示す新規なペプチド及びその塩を提供する
ことにある。
性がなく、優れた血圧低下活性、カルシウム吸収促進活
性及び抗酸化活性を示す生理活性剤を提供することにあ
る。
の配列番号1〜19に記載されるアミノ酸配列で表わさ
れるいずれかのペプチド及びその塩が提供される。
シウム吸収促進活性及び抗酸化活性の少なくとも1つの
活性を示す生理活性剤であって、有効成分として配列表
の配列番号1〜23に記載されるアミノ酸配列で表わさ
れるペプチド又はこれらの混合物及びそれらの医薬品又
は食品上許容される塩を含有することを特徴とする生理
活性剤が提供される。
活性及び抗酸化活性の少なくとも1つの活性を示す生理
活性剤であって、有効成分として、カゼインを乳酸菌産
生プロティナーゼで分解して得られるペプチド又はペプ
チド混合物を含有することを特徴とする生理活性剤が提
供される。
低下活性を示す生理活性剤であって、有効成分として、
乳又は乳酸菌生育用培地を、ラクトコッカス・ラクティ
ス、ラクトバチルス・ヘルベティカス、ラクトバチルス・
カゼイ・サブスペシィーズカゼイ、ラクトバチルス・デル
ブルィキィ・サブスペシィーズブルガリカス、ロイコノ
ストック・ラクテス及びこれらの混合物からなる群より
選択される乳酸菌を用いて発酵させて得られる乳酸菌産
生プロティナーゼにより、獣乳カゼインを分解して得ら
れるペプチド又はペプチド混合物を含有することを特徴
とする生理活性剤が提供される。
〜19に記載されるアミノ酸配列で表わされるペプチド
であり、またその塩としては、塩酸塩、硫酸塩、リン酸
塩等の無機酸塩;酢酸塩、クエン酸塩、マレイン酸塩、
フマル酸塩、酒石酸塩、乳酸塩等の有機酸塩等を挙げる
ことができる。
カゼインを乳酸菌産生プロティナーゼで分解、精製する
方法又は通常の化学合成法等により得ることができる。
牛乳、山羊乳、脱脂乳等の乳又は乳酸菌用培地、例えば
BL培地、Briggs liver broth培地、MRS培地、GA
M培地、TTY培地、MGLP培地等を、乳酸菌で発酵
させ、好ましくは対数増殖期の中期に集菌し、次いでカ
ルシウムイオンを含むリン酸緩衝液又はトリス−塩酸緩
衝液等により洗浄した後、カルシウムイオンを含まない
リン酸緩衝液又はトリス−塩酸緩衝液等により抽出する
方法又は更にDEAE−セファロースカラム、ゲル濾過
カラム等により精製する方法等により得られるプロティ
ナーゼ等を好ましく挙げることができる。
際の乳酸菌としては、好ましくはラクトコッカス・ラク
ティスJCM-5805(Lactococcus lactis JCM-5805)等のラ
クトコッカス属、ラクトバチルス・ヘルベティカスJCM-1
003(Lactobacillus helveticus JCM-1003)、ラクトバチ
ルス・カゼイ・サブスペシィーズカゼイJCM-1134(Lactoba
cillus casei subsp.casei JCM-1134)、ラクトバチルス
・デルブルィキィ・サブスペシィーズブルガリカスJCM-10
02(Lactobacillus delbrueckii subsp.bulgaricus JCM-
1002)等のラクトバチルス属、ロイコノストック・ラクテ
スJCM-6123(Leuconostoc lactis JCM-6123)等のロイコ
ノストック属等を挙げることができる。また発酵は、好
ましくは25〜45℃にて、3〜12時間の条件下行う
ことができる。また得られる発酵乳は、通常pH3〜4
を示すが、目的とするプロティナーゼの収率を増加させ
るために、前記発酵を中性域のpHに保ち行うのが好ま
しい。更に前記抽出は、好ましくは5〜40℃にて10
〜60分間抽出する工程を2〜5回繰り返すことにより
行うことができる。
分解するには、該乳酸菌産生プロティナーゼと、例えば
リン酸緩衝液等の緩衝液に溶解したカゼインとを混合
し、30〜45℃にて、1〜12時間反応させ、次い
で、遠心分離し、好ましくは分子量分画10000〜5
0000の限外濾過膜等で限外濾過し、更に逆相液体カ
ラムクロマトグラフィを用いて精製する方法等により、
目的とする配列表の配列番号1〜19に記載されるアミ
ノ酸配列で表わされるペプチドを精製させることがで
き、更には配列表の配列番号20〜23に記載されるア
ミノ酸配列で表わされるペプチドを精製することもでき
る。この際乳酸菌産生プロティナーゼとカゼインとの混
合割合は、重量比で1:10〜1000であるのが好ま
しい。
〜(23)又はこれらの混合物及びそれらの医薬上許容され
る塩(以下有効成分1と称す)、若しくは獣乳カゼイン
を乳酸菌産生プロティナーゼで分解して得られるペプチ
ド又はペプチド混合物(以下有効成分2と称す)を有効
成分とし、カルシウム吸収促進活性及び抗酸化活性の少
なくとも1つの活性を示すもの、あるいは乳又は乳酸菌
生育用培地を、ラクトコッカス・ラクティス、ラクトバ
チルス・ヘルベティカス、ラクトバチルス・カゼイ・サブ
スペシィーズカゼイ、ラクトバチルス・デルブルィキィ・
サブスペシィーズブルガリカス、ロイコノストック・ラ
クテス及びこれらの混合物からなる群より選択される乳
酸菌を用いて発酵させて得られる乳酸菌産生プロティナ
ーゼにより、獣乳カゼインを分解して得られるペプチド
又はペプチド混合物(以下有効成分3と称す)を有効成
分とし、少なくとも血圧低下活性を示すものである。
菌産生プロティナーゼで分解、精製する方法又は通常の
化学合成法等により得ることができる。また前記有効成
分2は、前述の獣乳カゼインを乳酸菌産生プロティナー
ゼで分解、精製する方法により得られるペプチドの他
に、該方法の精製工程を行わず、遠心分離工程迄によっ
て得られるペプチド混合物成分を有効成分とすることが
でき、前記有効成分3は、前述の獣乳カゼインを前記特
定の乳酸菌産生プロティナーゼで分解、精製する方法に
より得られるペプチドの他に、該方法の精製工程を行わ
ず、遠心分離工程迄によって得られるペプチド混合物成
分を有効成分とすることができる。
分1、2又は3の含有割合は、0.1〜100重量%、
特に0.5〜10重量%とするのが好ましい。
口投与等で行うことができる。剤形は、錠剤、顆粒剤、
カプセル剤等として、更には液体製剤として用いること
もできる。また有効成分1、2又は3を、通常の医薬品
あるいは医療食品、更には一般食品に添加、配合して用
いることもできる。
齢、症状等により異なるが、前記有効成分1、2又は3
をペプチド混合物として用いる場合には、有効成分1、
2又は3を基準として1〜100mg/体重kg・日の
範囲で投与するのが好ましい。更に具体的には、前記有
効成分1又は3の個々のペプチドを用いて、血圧低下活
性を主目的とする場合には、有効成分1又は3を基準と
して1mg/体重kg・日以上で使用するのが好まし
く、前記有効成分1又は2の個々のペプチドを用いて、
カルシウム吸収促進活性又は抗酸化活性を主目的とする
場合には、有効成分1又は2を基準として5mg/体重
kg・日以上で使用するのが好ましい。
外に、乳糖、デキストリン等の賦形剤、安定剤等を配合
することができ、更にカルシウム吸収促進剤として用い
る場合には、乳酸カルシウム、炭酸カルシウム、塩化カ
ルシウム等のカルシウム塩等を併用するのが好ましい。
性、カルシウム吸収促進活性及び抗酸化活性等を示す生
理活性剤等に有用であり、また本発明の生理活性剤は、
毒性がなく、優れた血圧低下活性、カルシウム吸収促進
活性及び抗酸化活性を示す。
が、本発明はこれらに限定されるものではない。
を、9重量%の脱脂乳中でpHを6.0に保ち培養し、
濁度(590nmの吸収度)1.0において、クエン酸ナ
トリウムを1重量%添加し室温にて20分間保持した。
次に5000回転、20分間の遠心分離を行い集菌し、
20mM塩化カルシウム、50mMβ−グリセロリン酸
ナトリウム緩衝液(pH8.0)で洗浄した後、50m
Mトリス−塩酸(pH8.0)を50ml加えて37℃
で、30分間保温、抽出した。次いで10000回転、
10分間の遠心を行い上清液を採取した。同じ操作を合
計4回行い上清液約200mlを採集した(粗抽出
液)。この粗抽出液を、予め5mMエチレンジアミンテ
トラ酢酸溶液(EDTA)、20mMトリス−塩酸緩衝
液(pH7.8、TE緩衝液)で平衡化したDEAE−
セファロースカラム(5ml)に通した。カラムを0.
3Mの塩化ナトリウムを含むTE緩衝液30mlで洗浄
後、1.0M塩化ナトリウムを含むTE緩衝液15ml
で溶出し、この活性画分(溶出画分)から約150μg
の乳酸菌産生プロティナーゼをほぼ単一なものとして得
た。
5)に溶解したカゼイン1gを上記得られたプロティナ
ーゼあるいは比較としてトリプシン(和光純薬株式会社
製)50μgと混合し、40℃で5時間反応させた。そ
れぞれの反応液を10000回転、10分間の遠心後、
限外ろ過(商品名「アドバンテック東洋UHP−15
0」、限外ろ過膜:分子量分画10000、富士フィル
ター工業株式会社製)を行ったところ、カゼイン1gか
らプロティナーゼ分解ペプチド約700mg(収率約7
0%)とトリプシン分解ペプチド約800mg(収率約
80%)のペプチドがろ過外液中に得られた。
物を用いて、自然発症高血圧ラット(SHRラット、日
本チャールズリバー社)に対する血圧降下作用を調べ
た。15週令雄ラット(1群5匹)に上記カゼイン分解
ペプチド各々を胃ゾンデで強制投与(各140mg/k
g)し、未投与群と血圧の経時変化を比較した。血圧測
定は、非観血式血圧測定装置(商品名「PE−30
0」、ナルコバイオシステム社製)を用い、tail−
cuff法で最高血圧を求めた。結果を図1に示す。
与により約4〜7時間後において有意に血圧低下作用を
示す事が確認された。トリプシン分解ペプチドには、こ
のような強い効果は認められなかった。
解したカゼイン分解物を、さらに高速液体クロマトグラ
フ(HPLC)により精製した。該精製は、逆相系樹脂
を充填したカラム(M&S PACK C−18、0.
46ψ×150mm)にカゼイン分解物を通し、0.1
重量%TFA水溶液で洗浄後、0.1重量%TFA水溶
液〜0.06重量%TFA/(アセトニトリル:イソプ
ロパノール=3:7)溶液により60%迄の直線濃度勾
配で溶出した。流速は、1ml/分、濃度勾配は1%/
分とした。215nmの主な吸収ピークを各々集めた。
さらにこれらのペプチドからそれぞれ溶媒を除去し、同
条件により、再クロマトによりさらに精製した。それぞ
れのペプチドについて、減圧下でアセトニトリルを除去
し、凍結乾燥により本発明のペプチドを得た。これらの
ペプチドについて、6N塩酸で120℃、24時間加水
分解し、アミノ酸分析(高速アミノ酸分析装置、商品名
「MLC−203型」、アトー株式会社製)を行った。
アミノ酸分析よりα−カゼイン及びβ−カゼイン内の位
置を特定した。これらのペプチドは、α−カゼイン各々
についてHPLCの溶出順にそれぞれ表1に示すα−1
〜8、β−1〜15のペプチドであることが確認され
た。これらのペプチド及び実施例1で調製したプロティ
ナーゼで分解したカゼイン分解物(ペプチド混合物)の
血圧降下活性(ACEI活性)、カルシウム可溶化活性
(CS活性)及び抗酸化活性(SOD様活性)を、以下
に示す方法に従って測定した。比較のためにα−カゼイ
ン及びβ−カゼインのトリプシン分解物についても、同
様にそれぞれの活性を調べた。結果を表2に示す。
I)活性> 〔ACEI活性の測定方法〕ペプチドを含む試料20μ
lと、5mM Hiproil−His−Leu(HH
L、シグマ社)、0.3M NaCl,0.1M ホウ酸
緩衝液(pH8.3)260μlを試験管内で37℃で1
0分間保温する。その後0.05U/mlのアンジオテ
ンシン変換酵素(ACE:シグマ社)を20μl加え、
37℃で30分間反応させた。その後、1N塩酸250
μlを加え、反応を停止させた。酢酸エチル1.7ml
を加え20秒間撹拌した後、3000回転で10分間遠
心を行い酢酸エチル層1.4mlを採取した。その酢酸
エチルを120℃で30分間加熱し乾燥後、蒸留水1m
lを加え20秒間撹拌し、抽出されたHHLの吸収(2
28nmの吸光度)を測定した。
光度 B:試料を添加した場合の228nmの吸光度 C:酵素および試料を添加しない場合の228nmの吸
光度 ACEIの酵素活性を50%阻害するために必要な試料
の濃度(μg/ml)をIC50として示す。
法(オルトクレゾールフタレインコンプレキソン、OC
PC法)により行った。
塩化カルシウム、10mMトリス−塩酸緩衝液(pH
7.0)10μlを混合し、室温にて5分間保温する。
さらに20mMリン酸緩衝液(pH7.0)を40μl
加えて37℃でさらに30分間保温する。その後、15
000回転で5分間遠心を行い上清液10μlを採取
し、商品名「カルシウムC−テストワコー」(和光純
薬)に含まれる緩衝液800μlと同封のOCPC試薬
80μlを加えて発色させ、570nmの吸光度を測定
した。
nmの吸光度 B:試料を添加した場合の570nmの吸光度 C:試料を添加しない場合の570nmの吸光度 カルシウムの可溶化率を50%とするために必要な試料
の濃度(μg/ml)をSC50として表2に示す。
OD)様活性> 〔SOD様活性の測定〕ジエチレントリアミンペンタ酢
酸(DETAPAC)溶液(5mg DETAPAC、
9.8mlの50mMリン酸カリウム緩衝液、0.37
mlの4μg/mlカタラーゼ、0.37mlの1.8
3mg/mlニトロブルーテトラゾリウム(NBT)、
1.26mlの1.0mMキサンチン)400μlと、
ペプチドを含む試料20μlと、キサンチンオキシダー
ゼ(シグマ社製を400倍希釈)50μlとを混合し、
30℃で保温した。この際3分間で変化する吸光度(5
60nmの吸光度)の差を測定した。キサンチンオキシ
ダーゼの阻害率は次式により算出した。
光度 B:試料を加えたときの560nmの吸光度 C:酵素添加しない場合の560nmの吸光度 キサンチンオキシダーゼの酵素活性を50%阻害するた
めに必要な試料の濃度(μg/ml)をIC50として表
2示す。
ys 1 5
la Phe 1 5
り測定した最高血圧と投与後の時間との関係を示すグラ
フである。
Claims (4)
- 【請求項1】 配列表の配列番号1〜19に記載される
アミノ酸配列で表わされるいずれかのペプチド及びその
塩。 - 【請求項2】 血圧低下活性、カルシウム吸収促進活性
及び抗酸化活性の少なくとも1つの活性を示す生理活性
剤であって、有効成分として配列表の配列番号1〜23
に記載されるアミノ酸配列で表わされるペプチド又はこ
れらの混合物及びそれらの医薬品及び食品上許容される
塩を含有することを特徴とする生理活性剤。 - 【請求項3】 カルシウム吸収促進活性及び抗酸化活性
の少なくとも1つの活性を示す生理活性剤であって、有
効成分として、獣乳カゼインを乳酸菌産生プロティナー
ゼで分解して得られるペプチド又はペプチド混合物を含
有することを特徴とする生理活性剤。 - 【請求項4】 少なくとも血圧低下活性を示す生理活性
剤であって、有効成分として、乳又は乳酸菌生育用培地
を、ラクトコッカス・ラクティス、ラクトバチルス・ヘ
ルベティカス、ラクトバチルス・カゼイ・サブスペシィー
ズカゼイ、ラクトバチルス・デルブルィキィ・サブスペシ
ィーズブルガリカス、ロイコノストック・ラクテス及び
これらの混合物からなる群より選択される乳酸菌を用い
て発酵させて得られる乳酸菌産生プロティナーゼによ
り、獣乳カゼインを分解して得られるペプチド又はペプ
チド混合物を含有することを特徴とする生理活性剤。
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